
同業者のグチ

ある日のこと、他社の管理担当さんと雑談をしていたところ
「最近、部屋を決めろ決めろと一人のオーナーからのプレッシャーがきつくてさ」
あるオーナーからのプレッシャーを掛けられているその担当さんは辛そうでした。
現状としては以下のようでした。
- 掲載や清掃なども一定の水準までは頑張っているつもり
- 近隣相場なども伝えているが中々理解してもらえない
- 提案もしているが飲んでもらえない
- 要求が高く、スタッフへのプレッシャーも強い
- 他のスタッフが段々とこのオーナーの物件に消極的になっている
- それも原因で決まらずに負のスパイラルになっている
なるほど、管理会社あるあるです。
管理会社のレベルや管理にどの程度力を入れているかは別として、この手の話はよくあります。
「管理会社にもっとしっかりして欲しいオーナー」と「やれることはやっているつもりの管理会社」の対立
本来、お互いの目的は「良好な賃貸経営」で一致しているはずです。
ですが、そこには「もっと求めたいオーナー」と「もっと評価して欲しい管理業者」で食い違います。
この場合、足りていない管理会社、求めすぎるオーナー、どちらも多くあるので、ここでは一概にどちらが正しいとは言えません。
しかし、このグチをこぼした管理会社の担当さんは私から見れば普段から合格点は十分に出せる位の管理会社と思えます。
そういった意味では負のスパイラルに陥っている今回のオーナーさんのプレッシャーは「失敗」といえます。
じゃあ管理会社へプレッシャーは掛けない方がいいのか?と言われたら、私は管理会社へのプレッシャーは「必要」だと思っています。
正確にいえば「適度な緊張感」は有った方がいい。
この適度な緊張感は管理業者に「気が抜けない」と思わせますが、「あのオーナーと関わり合いたくない」にはなりません。
そして、この適度な緊張感がある状態こそが最高のパフォーマンスが発揮できる状態なのです。
スポーツでも仕事でも「自由に何でも大丈夫・適当でもOK」というNOプレッシャー状態では油断・慢心などが起こりやすいものです。
「そんなことない、俺たちは自由にさせてくれた方がいい」という管理会社は胸に手を当ててみてください。
本当は「怒られたくない」「プレッシャーを受けたくない」だけでしょう?
でも賃貸経営の上手なオーナーさんを思い浮かべてみてください。「マズい結果は見せられない」という意識が少しあるでしょう?
だからといって苦手だとか、出来れば話したくないとは思わせない方々ではなく、むしろ良好な関係ではありませんか?
そう、賃貸経営の上手なオーナーさんは管理会社へのプレッシャーや緊張感の持たせ方が上手なのです。
適度な緊張感や良いプレッシャーは与えるけど嫌われない、むしろ良い結果と良い関係を作る!
そして管理会社にとっても適度な緊張感と良いプレッシャーというのは、オーナーとの対話の機会だったりもして、良い管理状態を作れるチャンスなのです。
「適度な緊張感はあるが、とても良好な関係」これこそが本来あるべき管理会社・オーナーの理想形だと思っています。
今回はこの管理業者へ適度な緊張感をもたらす「良いプレッシャー」と、管理業者に敬遠されたり、時には嫌われ、パフォーマンスが上がるどころか下がってしまう「悪いプレッシャー」を賃貸経営の上手なオーナー、いわゆる「名将」の事例などをご紹介しつつ、みなさんの賃貸経営に活かせる方法をご紹介してみようと思います。
オーナーとのパワーバランス

前提として、管理会社にとって一番最優先するお客さんは誰か?といえば「管理物件を預けてくれるオーナー」となります。
こんなことを書くと「おいおい、入居者はどうした」と言われるかもしれませんが、少しお待ちください。
管理会社の基本的な仕事というのは、どう取り繕っても
「オーナーの収益を最大限化すること」なんです。
じゃあ「入居者はどうでもいいってことか?」というとそうではありません。
「だからこそ、家賃を払っていただける入居者さんが大切なのです」
どうです?矛盾はしないでしょ?オーナーにとっても入居者さんというのは「家賃を払っていただけるお客様」な訳です。
オーナーが大事だからこそ、入居者さんを大切にしなければならない!ご理解いただけたことでしょう。
しかし、管理物件がなければお話にもならない訳ですから、やはりオーナーとの関係というのは管理会社は気になるものです。
そして、そういったオーナーさんと管理会社の関係というのは絶妙なパワーバランスが存在します。
もちろん、オーナー様様という場合もあれば、強気な管理会社も存在しており、あるいはオーナーさんによっても個別に違いがあります。
そういった立場も踏まえて本題に入っていきましょう。
大前提として
まず、これからの前提として「管理会社がある程度のことはしてくれている」という前提になります。
「それは怒っても仕方ないよね」というミスや無気力で怠慢ばかりの管理会社だった場合は別です。
そんな管理会社であれば「管理会社変更」一択です。プレッシャーを掛ける必要もないでしょう。
それなりのことはしてくれていると思うが「もっと良くしたい、パフォーマンスを上げて欲しい」という想いがある場合に限ります。
あくまで「管理会社と良い関係を築く」「もっと自分の物件で良い結果を出したい」という前提です。
そういった前向きなプレッシャーや緊張感の為の方法だということを前提に進めていきます。
悪いプレッシャーと負のスパイラル

まずは「悪いプレッシャー」とはどういったものでしょうか?
