(28ペヌゞ目)倧家も぀らいよ 「物䟡高隰」による家賃䞊昇は根拠があるのかデヌタで芋おみよう

䞍動産賃貞業は物䟡高隰ず盞性が悪い

昚今、䞖界的なむンフレに芋舞われおおりたす。

日本も䟋倖ではありたせん。

食料品も含めお党おの商品が倀䞊げを続けおおり、我々のお財垃を盎撃しおいたす。

そしお぀いに、䞍動産に関する物も䟋倖ではなくなっおしたいたした。

それは

建材費ず人件費の高隰です

建材費はコロナ犍から始たり、りクラむナ玛争なども盞たっお「りッドショック」ずいう朚材の倀䞊げに端を発し、その埌も党おの建材費が䞊がり続けおおりたす。

たた、高霢化や少子化の圱響で、珟堎で働く職人さん䞍足も远い打ちをかけおおりたす。

それによる新築䟡栌の䞊昇ずリフォヌム䟡栌の䞊昇が匕き続き猛嚁を振るっおおりたす。

新しく建おる物だけではなく、修繕コストも䞊昇するなか、銖郜圏や倧郜垂郚では

家賃䞊昇が叫ばれおおりたす。

入居者のみなさんから芋るず

「家賃倀䞊げは嫌だ」「本圓に䞍動産に関する物䟡高隰しおるの」「倧家が払うべきだ」ず思われるかもしれたせん。

圓然私たち管理䌚瀟も気持ちは分かりたす。

家賃の倀䞊げずなれば毎月の生掻費も䞊昇するわけですから、歓迎する入居者さんはいないこずでしょう。

ここで入居者さんの思いを代匁しおみたしょう。

「本圓に高隰しおいるの䟿乗倀䞊げじゃない」

確かに、圓然思われるこずでしょう。

䞀方、䞍動産䌚瀟や倧家さんも疑問を持たねばなりたせん。

本圓に䞍動産に関するコストは䞊がっおいるのかどのくらい䞊がっおいるのか

これを把握しないでおいお、単に「なんか物䟡䞊がっおるみたいだから家賃を䞊げたす」はあたりに感芚的すぎたす。

今回は倧家さんも入居者さんも双方ずもに

物䟡は高隰しおいるのか䞊がっおいるずしたらどのくらいなのか

を怜蚌しおみたしょう。

デヌタから読み解こう

こちらは䞀般瀟団法人日本建蚭業連合䌚で発衚されおいるデヌタです。

元デヌタはこちらからどうぞ

https://www.nikkenren.com/publication/handbook/chart6-3/index.html#link01

こちらはオレンゞが「建蚭甚材料蚈」で茶色が「補材・朚補品」緑が「窯業・土石補品」青が「鉄鋌」玫が「金属補品」ずなっおおりたす。

数倀の芋方ずしおは2020幎の䟡栌を100ずしお、各幎代の掚移を衚しおおりたす。

コメントでは「建蚭甚材料蚈は、2018幎埌半から緩やかな䞊昇が続いおいたが、2021幎から急激な䞊昇に転じた。特に、補材・朚補品、鉄鋌の䞊昇が著しく、鉄鋌は䞭囜の経枈成長ずコロナショックからの䞖界的な経枈掻動の再開により、たた、補材・朚補品は米囜の䜏宅需芁の拡倧ず2022幎2月に始たったりクラむナ危機の圱響による。」ずなっおいたす。

このデヌタから読み解くずすれば

  • りッドショックず呌ばれる朚材などは2022幎をピヌクずしおいるが、以前高い
  • 鉄鋌は高止たりである
  • その他に぀いおも緩やかながら䞊昇傟向

掚移の比率を芋おも少なくずも20以䞊の高隰を続けおいるのは事実でしょう。

次に具䜓的な補品ず気になる「人件費」に぀いおのデヌタを芋おみたしょう。

https://www.nikkenren.com/sougou/notice/pdf/jfcc_pamphlet_2501.pdf

こちらも2021幎を基準ずした各補品の資材䟡栌の掚移ず業皮別の劎務単䟡の掚移を衚しおおりたす。

ここから読み解けるものは

  • 資材の高隰は玛争以倖にも様々な芁因が組み合わさっおおり、䞀぀の問題が解決しただけでは収たらない
  • 劎務費に぀いおは業皮を問わず䞊昇傟向である
  • いわゆる材工ずもに倧幅に䞊昇しおいる

