
弱り目に祟り目
さて、人気シリーズの「管理会社あるある」です。
今回も悪いことは重なる編として、管理会社の負の側面でも「あるある」は尽きないものです。
そんな悲しいあるあるをご紹介してみましょう。
みなさんは笑ってあげてください。
そして、管理会社もこんな立場にあるんだと同情してください。
それではいってみましょう。
ポンプや設備は土日に壊れる

住宅設備はいずれ壊れます。かたちあるものは全ていつか壊れるのです。
それは分かっているのですが、タイミングというのが最悪になるのがポンプです。
大体の設備については、早ければその日に、遅くとも1日2日で復旧できるものです。
しかし、この給水系のポンプは厄介なのです。
ある程度の世帯数や高さがある物件では、水道管では圧力が足りないため、給水ポンプを使用していますが、これが「土日」に壊れることが多いのです。
このポンプなのですが、土日に壊れると被害は甚大です。
そもそも、滅多に壊れるような物ではないうえに、各物件により使用しているポンプは様々な為、各業者ともに在庫を持つ習慣はありません。
壊れたり交換するタイミングでポンプメーカーへ発注するしかないのです。
そしてメーカーのほとんどが「土日祝休み」なのです。
せめて平日であれば在庫の確認や早く持ってきてもらうことも可能なのですが、土日ではそうはいきません。
とはいえ、そんな事情は入居者さんには関係ありません。
水が止まるというのは何にもまして不便なのは百も承知ですから。
せめて平日であれば・・・と思うのですが、壊れるタイミングはいつも土日なのです。
もちろん、壊れる予兆がないか定期的に確認や検査は実施するのですが、突発的に壊れることもある訳で・・・・
これは管理会社の方であれば分かってくれる「あるある」でしょうね。
失敗は「怒りやすい人」に限って続く

人間にミスはつきものです。もちろんミスは起こさない方がいいのは言うまでもありませんが・・・
しかし、「ほとんど起こらないミスが、なぜかこの人で起こるんだ」という最悪の負の連鎖が起きてしまうことがあるんです。
やってはいけないタイミングに限って起こってしまう
なぜよりによって、このタイミングで、この人に、この怒っている時に・・・・
以前こんなことがありました。
入居前にトイレの工事が必要だった為、水道業者がトイレの水栓を止めていたのですが、止めたまま帰ってしまいました。
当然入居者さんは水が使えません。
ここで入居者さんは烈火の如く怒っておりました。もちろんミスが原因である為、お叱りはごもっともです。
急いで業者さんに連絡し、水栓を開けてもらいました。
ここでやってしまいます。
帰ろうとした業者さんが車を出したところ、その入居者さんが置いていた植木鉢に当ててしまい壊れてしまいました。
入居者さんの怒りはMAXです。
ちなみにこの業者さん、普段からの仕事は完璧な方で、入居者さん対応も素晴らしく、今まで一度もクレームなどはありません。
工事の手際も見事で、人当たりも良いのです。
そんな方の珍しいミスが立て続けに起こってしまったのです。
話はこれで終わりません。
植木鉢の件については謝罪し、弁償することで終わったのですが、その夜
今度は上階からの水漏れが発生してしまったのです
原因は上階の方の洗濯機ホースが外れてしまったことでした。
普段ミスをしない業者さんのミスと偶然にも上階の方のホース外れのミスが正に最悪のタイミングで重なってしまいました。
もちろん入居者さんに非はありませんし、管理会社として予想が出来ないミスではありますが
こんな風に「よりにもよって・・・」となることがあるんです。
また普段からしっかりしている人に限って起こっちゃうんです、不思議なものです。
そろそろやらないとマズイな・・と思ったら相手から連絡がくる

これは管理会社以外でもあるかもしれませんが
特に期限などは無い仕事だった時などに、ふと「あぁ、あの件そろそろやっておかないと、そろそろ言われるかも」と思うタイミングがありませんか。
そう思った矢先に、相手方から連絡がくるのです。
「先日の件、どうなってますか?」と
管理会社に限らず、みなさんのお仕事も多忙なことでしょう。
その中で優先順位をつけながらなんとか仕事を捌いていくのですが、この予感は的中します。
しかも、「そろそろ手をつけないとマズイかも・・」と思った正にそのタイミングで来たりするものです。
もちろん正解は「言われる前にする」なのは言うまでもないのですけどね。