単純に言えば管理会社や担当者が委縮したりプレッシャーを受けて何も言えなくなるだけの状態にすることです。
この状態では事態が好転するどころか、冒頭のオーナーのように負のスパイラルに陥ることが珍しくありません。
そして、この状態の最大のデメリットがあります。それは
管理会社や担当が次の手を提案出来なくなることです。
これはどういうことかと言いますと、ある程度の管理会社や担当であれば当然空室の長期化に対して対策を提案するハズです。
この時に残念ながら効果が出なかった場合に管理会社はこう思うのです。
「前回聞いてもらって結果が出なかったのに、更に提案するのは図々しいかな?」
ましてやオーナーからの過度なプレッシャーが掛かっている状態では提案しても「前もそう言って埋まらなかったじゃないか?」「じゃあ最初からそうすれば良かったんじゃないか?」と言われてしまうことを恐れて提案が出来なくなってしまう場合があります。
オーナー側からすると「空室が長期化しているのに何も提案もない」となってしまい、オーナーとしては更に不満の溜まる状態になってしまい、更にプレッシャーを掛けざるを得ない状態になってしまいます。
これが負のスパイラルの正体になっているケースは多く見られます。
これは空室の問題だけでなく、他の問題でも大体はこんな経緯を辿ってしまい、オーナー、管理会社ともに苦しい状態になってしまいます。
冒頭のオーナーさんも正にこの状態に陥ってしまったのです。
「管理会社がそんな状態ではオーナーではどうしようもないじゃないか?」
お気持ちは分かります。不動産投資を志されたのですから、やはり物件のパフォーマンスは上げていきたいものです。
では、ここからは私が今まで見てきた賃貸経営の上手なオーナー=名将を事例に管理会社から見る「良いプレッシャーの掛け方、適度な緊張感を持たせ方」をご紹介してみましょう。
良い時のコミュニケーション

悪いプレッシャーを掛けてしまうタイプのオーナーに共通して多いのが
悪い時だけコミュニケーション過多
もちろん、問題点があるのですから当然管理会社や担当とコミュニケーションを取ることが必要なのですが、物件の状態が良い時には連絡やコミュニケーションは一切無いという方が多いものです。
対して名将たちは
良い時にコミュニケーションを取っておく
反対ですね。
物件の入居状況なども含めて良好な状態の時に管理会社や担当とコミュニケーションを計る方が多いのです。
用件としては「今入居も安定しているのでお礼に来ました」という内容だったりするのですが、そこで話すのは「次空室が出たらどうしていきましょうか?」や「これから問題が出そうなこととかあります?」などの話に繋がります。
そこでは、現在の状況が良いのも手伝って前向きで建設的な話し合いとなります。
良好な状態の管理会社からは「次回空いたら、最近のトレンドでこんな方法がありまして」とか「この状態であれば家賃を上げることも視野に」「そろそろメンテナンスの時期ですが、計画的に進めましょう」なども聞けるでしょう。管理会社も自信を持ってオーナーと話せるタイミングですから、基本的には前向きな意見が多く出ることでしょう。
また管理会社にとっては「お礼を言ってくれる律儀な方」とか「既に次の対策を見ている意識の高いオーナーさんだな」「日々の物件状況をしっかりと把握している方」という風なプラスの印象を持たせることが出来ます。
こういった良好なタイミングを狙って管理会社とのコミュニケーションを取ることで「建設的な意見交換」「お礼を伝えて好感を持ってもらう」「物件を把握しているという意識」という一石三鳥の結果を名将たちは無意識なのか意識的なのかを別として管理会社に与えるのです。
これらは「物件状況を把握している方にマズい所は見せられないな」という適度な緊張感に繋がっていきます。
