
同業者のグチ

ある日のこと、他社の管理担当さんと雑談をしていたところ
「最近、部屋を決めろ決めろと一人のオーナーからのプレッシャーがきつくてさ」
あるオーナーからのプレッシャーを掛けられているその担当さんは辛そうでした。
現状としては以下のようでした。
- 掲載や清掃なども一定の水準までは頑張っているつもり
- 近隣相場なども伝えているが中々理解してもらえない
- 提案もしているが飲んでもらえない
- 要求が高く、スタッフへのプレッシャーも強い
- 他のスタッフが段々とこのオーナーの物件に消極的になっている
- それも原因で決まらずに負のスパイラルになっている
なるほど、管理会社あるあるです。
管理会社のレベルや管理にどの程度力を入れているかは別として、この手の話はよくあります。
「管理会社にもっとしっかりして欲しいオーナー」と「やれることはやっているつもりの管理会社」の対立
本来、お互いの目的は「良好な賃貸経営」で一致しているはずです。
ですが、そこには「もっと求めたいオーナー」と「もっと評価して欲しい管理業者」で食い違います。
この場合、足りていない管理会社、求めすぎるオーナー、どちらも多くあるので、ここでは一概にどちらが正しいとは言えません。
しかし、このグチをこぼした管理会社の担当さんは私から見れば普段から合格点は十分に出せる位の管理会社と思えます。
そういった意味では負のスパイラルに陥っている今回のオーナーさんのプレッシャーは「失敗」といえます。
じゃあ管理会社へプレッシャーは掛けない方がいいのか?と言われたら、私は管理会社へのプレッシャーは「必要」だと思っています。
正確にいえば「適度な緊張感」は有った方がいい。
この適度な緊張感は管理業者に「気が抜けない」と思わせますが、「あのオーナーと関わり合いたくない」にはなりません。
そして、この適度な緊張感がある状態こそが最高のパフォーマンスが発揮できる状態なのです。
スポーツでも仕事でも「自由に何でも大丈夫・適当でもOK」というNOプレッシャー状態では油断・慢心などが起こりやすいものです。
「そんなことない、俺たちは自由にさせてくれた方がいい」という管理会社は胸に手を当ててみてください。
本当は「怒られたくない」「プレッシャーを受けたくない」だけでしょう?
でも賃貸経営の上手なオーナーさんを思い浮かべてみてください。「マズい結果は見せられない」という意識が少しあるでしょう?
だからといって苦手だとか、出来れば話したくないとは思わせない方々ではなく、むしろ良好な関係ではありませんか?
そう、賃貸経営の上手なオーナーさんは管理会社へのプレッシャーや緊張感の持たせ方が上手なのです。
適度な緊張感や良いプレッシャーは与えるけど嫌われない、むしろ良い結果と良い関係を作る!
そして管理会社にとっても適度な緊張感と良いプレッシャーというのは、オーナーとの対話の機会だったりもして、良い管理状態を作れるチャンスなのです。
「適度な緊張感はあるが、とても良好な関係」これこそが本来あるべき管理会社・オーナーの理想形だと思っています。
今回はこの管理業者へ適度な緊張感をもたらす「良いプレッシャー」と、管理業者に敬遠されたり、時には嫌われ、パフォーマンスが上がるどころか下がってしまう「悪いプレッシャー」を賃貸経営の上手なオーナー、いわゆる「名将」の事例などをご紹介しつつ、みなさんの賃貸経営に活かせる方法をご紹介してみようと思います。
オーナーとのパワーバランス

前提として、管理会社にとって一番最優先するお客さんは誰か?といえば「管理物件を預けてくれるオーナー」となります。
こんなことを書くと「おいおい、入居者はどうした」と言われるかもしれませんが、少しお待ちください。
管理会社の基本的な仕事というのは、どう取り繕っても
「オーナーの収益を最大限化すること」なんです。
じゃあ「入居者はどうでもいいってことか?」というとそうではありません。
「だからこそ、家賃を払っていただける入居者さんが大切なのです」
どうです?矛盾はしないでしょ?オーナーにとっても入居者さんというのは「家賃を払っていただけるお客様」な訳です。
オーナーが大事だからこそ、入居者さんを大切にしなければならない!ご理解いただけたことでしょう。
しかし、管理物件がなければお話にもならない訳ですから、やはりオーナーとの関係というのは管理会社は気になるものです。
そして、そういったオーナーさんと管理会社の関係というのは絶妙なパワーバランスが存在します。
もちろん、オーナー様様という場合もあれば、強気な管理会社も存在しており、あるいはオーナーさんによっても個別に違いがあります。
そういった立場も踏まえて本題に入っていきましょう。
大前提として
まず、これからの前提として「管理会社がある程度のことはしてくれている」という前提になります。
「それは怒っても仕方ないよね」というミスや無気力で怠慢ばかりの管理会社だった場合は別です。
そんな管理会社であれば「管理会社変更」一択です。プレッシャーを掛ける必要もないでしょう。
それなりのことはしてくれていると思うが「もっと良くしたい、パフォーマンスを上げて欲しい」という想いがある場合に限ります。
あくまで「管理会社と良い関係を築く」「もっと自分の物件で良い結果を出したい」という前提です。
そういった前向きなプレッシャーや緊張感の為の方法だということを前提に進めていきます。
悪いプレッシャーと負のスパイラル

まずは「悪いプレッシャー」とはどういったものでしょうか?
