
解約の通知から全ては始まりました
※時間も経過しており、多少のフィクションも織り交ぜております
ある日、当社の人気物件であるマンションから解約通知がきました。
いつものように手続きを進めると【第一の矢 又貸し】「名義は自分だが、住んでいるのは別人です」とのこと。
契約違反ですね、通常であれば契約解除となってもおかしくない状況です。しかし、解約申請をしてきている現在では契約解除も最早効果もないところです。
とりあえず概要を聞くと「当時お部屋を借りたいという友人がいた。しかし本人が借りることが出来なかったので自分が借りてあげた」「しかし、本人も家賃を払えなくなったとのことで立て替え続けてきたが限界がきた」
嫌な予感しかしません・・・
現在まで、家賃の遅れはありません。近隣住戸からの苦情等もなく、表面上は普通の賃借人でした。
そして、名義人の方が鍵も持っており、実際の入居者も解約に合意していることから通常の解約申請を受け付けることにしました。
こんな目に合うとはこの時は予想もしませんでした。

ちなみに物件の概要です
間取りはこんな感じです。
エレベーター付きのマンションです。
オーナーも賃貸経営の上手な方で、空きがでると必要な修繕を素早く行っていただける方で、物件自体も満室を維持している物件でした。
入居当時のビフォー写真が以下の通りです、








キレイな状態で引き渡しをしております。
ゴミ屋敷×又貸し×明渡し拒否×次の入居者成約済み=?
そして、解約申請を受け付けると募集開始です。当社では早ければ翌日には次の入居者募集のため、募集広告を掲載していきます。
今回は賃借人と実際の入居者、双方とも連絡を取り、明渡し日付も確認しておりましたので募集に支障はないと思い、早速掲載しました。
そして、まだ空き予定の段階で次の入居希望者を見つけることが出来ました。
入居日は明渡しから2週間後を希望とのことで、まあ余程のことがない限り余裕を持てる日付でした。
次の入居希望者が決まった旨を再度、賃借人と実際の入居者にも伝えたところ「明渡しは問題ない」との返答、いつものように順調に進みます。
そして、解約の予定日まであと4日と迫った時に実際の入居者から連絡がありました。
「明渡しに時間が掛かるかも」
一方的に電話を切って、以降こちらからの連絡が繋がらなくなりました。
名義の賃借人に連絡をすると「それは困る、このままズルズルいって欲しくない」とのこと。当然でしょう。
当社としても、次の入居者も決まっている状況、かつ実際の退去日などの目途も分かりません。これでは解約延長なども受け付けることもできません。ましてや本来は又貸しという賃貸借契約違反でもあることから、解約日にはお部屋を明渡して欲しい状況です。
しかし当の入居者とは連絡も取れません、仕方なく現地へ向かいました。
そして発覚するのです
ドアの隙間からの強烈な異臭
私は現地へ着くと、インターホンを鳴らします。鳴ります。返答はありません。
しかし、周辺には異臭が・・・「なんだこれ?」すると、玄関のドアポストが半開きになっています。
私は何となくそこに顔を近づけてみました。
強烈な異臭
それも、ただ事ではないレベルです。前回の記事でも書きましたが、私は死臭というのが分かります、不動産管理会社を長くやっていると身についてしまった悲しい能力です。
今回の異臭はそれに近しいのです。しかし、死臭というには少し何というか「濃度」のような感覚も違います。
しかし、中で通常では起こり得ない事態が起こっていることは明らかでした。
急いで当社の管理スタッフに連絡し、名義の賃借人に鍵を持ってすぐ来てもらうように要請しました。
そして衝撃の光景を目にします。
閲覧注意
このあとに実際の光景をお見せします。
しかし、かなり汚い部分もありますので、閲覧は注意してください。
先に言っておきますが、事故物件などではありません。下にスクロールしてください。
良いですか?
実際の室内の様子

ここからは各部屋の様子です。












なんじゃこりゃ?
室内に入ると足の踏み場はありません。やむを得ず靴のまま入ります。
この時はひょっとすると中で亡くなっているのでは?という緊張も少しありました。
しかし、中にはいません。そしてこの有り様
異臭の正体はそこかしこに置かれている食品のゴミや生ごみであることが分かりました。
しかしキツイ匂いです。かなりの年月が経っているのでしょう。
5分も居たら匂いが自分に付く位の激臭!あまりの状態で撮影はしませんでしたが、冷蔵庫の中身は腐り果て、強烈な匂いです。
また、水気も含んでいるのでしょうか、歩くと足に嫌な感覚が伝わってきます。
洋服から家電、開けてない通販の物品、とにかく物が多い。
一人で立ち尽くしていると玄関が開く音が
入居者が帰ってきたのです、そしてここから怒涛の事態へ突入します!
続きます