適度な「貸し」を作っておく

管理会社というのは正直「板挟み」の連続です。
他人の所有物を他人に貸すお手伝いというもので、基本的に自分達の権限で何かできるという部分は少ないものです。
そういった中で管理会社に対して適度な「貸し」を作れるチャンスというのは随所にあるものです。
先日のこと、ある物件で退去した入居者がいました。
このお部屋では入居者の過失によりお部屋が傷んでおりました。
その為、入居者の方に当該箇所の原状回復費をご請求しましたが、払わないのです。国土交通省のガイドラインに照らし合わせても明らかな部分と請求額であるにも関わらずです。
しかも入居者の過失は明らかであるにも関わらず、かなり争う姿勢を出していました。
揉めそうなことを含めてオーナーに相談したところ、あっさりと「その部分はいいですよ、大丈夫です」と言ってもらったそうです。
管理担当も対応に苦慮していただけに大変助かったそうです。
このオーナーさんは我々と同じく不動産業の方で当社に管理を任せてくれていますが、普段からこういった困ったタイミングでは何かと融通を聞いてもらっています。
そういった「恩」もあり、入居やその他の点で挽回しようという意識が働いているのか、当社に預けている全物件が良好な状態です。
もちろん、この方から「今回は貸しですよ」などとは聞いたことがありませんが、こういった細かい部分の恩というのが色々な部分で効いてきます。
だからといって「何でも飲まないといけない」「融通をいつでも聞かないといけない」という訳ではありません。
何でも聞いてしまうと無理難題ばかり降ってくるようになってしまいます。
あくまでも「適度に」というのと、相手が困っているなど「感謝や恩」と思えるかどうか?の見極めが大事です。
あまり打算的になりすぎると良くないのかもしれませんが、こういった「適度な貸し」は必ずプラスになって返ってくるものです。
これも管理会社や担当としては「あの時助けてもらっているしな」という意識や「恩返ししたい」という前向きな動機になるのは間違いありませんからね。
私自身、今思い起こしても「名将」達への「借り」はいまだに返せていません。
常に借りが残っていますが、現状は良好な状態であることが名将たちの名将たる所以なのかもしれません。
感じる他社の影

当社によくお越しいただくオーナーさんがおります。
この方とは毎回楽しい話題だったり、私が勉強になるような話を聞かせてくれます。
個人的にも好きなオーナーさんなのですが、当社のエリアとは別の都道府県にも物件を所有しています。
そちらの物件の様子や首都圏の最近のトレンドなどもオーナーさんから聞くのですが、そういった会話からも
「そうだよな、他の管理会社ともお付き合いあるんだもんな」と実感するのも事実です。
その方から「他の管理会社はこうなんだから」とか「他の管理会社に変えようかなー」というプレッシャーを掛けられたこともありません。
ご本人にもそのような意識は感じられません。毎度お会いする度に感謝を伝えらえれ、次回の方針などを話して建設的な会話ばかりです。
それでもそういった「他社の影」というのはやはり意識するものです。
ですが、これはさじ加減が大変重要だと思っています。
あくまで「匂わせる」程度で十分だと思います。
ニュアンス的には「いつもありがとう、本当に信用しているよ」という感情を相手に持たせていながらも「私は他社だったり、不動産業界のことも分かっているよ」が伝わる程度で十分です。
「私が他社で持っている物件ではー」とか「他社ならこんなことないのに」とばかり言ってしまうと過度なプレッシャーになってしまうこともあります。
私が出会ってきた名将たちも「いくつかの不動産会社」と取引があることは分かりながらも、脅しはしない。
勝手に管理会社が他社に負けじとパフォーマンスを上げている!
