VS 賃貸営業マンを狙う詐欺師③

噓喰いより 好きな漫画なんです。

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実は営業マンは得しない可能性が大

Aの申し出を整理しましょう。


・じゃんけんで勝ったら3部屋借りる

・じゃんけんに負けたら私が5万円をAにその場で払う

・このゲームを受けないとお部屋は決めない


さて、こうなると欲も出ますね。


仮にこの時に提案していた物件の手数料だけでもゆうに100万円を超えてきます。


しかし、私は最初から「これは勝とうが負けようが、営業マンは損になる」と分かっていました。

もし「じゃんけん」に勝ったら

勝ったとしましょう。


3部屋を申し込んでもらえます。良かったですね。




とはなりません。




そもそも、3部屋もこのAが審査を通るのでしょうか?



高級時計も偽物を付けているこの人が?



そして、審査を通ったとして、本当に契約して貰えるんですかね?



キャンセルしない保証は?



キャンセルした時に「約束が違うじゃないですか?私はじゃんけんに勝ったじゃないですか?」って言うんですか?



そんなもの消費者が強いこのご時世で通りますかね?



つまり、このゲームはAからすれば


「勝てれば5万円もらえて、負けても申込して審査落ちorキャンセルすればいいだけ」


のAにとってノーリスクの闘いだったのです。



もしAが勝てば、言った言わないは別にして会社名と組織に属している私は請求されると弱いでしょうね。


会社の上司に連絡したり、何かは分からないですが色々な公的機関でも連絡すれば多少のダメージもあるかもしれません。
※もし仮に負けたとしても私なら絶対に払わないですが



負けても最悪申込書書いて、後からキャンセルするか審査落ち(高額家賃は審査も特に厳しいので)すれば問題なし。



そう、心の弱った営業マンの欲につけ込んだ汚い手口なんでしょうね。



しかし、同じ系列の店舗にすぐ行きますかね?



一人いけたからこの系列はチョロイとでも思ったのでしょうか?

断る、しかし諦めないA

私はこの申し出を断りました。

「私、じゃんけん弱いので」


ダサい「ドクターX」ですね。


しかし、Aは食い下がります。



・こんないい条件はない、5万円で100万円以上のリターンを捨てるのか?

・じゃんけんが弱いなら、君の免許証番号の末尾が偶数か奇数か?でもいい

・なんなら誕生日が偶数か奇数かでもいい

・君に勝って欲しい、どんな賭けならいいんだ?


もうメチャクチャですね。


私はのらりくらりと交わしていましたが、流石に面倒になってきたのと、腹も立ってきたので。


・Aさんが負けても、申込だけ貰っても仕方ない


・勝っても申込するかも分からないし、審査通るかも分からない


・仮にAさんが負けて、警察にでも駆け込めば賭博罪とかになるかも


などを伝えました。



それでも「オレを信用しないのか?」 「君には失望した」などと言ってきました。



私は最後に



お部屋を一所懸命探して、いい提案だと思ってくれた時にだけ決めて貰えれば十分なので




と我ながらカッコいい一言を決め台詞として伝えました。



なのに



「じゃあサービスであいこでも君の勝ちでいいから」



と最後まで粘られました。



結局、その一言を最後に



「もういいんじゃないですか?ゲームをしないと決めない、というのであれば別の不動産会社へ行ってください。近くの駅まで送るので」



と言って近くの駅に寄って、降りてもらいました。



そして、普段の何倍も疲れて帰りました。



その後、そのAは近くの不動産屋でも何度か現れたようですが、そのころには不動産ネットワークで話も広がり、被害の話は聞きませんでした。



しかし、仕事をしている人の足元を見るような汚い手口ですね。



世の営業マンの方々、皆さんは大丈夫だと思いますが、成績が振るわない時などは自信もなくなり、気の迷いや弱気になってしまいます。



しかし、そんな時でも「いい提案をしていれば、いつかまたお客様も付いてきてくれる」と信じましょう。



人間の弱気につけ込む人は、いつの時代にもいますからね。




ちなみに、店に帰ってから店長には「いいお客様を逃がした」と怒られました。

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