
今回も雑談程度です
なぜか人気の「変わった社内ルール」編です。みなさん他社のルールが気になるんでしょうかね。
確かに社外の人は聞く機会もないですからね、そうかもしれませんね。
今回は当社でNGとされる行為やルールについてご紹介してみようと思います。
前回同様、こちらも他社さんやお客様に求めたり、強制するような内容ではありません。
「他では別にOKでもいいけど、当社としてはNGだ」という程度のものです。
へぇー、そんなこと考えてるんだーという位に読んでいただければ結構です。
個人バック

まずはこちら「個人バック」です。
言い方は個人ADとか色々な言い方はありますが、要は「会社を通さずにもらう報酬」です。
例えば営業マンであればお部屋を決めたらオーナーから個人的に謝礼を受け取ったり、管理担当であれば原状回復などを特定の業者に発注し、利益の一部を個人的にバック(もらう)行為を指します。
当社ではこういった個人的な金銭のやり取りは完全NGです。
もちろん、たいていの会社では禁止されているでしょうが、この不動産業界では横行しております。
先日、当社に管理を預けてくれているオーナーさんの一人から他社事例として聞いた内容は衝撃でした。
当社のスタッフに「こんなのも来るんですよ」と教えてくださいました。
こちらのオーナーさんは県内で手広く不動産投資をされていて、当社のエリア外でもたくさんの管理会社とお付き合いがあるのですが、ある日メッセージアプリに営業マンからこんなメッセージが来たそうです。
相手はコジン エイギョウさん(仮名)としましょう。
「○○様 この度○○ハイツ〇〇号室が成約となりましたので、広告費のお振込みをお願いします」
「○か月分はいつもの会社口座に〇か月分は〇〇銀行〇〇支店 普通口座1234567 コジン エイギョウ」
まあビックリ!
これはいけませんね。
ちなみにこの個人バックですが、当社で発覚した場合
一発でクビです。なんなら警察にまで駆け込むかもしれません。
この話をすると「会社が欲しいから?」と聞かれますが、違います。
なぜかというと
手を染めてしまったら、際限なくなるんです。
最初は向こう側(業者やオーナー)からだったと思いますよ、社内でも慣行になっていたのかもしれません。
しかし、この個人バックに染まってしまった場合、際限が無くなります。
例えばオーナー相手だった場合、本来なら早く決まる人気物件でも「空室が長引いているので広告料をUPしましょう」とか「最近は他のオーナーも積み増ししているので」などを言ってくるようになります。酷い場合はわざと成約を遅らせるようなケースもあるようです。
工事発注でも一緒です、業者さんに「〇〇円で受注するから〇〇円はこっちにお願いします」と積み増しをするようになるでしょう。
そうなってしまえば、オーナー、会社、業者さん、誰も得しないようになることでしょう。
個人バックというのは麻薬のようなものです。一旦、味を占めてしまえば生活費の一部に入れたりもするのです。
倫理観も薄くなり、最早不動産に携わっていい人間ではなくなってしまいます。
私はそれが本当に嫌なのです。
その為、当社では「個人バックは一発アウト」としております。
解雇だけでなく、警察まで駆け込まれるリスクを取るのなら止めようはないでしょうが、少なくともそのリスクと割に合うとは思えません。
本当に周りを不幸にする行為だと思っておりますので、当社では絶対禁止です。
仮に業者さん側が持ちかけた場合、その業者さんとは取引中止です。
本当に麻薬のようなものと思っておりますので
今のところ当社では発生しておりませんが、常に目を光らせている部分です。
ですから、当社の社員には個人バックは持ち掛けないで欲しいです・・・バレたらその人の為にもならないので・・・
お願いしますね
飲酒運転

これはどの会社でもそうかもしれませんね。
現在、過去の悲しい事故により厳罰化された飲酒運転です。
流石にこのご時世にする人はいないと思うのですが、まだチラホラとニュースなどでも聞きますね。
もちろん、行為自体も問題であり、言語同断なのですが、私が許せない部分が
どう考えても割に合わない行為をやってしまう短絡性です
自制の効かない人間は大きな金額を扱う不動産に携わってはダメだと思うのです。
昔の緩いご時世なら百歩譲って分からんではないかもしれません。
しかし、このご時世にそんなことするメリットはないでしょう。
そういった部分が許せないのかもしれません。
これも一発アウトであることは当然だと思います。
あとは、この車社会である鹿児島で免許なければ、そもそも仕事にならない。って部分もありますね。
ダメ!絶対!