名将たちはこんな印象を持ちます。
管理会社というのは得意な部分が様々です。
大手には大手の良さが、中小には中小の良さが、時には担当レベルでも変わります。
しかし、こういった「勝手に管理会社が張り切る」緊張感は相互にいい影響をもたらすこともあるといえます。
同じオーナーさんを管理している他社さんと話していても、名将たちの物件は不思議とお互いに良好な状態であることが多いものです。
これは複数の管理会社と付き合った方がいいというよりは「不動産業界のこともある程度把握しているよ」という無言のメッセージが「適度な緊張感」に繋がっているのだと思っています。
やっぱりコミュニケーション力
いかがでしたでしょうか。
どれにも共通しているのがコミュニケーションの取り方ということです。
プレッシャーもコミュニケーションの一つではありますが、やはり前向きで建設的な関係を築くことが最良であることは疑いようがありません。
もちろん、ハッキリと言わねばならない場合などもありますが、根底にはお互いに良好な状態を作っていこうという信頼関係を築いていく作業なのだと思います。
管理会社はもちろん慢心・油断をしてはいけませんし、プロとして最良の提案をしていくことが責務になります。
そういったお互いの信頼関係を築く為にも、やはり「適度な緊張感」というのは必要だと管理会社の立場からも思います。
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決闘(デュエル)しようぜ! カードショップ彩々
国分五差路の中心にカードショップがオープン!当社の管理物件も近くにたくさんあり、気になっていました! カードショップとは?子供たち向けなのか?いや、そうでもなかった ある日、スタッフと食事をしていると話題は管理物件の近くのお店に国分向花の五差路にカードショップがオープンしましたよねそう、霧島市国分の中でも有名な五差路、近くにはカレーハウスココ壱番屋やハンズマンなど賑わいを見せるその中心にカードショップなるものがオープンしたとのこと。私、残念ながらカードの知識といえば子供が一時期ハマっていた「ポケモンカード」や少年ジャンプで連載していた「遊戯王」のイメージしか持ち合わせていませんでした。しかし、店内の様子などは外から見えないことで興味がありました。新たな霧島市のおススメスポットになるのでは?と思い、お店へレッツゴー正直、この段階では子供たちが集うだけのお店かと思っていました。 とにかく広いぞ!デュエルスペース 店内に入るとまずビックリしたのが、お店の約半分がデュエルスペース最大72席とのことで広いスペースを確保しているとのこと。鹿児島店もあるようですが、こちらも広いデュエルスペースが売りなのだとか現在はコロナ対策もあり、少し間隔を空けて使用しているそうですが、席数はかなりのもの なぜだかワクワクするカード そしてその反対側にはカードたちがショーケースに並んでいます束になって数百円もあれば、1枚で数百円~何千円までそして1枚で20万円を超えるレアカードまで!カードの種類は遊戯王、ポケカ、デュエマ、MTG、ヴァイス、ヴァンガード、シャドバ、Reバース他だそうです。私はあまり知識がないのですが、当店スタッフは「懐かしい」と感激していました。 子どもから大人まで楽しめるカードゲーム お店の方に聞いてみるともちろんお子さんも多いですが、一番多いのは20代~40代後半までの大人の方ですよ とのこと。確かに、絵柄などを見ていると大人向けの物も多く、コレクションとしての楽しみなどを考えると、全く興味の無かった私もなぜかワクワクしてきました。そして当店のスタッフに聞けば、デュエル自体も頭を使い、戦略やデッキ(一揃えされたカードの組み合わせ)を考えたりとかなり奥が深く、大人も楽しめるそうです。確かに、物を集める快感と戦略性などは全ての趣味に通じるところでしょう。 店内ではほぼ毎日大会が! 店内の予定スケジュールを見ると、ほぼ毎日何かの大会が行われています。先日はポケモンカードの大会で大盛況だったようです。参加費も200円~などで気軽に参加できますね。こういった場があることでコミュニティがドンドン広がっていくのは素晴らしいですね。大人になると中々「友達」というのが作りにくいですが、共通の趣味などあればすぐに打ち解けますからね。 ちなみに店内へ持ち込んだ飲食物はお断りだそうですが、お店前の自販機で買った物などはOKだそうです。また、店内にもお菓子やアイスなども売っておりました。 始めてみたいけど、何から揃えたらいいのか分からない。という方の為に優勝実績のあるカードなどを最初からセットで売ってあったりもします。いきなり最強クラスのデッキの完成!店内には他にも安価なデッキセットなどもあったので、これから始めてみたいという方も安心ですね。 もちろん、レジ後ろには大量の新品パックも、店員さんも親切な方で、カードに疎い私にも分かるように丁寧に教えてくれました。 