単純に言えば管理会社や担当者が委縮したりプレッシャーを受けて何も言えなくなるだけの状態にすることです。
この状態では事態が好転するどころか、冒頭のオーナーのように負のスパイラルに陥ることが珍しくありません。
そして、この状態の最大のデメリットがあります。それは
管理会社や担当が次の手を提案出来なくなることです。
これはどういうことかと言いますと、ある程度の管理会社や担当であれば当然空室の長期化に対して対策を提案するハズです。
この時に残念ながら効果が出なかった場合に管理会社はこう思うのです。
「前回聞いてもらって結果が出なかったのに、更に提案するのは図々しいかな?」
ましてやオーナーからの過度なプレッシャーが掛かっている状態では提案しても「前もそう言って埋まらなかったじゃないか?」「じゃあ最初からそうすれば良かったんじゃないか?」と言われてしまうことを恐れて提案が出来なくなってしまう場合があります。
オーナー側からすると「空室が長期化しているのに何も提案もない」となってしまい、オーナーとしては更に不満の溜まる状態になってしまい、更にプレッシャーを掛けざるを得ない状態になってしまいます。
これが負のスパイラルの正体になっているケースは多く見られます。
これは空室の問題だけでなく、他の問題でも大体はこんな経緯を辿ってしまい、オーナー、管理会社ともに苦しい状態になってしまいます。
冒頭のオーナーさんも正にこの状態に陥ってしまったのです。
「管理会社がそんな状態ではオーナーではどうしようもないじゃないか?」
お気持ちは分かります。不動産投資を志されたのですから、やはり物件のパフォーマンスは上げていきたいものです。
では、ここからは私が今まで見てきた賃貸経営の上手なオーナー=名将を事例に管理会社から見る「良いプレッシャーの掛け方、適度な緊張感を持たせ方」をご紹介してみましょう。
良い時のコミュニケーション

悪いプレッシャーを掛けてしまうタイプのオーナーに共通して多いのが
悪い時だけコミュニケーション過多
もちろん、問題点があるのですから当然管理会社や担当とコミュニケーションを取ることが必要なのですが、物件の状態が良い時には連絡やコミュニケーションは一切無いという方が多いものです。
対して名将たちは
良い時にコミュニケーションを取っておく
反対ですね。
物件の入居状況なども含めて良好な状態の時に管理会社や担当とコミュニケーションを計る方が多いのです。
用件としては「今入居も安定しているのでお礼に来ました」という内容だったりするのですが、そこで話すのは「次空室が出たらどうしていきましょうか?」や「これから問題が出そうなこととかあります?」などの話に繋がります。
そこでは、現在の状況が良いのも手伝って前向きで建設的な話し合いとなります。
良好な状態の管理会社からは「次回空いたら、最近のトレンドでこんな方法がありまして」とか「この状態であれば家賃を上げることも視野に」「そろそろメンテナンスの時期ですが、計画的に進めましょう」なども聞けるでしょう。管理会社も自信を持ってオーナーと話せるタイミングですから、基本的には前向きな意見が多く出ることでしょう。
また管理会社にとっては「お礼を言ってくれる律儀な方」とか「既に次の対策を見ている意識の高いオーナーさんだな」「日々の物件状況をしっかりと把握している方」という風なプラスの印象を持たせることが出来ます。
こういった良好なタイミングを狙って管理会社とのコミュニケーションを取ることで「建設的な意見交換」「お礼を伝えて好感を持ってもらう」「物件を把握しているという意識」という一石三鳥の結果を名将たちは無意識なのか意識的なのかを別として管理会社に与えるのです。
これらは「物件状況を把握している方にマズい所は見せられないな」という適度な緊張感に繋がっていきます。
適度な「貸し」を作っておく

管理会社というのは正直「板挟み」の連続です。
他人の所有物を他人に貸すお手伝いというもので、基本的に自分達の権限で何かできるという部分は少ないものです。
そういった中で管理会社に対して適度な「貸し」を作れるチャンスというのは随所にあるものです。
先日のこと、ある物件で退去した入居者がいました。
このお部屋では入居者の過失によりお部屋が傷んでおりました。
その為、入居者の方に当該箇所の原状回復費をご請求しましたが、払わないのです。国土交通省のガイドラインに照らし合わせても明らかな部分と請求額であるにも関わらずです。
しかも入居者の過失は明らかであるにも関わらず、かなり争う姿勢を出していました。
揉めそうなことを含めてオーナーに相談したところ、あっさりと「その部分はいいですよ、大丈夫です」と言ってもらったそうです。
管理担当も対応に苦慮していただけに大変助かったそうです。
このオーナーさんは我々と同じく不動産業の方で当社に管理を任せてくれていますが、普段からこういった困ったタイミングでは何かと融通を聞いてもらっています。
そういった「恩」もあり、入居やその他の点で挽回しようという意識が働いているのか、当社に預けている全物件が良好な状態です。
もちろん、この方から「今回は貸しですよ」などとは聞いたことがありませんが、こういった細かい部分の恩というのが色々な部分で効いてきます。
だからといって「何でも飲まないといけない」「融通をいつでも聞かないといけない」という訳ではありません。
何でも聞いてしまうと無理難題ばかり降ってくるようになってしまいます。
あくまでも「適度に」というのと、相手が困っているなど「感謝や恩」と思えるかどうか?の見極めが大事です。
あまり打算的になりすぎると良くないのかもしれませんが、こういった「適度な貸し」は必ずプラスになって返ってくるものです。
これも管理会社や担当としては「あの時助けてもらっているしな」という意識や「恩返ししたい」という前向きな動機になるのは間違いありませんからね。
私自身、今思い起こしても「名将」達への「借り」はいまだに返せていません。
常に借りが残っていますが、現状は良好な状態であることが名将たちの名将たる所以なのかもしれません。
感じる他社の影

当社によくお越しいただくオーナーさんがおります。
この方とは毎回楽しい話題だったり、私が勉強になるような話を聞かせてくれます。
個人的にも好きなオーナーさんなのですが、当社のエリアとは別の都道府県にも物件を所有しています。
そちらの物件の様子や首都圏の最近のトレンドなどもオーナーさんから聞くのですが、そういった会話からも
「そうだよな、他の管理会社ともお付き合いあるんだもんな」と実感するのも事実です。
その方から「他の管理会社はこうなんだから」とか「他の管理会社に変えようかなー」というプレッシャーを掛けられたこともありません。
ご本人にもそのような意識は感じられません。毎度お会いする度に感謝を伝えらえれ、次回の方針などを話して建設的な会話ばかりです。
それでもそういった「他社の影」というのはやはり意識するものです。
ですが、これはさじ加減が大変重要だと思っています。
あくまで「匂わせる」程度で十分だと思います。
ニュアンス的には「いつもありがとう、本当に信用しているよ」という感情を相手に持たせていながらも「私は他社だったり、不動産業界のことも分かっているよ」が伝わる程度で十分です。
「私が他社で持っている物件ではー」とか「他社ならこんなことないのに」とばかり言ってしまうと過度なプレッシャーになってしまうこともあります。
私が出会ってきた名将たちも「いくつかの不動産会社」と取引があることは分かりながらも、脅しはしない。
勝手に管理会社が他社に負けじとパフォーマンスを上げている!