敬称

これも今は珍しくないかもしれませんが、当社では名前は誰でも「さん」付けです。
入社歴や立場問わずです。
そもそも、社長である私も社内では「内田さん」です。
「社長ってガラじゃないから」といったようなカッコつけではありません。
単に私自身の自制と、各スタッフの自制の為です。
立場というのは麻薬のような作用を持っていると思っています。
役職や立場を踏まえて自制出来る人というのは立派だと思います。
しかし、私を含めてその立場による勘違いをしたくないのと、社内でさせたくないのです。
役職や立場が上(あくまで意思決定のです)になると、その立場を「人間としての上下」と捉える人は実は世の中に一定数います。
そうなってしまうとあとは悲惨です。
最初は業務上の注意だったものが、いつの間にか私的な上下関係を作る恐れがあります。
もちろん、業務上の職務命令は絶対です。
しかし、そこに人間としての礼節は必要不可欠です。
そもそも私が部下の頃にされて、心底嫌だったからですね。
せめてもの対策としての敬称です。
会社は私も含めて全員が歯車だと思っています。
そこに嚙み合わせの悪い歯車があっては上手くいくものも上手く行きません。
もちろん、意思決定のうえでの上下はハッキリとしていなければいけませんが、それを濫用することは許しません。
それは当の私自身も例外ではありません。
カッコつけたことを言っていますが、実は私自身が人一倍「その可能性がある」と思っているからです・・・・
私以外のスタッフにはその気が一切ありません。
そういう意味では自分への戒めですね・・・・
人間は弱い生き物だから
いかがでしたでしょうか。
今回もみなさんを対象にしていないことはお伝えしておきたい部分です。
今回挙げた行為を「断じてけしからん、ダメな奴だ」と言いたい訳ではありません。
単に「私が嫌いだから」という理由を書いてみたかっただけです。
上記に挙げた行為というのは最初は「魔が差した」という始まりだと思うのです。
しかし、人間は弱い生き物です。
最初が大丈夫だったなら、少しずつ深みにはまっていくのです。
だからこそ、最初の一歩を踏み出さないようにして欲しいのです。
みなさんにとっては「そんなの当たり前じゃん」と思われる内容だったかもしれません。
そんな「当たり前を当たり前に行う」本来難しいことではないんです。
それでも一度超えてしまってら戻りにくいからこそ、当社では前もって禁止としています。
今回も「へぇ、そうなんだ~」程度で楽しんでもらえたら何よりです。
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オーナーの名言(迷言?)集 ~金を借りられるのも才能だからね~
数々の名言や迷言の中から定期的にセレクトしていきましょう 不動産融資をどう考えるか? 今回から不定期に送るオーナーの名言(迷言)シリーズ 第一弾は 「金を借りられるのも才能だからね」 でございます。これは当社のオーナーさんではなく、とある会合で出会ったオーナーさんです。Aさんとしましょう。この方は不動産投資を始めて5年程経っている段階とのことでした。周りのオーナーさんからの評価は「手当たり次第買っている、利回りが低くても手を出す向こう見ずオーナー」という感じでした。宴もたけなわになってきたころ、ある別のオーナーさんがAさんに尋ねました。 「なぜそんなに利回りが低い物件でも買い続けるのか?」と するとAさんの返答は 「借りられるから、買う」 とのシンプルな答え どういうことでしょうか? 俺にとっては借金は「資産」 確かに、分からなくはない! Aさん曰く 「今は借金だが、借金は資産になる残高だ」と、また「投資に融資してくれる不動産をやらない手はない」うーん、確かに一概に全て間違っているとは言えませんね。確かに不動産は投資と呼ばれる様々な手法のうち、銀行が一般の方にも融資してくれる数少ない投資の一つであることは間違いありませんから。また、少ない元手から大きな資産にしていくのに融資は有効な手立てであることも間違いではありませんからね。例えになりますが、戸建を買おうとする時も一緒ですね。本来、現金で買えばいい物を早めに買うとなると銀行に融資を受けざるを得ません。溜まるのを待っていたら、それこそ35年後にマイホームとなってしまいますからね。不動産投資も同様で時間を味方につける訳ですから、融資を返済しつつ、資産を増やしていく為に融資は有効な手立ての一つです。 しかし、それでも一番気になったのは 「銀行が貸すってことは大丈夫ってことだ」 この一言でした。確かにあまりに無茶な利回りや無謀な不動産だと銀行は融資をしません。返ってこない確率が高いのですからしかし、だからといって 「貸す=大丈夫」ではもちろんありません。 この点を他のオーナーさんに突っ込まれたAさんの最後の一言が 「それでも金を借りられるのも才能だからね」でした。この言葉についてだけは同感です。銀行も融資するにあたって人を見ます。資産、職業、年収など多岐に渡ります。以前に比べ、不動産への融資のハードルは高くなってきているのも事実です。そんな中融資を受けられるというのも実力の一つであることは間違いありません。だからといって、融資が出るから全てOKとはなりませんが・・・ その会合に私はその後行くことが無くなり、Aさんのその後は分かりませんが、今も走り続けているのかどうかは少し気になります。あの時の周りの反対をよそに大成功を収めているのか、あるいは・・・
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ロフトにプラス1(ダウンライト)で見た目を変えよう ~ロフトの空室対策~
どうせやるならプラス1してみましょう 味気ないロフト部分に 今回は久々にリフォームの話題を当社は以前からも触れておりますが、私とスタッフにハウスメーカーでのリフォーム経験があるため、リフォームについては少々自信がございます。通常のリフォーム屋さんが行うリフォームよりも安価にできる訳ですね。涙ぐましい努力もございますが(工事前に自ら資材を運んだりすることも・・)今回はロフトの下部分にダウンライトを埋め込む工事のご提案でございます。ロフトの下部分は通常左の写真のように照明を付けるのが一般的ではあります。 こんな感じになってしまいます。 その為、今回はこの部分をもっとスマートにしたい!と思いダウンライトを埋め込んでしまいました。 出来上がりがこちら あら素敵!スッキリしましたね ついでにキッチンも キッチンの照明はデザイン的にも制約が多い為、ダウンライトと相性がいいんです。 費用もそんなに掛かりません 費用的にもそんなに掛かりませんよ。しかもキッチンの照明というのは先ほども挙げた通り、制約が多いのです。 狭いキッチンだと吊り戸の開き戸と干渉する吊り下げ式だと圧迫感があるシーリングライトだとキッチンに似合わない などなど、ダウンライトと相性が良いのです。最近のダウンライトは縁も黒や金などカラーも選べるようになり、使いやすくなってきました。ちなみにダウンライトの数を「何個付ければいいの?」という疑問ですが、目安として 「畳数-2個」あると明るさは大体大丈夫ですよ! もちろん、選ぶダウンライトの特性により多少変わりますけど、概ねそのくらいと思っておけばいいでしょう。少し築年数が経過してきた時の対策の一つとしていかがでしょうか
