
あくまで社内だけのルール
前回はロータスホームの社内ルールをご覧いただきました。
今回も当社のルールをご紹介してみます。
前回に引き続き、あくまで社内だけのルールなので当社の従業員以外には求めてもいませんので、単に読み物として読んでいただければと思います。
ミスは自己申告すればセーフ

前回少し触れたのでご紹介します。
人間ミスはつきものです。
しかし、そのミスを放置したり、隠したりするようになると事態は深刻です。
特に責任感が強かったり、社内で言いづらい雰囲気などがあると、中々言い出せなかったりするものです。
一旦ミスを隠したりすると、次からも同じく隠すようになります。
そして、そういった小さなミスの隠蔽が大きな事態へと発展した例は数知れないでしょう。
もちろん、ミスは本来あるべきではありません。
しかし、ミスが起こってしまった以上、本来は素早く修正を行うことで被害を最小限に留める必要があると思っています。
それを「言いづらい」「怒られるかも」などの感情で言えずに、もしくは言わずにいた場合どうなるでしょうか。
発覚した時にはもはや手遅れということもあり得るでしょう、
そういった事態を招かない為にも、当社の方針として「ミスは自己申告ならセーフ」となっています。
その為、比較的小規模な失敗を言い出せるように心がけています。
とはいえ、本当に怒らないのか?という疑問が沸くかもしれませんが、本当に怒りはしません。
もちろん、倫理的や悪意があるような行為は別です。それは「ミス」とは呼べませんからね、例えば「飲酒運転をしてしまいました」とか「会社のお金を横領しました」など明らかなものは別です。
しかし、それ以外であればミスの原因が例え「単純に忘れていました」でも構いません。
私はクレーム対応を長くやってきた経験から、物事は「初期対応」がとても重要だと思っています。
ミスも例外ではないと思っているので、私にとってはミスの叱責は二の次なのです。
もちろん、ミスと原因はしっかりと反省して、次回起こさないような仕組みづくりに活かすことも同様に重要です。
そうやって小さなミスを起こさない仕組みが出来ることが大事ですからね。
急な休みの申告はLINEでOK

これは最初に補足しておくと
当社では女性と清掃スタッフが対象となっています。
男性社員については残念ながら至っておりません。
というのも、当社の女性スタッフは子育て真っ只中の方ばかりなのです。
となると当然、急な子供の体調不良などは日常茶飯事になります。
私も絶賛子育て中ですが、子供というのは体調を崩しやすいものです。
学校でインフルエンザなどが流行ることもあるでしょうし、時には夜は元気でも、朝には突然熱を出したりすることなど珍しくありません。
当初はみなさん律儀に電話をもらっていたのですが、私は毎回それについてOKという返事しかしたことがありません。
そして電話だと休む側も私が起きているであろう時間に連絡をしなければならないと気を使ってしまうのです。
他にもやはり突然の休みで申し訳ないという気持ちが声からも伝わってくるのです。
しかし、子育て中であれば仕方ないことですし、むしろそちらを優先すべきです。
そうなると、どちらにせよ「お休みで大丈夫ですよ」としか返事をしないのであれば、電話である必要はないんじゃないか?と思って変更しました。
スタッフからLINEで休みの連絡が入ったら私は
「承知しました。お大事に」とだけ送っています。
ちなみになぜ男性社員は違うのかといえばシンプルに
「絶対何かしらの予定があるから」です。
その為、病欠や子供の事情などで突発的な休みに関しては、全然OKなのですが、代わりに業務を行う引継ぎの把握の為、電話をもらっています。
LINEだと引継ぎの事項を正確に入力するより、話した方が流石に早いため、そうしています。
でもいつかは全社員そうしたいと思っています。
同じ質問を何度してもよい

これは私自身が至らないばかりにこうなりました。
その昔、私が不動産業に入ったころの仕事の教わり方といえば
ノートを片手に先輩の話を聞き、大事な点をメモして覚える というものでした。
私はこれがとても苦手でした。
というのも、不動産業界というのは専門用語や複雑なシステム、業界の慣習など独自のものが非常に多いのです。
その為、先輩の話すことでも言葉の意味が分からなかったり、作業と関係ない部分で引っかかることが非常に多かったのです。
そうすると、どこをノートに書いていいのかも分からなくなってしまいました。
最終的には「一言一句漏らさずに書くしかないのか?」と思うようにすらなりました。