名将たちはこんな印象を持ちます。
管理会社というのは得意な部分が様々です。
大手には大手の良さが、中小には中小の良さが、時には担当レベルでも変わります。
しかし、こういった「勝手に管理会社が張り切る」緊張感は相互にいい影響をもたらすこともあるといえます。
同じオーナーさんを管理している他社さんと話していても、名将たちの物件は不思議とお互いに良好な状態であることが多いものです。
これは複数の管理会社と付き合った方がいいというよりは「不動産業界のこともある程度把握しているよ」という無言のメッセージが「適度な緊張感」に繋がっているのだと思っています。
やっぱりコミュニケーション力
いかがでしたでしょうか。
どれにも共通しているのがコミュニケーションの取り方ということです。
プレッシャーもコミュニケーションの一つではありますが、やはり前向きで建設的な関係を築くことが最良であることは疑いようがありません。
もちろん、ハッキリと言わねばならない場合などもありますが、根底にはお互いに良好な状態を作っていこうという信頼関係を築いていく作業なのだと思います。
管理会社はもちろん慢心・油断をしてはいけませんし、プロとして最良の提案をしていくことが責務になります。
そういったお互いの信頼関係を築く為にも、やはり「適度な緊張感」というのは必要だと管理会社の立場からも思います。
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ロータスホームの変わった社内ルール④ ~これはNG・禁止編~
今回は禁止・NG編です 今回も雑談程度です なぜか人気の「変わった社内ルール」編です。みなさん他社のルールが気になるんでしょうかね。 確かに社外の人は聞く機会もないですからね、そうかもしれませんね。 https://lotushome.jp/blog/4020/ https://lotushome.jp/blog/4607/ https://lotushome.jp/blog/4815/ 前回までのシリーズはこちら 今回は当社でNGとされる行為やルールについてご紹介してみようと思います。 前回同様、こちらも他社さんやお客様に求めたり、強制するような内容ではありません。 「他では別にOKでもいいけど、当社としてはNGだ」という程度のものです。 へぇー、そんなこと考えてるんだーという位に読んでいただければ結構です。 個人バック まずはこちら「個人バック」です。 言い方は個人ADとか色々な言い方はありますが、要は「会社を通さずにもらう報酬」です。 例えば営業マンであればお部屋を決めたらオーナーから個人的に謝礼を受け取ったり、管理担当であれば原状回復などを特定の業者に発注し、利益の一部を個人的にバック(もらう)行為を指します。 当社ではこういった個人的な金銭のやり取りは完全NGです。 もちろん、たいていの会社では禁止されているでしょうが、この不動産業界では横行しております。 先日、当社に管理を預けてくれているオーナーさんの一人から他社事例として聞いた内容は衝撃でした。 当社のスタッフに「こんなのも来るんですよ」と教えてくださいました。 こちらのオーナーさんは県内で手広く不動産投資をされていて、当社のエリア外でもたくさんの管理会社とお付き合いがあるのですが、ある日メッセージアプリに営業マンからこんなメッセージが来たそうです。 相手はコジン エイギョウさん(仮名)としましょう。 「○○様 この度○○ハイツ〇〇号室が成約となりましたので、広告費のお振込みをお願いします」 「○か月分はいつもの会社口座に〇か月分は〇〇銀行〇〇支店 普通口座1234567 コジン エイギョウ」 まあビックリ! これはいけませんね。 ちなみにこの個人バックですが、当社で発覚した場合 一発でクビです。なんなら警察にまで駆け込むかもしれません。 この話をすると「会社が欲しいから?」と聞かれますが、違います。 なぜかというと 手を染めてしまったら、際限なくなるんです。 最初は向こう側(業者やオーナー)からだったと思いますよ、社内でも慣行になっていたのかもしれません。 しかし、この個人バックに染まってしまった場合、際限が無くなります。 例えばオーナー相手だった場合、本来なら早く決まる人気物件でも「空室が長引いているので広告料をUPしましょう」とか「最近は他のオーナーも積み増ししているので」などを言ってくるようになります。酷い場合はわざと成約を遅らせるようなケースもあるようです。 工事発注でも一緒です、業者さんに「〇〇円で受注するから〇〇円はこっちにお願いします」と積み増しをするようになるでしょう。 そうなってしまえば、オーナー、会社、業者さん、誰も得しないようになることでしょう。 個人バックというのは麻薬のようなものです。一旦、味を占めてしまえば生活費の一部に入れたりもするのです。 倫理観も薄くなり、最早不動産に携わっていい人間ではなくなってしまいます。 私はそれが本当に嫌なのです。 その為、当社では「個人バックは一発アウト」としております。 解雇だけでなく、警察まで駆け込まれるリスクを取るのなら止めようはないでしょうが、少なくともそのリスクと割に合うとは思えません。 本当に周りを不幸にする行為だと思っておりますので、当社では絶対禁止です。 仮に業者さん側が持ちかけた場合、その業者さんとは取引中止です。 本当に麻薬のようなものと思っておりますので 今のところ当社では発生しておりませんが、常に目を光らせている部分です。 ですから、当社の社員には個人バックは持ち掛けないで欲しいです・・・バレたらその人の為にもならないので・・・ お願いしますね 飲酒運転 これはどの会社でもそうかもしれませんね。 現在、過去の悲しい事故により厳罰化された飲酒運転です。 流石にこのご時世にする人はいないと思うのですが、まだチラホラとニュースなどでも聞きますね。 もちろん、行為自体も問題であり、言語同断なのですが、私が許せない部分が どう考えても割に合わない行為をやってしまう短絡性です 自制の効かない人間は大きな金額を扱う不動産に携わってはダメだと思うのです。 