賃貸生活のウワサ検証!よく聞く“あの防犯対策”は意味があるのか?~一人暮らしの女性が男物の下着を干す等~

防犯対策を現役不動産屋が判定

さて、今回は防犯対策について書いてみようと思います。

昨今、治安が悪くなったなどのニュースが見られますが、これは本当なのでしょうか?

データで読み解くと、犯罪認知件数(警察が認知することが出来た刑法犯)は平成14年をピークに令和4年まで基本的には減少傾向となっています。

基本的には犯罪件数自体は減少傾向になっていると見るのが主流です。

しかし、同じデータで令和5年~6年になると微増傾向にあるようです。

窃盗犯や詐欺事件などが増えてきているようですが、いつの時代も防犯というのは大切であることは異論はないでしょう。

今回はそんな状況の中で、みなさんが一度は聞いたことのある「防犯対策」のウワサを現役不動産業の私が判定していこうと思います。

実際に効果のほどやデメリットなどがあるのでしょうか?

また私自身がおススメしている対策などもお伝えできればと思います。

一人暮らしの女性が男物下着を干す

まずはこちらですね。

あまりに有名です。

一人暮らしの女性が彼氏や結婚相手がいるようにふるまうことで、空き巣やストーカーへの警告となるようにという対策ですね。

昔であれば「一人暮らしする娘に父親の下着などを持たせた」などのエピソードもありますね。

では、こちらはどうでしょうか?いささか使い古された方法ですが

答えは

やって損はありません。

この方法は古典的ではありますが、効果は高いといえると思います。

よく「そんな真似しててもすぐにバレるよ!」という意見を聞いたりするのですが、実際にバレるバレないは大した問題ではないと思います。

大事なのは悪意をもった犯罪者に対して

「本当にいるかもしれない」と思わせるだけでもいいのです。

空き巣にしても侵入をしようとしている人に対しても

ひょっとしたら男性がいるかも?という疑念が沸くだけでも十分に効果はあるでしょう。

以前、盗犯係の警察官に聞いたのですが、空き巣が嫌がることがまさに

留守の確証が得られないこと だそうです。

例えば空き巣が狙っているお部屋から、女性が出てきます。

よし、入ろうと思ったお部屋に男性用下着が干してあったら?

「まだ男はいるのかも?」「いなくても帰ってくるかも」と疑念が沸くことでしょう。

要は嘘か本当かを確かめることが簡単ではない以上、抑止力としては効果はあるでしょうね。

但し、同じ物を常に干しっぱなしなどは対策効果が薄れてしまいますので、ローテーションなどは行った方がいいでしょうね。

ちなみに今までの入居者さんで行っていた対策で面白かったのは

  • 男物のバンドTシャツをパジャマにして、干している
  • お父さんの作業着を貰って定期的に干している
  • 釣り竿をベランダに置いている

変わり種ですが、共通しているのは男性の影を匂わせておくということですね。

お金や手間が掛かってしまうのも事実と思いますが、防犯対策としては一定有効だと思います。

表札を出さない

ポストや玄関先に表札を出さない。

これも最近は特に聞かれる話ですね。

果たしてこの方法は有効なのでしょうか?

これは防犯対策としては微妙です。

というのも、これは防犯対策としてよりも「特定しにくい」位の効果しかありません。

例えばストーカーの恐れがあり、この建物に住んでいることや号室を特定されたくない。位です。

またデメリットとしては引っ越し当初は配送や郵便物の誤配がある可能性があります。

でも、現在賃貸で表札を出す方は正直かなり少数です。

どちらにしても表札を出す習慣自体が風前の灯火です。

私も正直出すメリットは特にないと考えてもいますが、出さないことが防犯になるかといえば微妙な感じです。

遮光カーテン・ミラーカーテン

お次はカーテンです。

遮光カーテンは光を通さない、通しにくいカーテンで、ミラーカーテンはレースカーテンの中でも透けにくいカーテンです。

遮光カーテンは単純に分厚かったり、織目が細かかったりして光を通さない。

ミラーカーテンは日中レースカーテンで光は取り込みたいが、外からは見られたくない。という商品です。

特にミラーカーテンの中には「室内から外は見えるが、外からは見られにくい」という商品もあるそうです。

これは防犯対策としてどうでしょうか?

一定効果があると思われます。

というのも、これは自宅にいる際などに「部屋に一人かどうか判別できない、部屋の様子が分からない」という点が大事です。

また室内の様子がそもそも見られない、という当たり前の安心感の為にも損はありません。

但し、ミラーカーテンには以下の注意点があります。

  • あまり遮光性が高いと、昼間の光も入りにくい
  • 夜になって室内側が明るいと外から見えやすくなる

その為、商品の選び方は大切です。

個人的にはあまり遮光性が高いと、そもそも部屋が暗くなり、遮光カーテンと効果が変わらない物もありますので、UVカット率が50%以上の物がいいかもしれません。

カーテンは割と価格と性能が比例しやすい商品になります。

防犯対策としては、少し奮発してもいいかもしれませんね。

一人暮らしでも「ただいま」を言う

この方法はその昔、入居者さんに教えてもらった方法です。

一人暮らしの女性が帰った際に、ドアを開けたタイミングで「ただいま」と声に出してから部屋に入るという方法です。

「一人暮らしじゃないのか?」「誰かが来ているのか?」と思わせるということですね。

これはどうでしょうか?

これは多いに賛成です。

この方法を刑事さんに話したところ「もしその光景を見た空き巣や強盗などは躊躇すると思いますね」と言われました。

メリットとしてはなんと言ってもコストや手間も掛からないという点ですね。

また男物の下着の時にも書いた通り「いるかもしれない」と疑念を沸かすには十分効果があるでしょう。

また毎日習慣のように行うこともできますし、少し恐いと思ったタイミングでも実行することもできます。

手軽な方法としてぜひおすすめします。

男性ももちろん必要だが

いかがでしたでしょうか?

今回は女性の防犯対策と呼ばれるもののうち、効果がありそうなものをご紹介してみました。

もちろん女性だけでなく、男性も防犯対策は必要です。

しかしながら、女性ということで被害に遭いやすい犯罪が多いのも事実です。

私が以前聞いた言葉でハッとさせられた言葉があります。

「法も正義もその瞬間は助けてくれない」

残酷ではありますが、真理だとも思います。

だからこそ、出来る限りの対策はしておくに越したことはありません。

防犯対策のポイントとしては「人の影を疑わせる」という点は大切なのでしょうね。

昔ながらの近所づきあいや顔見知りなどの関係性は希薄になってきた昨今、自分の身を守る対策は必要かもしれません。

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