また、メモを取ろうとすると相手の話の途中に書き留めるので、書いたころには次の話題に入ったりしていました。
次の話題に乗り遅れており、頭がパニック状態になってしまいました。
その結果どうなったかというと
見返しても役に立たないノートが完成しました
当時の不動産業は今ほど優しくなく、先輩にも怖い人が多くいました。
その為、一度教わったものの、理解できずに分からないことを聞きにいくと
「その話、この前話したよね?なんでメモ取ってないの?」
とか
「毎回同じ話させるなんて時間の無駄」
ひどい時には
「一回で覚えられないんなら不動産業向いてないから辞めたら?」
と言われました。
いやいや、社内システムの入力一つでも
まずは「○○をクリックして→次は○○→△△を入力して→保存」などと細かに書いていたらマニュアルが完成するだろ!と内心思っていました。
怒られ過ぎて涙目の私は、その度に社内に唯一いた優しい先輩のところに行って
「すみません、これを教えてください」と聞いていました。
業務に必要な知識というのは、実際にやってみるとすぐ覚えるのですが、やったことが無い状態で言葉で学ぶのは難しかったのです。
その苦い経験の結果、当社では研修期間から
「分からないことは何度でも聞いてよい、メモは取っても取らなくても良い。それで怒ることはない」
としました。
メモというのは厄介でメモに必死になると話に集中できないのです。
それよりも、話に集中して理解することを優先させた方がずっと効率がいいと思ったのです。
システムの入力も一緒で、分からないことをメモから探すよりも知っている人に聞いて慣れた方が早いのです。
そうすることで新人さんも仕事を覚えるのが早くなり、研修時間も短くて済むのです。
ですから当社では、分からないことは何度聞いてもいいのです。
また話の途中でも分からないことは聞いてOKです。
流れを遮っても大丈夫なのです、どこか一か所でつまずくとその後の話が頭に入ってきませんから、話の腰を折っても大丈夫にしています。
甘いように見えるが・・・
いかがでしたでしょうか。
こうやってみると「社員に甘い会社なのか?」と思うかもしれませんが、そうではないと思っています。
いずれも「無駄な時間を省きたい」という想いがあるのです。
ミスの自己申告も「大変な事態に陥る前に対処したい」
休みのLINEも「結果は変わらないから省略したい」
何度も質問OKも「教える側の自己満足より早く業務を覚えることを優先」
としているだけなのです。
賃貸管理というのは年々法律の規制や入居者の多様化などで、難しい仕事になってきています。
大事な資産を預かって、入居者の快適な住生活を実現するという仕事では、各スタッフの責任は重いのです。
だからこそ、無駄なことに時間を使うのではなく、本来の業務にしっかり時間を使いたいのです。
業務に対しては妥協せず、その他の部分は最低限。
それでいいんじゃないかと思っています。
もちろん、今回もあくまで社内ルールです。
周りの方に求めてはいませんので、読みものとして楽しんでいただければ幸いです。
お問い合わせ
-

洗うだけじゃない!ウォシュレットの効果
本来「ウォシュレット」はTOTOの登録商標です。他メーカーの場合は温水洗浄便座と呼ばねばいけません 手軽なグレードアップ 空室対策の中でもコストがあまり掛からずに出来る手段の一つに温水洗浄便座(ウォシュレット)があります。今回は「ウォシュレット」導入の効果と、お客様へのアピールの仕方をお話ししていきます。ちなみに冒頭でもありましたが、ウォシュレットというのはTOTOの登録商標となっていますが、最早国民には温水洗浄便座という名前よりもウォシュレットが一般的になっているので、今回はウォシュレットでお話しをしていきます。更に補足するとウォシュレットの語源は「Let’s Wash」を反対にしたものだそうです。 ウォシュレットの使用率は女性より男性 若年層より高年層 このウォシュレットですが、統計などを見ると設置している場合に約80%の方が使用するとのことでした。また、戸建の統計ですと全体の約70%の世帯が付いている状況です。それを踏まえるとかなり一般的な設備となっていることがお分かりになると思います。そしてその使用する方の割合なのですが、男性は約85%で女性が73%と比較的男性の方が使用率が高いという状況です。また、もう一つ特筆すべきデータとしては若年層より高年齢層になるにつれて使用率が上がっていくという点です。大体、男性も女性も30台以上から使用率がさらに上がっていきます。 その為、男性向けのお部屋づくりではお客様へのアピールとしては特に効果が高いものとなります。 