昔の緩いご時世なら百歩譲って分からんではないかもしれません。 しかし、このご時世にそんなことするメリットはないでしょう。 そういった部分が許せないのかもしれません。 これも一発アウトであることは当然だと思います。 あとは、この車社会である鹿児島で免許なければ、そもそも仕事にならない。って部分もありますね。 ダメ!絶対! 敬称 これも今は珍しくないかもしれませんが、当社では名前は誰でも「さん」付けです。 入社歴や立場問わずです。 そもそも、社長である私も社内では「内田さん」です。 「社長ってガラじゃないから」といったようなカッコつけではありません。 単に私自身の自制と、各スタッフの自制の為です。 立場というのは麻薬のような作用を持っていると思っています。 役職や立場を踏まえて自制出来る人というのは立派だと思います。 しかし、私を含めてその立場による勘違いをしたくないのと、社内でさせたくないのです。 役職や立場が上(あくまで意思決定のです)になると、その立場を「人間としての上下」と捉える人は実は世の中に一定数います。 そうなってしまうとあとは悲惨です。 最初は業務上の注意だったものが、いつの間にか私的な上下関係を作る恐れがあります。 もちろん、業務上の職務命令は絶対です。 しかし、そこに人間としての礼節は必要不可欠です。 そもそも私が部下の頃にされて、心底嫌だったからですね。 せめてもの対策としての敬称です。 会社は私も含めて全員が歯車だと思っています。 そこに嚙み合わせの悪い歯車があっては上手くいくものも上手く行きません。 もちろん、意思決定のうえでの上下はハッキリとしていなければいけませんが、それを濫用することは許しません。 それは当の私自身も例外ではありません。 カッコつけたことを言っていますが、実は私自身が人一倍「その可能性がある」と思っているからです・・・・ 私以外のスタッフにはその気が一切ありません。 そういう意味では自分への戒めですね・・・・ 人間は弱い生き物だから いかがでしたでしょうか。 今回もみなさんを対象にしていないことはお伝えしておきたい部分です。 今回挙げた行為を「断じてけしからん、ダメな奴だ」と言いたい訳ではありません。 単に「私が嫌いだから」という理由を書いてみたかっただけです。 上記に挙げた行為というのは最初は「魔が差した」という始まりだと思うのです。 しかし、人間は弱い生き物です。 最初が大丈夫だったなら、少しずつ深みにはまっていくのです。 だからこそ、最初の一歩を踏み出さないようにして欲しいのです。 みなさんにとっては「そんなの当たり前じゃん」と思われる内容だったかもしれません。 そんな「当たり前を当たり前に行う」本来難しいことではないんです。 それでも一度超えてしまってら戻りにくいからこそ、当社では前もって禁止としています。 今回も「へぇ、そうなんだ~」程度で楽しんでもらえたら何よりです。
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それは管理会社の仕事なのか?2 ~法律違反は出来ない編~
https://lotushome.jp/blog/4464/ 前回はこちら 管理会社の権限は弱い さて、管理会社のお仕事を知っていただく記事もとい、管理会社の言い訳を皆さんにご紹介するシリーズとなります。 賃貸不動産に住まれる方にとって、住宅のトラブルがあった時に頼るべき存在である管理会社 我々も皆さまの住環境の為に日夜業務に励んでおります。 そんな管理会社ですが、苦手というか対応が難しい事案というのがあります。 それは「法律で禁止されていること」 「そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれません。 しかし、賃貸管理の世界では「えっ!そんな法律あるの?」というものがたくさんあります。 そして入居者さんから寄せられる苦情は正に「法律の壁」により対応できないということがたくさんあるのです。 そんなこと言われても、入居者はどうしようもないんだから! と言われるでしょう。 えぇ、そうでしょう。そう思います。 そして、管理会社もそう思っています。 今回は管理会社の言い訳とその理由、そして快適な住環境の為に法律を変えて欲しいという思いを込めて書いてみようと思います。 本当に関係各所及び国会議員の方々にはお願いしたいものです。 それでは行ってみましょう。 無断駐車 さあ来ましたね。この問題の筆頭である「無断駐車」です。 あなたが一日お仕事で疲れて帰ってきたところ、自分の契約している駐車区画に無断駐車されていたら? 腹が立ちますよね。 当然、管理会社や警察などに連絡して対応をお願いすることになることでしょう。 しかし、この無断駐車の前では 管理会社も警察も無力です みなさんご存じかもしれませんが、警察は私有地の無断駐車について対応してくれません。民事不介入というものです。 たまに親切な警察官だと、所有者へ向けてスピーカーで声掛けしてくれる方もいますが、本来はそこまでの義務もないようです。 では、当然皆さんは管理会社に何とかして欲しいと連絡されるでしょう。 ですが 警察に出来ないものは管理会社にもどうしようもありません。 もちろん、弊社でも入居者さんの車のナンバーなどは車検証などを提出してもらい、管理しております。 同じマンションの入居者さんであれば、ナンバーが一致すれば連絡して移動してもらう。などの対応は当然するのですが、部外者や来訪者となると打つ手はありません。 しかも警察はその場で無断駐車の所有者を調べることは可能ですが、管理会社には教えてもらえません。 仮に管理会社が無断駐車を特定しようとすると短くて2~3日程度を要します。 https://lotushome.jp/blog/3860/ 無断駐車の所有者の突き止め方はこちら 無断駐車は長くても数時間で立ち去ってしまい、この手法は取れません。 じゃあレッカーなどは?罰金は? こちらも法律の壁により出来ないのです。 