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ネズミ捕り先生 ~俺みたいに捕まるな~ 国分新町 ガード下近くY字
一旦停止、超注意地点です。危ないですしね。 まずは場所から 今回もネズミ捕り先生~俺みたいに捕まるな~というタイトルで、霧島市の中でも警察による取り締まりの多い場所をご紹介いたします。特に霧島市に初めて住むという方へ霧島市の道路の要注意ポイントを啓発しようという目的で紹介します。今回は霧島市国分新町のガード下近くのY字交差点です。新町1丁目から国分清水方面への抜け道として使うことが多いのですが、新町方面から向かうとY字で一旦停止があるのです。そして、対向車線は一旦停止が無いため、ボーっとしてると「こちらも一旦停止しなくて良さそう」に見えてしまうのです。しかも、先には1台ずつしか離合できないガード下です。ここでスピードを増してはいけません。警察が見張るということは「危ないし、交通ルールを守らない人が多いポイント」ですからね。 一旦停止を見られている 向花方面から見た光景、この一旦停止です。ちなみに警察はこの左手後ろ側にいることが多いです。 合流地点になっているため、確かに停まらないと危険です。この右手に停まっています。 ちなみに一旦停止がある側の方が交通量が多いです。 一旦停止を過ぎると、このガード下、一台分の車幅しかありません。初心者注意です。 対向車は一旦停止がありません。しかも直線になっているので「まさかこちらだけ一旦停止とは」となりがちです。 ガード下側からの光景です。 右手側は一旦停止が無いので、一旦停止せずに合流するとどうなるか・・・ 国分住民にとっては常識だが こちらの場所は地元の方なら常識ともいえますが、写真でも書いた通りです ・対向車は一旦停止がない・見た目には直線になっている為、合流側が一旦停止と思ってしまいやすい この2点だと思います。たまに前方を走る車が停止せずに、合流しようとした車とぶつかりそうになるのを見たこともあります。みんなで注意しましょうね。
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警察から入居者のことを尋ねられたら?~捜査関係事項照会書と個人情報のバランス編~
まずは落ち着いて対応しましょう! 警察からの電話 犯罪?入居者が容疑者?そうとは限りません 「もしもし、○○署の○○課の○○ですが、○○マンション○○号室の方について教えて欲しいのですが」 嫌な電話です。それなりの管理戸数があると、一定の確率で警察からこのような電話が掛かってくることがあります。その場合に入居者の個人情報を開示して良いかどうか。これが争点となります。昨今、個人情報保護法などもあり、その取扱いに慎重にならなければなりません。この場合、どのように対応すればよいかをご説明したいと思います。 捜査の中で必要だから電話している まずこの電話は「現在捜査中の事件や事故について、入居者が関係している可能性がある」ということです。しかし、この段階では該当する方が容疑者かどうかは実は分かりません。警察の方に「この方が何かしたんですか?」と訪ねても「捜査中なので」と言って教えて貰えません。当然ですよね。一般人に捜査中の内容をペラペラしゃべるはずもありませんから。ただ、この段階では容疑者ではなく、単に容疑者の知り合いなどの可能性もあるのです。他には、本人は全く無実だが、親族が容疑者の場合などもあり、一概には言えません。その為、慌てて該当している方を容疑者扱いしたり、危険人物と思う必要はこの段階ではありません。ではどうやって対応すればいいのでしょうか? 自分を守る為に「捜査関係事項照会書」をもらおう 犯罪や事故を解決する為に協力しましょう 入居者の個人情報を他の機関や個人に開示することは基本的にはありませんし、してはいけません。例えば親族だという理由だけで「そこに住んでいるか」などの質問には答えられません。大体、親族であれば本人に聞けばいい訳ですから。勝手に開示してしまい、入居者がトラブルに巻き込まれてしまうことを避けねばなりません。とはいえ、警察の捜査には協力せねばなりません。犯罪や事故の捜査を行っていることは間違いありませんから。しかし、個人情報を開示したことで入居者から訴えられえたり、個人情報開示の責任追及を受けることも避けねばなりません。また、今電話してきている人が警察かどうかの確認もせねばなりません。警察になりすまして個人情報を取ろうとする個人や団体も非常に多くいますからね。よく「末尾の電話番号が0110だったら警察だよ」と断言する方もいますが、一般電話でも末尾0110はあります。何ならその思い込みを元に0110末尾の番号で詐欺などを働く輩もいるそうです。嘆かわしい ではどうすればいいのか? 自分自身(管理会社)を守るためにも警察から個人情報の提供要請があった場合は「捜査関係事項照会書」を警察に貰ってください。 大体、電話が掛かってきた段階で「照会書(ショウカイショ)をいただけませんか?」と話せば大丈夫です。警察も「じゃあ伺った時にお渡ししますね」とか「先にFAXで送っておきましょうか?」と言ってもらえます。警察としても開示した先が個人情報保護で問い詰められないように「証拠として欲しいんだな」というのは理解していますから。 ちなみに、気になる個人情報保護法ですが、ガイドラインでは開示する要件の一つがこのようになっています。 法令に基づく場合(法第16条第3項第1号関係)法令に基づく場合は、法第16条第1項又は第2項の適用を受けず、あらかじめ本人の同意を得ることなく、特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人情報を取り扱うことができる。事例1)警察の捜査関係事項照会に対応する場合(刑事訴訟法(昭和23年法律第131号)第197条第2項)個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編) このように個人情報保護法の運用ガイドラインでも捜査関係事項照会には応じてもよいことになっています。※一部弁護士さんの見解では、それでもプライバシー保護はするべきとの意見もありますが、実務では拒否することは特段ありません。 しかし、それでも当社が追加しているのは、プライバシー保護の観点で 「照会書に記載のない事項や入居者の生活ぶりなどは開示しないようにする」 この1点だけですね、照会書に記載されている事項はもちろん協力いたします。しかし、それ以上の例えば帰宅時間や生活態度、クレーム履歴などはこちらからは提供しないようにしています。これはせめてもの入居者のプライバシー保護と思っている点です。要は「聞かれた範囲以上のことで、管理会社として話さなくてもいいことは喋らない」そして、聞かれたことに嘘はついてはいけませんが、聞かれたこと以上のことを話す必要もない。位の心構えで良いと思います。 捜査関係事項照会書はこんな書類 捜査関係事項照会書の様式です。各県警によって多少変わるような気がします。 