ちなみにこの現象ですが、2つの要因があると思っています。
- ある程度予測が出来ている
- 期限を決めていないから
「ある程度予測が出来ている」については、自分自身、心の中で相手の要求の度合いが測れているといえます。
「あの人の感じなら、そろそろ言われるかも」という予測が当たっているのです。
そうでなければ「ある日突然言われた」という感想になるはずです。
ですから、言われてしまった以上ミッションとしては失敗かもしれませんが、相手の心情や感覚を掴む能力自体はあることでしょう。
その能力を出来るだけ前倒しすることで防げることでしょう。
もう一つの「期限を決めていないから」というのも多いにあります。
期限がないからこそ、後回しにしてしまったりします。
また期限が無い為、相手との時間間隔のズレが発生してきます。
あなたにとっては「早い」が相手にとっては「遅い」ということもあることでしょう。
こういった現象が多いという方にはぜひ「期限を無理やり決める」というのもおススメです。
先ほど言った通り、「ある程度予測が出来ている」というからには能力がある程度あることでしょう。
そこで期限を決めてしまうことで「ここまでにやればいい」という期限を相手と共有するのも一つです。
どうせこのタイプは期限は守れるタイプでしょうから、決めてしまえばお互いにストレスが無くなりますからね。
実は記憶に残りやすいだけ
さていかがでしょうか。
ここまで書いておいてなんですが、大体は「記憶に残りやすいだけ」だと思っています。
悪いことが続いた時やタイミングが悪かった時などは記憶に残りやすいですからね。
また、最後の方でも少し触れましたが、経験などが蓄積されて、仕事のスキルが上がっていくと悪い予感というのも的中するようになります。
それは意識的にも無意識でも「このケースは悪くなりそう」という予測が立ってくるのです。
そしてそれが当たると「悪い予感は当たる」となってしまうのかもしれません。
悪い予感が当たるというのは、裏を返せば最悪の事態を想定出来ていると言えるのではないでしょうか?
そう考えると、悪い予感が当たるというのは仕事の精度が上がっていると捉えてもいいかもしれません。
いずれにしても、我々に出来ることは「未然に防ぐ」為に事前に手を打っておくことだけです。
それでもやってくるこの管理会社「あるある」に果敢に立ち向かっていきましょう。
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残置物(ザンチブツ)上手に利用しましょう!注意点も
思わぬトラブルにも!上手に活用しましょう 残置物とは? 「前の入居者が退去の際に残していった物」 これが残置物(ざんちぶつ)の定義だと思います。お部屋探しをしている時に少なくない確率で出てくるこの言葉「2台あるエアコンの内、こちらは残置物扱いになります」こんな風にサラッと説明があったりします。 特に多いのは「エアコン・照明・ガスコンロ・一部家電」などです もう付いてるんだラッキーとなる場合もありますが、しっかりと確認をしておかないと不要なトラブルにもなります。しかし、事前に正しく理解すると費用やお部屋の快適度が上がりますので、しっかりと確認してほしいのです。 なぜ残置物は生まれる? これは単純です。前の入居者が退去する時にいらなくなったのです。そしてそれをオーナーさんに打診した場合、「残していってもいいよ」と許可を出せば晴れて残置物の出来上がりです。これとは別に「買取請求権」という権利もあります。これはお部屋に造作(許可を得て取り付けたもの)をした場合、出ていく時には残った価値分を貸主は造作した人に支払わなければならない。という権利のことです。しかし、この「買取請求権」ですが、現在の法律や契約書で打ち消されたりしているケースが多いものです。※造作買取請求権は契約書で「貸主の許可を得て造作したものでも、買取請求権は認めない」と特約で打ち消すケースがほとんどです、なぜなら残存価値の鑑定も難しく、トラブルになりやすい為そして、エアコンや照明など「交換できるもの」はこの「造作」に該当しないという裁判例が多く出ています。 残置物は誰の物? 前の入居者が残していった残置物、お部屋には残っていますが、果たして所有権というのは誰になるのでしょうか?基本的には貸主が所有権をもつことになります。ですから、お部屋のトイレやキッチンなどと同様に基本的には貸主が責任を負うこととなります。