勝手に動かしたり、法的に根拠のない罰金はそれぞれ器物損壊や脅迫に該当するそうです。 正直、八方塞がりです。 そして、この無断駐車に一番怒っているのは管理会社です。 そこで提案です。 無断駐車を警察で取り締まれるようになる(本来は敷地に無断侵入しているのに)か、せめて警察が調べた所有者情報を管理会社にも教えてくれませんかね? それだけでも対応の仕方は変わってくるんですけどね。 もちろん、無断駐車をされた方には何の落ち度もないのですが、管理会社にも落ち度はないだけにどうにかして欲しいものです。 野良猫の被害 昭和の時代には野良犬というのもボチボチいたそうですが、狂犬病予防法などにより即座に保健所などが対応してくれるため、令和のこの時代にはほぼいなくなったといえるでしょう。 しかし、猫については正直野放しです。 個人的には幼少期には実家で猫を飼っており、猫は好きです。 ですが、賃貸管理においては天敵ともいえるような存在なのです。 餌付けなどをする無自覚な人間などにより、敷地に入り浸ってしまった猫はとても迷惑になってしまいます。 糞や鳴き声、繁殖などにより住環境を劣悪にしてしまいます。 これについても動物愛護法などにより捕獲などは出来ませんし、保健所も猫は対応が出来ないのです。 せっせと糞を拾い、猫除けグッズを試す日々になります。 猫に罪はないだけに、処分というのも可哀想です。 しかし、猫嫌いな方やアレルギーを持っている方にとっても同様深刻な問題です。 管理会社には野良猫に関する苦情がありますが、当然簡単に捕獲や飼育などは出来ません。 この問題については、野良猫の捕獲と去勢手術の費用を自治体や国で負担してもらう。などの方策で少しずつ野良猫側の環境と両立して欲しいものです。 猫は好きなだけに保健所に処分して欲しいとは、どうしても思えないのですが、これ以上地域で猫が嫌われないように、管理できる状況は必要なのではないでしょうかね。 でも一番ダメなのは「無自覚に餌付けを行う人間」だと思います。 これについても餌付けに対する厳罰などが必要な気がします。本来猫に罪はありませんからね。 ちなみに猫だけでなく、野生動物というのは簡単に駆除や捕獲などは認められていません。 その為、入居者さんと管理会社で対応に対する不満が一番溜まりやすい案件の一つですね。 要求度が上がっていく社会だからこそ 令和の時代に入り、社会は便利になってばかりです。 昔は不便なことばかりだったでしょう。 不便が当たり前だったからこそ、人は要求度も低かったのでしょう。 今は買い物すら自宅でスマホ一つで簡単にできます。重い荷物も自分で持つことすら減りました。 24時間知りたいことは調べられます。図書館に行くことも前もって知識を付けることすら必要なくなりました。 そんな不満の無い社会になっていくとどうなるのか? 今まで不満ではなかったことを不満として捉えるのです。 人間は不満が無ければ作り出す生き物なのでしょう。 その為、昨今は住民同士のトラブルの件数は増加しているようです。 昔は許されたことも、今では許されません。 流れの早い世相に対応すべく、法律ももっと進化を遂げて欲しいものです。 今回挙げた内容は代表的なものではありますが、まだまだ理不尽な法律はたくさんあります。 そして、私たちも他者への寛容さをバージョンアップしていきましょう。 昨今の世の流れは、私には清潔さや完璧さを過剰に求めすぎている気がしています。 魚はミネラルウォーターの中では生きられない 私たちは他の人間に厳しく言えるほど立派な人間でしょうかね? 皆さんはご立派かもしれませんが、私は大した人間ではありませんので、他者へ過剰に厳しくすることはどうしても出来ないですし、そんな完璧な振る舞いだけを求められる社会には私の居場所はないでしょうからね。 価値観の違う人間の居場所を奪うことを「多様性」とは言わないんじゃないでしょうかね。 話が逸れましたが、今回挙げた法律については、誰も守れないので早急に何とかして欲しいものです。
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「受忍限度」という言葉を知っておこう ~トラブルはどっちが悪い?~
トラブルの時に基準となる言葉 今回は、賃貸住宅に住まれる方に知っておいて欲しい「受忍限度」という言葉をご紹介してみようと思います。 この言葉は一般的には馴染みのない言葉ですが、我々賃貸管理を行う会社では常識的な言葉です。 そして、今後皆さんがお住まいになる「集合住宅」と呼ばれるマンション・アパートでトラブルが起こった時にこの言葉が大きな基準として示されるのです。 その割にこの「受忍限度」という言葉の世間への浸透がイマイチだなと感じています。 特に隣人関係でのトラブルではこの受忍限度という言葉が大体基準となるのです。 それではご説明してみましょう 受忍限度とは「多少は我慢しなければいけないよ」ということ アパートやマンションは「集合住宅」に分類されます。 一つの建物に複数の世帯が住むことを意味します。 そうすると、お隣さんや上下階、あるいはご近所さんなどとトラブルが起こることもあるでしょう。 その時に疑問が出てきます。 どこからが迷惑行為として認められるんだろう?と 騒音問題を例にしましょう。 騒音というのはどこからが騒音なんでしょうか? 例えば物音一つ聞こえても騒音と感じる人もいれば、隣でドラムを叩かれても気にしない人もいます。 これは個人の感覚にもよります。 音に対して敏感な人であれば少しの物音でも不快に感じるかもしれません。 そうした時に、音に敏感な人の基準で生活をしなければならないのでしょうか? そうであれば苦情を言った者が必ず勝ってしまいますし、場合によっては歩くことやテレビを見ることさえ不可能になる可能性もあります。 もちろん建物自体で遮音性も様々です。 超高級マンションなどになれば、かなりの防音性を備えることもありますが、それでも限度はあるものです。 完全防音マンションなどは理論的にはほぼ不可能ですが、もし可能だとすれば賃料は超高額になることは想像に難くありません。 