駐車スペースもたくさんあります やはり男の血が騒ぎますちなみにこちらは非売品 こちらもデッキセットのようです、こちらは随分安価ですね ネットの関係もいいけど、そんな時だからこそリアルな遊びを ここまで、カードに無知な私でも「面白そう」と思えるカードゲームの世界最近はネットで世界中の人たちと繋がれる環境です。それも素晴らしいことだと思います。でも昔からある、「集まって遊ぶ」という文化が今ではこのような形になったのでしょう。こういった遊びを基にしたコミュニティが町にたくさん増えることはとても意義のあることに思えます。今回初めてカードの魅力に触れましたが、コレクション性、知略性、そして人とのふれあいこれは老若男女問わない素晴らしい文化だなあと感心してしまいました。心に乾きを持った大人のみなさん、ぜひカードゲーム初めてみませんか?そしていつの日にか私とも「デュエルしようぜ」 店舗名カードショップ彩々 国分店住所〒899-4353 鹿児島県霧島市国分向花町10−2お問合せ050-1371-2786営業時間平日13時~22時、土日祝11時~22時店休日店内のカレンダーやツイッターなどで告知されているようです
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②老夫婦の想いと大逆転 惨状と復活の狼煙編
画像には少しお見苦しいものもありますが、ありのままをお伝えします 現地調査と決まらない理由 前回までのお話しはこちらそうして、新たに管理物件となったアパートへ現地調査へ行きます。築年数は少し経過したものの、外観はキレイです。外観はこの物件を紹介してくれた業者さんが定期的にメンテナンスを行っているとのことで、とてもキレイな状態でした。「この状態で決まらないもんかな?」空室の鍵を開けました。凄まじい異臭です。このニオイは長期間の空室で排水管の水(封水)が枯れてしまってニオイが逆流していました。しかも目に染みるレベルです。この感じからして空室の期間はかなり長い間放置されていたことが分かりました。もちろん電気も通っておらず、明かりも点かない状態でした。この後、虫などの写真が出ますので、苦手な方はスキップしてください。 床一面の小バエ ニオイの原因と思しきトイレを開けるとこの有り様です。床に見える点々は下水管から上がってきた虫の死骸です。トイレの水が無くなり、長い間放置されていたのでしょう。ちなみにこの虫の正体は「チョウバエ」といいます。壁に止まっているとハート型の形をしています。主に下水管や汚い水で発生することが多く、細菌を媒介することもあります。通常お部屋で出たりする、「小バエ」とはまた別の種類です。今回もトイレの排水口の水が枯れたことにより、上に上がってきてトイレで大量に死んでいました。お風呂も同様の状態ですが、更に汚いため、写真は掲載しないでおきます。 床もか・・・ 床もあちこちめくれており、ささくれもヒドイ状態です。靴下に穴が開きました。これで決まらないのは当然でしょう。 まだまだ有った問題点 家賃滞納 お部屋の惨状は分かりました。その後滞納の確認を行います。まずは、遅れながら払っていた方に連絡します。この方は管理会社が変わった旨と、やはり契約書通り前家賃(当月分を前月末に支払う方法、全国的にも一般的な方法)でお支払いをお願いしました。すると、ご理解いただけました。しかし、遅れている分をまとめては難しいとのことで数ヶ月に渡って分割でお支払いする約束をし、その後全額お支払いいただきました。もう一人の方は6ヶ月以上の滞納&連絡が取れないという「ダブルパンチ」の方でした。こちらはとても苦労しましたが、このブログでも何度かお話ししている通り、私は滞納の解決は得意です。少し時間と労力は掛かりましたが、話し合いにて解決し、現段階でもあと少しの状態となりました。そうです、この方達もやるべきことをしっかりと行っていけば問題の無い方達だったのでしょう。 復活の狼煙(のろし) そして、同時並行で空室の募集です。現在のお部屋の状況をオーナーさんにお話ししました。オーナーさんもここ一年程は高齢のために中々現地へ行けなかったとはいえ、現状を見て落胆していました。「どうしたら良いのでしょうか?」「家賃を下げた方がいいでしょうか?」とのことでしたので、改善案として次のことをご提案しました。①現状の空室で2部屋は清掃及び写真などを取り直せば大丈夫②3部屋はお部屋の損傷も激しく、原状回復もされていない状態なので、少し手を入れましょう③今まで年払いでもらっていた(実際には2部屋しか払っていなかった)共益費や自治会費を月額でもらいましょう④家賃は下げなくて大丈夫ですここまでお話しをするとご夫婦の顔色も大分良くなってきました。私は原状回復ついでに少しのプラスで何とかなると思っていました。そして、その結果は意外と早く訪れました。次回で完結です続きはこちら