では若年層や女性に対しては響かないのか?そんなことはありません では若者向けや女性に対しての訴求にはならないのか?というとそんなことはありません。これは繁忙期と呼ばれる1月~3月に特に使うのですが、ウォシュレットのもう一つの特徴に目を向けましょう! 「便座が暖かい」 そうです、正式名称を「温水洗浄便座」なのです。ウォシュレットを使わないという方でも、冬の便座の冷たさは嫌なのです。それを営業マンやオーナーさんは直接お客様へ売りにするとこの設備の真価が発揮されるのです。繁忙期と呼ばれる時期は真冬です。ご案内時もお部屋も寒いため、寒さに対する設備トークは響きやすいのです。ですから学生をターゲットとする物件にも相性が良い設備となります。 導入コストはいかほどか? そんなウォシュレットですが、導入コストはどんなものか?それには今現在のトイレがどんな状況かによります。一番大きく変わるのは「トイレにコンセントがあるか?」です。トイレ内にコンセントの差込口がない場合は新たにコンセントを増設しなければなりません。一部家庭用などで照明からコードを引っ張る方法もあるにはあるのですが、賃貸でお客様向けにするのであれば向きません。 通常のトイレへの水から分岐します もし既に電源があるのであれば、写真のように水をトイレのタンクとウォシュレットに分岐する水栓を取付けて、既存便座との入れ替えでOKです。費用の目安ですが大体下記の通りです。 ウォシュレット本体15,000円~30,000円ウォシュレット取付(止水栓取替含む)10,000円~15,000円電源増設10,000円~15,000円 多少の条件などにより変動しますが、大体こんな感じです。ウォシュレット本体については本当に様々です。しかし、大きく分けると2つのタイプです。 リモコンタイプ スッキリした見た目になりますが、電池交換が必要になるのと、リモコン自体の故障が発生します。 便座一体型 コストも安いが、お掃除の手間が少し増えるかも 個人的には便座一体型の方が故障リスクは少なめな気がします。また費用的にも一体型の方が安価になっているので、交換時もハードルが低いと思います。 もう一つのおススメポイント ポータルサイト対策 もう一つのおススメポイントとしては各不動産ポータルサイトにチェックがあることです。入居者がお部屋を探す時に使うSUUMOやホームズなどの各サイトに「温水洗浄便座」というのはチェック項目として反映しています。なので、導入したを決めた時からサイト内でも優位に立てるのです。 結論 ここまでご覧いただき、空室対策として有効になるとの結論です。しかし、お部屋に設備として導入する以上、故障時の対処も発生してきます。エアコンやその他設備の故障と比べると、故障時に修理をするより交換の方が費用が安価になる場合がほとんどとなります。一度止水栓やコンセントを作っていれば、物代と少しの工賃で済みますが、故障=交換と思っておいた方が良いと思います。しかしながらウォシュレットが日本に普及した現在、これから新生活を始める学生さん達にとっては最早「当たり前にあった」存在となっています。冬の寒さ対策という一面もありますので、ご参考に
-

覚えても得しない!不動産業界用語~ダマ~
「ダマ」は絶対ダメですからね。 ダマ=「黙って」 【使用例】管理スタッフ「○○マンションの201号室、どうやらダマペらしいんですよね。」店長 「本当に?じゃあ退去してもらわないとね」【意味】本来、管理会社やオーナーに許可を得ないといけないことを無許可で行うこと 「ダマ」はその後につく略語とセット 今回の用語は「ダマ」です。語源は「黙って」からきてます。麻雀などで「ダマテン」などの言葉がありますが、そこから引用されているのではないでしょうか。意味としては単純です。オーナーや管理会社に本来許可を貰わないといけない行為を黙って無許可で行うことですね。ちなみに不動産用語としてダマを使う場合は「ダマ」の後に略語が更につくのが一般的です。代表的なものとしてはダマペ=黙ってペット飼育ダマフタ=黙って二人入居ダマコ=黙って子連れ ※お子さんに関しては入居後に産まれるなどは法律的にもOKとされています。ここでは1人入居と偽って子どもと一緒に入居するという意味です。このように後ろにつく言葉でどんな状態かを指し示しています。 ダマは契約解除や損害賠償にも 当然ながら許可を得ていない場合、契約違反となってしまいます。発覚した場合、最悪の場合、貸主からの解約や損害賠償の対象となる場合もあります。なぜこんなことをするかといえばですが、ペットや二人入居などで条件が狭まったが、いい条件のお部屋が無かったというケースがほとんどです。