こんな書類で出してもらえますので、原本は保管しておきましょう。これがあれば、後は警察の求めに応じて関係書類を閲覧してもらいましょう。たまにコピーをいただけませんか?と言ってこられますが、当社ではご協力しています。ちなみに捜査関係事項照会書は強制ではありません、あくまで任意の協力という点も大事です。拒否したことで罰則などもありません。しかし、だからといって無闇に拒否するのも得策ではありません。本当に大事な情報で警察が必要とするもので拒否した場合、警察は捜索差押令状なるもので強制的に行うことも出来ます。無闇に拒否して会社やオーナーの自宅に警察に令状を持って来させるのも不毛な行動ともいえます。 入居者の為になるのだから 基本的には協力しましょう 対応としては以上になります。ちなみに「任意だから協力する義務はない」との意見も分かります。しかし、該当する方が仮に容疑者だったなら。他の入居者の為にも罪を償っていただいた方がいいですよね。また、無実だとしても警察の捜査で必要なら協力すべきでしょう。なぜなら警察が動いている以上、「誰かが被害に遭っているのでしょうから」そして、無実なら早めに疑いも晴れた方がいいでしょうしね。いずれにしても、他の入居者にも当の本人の為にも管理会社としては出来る限り協力していいと思います。ちなみに事件の解決後に警察の方がお菓子を持ってきていただくことがあります。聞いたところ、事件解決にご協力いただいたお礼ですと渡すこともあるそうです。絶対ではないですが、その際はありがたくいただいております。ちなみに受け取ったことでの証言の強制、罰則や贈収賄的なこともありませんよ、あくまで協力のお礼だそうです。
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過去に受けた変なクレーム
今まで受けたクレームの中で変わったものを どうしたらいいものか・・・ 先日、ニュースサイトでこんなニュースを見ました 「テレビが故障してW杯が見られない」不要不急の110番通報が35万件 「1.3倍」に急増 警察への通報のうち、不要不急の110番通報がおととしに比べて1.3倍に急増しているとのこと。確かにテレビの故障を警察に言ってもどうしようもないと思うのですが、警察の方も大変ですね。今回は賃貸管理会社をしているうえで避けられないクレーム(正当な物も含めてですよ)その中でも私が過去に経験したことのある「変わったクレーム」をご紹介してみたいと思います。 TVコマーシャルで偉そうにするな 当社はTVコマーシャル出してません ある日のこと、会社に電話がありました。たまたま私が取ると開口一番 「お前のところの社長はTVコマーシャルで偉そうにしゃべりやがって」 とのこと 社長の私が知らない間に当社はTVコマーシャルを出していたのでしょうか?「当社は不動産会社ですが、お間違いではないですか?」と尋ねてみました。 「間違いない、社長が偉そうにコマーシャルなんか出る暇があったら仕事しろ」 そして電話を切られてしまいました。 多分どこかの不動産会社と勘違いしたのかと思いますし、その後も一度も連絡はないのですが、何と間違ったのでしょう?謎です 私だけ新聞が届いてない そのままですが、理解するのに時間が掛かりました。 これも電話でした 入居者「私だけ新聞が届いてないみたいなんですが・・」 これ自体はたまーに受けることがあるのです。主な原因としては①配達する側のミス ※管理会社では調べようがありませんが②郵便物の盗難(新聞泥棒)のどちらかなのですが今回は違いました。 そもそもこの方、新聞を契約していませんでした 住んでいるマンションの郵便受けのほとんどに新聞が入っていることから 「マンションに住んでいると貰えるんだ」と思ったそうです。書けば簡単なのですが、まさかの勘違いだけに辿り着くのは時間が掛かりました。全く悪意もなかったので実害もありませんでしたが、「そう思う方もいるんだな」と驚きました。 放射能が気になるので物件を「何かで」覆って欲しい これは東日本大震災発生後の東京にいるときのことでした。当時、原発の事故があり、周辺では放射能の値が高くなったニュースをご覧になった方からでした。「東京でも放射能の数値が高くなってきている」「ついては放射能から入居者を守るのも管理会社の役目だろう」「だから建物全体を覆って放射能対策をするべきだ」「何で覆うかは調べてほしい」当時は政府も含めて対策をしておりましたが、東京では避難などの措置も取られない状態でしたから、管理会社の我々もニュースや情報を取っている段階でした。そんな中で「放射能を防ぐ」という方法はいくつか紹介されていたものの、「覆う」のは不可能でした。しかし一向に納得はしてもらえずに「管理会社は安全を提供する義務がある」との一点でしばらくの間対応を迫られました。最終的には話して理解を得られましたが、当時は情報も錯綜する中、大変でしたね。 あのネコを譲って欲しい なぜ言えたんでしょう? これも変わったクレームというか要望というか分譲マンションの管理をしている時のことエントランスで管理員さんと話していた所、見知らぬ親子が話しかけてきました。50歳くらいの女性と小学校高学年くらいの男の子でした。 「さっき入っていった人の飼ってるネコを譲ってほしいから、あなた達からお願いしてくれない?」 なんですと?確かに先ほどマンションに住んでいる住人さんがネコを連れて帰ってきました。動物病院に行ってきたとのことで、先ほどまで私や管理員さんと雑談していましたから。面食らってしまいましたが私は返答します。「絶対ダメでしょうし、そもそも今飼ってらっしゃるネコですよ?」と、すると 「あのネコは高いネコだ!私たちの方が可愛がるから」と返答になってません。 子供の前でなんてことを言うんだ!当初は丁寧にお断りしておりましたが とりあえず言ってみないと分からないからあの人も手放したがってるかもしれないからあんた達も管理会社なんだから地域の役に立たないとこの子もネコを飼いたいし、子どもの願いだから などと全く聞きません。その為、最終的にはこれ以上言うのであれば警察などに相談せねばなりません。と伝えたところ 「ケチ」 と吐き捨てて帰っていきました。一応、その住人さんには顛末を話して今後注意をしてもらうことと、近くの交番の警察の方に報告しておきましたが、スゴイことを恥ずかしげもなく言う人がいるもんだと思いました。結局その後実害も無かったのですが、あんなことを言う人もいるんだなと勉強になりました。 社会の常識とは? 私も日頃から「自分の常識、社会の非常識」という言葉を思い出し、自分の振る舞いを気を付けようと心がけております。勘違いなどであれば、笑い話にもなるのでいいんですけどね。でも、一方で冒頭の警察の事例などは深刻かもしれませんよね。本当に大事な通報が不要不急の110番により埋もれたり、警察の業務量増加になってしまったら大変です。警察や消防に何でも言えばいいという訳ではないんですけどね・・・また、社会で仕事をしていると、どの仕事でも一定あるんでしょうね。社会の同志のみなさん、今日もお疲れ様です。
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涙の娘さん 困惑するお父さん 春のお部屋探しで何があった?