こういった問題に対して「受忍限度」という言葉があります。 ちなみに受任限度を辞書で調べてみると 社会生活を営むうえで、騒音・振動などの被害の程度が、社会通念上がまんできるとされる範囲。これを超えると加害者が違法とされることがある。 要は 集合住宅に住む以上、ある程度のことは我慢しましょうね という考え方です。 そしてこの受忍限度は多くの場合 過去の裁判での判例や様々な基準によって作られています。 そうでなければ「苦情を言われたが最後、生活がままならなくなること」だって起こり得るのです。 例えば「ドアの開け閉めの音がうるさい」という苦情があった場合 多くの人が「そこまで気にしなくていいんじゃない」という音だったとしても、苦情を出した方を優先させてばかりいたらドアの開け閉めすらできなくなってしまうのです。 せっかく住んでいるにも関わらず、窮屈で怯える生活しか出来なくなってしまってはいけません。 また同様に騒音を出す方にも「自分は気にならないし、この程度は問題ない」という自分勝手な解釈も同様に迷惑です。 ある程度の基準がなければ、苦情の言い合いやトラブルの深刻化、はたまた凄惨な事件などにも繋がってしまうのです。 住民同士のトラブルは最終的には裁判などで決着するほかありません。 そんな歴史の中でこの「受忍限度」という基準が作られてきたのです。 ですから、皆さんも住民同士でのトラブルなどが発生した場合には この問題はどの程度が受忍限度とされているんだろう?という基準は知っておいても損はありません。 身近な問題の受忍限度 それでは賃貸住宅における受忍限度とはどんなものがあるのでしょうか? その前にですが 受忍限度といえど絶対ではない という真実もあるのです。 受忍限度とはあくまで目安、個別の事情や状況によっても変動するのです。 「じゃあ意味ないじゃん」と思わずに・・・ 大体、我々の住む社会は善悪もハッキリしていないですよね、10:0でどちらかが正しいということは余程のことが無い限りありません。 とはいえ、この基準を大きく上回っていたりすると、裁判までいった時には勝つ可能性が高く、「被害」として認められるというような基準であることも同時に必要です。 一つ一つはいつか解説することもあるでしょうから、今回は解説は省きます。 もしご興味があればぜひ調べてみてください。 騒音の基準は45㏈~70㏈以上 ※環境省 環境基準より ベランダでのタバコの喫煙は規約等で禁止されていなければ 一日数本程度 ※最近変わった健康増進法でも禁止はされていない、但し頻度や本数により損害賠償の対象となるケースもあるので配慮は絶対必要 日当たりは日影規制(斜線制限など)による部分が大きい 建物の傾きは「3/1,000以内」、中古住宅なら「6/1,000以内」 他にも悪臭や水質など様々なものがありますが、判定は微妙なものも多いものです。 しかも、基準を超えたら即ダメかといえば「頻度」「環境」など複雑な要素が絡んできます。 ある一時だけ超えてもダメで恒常的になどの要件もあります。 意識の高まりと他者への厳しさ 昨今、地域や社会との繋がりは昔に比べると希薄になってきました。 昔は地域や顔馴染みなどで「お互い様」という精神が強かったものです。 現在は個人の尊厳や多様性の重要さがフォーカスされることにより、価値観も様々になってきました。 現在はどんな問題でも「勝ち負け」や「白黒」をハッキリとつけたがる風潮により、他者への厳しさが強くなってきたように思います。 その為「私が不快に思うのだからやめさせろ」と「私の自由だから」という相反する価値観のぶつかり合いが増えてきているのかもしれません。 本来、共同住宅では互いに配慮しつつ、皆で快適に暮らそう。というものです。 自分勝手にふるまってもいけませんし、自分の価値観だけを絶対と思い過ぎてもいけません。 お互いに配慮しつつ、それでもお互いの尊厳を尊重しあうことが本当の「多様性」ではないでしょうか。 そんな「個人の感覚」に頼らない為に、解決法や基準としての「受忍限度」という考え方があるのです。 本来はこの受忍限度という考え方すら必要としない方がいいのでしょうけれど、社会は後戻りは出来ないでしょう。 国や法律でもっと厳格な受忍限度を策定して欲しいな とすら管理会社の立場では思うようになりました。 一方、私個人としては、生活の仕方や時間までがんじがらめになっていく社会は息苦しそうだなと思いますが、仕方のないことなんでしょうかね 管理会社の代表者としては厳格な基準を欲し、個人としては曖昧な余白を求めている こんな相反する感情を持つのが人間なのにな・・・と思ったりします。
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物件名は何にする?日本で一番多い名前は? ~主観でのランキングTOP3~
あくまで私の主観である アパートやマンションを購入した場合に決めることが出来る「物件名」 以前のブログでは物件名の名づけ方や避けた方がいい名前などをご紹介しました。 https://lotushome.jp/blog/3960/ 今回は番外編として私の主観による「全国で多い物件名ランキング」をご紹介してみようと思います。 本当は何かのデータがあれば良かったのですが、あいにく見つかりませんでしたので、私のこれまでの不動産業の経験上での独断と偏見でのランキングです。 私が不動産業をスタートした東京でもその他の地域でも必ず地域に一つはある名前だと思います。 今物件名をお考え中の方にも参考になれば嬉しいです。 第3位 「サンハイツ」 第3位は「サンハイツ」です。 物件名称の後には地名や人の名前が付いたりすることもあるでしょうが、そこは割愛させていただきます。 この名称もどこの町にもあるものです。 太陽を意味するSUNからきているのでしょうが、とても多く見かけます。 確かに日当たりが良さそうなイメージや、太陽が持つ「元気・明るい」などのイメージも物件名として好印象です。 