例えば二人入居となると通常2部屋ないし、相応の広さが求められます。しかし、予算などで折り合いがつかない場合など、本来1人入居のお部屋に2人以上で住むという場合です。 不動産会社が持ちかける場合も!注意です この「ダマ」ですが、入居者が黙って行うことがありますが、まれに不動産会社が持ちかけてくる場合があります。例えばペット可の物件を探している時、中々希望条件に合う物件が無い時などに営業マンが成約が欲しい為に、暗に持ち掛けてくることがあります。しかし、この場合でも契約違反なのは間違いないので、発覚した場合は解約や損害賠償になる場合があります。そして、それは営業マンの言うことを聞いた「アナタ」に対してやってきます。その時に「不動産会社の人が言ったから」などと抵抗しても、その営業マンは「私も知らなかった」などと言っておしまい。こうなることでしょう。 ダマはダメ!ぜったい! ですから、ご自身で行うのも、営業マンに持ち掛けられてもダマはやめましょう。バレなければいいかもしれませんが、案外ばれてしまうものです。損害賠償や契約解除となれば、多額のお金も掛かってしまいます。なによりもバレたらマズいと思いながら住むのは気分の良いものではありません。正々堂々と気分の良い生活の為にも ダマは ダメ!ゼッタイ!
-

女性限定 親族は入れるの?範囲や制限は?
一口に女性限定といっても制限は様々です そもそも女性限定とは? 最近また増えてきている「女性限定」のお部屋これはまず原則として入居者(実際に住む方)が女性に限られている物件です。基本的には建物ごとになっていますが、物件によっては階層で分けていたりする珍しいパターンもあります。ちなみに不動産業界用語では女性限定を略して「じょげん~女限~」とか呼んだりもします。一口に女性限定といってもその制限の強さやルールはかなり分かれているのが実情です。今回はこの女性限定物件でよく聞かれる「男性はどの程度の関係まで入れるか?」を簡単にまとめてみます。 ①親族であっても入れない かなり厳しい部類になりますが、親族、たとえ親、兄弟であっても男性は入れないというパターンです。これは制限としては厳しいですが、入居者からすると、廊下や入口、果ては敷地内でも男性と会うことがないという安心感にもつながる物件です。親族も不可の物件は対象を「学生」などにも限定しているケースが多いですね。要は「廊下や隣の部屋」でも男性に会わなくて済むという安心感を売りにしている物件です。この部類になると「寮」に近いのですが、一般的には「寮」は所属も一緒で来客もダメとなっていますので、それよりは緩やかな制限といったところでしょう。親族や友人も「女性」であれば自由に入室が出来るというイメージですね。これが「女子寮」となると親族の女性でも自由に出入りなどは出来なくなってきます。この厳しめの女性限定物件は特に首都圏や大都市圏に多い印象です。地方から大都市へ一人暮らしさせる親御さんとしては心配が募るため、一定数の需要があるのです。しかし、前述の通り、たとえ親族であっても入れませんので様子を見に行くなども出来ないというデメリットはあります。親族でもダメなので、友達、彼氏などはもってのほかです。しかし、こんなに厳しい物件でも配達員や修理業者など全く男性と会わないというのは不可能ではあります。 ②親族はOK このパターンが一番多いと思います。親族の男性のみOKというパターンです。しかし、ここでも友達、彼氏などの関係はNGというケースがほとんどです。友達や彼氏が制限なくOKだと、そもそも女性限定というのが崩れます。他の住人からすると友達や彼氏なのか等は知りようが無いためですね。 ③事前に申請している人はOK これはレアケースです。事前に入居申込書や契約書に記載されている男性と親族は大丈夫というパターンです。この場合ですと彼氏やルームシェアでの男性が入室できるという物件になります。そもそも、こういった物件だと「女性限定」というか「入居者限定」となります。 番外編 敷地内も立ち入り不可の場合もあるよ ちなみに女性限定の物件の場合、その物件の敷地内にも男性は立ち入れない場合があります。この場合、お引越しの手伝いはOKだけど、契約後はダメなどの細かいルールもあります。ですから、女性限定は「入室」がダメなのか、敷地内の「立ち入り」もダメなのかも合わせて確認しておきましょう。 「女性限定」は範囲が様々、トラブル回避の為に事前確認が要 女性限定というのは、安心感であったり、女性向けのサービスに力を入れていたりします。しかし、その反面制限の内容をしっかりと把握していないとトラブルにもつながります。黙って無許可で男性を連れ込むなどの対応は絶対にやめましょう。女性限定というのは物件の中でも少数です。その為、女性限定を重んじている方が多く、バレる確率はかなり高いと思います。女性限定の範囲をしっかりと確認し、自分が思う「女性限定」のイメージと合う物件を選びましょう。