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お花から大型観葉植物まで ~グリーンショップ八ヶ代~
ドラッグコスモス国分店の道向かいにあり、ニトリの裏手にあります 大きな観葉植物もたくさんあり、店内では宝さがしのような感覚に 最近、店内にある観葉植物をせっせと世話をしておりました。開業祝いなどでいただいた観葉植物でしたが、中には弱ってしまっているものもありましたので、土を入替えたり、栄養剤を与えてみたり、日当たりを調整したりなど試行錯誤をしていると完全復活しました。きれいな葉が戻った観葉植物をせっかくなので、接客スペースに出してみたところ、意外と落ち着くスペースとなったことからもう少しだけ増やしてみようと思いました。 当店の接客スペースです、観葉植物を少し増やそうと思います 当店の接客スペースは天井が高いため、出来るだけ大型の観葉植物を探すことにしました。しかし、探してみると大型の観葉植物というのは売ってないものです。お花屋さんには小型の物はありますが、背丈位のものになると中々取り扱いがない。そこで以前から気になっていた「グリーンショップ八ヶ代」さんにフラッと立ち寄ってみました。 この日は台風に備えて、外の物をビニールハウスの中に入れてある状態とのこと、中は定番からあまり見たことない植物も 「台風前で全部中に全て仕舞っているので、少し見づらいかもしれません」親切なスタッフさんにお礼を言いながら店内を見ていきます 大きい観葉植物がたくさん 入口入って手前はお花の苗やポット、野菜の種などがたくさんありました。奥へ進むと観葉植物コーナー理想通りの大きさがたくさんありました。恐らくネットで買うと2万円以上しそうなサイズがリーズナブルな価格で並んでいました個人的に葉の大きなものを探していましたが、どれもこれも状態の良いもので見てるだけでワクワクしました お値段はネットの半額以下の物も グリーンショップ八ヶ代さんに行く前にネットで見て検討していましたが、行ってみるとお手頃!今回は写真中央にあるものなどでいくつかお願いし、5つで2万円程度!ネットで買っていたら8万円~10万円くらいしたかもしれません。 今回購入させていただいたサイズをネットで見ると大体一つ15,000円~30,000円で掲載されていました。もちろん送料などがあるとは分かりますが、それでもこの金額差はビックリしました。うーん、お得 贈答用から家庭用まで 更に奥には贈答用にもってこいの胡蝶蘭が立派に咲いておりました。その他、ガジュマルやハイビスカスなど素人の私には「こんなものも売ってるんだ」と楽しくなり、しばらく店内をウロウロ お隣ではお花屋さん お隣ではフラワーショップの「花とひろば」さんこちらでは通常の花束や生花などのお取り扱いがあるそうです。今回は観葉植物を見に行ったのですが、こちらも店内はなかなかの広さで外から見てもお花の種類がたくさんありました。 店内の様子 心惹かれましたが、今回は店舗用のため見送り 今回の本命「オーガスタ」この位の大きさが欲しかったんです。これもネットの値段の半額以下で買うことができました もちろんお手頃の家庭用サイズは更にたくさん。見てると楽しいです 園芸用品も売っています。「全然植物のこと分からないんですけど」とスタッフさんに聞くと優しく丁寧に教えてくれました この大きさの「カボック」ならネットで2万円~3万円しそうです 実際はこのお値段、うーん安い バナナって家庭で育てられるんですね、以外と強いみたいで育てやすいそうです。 駐車場は隣にたくさんあります。 ホームセンターでもいいのかもしれないけど、やっぱり専門店! どうしてもホームセンターなどのイメージがあった園芸用品しかしグリーンショップ八ヶ代さんではスタッフさんに聞くと、初心者の私にも分かりやすくおススメから育て方まで教えてくれました。店舗の形や日当たり条件などで、おススメは変わるようですが、今回はベストなお買い物になりました。ありがとうございます。みなさんも新生活や日常の癒しに植物のある生活はいかがでしょうか? お名前グリーンショップ八ヶ代(やかしろ)営業時間8:00~19:00 ※お盆 正月は休み 基本 日曜から土曜まで空いてるそうです所在地鹿児島県霧島市国分向花1134-3 電話番号0995-46-3354
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①老夫婦の想いと大逆転 空室率50%+滞納率40%