旅立ちの時期!でも親にとって子供はいつまでも「大事な子供」、そんな愛情の行方は? 涙の娘さんご来店!何があった? いつも社長の私のエピソードばかりなので、今回は当社営業スタッフ緒方のエピソードを とある繁忙期の当社。ある日、一組のご家族が来店してくださいました。お若い娘さんとご両親のご家族しかし、何となくご家族全体が暗い雰囲気。 申し訳なさそうに口火を切るお父さん 「昨日娘が申し込んだお部屋をキャンセルしたいのですが・・・」 そう、この前日娘さんは一人で当社にお部屋探しに来ていただきました。そこであるお部屋を気に入り、一旦申込をしていたのです。もちろん、未成年の娘さんですから正式なご契約はご両親の理解を得てからという状態でありました。その翌日に改めてご家族でお越しいただいたという訳ですね。当たり前ですが、正当なキャンセルですから当社としても異論はありません、キャンセルを受けないことなどありえませんので、これ自体は全然OKなのでしたが・・・お父さんの隣で無表情でいる娘さんキャンセルは全然大丈夫ですよ、もちろん正式な契約などもしていませんから。と説明し、事情を聞くことになりました。すると、この辺りで娘さんが 泣いているではありませんか そして、娘さんが泣いていることで困惑しているようなお父さん一体何があったのでしょう。 愛情が故に・・ キャンセルの理由は単純でした。 「娘には女子寮に入って欲しい」 ということでした。娘さんは進学の為、親元を離れて一人暮しをするため、昨日までの段階ではご両親の許可を得てお部屋探しをしていたのですが、その後ご家族での話し合いで「女子寮の方がいいのではないか?」との結論に至ったとのことでした。確かに、この女子寮は私たちもよく知っています。学校からも近く、女子寮のオーナーさんも私はお会いしておりますが、とても熱心な方で管理状態も素晴らしい寮です。例年、この女子寮に入る方はたくさん見ております。安心できる女子寮です。この決断に反対する理由など我々には全くありません。しかし、話し合ったにしてはご家族全体が暗く、娘さんは泣いているのです。なぜでしょう?そう 娘さんは一人暮しをしたいのです お父さんとしては、初めての一人暮らしが大変であること、大事な娘さんですから心配なのです。余談ですが、私にも娘がいます。まだ全然小さいのですが。だからこそ お父さんの気持ちは痛いほど分かる もちろん、会社のことを考えれば娘さんには一人暮らしをして、当社でお部屋を決めていただきたいところです しかし、それではご家族は幸せになりません。当社スタッフ緒方も同様でした、この理由でのキャンセルを止めることは「良いこと」ではありません。しかし、同様に泣いている娘さんを見るのも忍びないそして我々の決断は 「どういう結末になるかは分からないが、プロの第3者としてご家族の合意を手伝う」 これに決めました。この段階で私も接客に入り、お父さんの想いと娘さんの想いを聞くことになりました。 お父さんは心配 お父さんとしては防犯面を特に心配していました。女性の一人暮しで何かあっては大変であること。とても良く分かります、私も娘を持つ父親の一人ですから 娘さんとしては、やはりそれなりに制限のある女子寮がどうしても受け入れ辛いとのこと。とても良く分かります。私も初めての一人暮しを楽しみにしていた時期、そして実際に楽しかった一人暮しを経験しています。 しかも、お父さんも娘を泣かせたくないという気持ちが痛いほど伝わってきます。娘さんもそれが分かっているだけに、文句を言ったりもしません。だからこそ見ていて胸が痛い状態でした。普段はとても仲の良い父娘なのでしょう。それも伝わってきました。お互いの気持ちが分かるが、お互いに中々譲れない点でした。どうしたものか・・・ そうしたところ、当社スタッフ緒方が口火を切ります。 お互いに想い合う父娘!結末は? 結論はどちらでも良かったのです。とにかく父娘がお互い納得できれば・・ 「学校からも近く、例年同じ進学の女性がたくさん住むマンションでも難しいですか?」 お父さんと娘さんの想いを聞いてあるマンションをご提案しました。 そのマンションは進学先からも近く、大通りだけを通って帰れるマンションでした。 しかも例年、娘さんの進学する学校の生徒が何名か住んでいるマンションでした。そこからはお父さんと娘さんへ双方にメリットデメリットを説明していきます。 学校からも近く、大通りを通って行けるので、夜道も安心であることこれまでに学生さんが何名も住んでいるが、トラブルなども無かったこと女性でも安心なセキュリティがあることしかし、それでも女子寮ほどのセキュリティは望めないこと女性の一人暮しで気を付けないといけないこと学校に近い物件で気を付けないといけないこと そう、学校に近いということは良いことでもあるのですが、全くデメリットが無い訳でもありません。 そういったメリットもデメリットも正直に話していきました。 お父さんも真剣に話を聞き、たくさん質問もしてくれました。「同じような年齢の子たちがどんな物件を選ぶのか?」「その物件で今まで何かトラブルがあったか?」「周りの環境はどんな感じか?」 お父さんも娘さんの意向を叶えたい気持ちがあったのでしょう、思いつく限りの質問をしてきました。質問には出来る限り正直に答えました、デメリットとなることも当然。お父さんの出した答えは 「物件を実際に見せてもらえませんか?」 お父さんの不安が少し和らいだのです。そこからは物件に実際に行き、周辺の環境やマンションの状態などをしっかりと見て貰いました。そして出した結論は、「この物件なら大丈夫な気がします」 そう言って娘さんの一人暮しを認めることにしたのです。 その日、内見からお店に帰ってきた時の娘さんとお父さんの顔を見た瞬間 お店で待っていた私もホッとしました。後日、契約で当社にお越しいただいたご家族あの日と打って変わって満面の笑顔でご来店いただきました。 