-

事故物件のウソとホント
噂には聞くでしょうが、実態は? 事故物件のウソとホント 不動産会社に勤めているとよく聞かれる「事故物件」のアレコレよく聞かれる内容についてのウソとホントをお話ししていきます。ちなみに「事故物件」とは通称で不動産の表記的には「心理的瑕疵のある物件」が正しい表現となります。この「心理的瑕疵」実は幅広い意味があるのですが、今回は割愛します。最近出た国土交通省のガイドラインでは事故物件の定義が「自然死や不慮の事故死以外の死」と「特殊清掃が必要な死」になっておりますので、今回はこちらを定義として進めていきます。 1カ月や短期間だけ不動産会社や知り合いに貸して告知義務を無くす これはよく言われますね。結論から言えば「昔はあったと思うが、今はリスクが高くやらない」と思います。これは告知義務といって、「○○号室で人がこんな亡くなり方をしました」という風に契約前に伝える作業事故物件ではこれを契約前に行う必要があります。要は「分かったうえで契約してね」ということです。この告知義務ですが、昔は国の方針なども曖昧でした。その為、各不動産会社やオーナーのさじ加減という部分があったことは否めないものでした。その為、こんな解釈を実際に聞いたこともあります。「次の入居者だけに伝えれば良く、期間は問わず2人目以降は伝えなくていい」恐らくはこれをもとに発生したものと思われます。私が不動産会社に勤めだした時にもこのように解釈している人は結構いました。では実際はどうかというと、 流石にそれでかわすのは無理やりすぎる 現在のガイドラインでも目安を3年としています。その為、1カ月や短期間だけ済ませて告知義務を解消するというのは流石に通りません。それで仮に告知義務をかわしたとしても、その後に発覚して損害賠償などになればとても割に合う行為ではありません。その為、現在ではウソと判断しても良いと思います。現在はね・・・・ 事故物件は家賃が半額になる これも良く言われますが、結論から言えば「流石にそこまではない」です。でもこれは正直「度合い」によります。例えば孤独死などで発見が遅くなり特殊清掃が必要になった物件 と殺人のあったお部屋では減額幅はさすがに違います。もちろん後者の方が減額幅は大きくなります。大体体感ではありますが、従前の家賃から10%~30%の減額幅だと思います。「えっ?そんなものなの?」と思われるかもしれませんが、大体そんなものです。これには2つ要因があります。一つは「リフォームするから」です。多くの場合、事故物件では損傷等もそれなりに出ますので、かなりのリフォームが必要となります。ですから通常、事故の後はお部屋だけで見ればグレードアップされることになります。かつ他のお部屋よりも家賃が下がる訳ですから、物件として見るなら確かにお得になる訳です。もう一つは「事故物件を気にしない人が多い」です。大多数の方はこの事故物件というのをあまり良くは思いません。しかし、一定数こういったことを気にしない方というのはいらっしゃいます。全く気にならない方からすれば「相場よりもキレイで家賃が低い最高の物件」となるのです。そして体感ですが、年々この「気にしない方」の割合は増えていると思います。その為、皆さんが思うよりも家賃の減額幅は少ないと思います。ちなみに事故物件でも家賃は下がらないこともあります。あくまで家賃が下がるかどうかは「この値段でなら借りる人がいるかどうか」で決まるのです。下げなければいけないということもありません。 事故物件では心霊現象が起きる これはTVや映画の影響が強いのでしょう。夏になれば怪談などのオチで「昔この部屋では○○で亡くなった方がいた」と言われますからね。これに関して言えば事故物件で心霊現象を報告してくる人は100人に1人位この位の確率です。正直本当にレアです、以前もお話ししましたが、私は霊感というものがありません。欲しくもないですし・・・事故物件にお住まいの方とももちろん話をしたりしますが、ほとんど聞いたことはありません。なので、事故物件にまつわる怪談は直接見聞きする範囲ではほとんどありません。ほとんどですけどね怪談話ではオチが必要ですからね、「何にもいわくもない所で急に幽霊が出てきた」では恐怖も半減しますからね。 