ゴミステーション 設置するならコレだ!

設置コストだけでなく、維持の難易度・コストも変わってきます!

ゴミステーションの種類で値段も維持コストも変わる

今回はゴミステーションを設置するならどういったタイプを選べばいいのかをご紹介していきます。


前回、ゴミステーションの設置について方法や容量をご紹介しました。


実はゴミステーションの形状や種類によって

  • 導入コスト
  • 耐久度
  • 維持のしやすさ
  • 入居者の満足度

が大きく変わってきます。


種類によりメリットデメリットがありますので、今回は代表的なタイプ別にご紹介していきます。


また、種類別のメリット・デメリットも記載します。


項目の意味は以下の通りです

導入コスト最初の設置に掛かるコスト 購入費+物により設置費 星が多いほど高額
耐久度設置後の壊れやすさ、故障の頻度の目安 故障が頻繁になると思わぬ出費にも 星が多いほど頑丈
維持管理美観の維持や清掃のしやすさ、難易度が高いと清掃費用などのコスト増につながる 星が多いほど維持が楽
入居者の満足度経験上、種類を原因とした苦情の少なさをもとにした満足度 星が多いほど満足度高

★で評価、最高で5段階で

ブロック型

下をコンクリートで周りをブロックで積んだ壁で囲ったタイプ

上にネットなどを自分で掛けられるようにしておく必要がある

耐久性は地震や車などの衝突が無い限り壊れることはない

四方が囲まれている物になると、ゴミが散らばってしまうと取りづらく、下地がコンクリートであることから清掃もしづらい

匂いも漏れやすく、排水口などがないと水を使っての清掃もしづらく、メンテナンスに手間はかなり掛かる


導入コスト★★☆☆☆ コストは最初の左官工事とネットだけとなる
耐久度★★★★★ シンプルなため、外的な力が無い限り壊れることはほぼない
維持管理★☆☆☆☆ 下が地面になっているため清掃も大変、水を使っての清掃もしにくい
入居者の満足度★☆☆☆☆ 匂いも漏れやすく、ネットを掛ける手間もある、年数が経つと見た目も×

ネット型

骨組みが何か所か入っていて、壁面をネットで覆っているタイプ

メリットは導入コストの安さになりますが、耐久度、維持管理含めて脆弱です。

また一般的には中が見える方が住民の意識が上がるとのことですが、一旦マナーを守らない人を見ると負の連鎖になりやすく、維持管理の点ではマイナスです。

強風にも弱く、ネット部分が切れることもあり、寿命も短め。

敷地に余裕がなく、こまめに折りたたむことが出来る環境以外はおススメしません。

自治会など頻繁にメンテナンスが出来る環境以外は向きません

導入コスト★☆☆☆☆ 写真のサイズでも1万円中盤~
耐久度★☆☆☆☆ ネット部分も弱く、骨組みも細いため強風や物理的な力にも弱い
維持管理★★★☆☆ ゴミがあふれた際に引っかかってしまう、中が見えるため、こまめな清掃も必要
入居者の満足度★★☆☆☆ 匂いも漏れやすく、倒れたり歪んだりもしやすくあまり好まれない

金属メッシュタイプ

全体が金属性のメッシュになっており、開閉はフタのみが多い。

造りがシンプルなため、故障等も少なく、自重がある割に風を受けないメッシュタイプなので耐久性もある

中が見える造りのため、ネットタイプと同様匂いが漏れやすく、ネット部分に引っ掛かったゴミの清掃は手間がいる。

フタが金属性なため、重さがある。子供やお年寄りには使いづらく、手を挟むことも

開閉時の音も気を遣って閉めないと大きな音がする。

導入コスト★★★☆☆ 10万円前後~サイズによる
耐久度★★★★☆ 構造はシンプルなため、故障というものがほとんどない。錆びにだけ注意
維持管理★★★☆☆ ゴミがあふれた際に引っかかってしまう、中が見えるため、細目な清掃も必要
入居者の満足度★★★☆☆ 匂いは漏れる。開閉の際に重さがあり、開閉音などもそれなりにする