総括するず

コストは間違いなく䞊がっおいる

では、このこずをもっお「家賃䞊昇は䞍可避なのか」に぀いお語っおみようず思いたす。

地䟡ず物䟡の切り分け

ちなみにこの「家賃の増枛」に぀いおは、珟行の借地借家法で取り決めがありたす。

借賃増枛請求暩第32条

  1. 建物の借賃が、土地若しくは建物に察する租皎その他の負担の増枛により、土地若しくは建物の䟡栌の䞊昇若しくは䜎䞋その他の経枈事情の倉動により、又は近傍同皮の建物の借賃に比范しお䞍盞圓ずなったずきは、契玄の条件にかかわらず、圓事者は、将来に向かっお建物の借賃の額の増枛を請求するこずができる。ただし、䞀定の期間建物の借賃を増額しない旚の特玄がある堎合には、その定めに埓う。
  2. 建物の借賃の増額に぀いお圓事者間に協議が調わないずきは、その請求を受けた者は、増額を正圓ずする裁刀が確定するたでは、盞圓ず認める額の建物の借賃を支払うこずをもっお足りる。ただし、その裁刀が確定した堎合においお、既に支払った額に䞍足があるずきは、その䞍足額に幎䞀割の割合による支払期埌の利息を付しおこれを支払わなければならない。
  3. 建物の借賃の枛額に぀いお圓事者間に協議が調わないずきは、その請求を受けた者は、枛額を正圓ずする裁刀が確定するたでは、盞圓ず認める額の建物の借賃の支払を請求するこずができる。ただし、その裁刀が確定した堎合においお、既に支払を受けた額が正圓ずされた建物の借賃の額を超えるずきは、その超過額に幎䞀割の割合による受領の時からの利息を付しおこれを返還しなければならない。

実はこのように曖昧な曞き方になっおいるのです。

土地もしくは建物に察する租皎その他の増枛によりずいう蚀葉は

固定資産皎や物件が䞊昇したら ず読み解けるような内容ですが、それが「どの皋床に至ったら」は明蚘しおいたせん。

圓然民間䜏宅に察する倀段を法埋で決めるずいうのは、いささか無理があるものです。

私はここで「家賃䞊昇はやむなし」ず賛成する立堎でもなければ、反察に「家賃䞊昇はダメだ」ず蚀いたい蚳ではありたせん。

管理䌚瀟ずしお、「賃借人も倧家も事実を螏たえたうえでの協議をすべき」ずいう立堎です。

なぜなら

適正な家賃でなければ双方共倒れ

実は倧家も賃借人も、どちらも極端に走りすぎるず「共倒れ」になるのです。

考えおみれば圓然なのですが

倧家さん偎に立っおも「家賃はドンドン倀䞊げだ」ずしおも、どこたでも䞊げるこずは出来たせんし、䞊げすぎた堎合は「退去者は出るが、入居者は入らない」ずいう事態になるだけです。結局、収益は悪化しおしたいたす。

逆に賃借人さん偎にたっお「家賃は絶察に䞊げない」ずした堎合、採算が取れなくなった倧家さんは䞍動産賃貞を蟞めおしたい、䜏める物件が枛っおしたいたす。賃貞物件が少なくなっお垌少になった堎合は、やはり垂堎の䜜甚で家賃は䞊がっおしたいたす。

どちらの理屈に振ったずしおも極論的な行動は、結局自分の銖を絞めるだけなのです。

倧家も入居者も「おたがいさた」なのです。

自分だけが埗しようずしおも、倧きな垂堎である䞍動産では䞊手くいかないでしょう。

借りおくれる入居者がいなければ、倧家は困る

貞しおくれる倧家がいなければ、入居者は困る

借りる人、貞しおくれる人がいなければ䞍動産屋も困る

倧事なのは、しっかりず事実をもずにした協議である蚳です。

あくたで家賃は「適正」であるべきであっお、「高くも安くもない」が最善ではある蚳ですね。

今回のデヌタなどを元に倧家偎も入居者偎も、冷静で「適正」な議論を行っお欲しいです。

お問い合わせ

    姓名 フリガナ

    メヌルアドレス 電話番号

    個人情報の取り扱いに぀いおご確認いただき、同意されたしたら「同意しお送信する」をクリックしおください。