お部屋についている物は基本的には「設備」か「残置物」のどちらかになります。「設備」となっている物については貸主が通常通り使える状態を維持しなければならない。と決められております。ここまでが原則のお話です。 ここからが現実のケース!しっかり確認 通常、お部屋の「設備」というのは軽微な物を除いて、基本的には貸主が使えるように、修繕や交換をしなければなりません。しかし、この残置物に関してはケースバイケースがたくさんあるのです。ここからはエアコンを例としていくつかのパターンをご紹介していきます。残置物をラッキーに変えられるか、ただの不要なお荷物にするかは、あなた次第なのです。 残置物だが貸主が全て責任を負う これは正直少ないケースです。なぜなら、それは最早「設備」としての扱いだからです。ことさらに残置物という言葉を使わなくても良いとも思います。例えばエアコンであれば、経年劣化による故障があった場合、修理もしくは交換を貸主負担で行ってくれるというケースとなります。 使ってもいいけど、故障や不具合は自己責任で このパターンが一番多いと思います。エアコンで例えると「そのまま使えるなら使ってもいいけど、壊れたら自分で修理・交換してください」というパターンです。基本的には自己責任で使うも使わないも決められますし、中古のエアコンが付いているのでラッキーとなる場合も多いです。しかし、このパターンでも確認しておく点はあります。 ・交換、処分もこちらで全て行っていいのか?・自分が退去する際にも置いていっていいのか?・壊れたまま置いておいても問題ないのか? 原則として残置物とはいえ、貸主の「所有物」となります。勝手に廃棄していいものではありません、契約書や事前の説明にて確認しましょう。例えば少ない例ですが、「修理はいいけど、交換はダメ」というケースもありました。そうすると、かなり古い物の場合、交換よりも費用がかさむケースもあります。また、自分が退去する場合にも「残置物の処分費用を退去時に払ってください」という難癖に近い物件も見たことがあります。こういった不要なトラブルが起こらない為にも線引きをしっかりと把握しておきましょう。まあ、大体は「交換も修理も借主がやってくれるなら好きに使っていいですよ。退去する時もそのまま置いていってもその費用も請求しませんよ」のケースがほとんどだとは思います。 前の入居者の分も頑張ってね このパターンは大分レアですが、見たことがあるので注意です。エアコンであれば「使ってもいいけど、退去する場合は使えても使えなくても取り外して、しかも壁の穴とかもあなたがふさいでね」パターンです。前の入居者の原状回復義務まで引き継ぐことになるパターンです。中には、「エアコンをつけていた部分の壁紙の負担もお願いします」とか「退去する時に壊れていた場合、新品と交換してね」といった文言が入っている場合もありました。こういったケースの場合は、事前に覚悟もいるので、残っている設備の状態も含めてしっかりと確認が必要です。 まとめ 上手く活用しましょう ここまで具体的に色々なケースでご説明しましたが、契約書に記載されている内容は難しく書いてある場合が多いものです。重要事項の説明や契約書などで残置物の扱いについてはしっかりと確認しておきましょう。今回書いた内容はかみ砕いて説明しやすいようにしてあります。しっかりと確認しておけばほとんどのトラブルは起こりませんし、お引越しの費用や快適度合いを各段に上げてくれる「残置物」上手く活用していきましょう。
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VS 賃貸営業マンを狙う詐欺師②
目の前に座る詐欺師!どうしましょう ①はこちら 目の前にいる例のお客様 前回の続きになりますが、ここまで条件を聞くとKくんのお客様「A」とそっくり確かに、こういった類のお客様もいない訳ではないのですが、あまりにも似ています。 Kくんに聞いていた風貌と年代にも当てはまります。そして私の印象ですが、どうしても目の前のAはお金持ちには見えません。お金持ち=いい身なり だとは流石に思っていませんが、さすがに普通すぎます。なんなら、身に着けている高級時計は偽物であることも見て取れました。この時点でバックヤードに戻り、一旦店長へ報告してみます。しかし、かえってきた言葉は 「お客様を疑うのは良くないよ、まずは一生懸命に接客しなよ」 そうでした、うちの店長は良くも悪くも「お客様は神様」タイプでした。