サンハイツという物件名を使うなら、やはり日当たりが良い物件などがいいでしょう。 派生した物件名でいえば「サニー〇〇」なども同一でしょう。 第2位 「リバーサイド」 第2位は「リバーサイド」です。 こちらは圧倒的に後ろに地名や人名が付くのも特徴的です。 リバーサイドというだけあって川のそばにあることは間違いありません。 日本は山も多い地形の為、必然的に川も多くあります。 そんな立地にある場合、川のせせらぎや緑の多さで、賃貸でも人気になりやすいものです。 川の無い市町村などは無いでしょうから、一定規模の都市になれば必ずこの名前もあることでしょう。 東京でも神田川や目黒川などのコンクリートで囲まれた川沿いでも、その水の流れを感じたい方というのも多くいました。 都会に住んでいるからこそ、自然を感じたくなるのかもしれませんね。 また、川のそばは基本的に道路が通っていたりして、物件までの経路が分かりやすいことが多いのも人気の一つかもしれません。 当たり前ですが、川の近くにないのにリバーサイドはダメですよ。 第1位 「グリーンハイツ」 堂々の第1位は「グリーンハイツ」です。 これを読んでいただいている同業者さんの頭には必ず、どこかの「グリーンハイツ」が頭に浮かんでいることでしょう。 かくいう私も各地の「グリーンハイツ」が頭に浮かびます。 試しに皆さんのお住まいの地域+グリーンハイツで検索してみてください。 ほぼ必ずあることでしょう。 正直グリーンハイツに至っては実際に森や林の近くかどうかなど関係ありません。 コンクリートジャングルの中にもグリーンハイツはありますし、もちろん実際に緑が見える場所にもあることでしょう。 「グリーンハイツ」という名称での印象はやはり「緑」のもつイメージが強いことでしょう。 落ち着きや安全、安心など緑の持つイメージが住環境にピッタリなのです。 疲れを癒す住まいにはピッタリなんですね。 自然を感じるような穏やかな名称で大人気といえるでしょう。 なぜ多いのか?そして多いとダメなのか? いかがでしたでしょうか。 今物件を購入された方などは、一生懸命物件名を考えていらっしゃることでしょう。 今回挙げた物件名などは全国的にも多いものといえるでしょう。 ここでふと考えてみましょう。 なぜ多いのか?と それはきっと 使う人たちが使いやすかったのだと 今回挙げた物件名は皆さんも馴染みが多いでしょう。電話口で説明しても聞き返されることも少ないでしょう。 そうなのです。 名前というのは付けた人よりも、それを呼ぶ、使う人たちの方が多いのです。 今回挙げた物件名などは別格の使いやすさなんでしょう。 また名前の響きや意味も多くの人がイメージしやすい名前ですからね。 もちろん、前回のブログでも書いた通り、一番は「自分が愛着を持てること」だとは思います。 しかし、王道の物件名もまた住む方たちにとっては非常に使いやすいものなんです。 だからこそ、たくさんの方たちが使ってきたのでしょうからね。 読んでいただいた方の中には「いや、本当に多いのは○○だ」というのもあることでしょう。 いつかお会いする機会があったら皆さんのランキングも教えてください。
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ロータスホームの変わった社内ルール③ ~マジで?サボってもいいの?他~
あくまで社内だけ またまたやってきました、変な社内ルールご紹介です。 https://lotushome.jp/blog/4607/ https://lotushome.jp/blog/4020/ 前回までの記事はこちらから 今回も「読み物」として楽しんでもらえたら幸いです。 もちろん社内の価値観ですから、皆さんに価値観を強制することもありませんのでご了承ください。 多少はサボってもよい 私は普段から言っています。 「まったくサボるなとは言いません」と でも、この言葉は本当はズルい使い方をしているな。と自覚はあります。 「仕事に来ている以上、1秒たりともサボってはならぬ」 という正論は理解していますし、経営者側からすれば当然です。1秒たりともサボらないスタッフがいれば本当に嬉しいことでしょう。 でも・・・・これを読んでいる皆さんもどうでしょうか? サボったことありませんか? もちろん、会社をサボって「パチンコ」に行くとか「家でゲームしている」などは論外ですし、流石にダメです。 でもね、ちょっとだけサボって息抜きっていうのは「あり得る」と思うんですよ。 じゃあ肝心な「どの程度サボっていいのか?」ですが 結果を出していて、倫理的にダメでなければ そうなのです、私は定量分析が出来る仕事をお願いしています。 特に正社員スタッフには定量化出来る仕事をお願いしておりますので、結果が出ている出ていないは可視化出来るのです。 そのラインをクリアすれば多少サボったとしても「いいんじゃない」と思えます。 では「倫理的にダメ」というラインですが、これは正直 「そんなことは自分で考えなさいよ」 大体、そんなことも確認しないとサボれませんかね? どこからがOKでどこからがダメですか?とサボる前に聞くんですか? 大体サボるのは技術がいる行為なんです。 見つかった時に言い訳出来る範囲にしなければいけませんよね? パチンコ屋から出てきた時に見つかったら?自宅に何時間も車があったら? そんなリスクを負いながらサボるんですか? 見つかった時に許される範囲や程度位のことは、自分で判断できる程度の「知性や理性」は備えておくものです。 そういう意味で冒頭に申し上げた通り、このルールは「ズルい」んです。サボる側も「試されている」のですから。 流石に社内のチェックをかいくぐってサボれる程度というのは限られてくることでしょう。 それでも心身のリフレッシュには多少の余白があってもいいとは本当に思っています。 だから「多少はサボってもいい」は本当に思っていますよ。 その「多少」のラインを履き違えないことは必須ですけどね。 家族を優先すること 「私と仕事、どっちが大事なのよ」 この有名なセリフですが、私は人生で一度も言われたことはありません。 