宅建試験、当日にすべきこと3選

今年も宅建試験の季節となりました。

各不動産会社に勤めている人やこれから不動産会社に入社を志す人、自己研鑽の為に取る人、様々な動機があるでしょう。

そんな皆さんに、私から宅建試験「当日にすべきこと」を3つご紹介してみようと思います。

不思議なもので、一生懸命頑張ってきた人ほど、当日は緊張するものです。

「これだけやったのに、ちゃんと発揮できるだろうか」頑張った分だけ、そんな不安も大きくなってしまう。

私は試験監督員として何度か会場に立ってきましたが、真剣に勉強してきたであろう方ほど、表情がこわばっていたり、そわそわしていたりするのをよく目にします。

個人的には当日はあれこれ考えすぎず、シンプルに行動することが大事な気がします。

当日になって新たな分野や範囲などをカバーしようと思うと、変な焦りなどが出てきてしまい、これまでの勉強の成果を疑ったりしてしまいます。

ここまで積み上げてきた知識を、当日の立ち回り一つで無駄にしてしまうのは、本当にもったいないことです。

私は宅建試験の試験監督員を何度か務めたことがあり、会場でたくさんの受験生を見てきました。

今日は、直前の勉強法ではなく「当日、何をすべきか」に絞って、3つだけお伝えしようと思います。

結論からいきますと

結論からいきますと、当日やるべきことは次の3つです。

  • 会場で配られるチラシは必ずもらう
  • 時間と持ち物に余裕を持つ
  • 試験の最後に、マークシートから問題用紙へ解答を書き写しておく

一つずつ説明していきますね。

その1:会場で配られるチラシ、必ずもらう

5問免除を受けていない方は特に覚えておいてほしいことです。

念のため簡単に説明しておきますと、5問免除とは、不動産会社に勤務し、決められた登録講習を修了した方が対象となる制度です。

これを受けていると、本来50問あるうちの5問(主に統計や土地・建物に関する問題)が免除され、45問での受験となります。

免除される5問は比較的得点しやすいとされる分野なので、免除を受けていない方にとっては、その分をどう得点していくかも大事なポイントになってきます。

試験会場では、資格試験予備校などが直前の法令改正や最新の統計の要点をまとめたチラシを配っていることがあります。

「そんなものが当たるの?」と思われるかもしれませんが、これが意外と高確率で当たるんです。

直前期に法改正の部分まで手が回らなかった、という方も多いと思います。

そんな時こそ、会場入り前に配られているチラシには必ず目を通しておいてください。

ものの数分で見られる内容ですが、そこに書かれていたことがそのまま出題される、なんてことも十分あり得ます。

正直に言いますと、会場に入ってから何か勉強をするのであれば、このチラシに目を通すことが一番効率がいいと言ってもいいくらいです。

今さら参考書を開いても頭には入ってきませんし、緊張も増すだけです。

それなら、この数分で読めるチラシに目を通しておく方が、よほど得点に直結するような気がします。

その2:時間と持ち物には、とにかく余裕を持つこと

これは監督員をしていて強く感じたことです。

時間ギリギリに駆け込んでくる方や、忘れ物をしてしまう方は、大体そのまま最後まで慌てた様子で試験を受けています。

知識があるのに、その慌てた状態のまま本番に突入してしまうのは、本当にもったいないことです。

時間に余裕を持って会場に到着すること。

受験票や筆記用具などの持ち物を前日のうちに確認しておくこと。

当たり前のようですが、これができているかどうかで、本番のパフォーマンスは大きく変わります。

せっかく積み上げてきた知識を、当日の慌てふためきで台無しにしないでください。

その3:試験の最後に、マークシートから問題用紙へ解答を書き写しておく

3つ目、意外と一番お伝えしたかったことかもしれません。

試験が終わって会場を出た後、多くの方が気になるのが「自分は何点取れたのか」です。

当然、自己採点をしますよね。

ところが、ここで意外な落とし穴があります。

「問題集には〇を付けているけど、マークシートにちゃんとその番号を書いたか自信がない」 「一度考え直して、複数の選択肢に〇を付けていて、結局マークシートにはどちらを書いたか思い出せない」

こういうことが、本当によくあるんです。

こうなると、正確な自己採点ができず、合否のボーダーライン上で悶々とした日々を過ごすことになってしまいます。

これを防ぐ方法はシンプルです。

試験の最後、時間が余ったタイミングで、「問題集に書いた自分のメモ」ではなく、必ず「マークシートに実際にマークした番号」の方を見て、それを問題用紙の余白に書き写してください。

ここが肝心です。

あくまで、最終的にマークシートへ塗った答えを正として書き写すのです。

これさえやっておけば、会場を出た後にどんなに記憶があいまいになっても、正確な自己採点ができます。

余計な不安を抱えずに済みますし、次の一歩(合格発表までの過ごし方や、万一の場合の次の対策)にも早く動き出せます。

努力は十分。あとは当日の立ち回りだけ

いかがでしたでしょうか。

会場で配られるチラシに目を通す。時間と持ち物に余裕を持つ。そして最後にマークシートの解答を問題用紙に書き写しておく。

どれも特別な知識は要りません。

ちょっとした心がけだけです。

でも、この3つをやっているかどうかで、当日や合否発表までの安心感は大きく変わってきます。

ここまで頑張ってきたあなたの努力が、当日きちんと結果に結びつくよう、心から応援しています。

鹿児島県での受験の方は、どこかでメガネを掛けた監督員が心配そうに見ていたら、それはきっと私だと思います。

みなさんの健闘を祈っております。

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