素敵な老夫婦がアパート経営に悩んでいました 空室対策編 ある日のご紹介とご夫婦の想い ある日のこと、業者さんからご連絡をいただきました。「空室で困っている方がいて、ロータスホームさんで何とか出来ませんか?」当社に物件を預けてくださっているオーナーさんが懇意にしている業者さんでした。その業者さんがお仕事を頂いているオーナーさんのとある物件が空室と問題で大変とのこと。そこで当社のオーナーさんに相談したところ、当社に連絡してみたら?とのことでした。私は現在、他社の管理会社から管理を取るという行為を基本的にしておりません。その為、管理物件が増えるのはこういった業者さんや自社のオーナーさんからのご紹介や管理に困った方からの直接のお問合せがほとんどです。今回も業者さんにお礼を申し上げ、まずはオーナーさんと直接お話しする機会をください。とお伝えしました。そして、ご紹介いただいた業者さんからオーナーさんの連絡先を伺い、オーナーさんへご連絡をいたしました。すると、住んでいらっしゃるのは少し離れた場所であること、ご夫婦ともに90歳を超えており、最近物件へ中々行くことも難しくなってきた。との事情を伺いました。もう少し詳細なお話しが聞きたいということと、賃貸管理についてどのようなスタンスであるかを知りたくて、直接お会いさせて欲しい旨をお伝えしました。快くOKをいただいたので、すぐさま伺う日をお約束して、オーナーさんのご自宅へ参りました。 管理会社とオーナーさんの立場 そして当日、私は錦江湾フェリーに乗り、一路オーナーさん宅へ向かいました。この時点では管理をお受けできるか全く予想しておりませんでした。当社では物件がどんなに古かったり、問題が山積みであったからといって管理をお断りすることは基本ありません。それよりも重要なのは、「オーナーさんが賃貸管理にどういったスタンスであるか」です。基本的には管理会社を変える、もしくは自主管理から管理会社へ変更する。ということは現在の管理に不満もしくは限界を迎えている訳です。管理会社は不動産のプロではありますが、「所有者」ではありません。あくまで所有者及び最終的な決定権者は「オーナーさん」です。その為、今後大事な資産をお預りする時にはこの「賃貸管理に対してのスタンス」の感覚がとても大事になるのです。これは偉そうに「オーナーを選ぶ」というのでは決してありません。各オーナーさんが、管理会社に期待されている部分が私たちとイメージが違った場合、お互いが不幸な結果となってしまいます。そういった「こんなハズじゃなかった」を生まないために最初のヒアリングはとても大事だと思っています。 空室率50% 滞納率40% オーナーさん宅に着くとご夫婦一緒に暖かくお出迎えしていただけました。お会いしてみるとご夫婦ともに90歳を超えているとは思えない程お元気です。ご挨拶をし、早速本題に入ることにしました。その段階で伺った内容は以下のようでした。・現在の管理会社は長く管理をお願いしていた・全10部屋中入居中のお部屋は5部屋・入居している5部屋のうち2部屋は滞納があり、内1部屋は入金もない状態・以前はたまに物件へ行っていたが、最近は中々行けない・空室の状態も最近見れていない※後にこの空室を見に行きますが、とても貸せる状態ではありませんでした。この部分については後ほどとのことでした。なるほど、実質3部屋分の家賃しか入っていない状態なのだなと理解が出来ました。そして、奥様は手元にある1冊のノートを私に見せてくれました。そこにはお部屋ごとの家賃入金状況が刻銘に書かれていました。一部屋ずつお名前と入金記録を手書きでビッシリと丁寧に書いてありました。横には収支明細を細かく書いており、正に家賃表でした。奥様は今までしっかりと、アパートの入金から支出までをご自身でも管理していたのです。そして、話はこれまでの人生について少しずつ入っていきました ご夫婦の想いと人生について アパートを買われた動機を伺ったところ、これまでの人生についてお話ししてくれました。お二人はこれまで先祖代々の土地で農家を営んでいたそうです。驚くことに89歳まではビニールハウスに上り作業をしていたとのこと。昔の人のたくましさ!そんな中で、少しずつ堅実に貯めたお金で不動産投資を始めたのはやはりお子さん達への想いでした。作物を育てるが、自然というのは思い通りにならずとても苦労した。だからこそ、自分達は無駄遣いをせずに必死に不動産を少しずつ増やしていった。そしてゆくゆくはお子さん達にこの不動産を渡してあげたい。とのことでした。仏間にはこれまでの作物に対しての賞状がズラリと並んでおり、これまでの実直な営みを証明するには十分過ぎました。しかし、この物件が最近このような状態になり、とても子供たちに安心して渡せる状態ではない。もう売却も視野に入れていかないといけないんでしょうか?と悲しそうな表情でした。 私はこの物件を実は知っていました。営業マン時代に一度ご案内したことがありました。そして、ご夫婦に当社の管理のご紹介、管理報酬や今後のおススメの方針など必要な事項をお伝えしました。そして「私はここから持ち直せると思っています、よろしければ管理を任せてみませんか?」と話しました。すると「お宅さんにお任せいたします。この物件をいいようにしてください」とおっしゃっていただきました。その言葉をいただき、私はすぐさま物件へ向かうことにしました。そして惨状と数々の問題を目の当たりにすることになるのです。続きはこちら