春からの新生活を楽しみにしている娘さん、娘さんの晴れやかな顔を見て嬉しそうなお父さん。女子寮という結末でも一人暮しでもどちらでも私たちにとっては良かったのです。一番はご家族が全員納得してもらえれば 新生活を迎える学生さんへ 親御さんの想いも心に留めておいてくださいね いかがでしたでしょうか?今回はたまたまこのような結末になりましたが、親というのは多かれ少なかれ、子どもを送りだす時には心配があるものです。皆さんが一人では生きていけない赤ん坊の頃をいつまでも覚えています。皆さんはもう一人で生活できると思っているでしょうし、その能力があることも分かっています。しかし、それでも親は心配するのです。そして社会に旅立っていく姿を応援しているのです。だからこそ、そうやって送りだして貰ったことへの感謝と信じてもらったことの責任を少しだけでもいいので、心に留めておいて欲しいなと思います。そのうえで多いに一人暮らしを楽しんでください。
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飛び降り事件後の遺族のまさかの一言
この事件は私にとっても色々と考えさせられる事件でした 東京での分譲マンション管理時代 今から10年ほど前の話しです。当時私は東京で分譲マンションの管理会社に勤めていました。分譲マンションの管理というのは賃貸管理と似ておりますが、各住戸ごとにオーナーさんがいるという形態になるため、賃貸用の物件とはまた少し違うところも多いのですが、今回はそこはおいておきましょう。ある夏の日にとあるマンションの管理人さんから連絡がありました。 「内田さん、○○○号室の方がベランダから飛び降りた」 私の担当マンションでした。 私はすぐに電車を乗り継ぎ現地へ向かいました。 荒れた室内 画像はイメージです。実際はもっとヒドイ状態でした 私が駆け付けた時には既に警察の方が多数おりました。そして、残念ながら被害者の方は亡くなったことを知りました。即死だったとのこと。しかし、現場にはおびただしい量の血液が残っており、生々しい状態でした。被害者は当時上層階に住んでいた若い女性でした、こちらの記録によると夫婦2人暮らしとなっていました。警察から旦那さんには連絡済で、今現在こちらに向かっているところとのことでした。私は警察立ち会いの元、室内の様子を一緒に確認して欲しいとのことで室内へ入室しました。頭と両手足にビニールを付け、マスクをして入室すると、そこは・・・ 荒れた室内、服や物が散乱しています そして、ペット可でありましたが、小型犬がケージに3匹いました。知らない人が多数入ってきたせいか、キャンキャン吠えていました。そして更に異様だったのが各所で見る以下の光景でした。 枕がズタズタになっており、ハサミと包丁が刺さっている台所シンクにオロナミンCの空き瓶ユニットバスのドアパネルが蹴られたように大きな穴が空いている写真がビリビリに破かれて散乱している 一目で理解できますね。そう、被害者の方は心の病を抱えていたのです。ご自身の幼少期の写真も引き裂いていたり、枕に突き立てられた包丁などは、実際に見ると中々のインパクトでした。残された写真を見ると、健康だった当時のものでしょう。キレイな奥さんと笑顔の素敵な旦那さんがテーマパークで仲良く写っていました。こんなに幸せそうなのに・・・印象的だったのは、破かれた写真がどれもこれも自分自身(奥さん)の部分をビリビリに破いていた点でした。 帰ってきた旦那さんの一言 ついに到着した旦那さん、その反応は意外でした。 旦那さんが到着しました。私は勝手に自分に当てはめていたのでしょう、帰ってきた旦那さんの反応に驚きました。泣くこともなく、笑顔こそ無いものの、取り乱した様子もなく、ただただ淡々と警察官と話しています。今日仕事に行くときも妻は普通だった、何時ごろ家を出た、奥さんの親族には電話をしてあること、病院の場所など表情も喜怒哀楽のどれでもない真顔で淡々と話すその姿に困惑しました。亡くなったにも関わらず、配偶者すら涙を流してくれないのか・・可哀想にと思いました。勝手に奥さんに同情してしまった私は警察官に断って、一旦室内から出ました。そして、廊下に灰皿が置いてあったので、そこで鬱屈した気分を晴らす為、タバコを吸いはじめました。※当時の話です。もちろん廊下(共用部)でタバコは本来絶対にダメですよ。すると、ひと段落したのか旦那さんも室内から出てきました。私はあまり良い印象を持っていなかったのですが、会釈をして「この度はご愁傷様です」と声を掛けました。旦那さんは「どうも」とだけ発すると「僕にもタバコ一本もらえませんか?」と言ってきました。私はタバコを一本とライターを渡しました。旦那さんはタバコに火を点け、廊下にある階段に腰掛けました。無言でタバコを吸う2人会話もなく、ただただ横目で眺めるように旦那さんを見ていました。すると、旦那さんは自分を見ていた私の目線に気づいた様子でした。そして、私の感情に気づいたのでしょうか私に一言だけ 「僕もね、辛かったんですよ」 あぁ、そうか。あの室内を見れば病状がどれほどだったのか、少しだけ分かります。恐らく、この事態に至るまで色々と積み重ねがあったのでしょう。しかし、亡くなるその日まで、少なくとも旦那さんは一緒に生活をし続けていました。あの荒れた室内で私は自分の価値観や物差しだけで測ったことが恥ずかしくなりました。旦那さんの一言に何も言えずに、また会釈だけしてその場を離れました。その後、私は実況見分から解放されました。しかし、仕事は残っていました。そう、飛び降り現場の処理ですね。もちろん、ご遺体などは救急が運んで行ったのですが、血痕はまだ残っていました。他の入居者も帰って来る時間帯ですから、まずは水で流しておいた方がいいと思いました。※現在では管理会社はこのようなことを原則として行いません、管理会社はそこまでしなくても大丈夫ですからね。私はデッキブラシとホースで血を流しながら、色々なことを考えていました。被害者は居たが、加害者は居たのか?今回のことは悲劇なのか救いなのか?こうならない方法はあったのか?なんとも言えない感情でした。結論もでませんでした。ただ、流れていく血を見ながら、亡くなった奥さんと残された旦那さんの幸せばかりを願っていました。