この時点で私は99%そうだと確信していましたが、上司がそういうならトコトンやってみましょう。世田谷区とはいえ、当時の近隣情報ではこの条件にあてはまる物件は3件程度でした。その3件程度をAに提案すると、大して見もせずに「この3件で良かったら今日決めようかな」とその言葉を聞き、後ろで喜ぶ店長。マジか店長・・「内田くん、頑張ってご案内行ってきてね、朗報待ってる」笑顔の店長に能面ばりの無表情で応え、Aとのご案内の旅へ VS詐欺師 ここまで皆さんお読みいただき、「警察に相談すれば?」と思われたかもしれません。言うまでもなく、Kくん自身も警察へ一応相談したそうです。しかし警察では対応をほとんどしてもらえませんでした。なぜなら・ジャンケンにKくんも同意していた・Kくんが勝っていた場合は本当に借りていたかもしれない・脅しや監禁などした訳でもない・賭博と呼ぶには微妙だし、詐欺と立件するにも証拠が立証しづらい確かに、Kくんが勝っていた場合には借りていたかもしれませんし、騙しているかも確証はありませんからね。車内ではまずはKくんに話しているような内容を私にも話してきました。Aが話してきたのはこんな感じでした。・いくつも会社を経営しており、年収は億を超えている・最近の若者が好きで、チャレンジしてほしいと思っている・リスクを取ることはリスクではない・運を味方にする為には普段から「勝負の場」に身をおかなければならないこの時点で私は内心「確定じゃないですか」と思っていました。そしてとうとうやってきました。A「内田くん、君を気に入った。良かったらオレと勝負して成功を掴み取ってみないか?」ついにきました。A「勝負して勝ったら、3件とも借りるよ、君のこと気に入ったから」大盤振る舞いです。Kくんよりも条件が上がりました。嬉しくないですが・・・ この話、実はAにはノーリスク さて、この話ですがお互い同等のリスクなのでしょうか?勝てば3件成約で恐らく今月の成績は全店でも1位でしょう。しかし、お部屋探しの仕組みや社会の常識に照らし合わせたらAがノーリスクなのは分かり切ったことなのです。なぜか?続きます
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チンパツ?今回は本当に得しません 賃発=家賃発生日 【使用例】店長「おいA、〇〇マンションの201 賃発(チンパツ)いつだ?」営業マンA「はい、10月1日(じゅうがつイッピ)です【意味】家賃が発生するスタートの日この言葉を直接お客様に言う営業マンは少ないと思います。お客様に言うことばとしては「いつから新居に住みたいですか?」か「この物件は〇月〇日から家賃が発生します」だと思います。単純なのですが、お部屋探しが進み、ここの部屋にします!と決めました。次に決めるのがこの賃発(チンパツ)です。要は「いつから住みますか?」ということです。これが決まらないと契約書の作成からオーナーの審査など、一連の作業が何も進みません。ちなみに一般的なルールとしては地域差によりますが大体平均としてお部屋に申込みしてから1週間から10日前後が一番多いのではないでしょうか。もちろん、交渉などで多めに見てもらえることもあるでしょうが、大体目安としてはこの位だと思っておけば良いでしょう。早い所になると申込をしてから3日後などのルールがあるところもありますので、申込の時にしっかりと確認しておきましょう。 家賃は必ずかぶるもの もちろん皆さんからすると、今住んでいるところの家賃と新しいところの家賃を2重で支払うことになってしまいます。なるべくならその期間を少なくしたいのは分かります。なので、各物件のルールは聞きながらも、ある程度であれば希望を伝えて少し先になるようにお願いしてみてもいいとは思います。しかし、この「2重家賃」の期間を過度に短くし過ぎてしまうのも考えものです。というのはこの賃発の日から鍵を貰えます。その前には例え契約が終わったとしてもお部屋には入れません。なので、この2重家賃の期間でしかお引越しが出来ません。昨今、引越し業者の人出不足により、今年の繫忙期中は本当に引っ越し業者が捕まらないとの声をたくさん聞きました。この2重家賃を過度に削ったせいで引っ越し業者が希望日に見つからず、一旦レンタルスペースに荷物を移した方もいました。これでは何のために削ったのかも分かりません。ただでさえトラブルの起こりやすいお引越し賃発はゆとりを持っておいた方が良いでしょう。