なんと答えるのが最適なんでしょうね、分かりませんが 話が脱線しましたが、これも本当です。 当社のスタッフにも 「仕事は一生懸命せねばならないが、優先すべきは家族であることは間違いない」と言っています。 お子さんや配偶者、そして自分自身の為に仕事というのはあると思っています。 でも、仕事というのは不思議なもので、時にこの順位を忘れてしまうことがあるんです。 経営者としては仕事を第一に考えてくれるというのは理想論としては嬉しい気持ちはあります。 しかし、そうなった従業員というのは遅かれ早かれいなくなってしまうのです。 仕事というのは「長期戦」です。 短期戦なら「仕事第一」でもいいかもしれませんが、長期戦となれば時に思うのです。 「自分は何のために仕事をしているのか?」と そんな時に家族や自分自身の為になっていないと思ったらどうでしょうか? 幻想から現実に還った従業員は会社を去ることになるでしょう。 またそういう幻想をわざと抱かせる会社があるのも事実ですし、否定もしません。 それでも私はこう思っています。 「家族や自分自身を大切に出来ない人は他人も大切に出来ない」と 家族と折り合いが悪い人も否定しません。 正直、世の中には「いない方がいい家族」という人種がいるとも思っています。 その場合は自分自身を大切にすることですね。 ともかく、そういった大切な人間や自分を丁寧に扱うことが出来ないと、他人を丁寧に扱うことは難しいと思っています。 そんな人間が不動産という「人間」をベースにした仕事に従事できるんでしょうか? 他にも理由があります。 そうやって価値観が安定している人は仕事でも落ち込みにくいのです。 仕事は100%全力でやるべきです。 ですが、それは「命を懸けて」という訳ではありません。 せいぜい「命を懸ける」のは経営者位でいいんですよ。 「またぁ、キレイごとを言って」と思われるかもしれませんが、そうではありません。 その位割り切って仕事をする人間の方が優秀で長続きするんです。 あまりに張り詰めている人は、何かの拍子でプッツリと切れてしまうのです。 先ほど申し上げた通り、仕事は「長期戦」です。 また、「経験」がものを言う業界ですから、そんな簡単に辞めるようなメンタルでも困ります。 ですから、これも会社の為なんですよ。そう考えると別に「キレイごと」ではありませんね。 ある程度、価値観も達観しておくと却って困難の時に踏ん張りが効くんですよね。 ですから「子供の熱がでてしまって」と言われた場合は、男女ともに「すぐ迎えに行ってあげてください」と言っています。 私自身もスタッフを大切に出来なければ、お客様も大切に出来ないでしょうからね。 別にキレイごとではなく、合理的な理由だと思っています。 でも、打算的な気持ちがないかと言われたら、どうでしょうかね・・・ 私の心に「ええかっこしい」の部分があることも否定はできないような・・・ 内田の「独演会」を聞いてあげよう 最後はルールではないんですけど、社員が気を遣ってやってくれていることです。 私は基本的には社内では静かにしていることがほとんどです。社内にいないことも多いです。 しかし、時折スイッチが入ったように 長尺の独演会を繰り広げてしまうことがあります。 これは誤解のないように言っておきますが「怒って全体に説教」とかではありません。 具体的には 不動産の未来はこうなっていく 社会は「こうあるべきだ」 会社で大きな決断をした時の「理由」 こんなのが多く、正直目の前の業務に関係ないことが多いのです。 私は出来る限り 内田というのは「こんな価値観を持っている」ということを伝えたいのです。 年がら年中、頭の中では上記のようなことを一人で考えているため、時に私の決断は 社長が乱心してしまった と誤解されてしまうのでは?と考えているのです。 みなさんの職場などでもよくありませんか? 「昨日言っていたことの正反対のことを言い出す上司」とか「思いつきで実行する人」とか あれは一定確かに行き当たりばったりのタイプもいるんでしょうけど、中には 「色々考えた挙句、やはりこっちがいいと思った」という線もあるのです。 しかし、その人の頭の中は分からない為に「行き当たりばったり」に見えるのです。 それに振り回される周りはとにかく大変ですからね。 私の独演会はそれを防ぐ為に「私はこういう価値観、考え方なのだ」と伝えているのです。 それが理解されれば少しは「あぁ、そういうことなんだな」と思って欲しいのです。 理解できれば、スムーズに物事も進むハズですから。 とはいえ スタッフのみなさんには突然やってくる独演会は大変だと思います。 大体10分程度なのですが、大変でしょう。 ですから、これはルールではなく「お願い」なのです。 今のスタッフは内心どうかは別として聞いてくれています。 しかし、これは逆だったら正直キツイかもしれませんね。 いいスタッフに恵まれているんですね。ありがたい。 今回も毒にも薬にもならぬ いかがでしたでしょうか。 変なルールと変なお願いでしたね。 また気が向いた時にでも社内ルールをご紹介したいと思います。 今回書いてみて思ったのですが、やはり私の根底には 「本音と建て前」があるのは当たり前だから「本音」でも守れるルールを作る という考え方があるんでしょうね。 これも社内でよく言うのですが 守れないルールなら無い方がいい 前回までに書いた「寝坊は正直に言えばOK」などもそうですが 清廉潔白な人間などいないのに厳格なルールを作っても意味がないんです。 それよりは「誰もが守れるルール」を作ってしっかりと守る方が建設的だと考えているのでしょう。 嘘を暴いたりしても、本来誰も得しないんですよ。お互い嫌な気持ちになるだけですから。 それなら「嘘をつかない方が得するルール」にした方が守りやすいですよね。 書いてみて自分自身の考え方がまとまってきましたね。 こういった思考の整理に使わせてもらっています。 公開しても大丈夫なのかな?たまに不安になります。 カテゴリは「雑談」ですからね。たまにはね。





