(23ページ目)「宅建ハイ」あるある ~合格の高揚感、ちょっと待った!~

今年も宅建試験が終わりましたね。

頑張って受験されたみなさん、お疲れ様でした。

これからは、合格発表まで少しゆっくり出来る時間がありますね。

そんな宅建試験ですが、一生懸命に頑張った結果、合格を勝ち取るとですね、ある現象がやってきます。

宅建試験に合格した直後、なんだか自分が無敵になった気がする・・・

半年、あるいはそれ以上、何度目かの受験で必死に勉強してつかんだ合格です。

嬉しくて舞い上がってしまうのは当然ですし、それだけの努力をしたのですから、誇っていいと思います。

ただ、この合格直後のハイテンション状態・・・通称「宅建ハイ」と勝手に名付けております。

今日は、そんな「宅建ハイ」にまつわる、先輩・同業者としてこれまで見てきた「あるある」を、番外編として振り返ってみようと思います。

さて、早速いきましょうか。

① 勉強時間がどんどん短くなる人

合格発表の直前は「この1年間、必死に勉強しました」と言っていたはずなのに・・・

合格した後になると、いつの間にか「3か月で取れました」に変わっている。

さらに翌年になると「直前の1か月で取れました」に進化している。

あれ、おかしいですね。

時間が経つほど勉強期間が短くなっていくんです。

気持ちは分かります。

「自分は要領よく受かった」と思われたいのでしょう。

でも、短い勉強で取ろうが、長くかかって取ろうが、同じ宅建士です。

そこに優劣なんてありません。

周りも「はいはい、そうですか」としか思われません。

今頃会ったら「1日で取れました」まで進化していないか、ちょっと心配です。

② 身分証の提示で、わざわざ宅建士証を出す人

合格したのがそんなに嬉しかったのでしょうか。

市役所や銀行などで身分証の提示を求められることが日常、たくさんありますよね。

その時に運転免許証やマイナンバーカードではなく、わざわざ宅建士証を差し出す人がいました。

気持ちは、分からなくもないんです。

頑張って取った資格ですから、見せたくなる気持ちも分からんではありません。

本人はクレジットカードのプラチナやブラックカードを出すような感じなんでしょう。

しかし、宅建士証はそこまで一般的な身分証明書ではありません。

窓口の人も「これは・・・?」と一瞬固まってしまいます。

素直に運転免許証やマイナンバーカードを出しましょう。

宅建士証は、ここぞという実務の場面まで取っておいてください。

③ 宅建士証を、不合格だった人の目の前でわざと落とす人

これは、私の昔の上司の話です。

普段はとても仲の良い、面倒見のいい上司だったんです。

それなのに、この時ばかりは・・・落ちてしまった人に本気で同情しました。

合格発表後、わざわざ不合格だった後輩の目の前で、宅建士証をポトリと落として見せたんです。

そして「あー、ごめんごめん、大事な宅建士免許を落としちゃった」

正直、殴りかかられてもおかしくなかったと思います。

ちなみにこの上司、実は前のエピソードで紹介した「全員で受験しよう、そして落ちた人は全員でいじろう」という、なかなかのハラスメントを事前に予告していた張本人でもありました。

おかげで私は「この人は本気でやる」「この人のイジりは恐い」と気合いが入って合格できたのですが、まさか落ちた人に対してそこまでやるとは、当時は思ってもみませんでした。

名誉のために言っておくと、その上司は普段は本当に後輩思いの頼りがいのある先輩でした。

私は上司本人にも「上司として100点、男としても95点、人として0点ですね」と言いました。

もちろん、みなさんはこんな真似、絶対にしないでくださいね。

④ 重要事項説明の前の、宅建士証説明が長い人

重要事項説明を行う際は、宅建士証を提示することになっています。

それ自体は当然の手続きなのですが、その説明がとにかく長い先輩がいました。

「この重要事項説明を読むことができるのは、宅建士の資格を持つ者だけでして・・・」と、宅建士という資格の存在意義から語り始めるんです。

お客様は、別にそこを知りたいわけではありません。

お客様は「はあ・・・そうですか・・・」としかなりませんからね。

誇らしい気持ちは分かりますが、そこはサラッと済ませるところです。

みなさんも、契約の場では気をつけてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

嬉しい気持ちはとてもよく分かりますし、一生懸命努力して掴んだ合格ですから、胸を張っていいと思います。

ただ、あんまり調子に乗ってしまうと、後々思い出して顔が真っ赤になる「黒歴史」になってしまいますよ。

ちなみにこのエピソードのうち、1つだけ私自身の話が混ざっています。

人のことを言ってる場合ではありませんね。

これから宅建士を目指す方も、これから合格発表を迎える方も、ぜひ「ハイになりすぎない」ことを、頭の片隅に置いておいてくださいね。

でも、合格した瞬間の喜びはひとしおです。

みなさんの良い結果を祈っております。

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