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ネズミ捕り先生 ~俺みたいに捕まるな~ 国分府中~姫城 めがね橋編
事故の多い交差点です。ご注意ください まずは場所から 今回はネズミ捕り先生~俺みたいに捕まるな~というタイトルで、霧島市の中でも警察による取り締まりの多い場所をご紹介いたします。まず最初に申し上げたいのは、私は警察が憎くてコレをご紹介する訳ではありません。とはいえ、まずは場所と「何で捕まるか?」ですが 一旦停止を見られている 野口方面から見た橋 めがね「ばし」ではなく「はし」なんですね。知らなかった 渡った先の交差点です。右も正面も一旦停止なので、タイミングが掴み辛いですかね。 橋の上から見て右側の木の裏にパトカーが止まっていることが多いです。 橋の上からと新町方面から来た車には死角となる場所にパトカーがいます。 橋の上も幅員が狭く、分岐も複雑で危ない交差点です。 姫城方面から見ためがね橋 警察の皆さんご苦労様です 大前提として、警察がよく待ちかまえているということは「違反が多い場所」だからですね。ちなみにこの橋、私たちもよく通ります。この橋を渡ったところに管理物件がたくさんあるので、1週間に何度渡っていることか。そして、この場所は幅員も狭く、渡った先で分岐する為に車の通行量も多く、確かに危険なのです。ですから、この場所を公開することで皆さんにも気を付けていただきたいのです。特に地元の人たちは知っているので、違反をすることは少ないのですが、霧島市外から来る方はご存じないと思いますので、事故に遭わない為にもぜひ覚えておいてください。ちなみに私は現在免許証はゴールド免許です。一応ここ数年捕まってはおりません。交通事故は被害者はもとより、加害者になってしまう危険性を運転者は皆持っています。悲惨な目に遭う事がないように気を付けていきたいものです。そして、一旦捕まったら警察の方々に腹が立つ気持ちは分からないではないですが、事故を未然に防ぐ為の活動と思い、自分の子供や両親、恋人が歩く道と思えば逆に「警察頑張って」と思うハズでしょうから。不幸な事故につながる前にみんなで気を付けましょう
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「内田さんだけが頼りです」韓国から来た2人の娘さんの家を探せ!ルームシェア編
今回は明るい話しですよ! 韓国からの若い女の子2人が来店 これは私が14年程前に東京杉並区で賃貸営業マンとして働いていた時のエピソードです。ある日、私のいる店舗に2人組の女の子が入ってきました。年のころでいえば19才前後の小さな女の子たちでした。私は席に案内すると、お客様カードという最初に個人情報を書いてもらう書類を出しました。しかし2人の女の子は書こうともせずに、何だかモジモジしています。そして意を決したかのように1人の女の子が言葉を発しました。 「外国人でも貸してもらえるお部屋ありますか?」 そう、2人は韓国人でした。見た目では分かるはずもなかったのですが、言葉を発したらなるほど、確かに日本語のイントネーションや喋り方で分かるくらいでした。とりあえず私はお客様カードを手元に置いたまま、まずは事情を聞きました。 すると、「2人でルームシェアをしたい」とのことでした。正直、私はこの時点で「あぁ、無理だろうな」と思ってしまいました。そして、その表情を察したのかユナちゃん(仮名)が 「もういいよ、ここもダメなんだ」と言ってもう一人のジヨンちゃん(仮名)に韓国語で恐らく「もう帰ろう」的なことを言ったようでした。しかし、ジヨンちゃんはそんなユナちゃんを宥めながら私に話しを続けました。要点としては 韓国から日本語を学びに来ている2人とも将来日本で働きたい今は専門学校に通っているが、どうしても今入っている寮に馴染めない今日は物件探しの為に不動産屋を回ってきた 駅から順に不動産屋を片っぱしから訪ねていったそうです。 しかし「ただの1件も物件を紹介されることが無かった」とのことでした。 みなさんは「ひどい不動産屋たちだ」と思われたかもしれません。しかし、当時の杉並区周辺ではこの条件は絶望的だったのです。当時は保証会社も一般的ではなく、ルームシェアという条件も日本人ですら難しい状況だったのです。東京ということもあり、日本人で借り手はたくさんいるし、あえて外国籍の方、ルームシェアという不安定な入居を受け入れなくてもという状況でした。更には、彼女たちの連帯保証人というのも日本にいる先輩の韓国籍の方で親族でもない。という状況だったのです。ここまで聞いた段階でも正直厳しいだろうと思いました。当時の上司の店長も「多分物件無いから、接客して適当な所で切り上げて」という指示でした。当時勤めていた会社は地域で人気店でした。しかも時期は繁忙期、次から次へと来るお客様を捌くだけでも大変でした。売上のことを考えたら仕方ないことのようにも思えました。 胸を打たれる営業マン そして後ろ向きな接客が始まりました。まずは2人の希望に合いそうな物件を出してみます。2人は「これがああだ、ここがこうだ」と希望条件を話してきますが、私は負け戦と半ば諦めていましたが、一応他社に問い合わせてみます。 「お世話になります、今韓国籍の女性2人のルームシェア出来る物件を探し・・」まだ言い終わる前に先方から 「無いです」 心のオーキド博士も言ってます そして、それでも10件ほど問い合わせたでしょうか、やはりありません。