結論 ここまでいくつかお話ししてきましたが、私は不動産屋というのもあるのかもしれませんが、事故物件で大騒ぎすることがあまり好きではありません。私は幽霊を見たことはありませんが、怪談は怖いし、ホラー映画も見ます。でも亡くなられた方を知っていたりするせいか、亡くなった方を怨霊のように扱うことにも抵抗があります。亡くなった方の後片付をした人やその後に入居される方に悪さをするような人たちではないと思っているからでしょう。昨今、情報化社会で様々な情報が手に入れられます。正しい知識を身に着ければたいていのことはリスクも分かります。でも事故物件をオモシロおかしく扱う内容には少し憤りを感じてしまうのです。いつか事故物件のリフォームの仕方などもお話しできればと思っています。幽霊は怖いけど事故物件は怖くない私の雑談でした。
-

個人情報を守れ!郵便物転送届
個人情報満載の郵便物 お引越しの時に忘れないようにしましょう 旧住所に届き続ける個人情報 さて、お引越しに伴う手続きについてお話ししていきます。お引越しされたお客様からよくいただくお電話があります。「前の人の郵便物が届き続けるのですが、どうしたらいいですか?」そう、前の入居者の方宛の郵便物が届き続けるのです。今回はこれを防ぐ方法をご説明します。 郵便物を新しい住所に転送しましょう 旧住所から新住所に郵便物を転送してくれるサービスがあります。転居・転送サービスですが、概要は以下の通りです。・転居届を出してから1年間、旧住所宛の郵便物を新住所へ転送してくれる・1年間の期間は「転送開始希望日」からではなく「届け出日」から・1年経過後は差出人へ変換・届け出日から3日~7日程度の時間を要する・申請方法は3つ ①窓口にて直接 ②転居届を窓口でもらい、後ほどポストへ投函する ③インターネットにて・身分証明書が必要 運転免許証や保険証などの身分証明書が必要です。郵送の場合だとコピーを添付するなどが必要になります。詳しくは郵便局のHPにて 転居・転送サービスお引越しの際には、転居届を、お近くの郵便局窓口、ポスト投函、インターネット等でご提出いただくことで、1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送します。 転送期間は、届出日から1年間 です(転送開始希望日からではありません)。 転送期間経過後は、差出人に郵便物等を返還します。 なお、更新される際には、再度、転居届をお出しください。 … いつ手続きしたらよいのか? では、そんな転送届ですがいつ手続きをしたらよいのか?ですがお引越しの日より15日~1週間ほど前がベストでしょう。概要にもあった通り、届出を出してから3日~1週間程度掛かります。仮にお引越し後に転送届を出したとしら、お引越し後1週間は郵便物が届いてしまいます。お引越し後に旧住所へ行くことはまれだと思います。約1週間前には新住所への転送を開始しておけばお引越し当日にポストをチェックして終了とスムーズにいきます。とはいえ、あまりに早すぎると新住所にはまだ前の住人などが住んでいる場合もあります。なので、やはり15日~1週間前前後がおススメです。 逆に前の入居者宛の郵便物が届いて困る場合は? 今度は誤配された側の対応となります。この転送届を前の入居者がしていなかったのか、前の入居者宛の郵便物が届きつづける場合の対応です。ちなみに郵便法という法律ではこのように定められています 第四十二条(誤配達郵便物の処理) 郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない。② 前項の場合において誤つてその郵便物を開いた者は、これを修補し、かつ、その旨並びに氏名及び住所又は居所を郵便物に表示しなければならない。 となっています。では具体的にはどうするかといえば「宛先の居住者は転居済み」などと書いたメモや付箋を貼って、ポストへ投函するor郵便局に持ち込むと郵便局の方で以降の配達をストップしてもらえます。少し面倒かもしれませんが、以降も届き続ける面倒と比べれば楽なので、やってしまいましょう。仮に間違って開けてしまった場合は速やかにのり付けなどで補修し、同様の手順で対応しましょう。 個人情報ですから自分の為にも 昨今、個人情報をもとにしたトラブルや犯罪なども多くあります。そして、そもそも犯罪やトラブルでなくとも自分への郵便物が他人に見られるのはいい気分のものではありません。そして、それ以外にも次の入居者さんに迷惑も掛かってしまいます。手続き自体はどれも大した手間ではありません。自分自信の為にも個人情報をしっかりと守っていきましょう。