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やっててよかった賃貸管理 心の火と燃料
漫画「キングダム」より麃公(ひょうこう)将軍大好きな言葉です 仕事をしていると毎日順調で絶好調!などあるハズもありません。時には挫折や苦しみなども襲ってきます。でも、この仕事では心の燃料が補給される瞬間があるのです。今日はそんなお話です。 なぜか私と縁のあるお客様 私はその日、正直少し疲れていました。少し力のいる仕事が続いており、中々上手く進まない物事に少しだけ落ち込んでもいました。夕方16時頃、一人の男性のお客様がご来店されました。「鍵を持ってきました、解約で」現在、当社では新型コロナウイルス対策として解約時の立ち会い業務を行っておりません。ご解約の際には、お引越し後鍵を当社にお持ちいただいております。そこでご転居先やお部屋の状態を伺ったりして、その後お部屋の確認を私たちで行っております。当初はトラブルや言った言わないなどになるかと懸念はありましたが、今年に入ってからそのように揉めたりするケースなどは1件もありませんでした。その為、このお客様も鍵を持ってきていただきました。たまたま他のスタッフもお客様の対応などで空いておらず、私が対応することになりました。いつものように必要事項を説明し、いつものように聞いてみました。「最後に正直、住み心地とか困ったこととか、使いにくかったことはありませんでしたか?」必ず皆さんに聞いています。もし何かあれば次回に活かすためです。すると「家の前に共用灯があったせいか、少し虫が多く来たくらいでしたね」「でも、住んでいる間は快適に過ごせました。静かで環境も良かったです」良かった、毎回この瞬間にホッと胸をなでおろします。そして今後の流れや手続きについて説明をしていると「内田さんですか?」と聞かれました。「はい、内田です」と答えましたすると「妻が最初に一人暮らしで借りていたので、初めてお会いしますね」 初めて会う旦那さん、そして そうです、そこで思い出しました。ご入居中、同棲するために入居者さんが増えるとの連絡をいただいたのでした。元々2人以上住めるような間取りでしたので、もちろんOKですとご返答しました。そして、2人入居になるため、駐車場をもう一台契約したいとのご相談を受けました。しかし、その時点でこのマンションは満室で駐車場の空きがなかったのです。その時私は確か昔からの入居者さんで駐車場を使っていない方がいたような気がして、もう一度調査しました。その方に確認をしたところ、心よく譲っていただけました。そしてこのお部屋に2台駐車場を用意できたのでした。そんな私にとってはいつもの日常の仕事でした。私はそのことを忘れていましたが、旦那さんは私の名前を覚えてくれており、「あの時は助かりました」と言ってくれました。そして旦那さんは「妻も気持ちよくここで過ごせたから本当は今日、ここに来たいと言ってたんですよ」と言ってくれました。この時点で疲れていた私は心と目の奥から熱いものがこみ上げてくるのを感じました。退去の時の感謝の言葉はいつも貰っているのに、なぜかこの日は特に強く心に響きました。そして、旦那さんは目の前で奥さんに電話を掛け、その電話を私に手渡してくれました。「本当にお世話になりました、とても良いお部屋でした、ありがとうございました。」声を聴いてまた思いだしました、奥さんの当時の営業担当は他ならぬ私自身でした。数年前、一人暮らしの為にマルトクエステートへ来てくれて一緒にお部屋探しをしました。本当に優しい方で私も一所懸命ご案内したことが思い出されました。いつもならそんなことはお部屋号室を聞くだけで思い出すのに、疲れていたのか、そんなことも思い出せなくなっていました。年月が経ち、そんな彼女もご結婚し、お子さんが産まれたことを期にお引越しだったのです。私は胸が熱くなりました。普段、どうしても不動産会社へ連絡をもらう時は困った時が大半です。もちろんそのサポートが仕事であるので、苦でもありません。でも、この時は何気なくやっていた業務がやっぱり人の役に立っていたんだと、誰かの助けになっているんだと、上手く言葉にできませんがそんなことを強く実感できました。 心の燃料と使命 気づくと私は逆にしつこい位に旦那さんと奥さんに感謝を言っていました。「こちらこそありがとうございました。そう言って貰えて本当に嬉しいです」とそして「これからのお二人の幸せを本当に願っています」と旦那さんへ最後まで同じようなことを繰り返し話していました。私の疲れは一気に吹き飛びました。気づくと目は半ベソです。そう、この感情と感動が好きなのです。日常茶飯事のこんな一言が大好きなのです。どうしても強い時ばかりではありません。しかし、日々もらう「ありがとう」が私の心の燃料だったのです。そんな当たり前のことを思い出せました。私はこの仕事が大好きです。





