(64ページ目)アパートやマンションの防犯カメラを確認したい ~まずは警察へ相談だ~

気持ちは分かるのですが・・

今回は管理会社によく来る相談の内、相談先は管理会社ではないという事例をご紹介してみようと思います。

よく「物件の管理会社なんだから対応しろ!」とお叱りを受けたりするのですが、そもそも賃貸の管理会社というのは民間であり、法的な拘束力を伴う仕事はほとんどありません。

しかも昨今の借地借家法は「超」がつくほど強力です。

入居者さんの個人情報一つ簡単に取り扱うことは出来ません。

今回は良くお問合せがある事項の内、管理会社が役に立たない事例をご紹介しようと思います。

こんな場合はまずは警察へ

例えばこんな事例です。

  • 自転車が盗まれた
  • 下着が盗まれたと思う
  • 新聞や牛乳が無くなった
  • 車にキズをつけられた

こういったお声を寄せられる時には冷静に

まずは警察へ連絡しましょう

窃盗や器物破損があった場合、まずは警察です。

こういった相談が最初に管理会社に来る要因として

建物や敷地に防犯カメラがあるから確認したい

という気持ちで管理会社に連絡するというのが大きいのでしょう。

しかし、マンションやアパートの防犯カメラというのは、大体のまともな管理会社であればですが、

簡単に入居者さんに見せることは出来ません

「なんでだよ、こっちは被害者なのに」と思うかもしれませんが、これは仕方ないのです。

防犯カメラというのは思ったよりもデリケートな物なのです。

見る映像によっては、他の入居者さんのプライバシーなども多く含まれており、被害にあった(恐れ)とはいえ、簡単に見せることは出来ません。

例えば期せずして、お隣さんの浮気疑いの映像が映っていたり、特定の入居者さんの帰宅時刻が推測出来たり、あくまで一例ですがご想像に難くないでしょう。

では「何のための防犯カメラだよ」と思われるかもしれません。

安心してください。解決方法がございます。

捜査関係事項照会書で開示できる

そんなプライバシーの塊である防犯カメラですが、ちゃんと役に立ちます。

ちゃんと警察が捜査した結果、防犯カメラに「証拠がありそうだ」と警察が判断した場合、画像のような「捜査関係事項照会書」というのを管理会社へ出してくれます。

この照会書は、警察として防犯カメラデータを管理会社に対して「提出してもらえませんか?」というお願いの書類です。

これを受け取った管理会社は防犯カメラのデータなどを警察に引き渡すことが可能です。

警察が防犯カメラを見ることは多くの人は納得するのではないでしょうか。

警察が目的外の使い方をする訳はないでしょうからね。

そして防犯カメラ映像を警察の捜査として確認するのです。

こうすることで他の入居者さんのプライバシーを守りながら捜査を行ってくれるのです。

ちなみにこの「照会書」ですが絶対出される訳ではありません。警察官に気軽に「防犯カメラを見せていただけませんか?」と言われることもあるのですが、当社としては、他の入居者さんからの苦情対策として必ずいただくようになっています。

捜査関係事項照会書について詳しくはこちら

とにかく、防犯カメラを確認したい。という場合は警察へ連絡しましょう。

ちなみに犯罪の疑いがある以外の理由で、防犯カメラを確認させて欲しいという相談はまず難しいと思います。

ある入居者さんの求めで防犯カメラを見せたとなると他の入居者さんに示しがつきませんからね。

とにかく、防犯カメラというのは意外と入居者さんは簡単に見ることは出来ないんだ。というのはご理解いただきたいと思います。

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