密閉タイプ

基本的には上下に動くフタが付いており、外側から見えないタイプ

開閉には内部のガスダンパー等で抑えているため、閉める時の音も小さい

匂いも漏れにくく、ゴミも見えないため入居者満足と苦情対応も少な目

しかし、箱状になっており、風を受けやすく、強風や台風対策としてコンクリートの下地にアンカーなどを打ち、本体と緊結しておいた方が良い

初期コストはそれなりに掛かるが入居者満足、メンテンナンスもしやすく、正直一番おススメ

導入コスト★★★★☆ 12万円前後~強風対策で業者に設置などをお願いすると施工費も掛かる
耐久度★★★★☆ 材質にアルミやステンレス、鉄などがあり、材質で耐久性が変わる
維持管理★★★★★ 下地も金属で清掃がしやすい、故障もほとんどない
入居者の満足度★★★★★ 容量オーバー以外では苦情はほとんどない、匂いも漏れにくい

物置型

先ほどの密閉型との違いはレールで横に開く扉があることです。

基本的に高さがあり、長い物なども捨てることができます。

中には棚もついており、収納容量もかなり稼げます。

反面、内側からゴミが噛んだりするとレールが開かなくなったり、レール部分の故障が多くなる

設置や組み立てにも業者の施工が必要になり、物代も一番高額になる。

世帯数が多いマンションなどには容量もあるためおススメ

導入コスト★★★★★ 20万円前後~設置組み立ては個人では中々難しく、業者の施工費も見ておく必要あり
耐久度★★★☆☆ 扉のレールのゆがみや故障が発生しがち
維持管理★★★★☆ 清掃はしやすい、開かなくなったという苦情には対応が必要
入居者の満足度★★★★★ レール以外の苦情はほとんどない、匂いも漏れにくい、容量も多いので世帯数多い物件で敷地に余裕がない場合はこのタイプは重宝する

基本的に中が見えないタイプがおススメ

ゴミステーションを販売しているサイトなどには

「中が見えるタイプになると、住民の意識が高まり、分別の意識も高まる」

「網やメッシュだと匂いもこもらず、水を掛けたり、メンテナンスがしやすい」


とありますが、これは正直集合住宅では逆に作用することが多いと思います。


中が見えると、分別をしていない方が良く見えるのは事実です。


しかし、そういったゴミは回収されずに残ります。そうすると、生ごみなどの匂いが外へ漏れます。


管理人が常駐するレベルであれば毎朝管理することもできますが、そのような規模の物件は限られてきます。


管理を行っている身からすると、感覚的には逆になります。中が見えるタイプのデメリットは以下のようになります。

  • 匂いがこもりにくいが、裏を返せば垂れ流しのため苦情に繋がりやすい
  • 他のゴミが見えるだけに、ルールを守らない人がいると「自分もまあいっか」になりやすい
  • ゴミ袋が破れた後の清掃も金属の下地より取りづらく清掃が難しい
  • ゴミ置場「感」が強くなり、近隣からの不法投棄を招きやすい

このように中が見えることで逆効果という事が多いです。


特に近隣に同じく賃貸物件がある場合は、もちろん違法でもありますが、近隣からのゴミの持込みが一定確率で出てくることでしょう。


なぜか密閉タイプは心理的なハードルがあるのか、少ない傾向になります。


ブロック型などは網が掛かっていなければ、上から投げ入れることが出来る為、不法投棄を招きやすい印象です。


そして、物件が通行料の多い物件で、ゴミ捨場が通りからもアクセスがいいと更に不法投棄のリスクは高まります。


もちろん、防犯カメラなどの設置で注意を促すことも有効ですが、肝心の警察などもこのような事案には消極的で、特定し検挙する例などは少数であるといえます。


不法投棄のゴミも最終的には貸主が処分せねばならないという点は覚悟がいるところです。


どうせ設置をするならキレイに保ち、かつランニングコストも抑えておきたいところです。


そうすると、密閉型を選択した方が最終的なコストとしては安価になることでしょう。


最後はデメリットばかりを紹介しましたが、それでも入居の長期化に大きな貢献をしてくれるゴミステーション


キレイに維持するためにコストは多少掛かりますが、長い目で見た時には有効であることは間違いありません。






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