私は内心「これだけ頑張った形を見せられたから、もういいだろう」と思って2人に言いました。「やっぱり無いですね」と話して、2人が諦めてくれる方向へ促しました。するとユナちゃんは帰り支度をするのですが、ジヨンちゃんは真っ直ぐこちらを見て 「どうしても2人で住みたいんです、実は・・・」と言って話してくれました。 寮に馴染めないというのは嘘だったユナちゃんの家庭は裕福ではなく、高い寮費が限界であったそれで安い所に2人で住めば日本に居続けられる両方の親もそれが出来るなら「大丈夫」とのこともし見つからないならユナちゃんは韓国に帰らなければならない おぉ、マジか・・・ そしてジヨンちゃんは言いました。 「今日私たちの条件で頑張ってくれたのは内田さんだけでした、内田さんだけが頼りです。なんとかお願いします。」 私は胸を打たれてしまいました。 異国の地で拙い日本語で一所懸命に説明し、冷たくあしらわれ、それでも諦めずにここまで辿り着いたのか・・・と よし、ここは一丁やってみよう!と決めました。しかし、この日は次の接客予定が有った為、一旦帰っていただき、明日来てもらう約束をしました。 そして執念のお部屋探しが開幕 私の心にアンセム(応援歌)が鳴り響きます そして翌日、2人はしっかりと約束の時間に来てくれました。今日の作戦は「自社のオーナーに土下座外交」これでいこうと決めていました。その為に本社から管理部を呼び、オーナー名簿を持ってきてもらいました。目の前の2人も昨日本音を話してスッキリしたのか、今日は協力的です。あんなに不貞腐れていたユナちゃんですら、今日は笑顔がチラホラ見えます。さて、スタートしました。 が、しかし お断りの連発です。そう、保証人も外国籍(日本語も拙い)、日本人の身よりはいない、ましてや学生2人のルームシェア。厳しい条件です。あんなに笑顔だったユナちゃんも少し涙目です。最早韓国に帰らなければいけない現実が襲ってきたのでしょう。それでも私は片っぱしからオーナー名簿のうち、2K以上の間取りを持っている方に連絡していきます。どれ位掛けたでしょうか、恐らく20~30件程掛けたあたりで一人のオーナーさんが 「まあ、普段部屋を決めて貰ってるしね、いい子たちなの?」との言葉が 私は「もちろんです、もしお時間あるなら面談でもいかがですか?」と続けました。すると「まず部屋を見てもらって、気に入ったら声を掛けてよ」とのことでした。私はすぐさま2人を連れて部屋に向かいました。そこは杉並区の阿佐ヶ谷という町でした、オードリーの春日さんが住んでいた町としても有名ですが、長い商店街もあり、本当に住みやすい所です。現地に行くと、確かにキッチン周りは狭いものの、ちゃんと2人の部屋が確保でき、当初の家賃設定もクリアしていました。ユナちゃんもジヨンちゃんも大変気に入ったようでした。すぐにオーナーに連絡し、近くの喫茶店で待ち合わせをしました。オーナーさんが現れました。ユナちゃんもジヨンちゃんも「ココがダメなら」という気持ちで緊張してしまい、上手く話せません。 決着 情熱のプレゼンスタートです! 代わりに私はオーナーさんの前で熱弁しました。この子達がいかに素直な子か、ひたむきに頑張る子達です、今緊張しているだけです、しっかりとした子です、勉強も頑張っているし、来日して一年足らずで日本語も大分覚えてます、迷惑も決して掛けないことでしょう、などなど 情熱のプレゼンをオーナーの前で繰り広げました。するとオーナーさんは一言 「よし分かった、内田さんが保証人になるならいいよ」OH・・・・・ そうか、私の情熱だけでは無理だったか・・・と思ったところ 「ウソウソ、良い子達じゃない!気に入って貰えたならそれで大丈夫だよ」 やったーーーーーーーーーーーーーーーーー!横でユナちゃんもジヨンちゃんも大喜びです、キャーキャーと喜んでいます。そこからはとんとん拍子で物事は進みます。オーナー審査も終わったので、契約書を取り交わし、通常通り入居手続きを進めていきました。そして、鍵渡しの日、2人がやってきました。鍵を渡して「何かあったら連絡してくださいね」と言って送り出そうとした時のこと 2人からクッキーの詰め合わせを貰いました。そして 「内田さんのおかげで2人で住むことが出来ました、あの時諦めないでいてくれてありがとうございました」 私は急に涙が出そうになりました。申し訳なさもこみ上げてきました。最初は無理と決めつけて、帰ってもらおうとしたのに・・でも、諦めずにやり遂げた達成感も同時に沸いてきたのです。一生懸命涙をこらえて、明るく2人を見送りました。店の先輩もその様子を見ていてくれました。店に戻ると褒めてもらいました。そしてなぜか最初は「多分物件無いから、接客して適当な所で切り上げて」と言っていた店長まで 「ここまでやり切るのが営業マンだからね」 と異次元の褒め方をしてきました。なぜだ?昨日の記憶を無くしたのか?ともあれ、この1件は私にとっても大きなものになりました。それは今回は外国籍というハードルだったけれども、同じように苦境に立たされている人たちにとっては我々営業マンしか頼みの綱はいないのだ。そして、本当に苦しい人は中々本音を言ってくれないんだ。そして言えなくなったのも周りの環境があったからなんだ。と以降、私の接客は変わりました。本音という部分が出るのかどうか?言いづらいことを話してもらいやすくする為には?と試行錯誤していくようになりました。まだ今でも完成していませんが、少しは上達してきたと思います。後日談として、その後も町で偶然会えば、ちょこちょこ「ユナちゃんと喧嘩しました」とか「ジヨンちゃんと旅行に行きました」と2人は話してくれました。もう年月が経って、私も東京にいませんが、今もどこかで2人が幸せに過ごしていればいいなとたまに思い出します。









