入居者専用ゴミ捨場 設置の仕方と容量の選び方

維持管理は大変です!でも少しの工夫で変わります

入居者にうれしいサービスだが、維持管理は大変

毎日出続けるゴミ、ゴミ捨て場は歩いて遠いところに、結構な手間です。


雨の日もあるでしょう、寒い日もあるでしょう。


それが自分のアパートマンションの敷地内にあったら・・・


そう、入居者さんに喜ばれる敷地内ゴミ捨場です。


通常は道路の一角に地域のゴミステーションや集積所などがあり、地域の住民はそこへ持っていかねばなりません。


しかし、各自治体では一定の規模以上の共同住宅ではゴミステーションを設置し、届けを出せば回収してもらることでしょう。


ある程度の規模になるとゴミの量も多くなり、地域としても多すぎるゴミになるとアパートとは分けておきたいのも事実でしょうからね。


今回はこの敷地内ゴミ捨場をご検討する際に、どのタイプを選べば良いかを種類別にご紹介していきます。


ちなみに設置する際は予め地域の自治体に確認をしてください。規模や人数、大きさなどにより設置しても回収が不可能な場合などもありますので、独断で進めることのないようにしましょう。

中には事前に役所と協議したうえで、事前協議書などを取得しなければ設置できないなどのルールもあります。

設置する場合の容量の目安

さて、地域の条例や市役所との相談の結果、大きさや種類を検討しなければなりません。


ゴミステーションの規格ですが、多くはリットル(ℓ)の単位で統一されております。


ゴミ袋の規格も大体45リットルとか70リットルとなっていますからね。


次に1日にどれくらいの量のゴミが出るかです。


これは地域や年代などもありますが、平均して1人当たり1日約1kgのゴミを出すと言われています。


そして45リットルのゴミ袋に入るゴミの重さは4kg~5kg程度になっています。


そうすると、4人家族だと1日45リットルのゴミ1袋が出る計算となります。


ワンルームのアパート10世帯で考えてみましょう。


1日1Kg×1週間=7kg これで1週間のゴミの量となります。


これは45リットルゴミ袋で2袋相当となります。


そして1週間に何回ゴミの収集があるかというところですが、大体燃えるゴミであれば1週間に2回程度回収の自治体が多いのではないでしょうか。


そうすると、1部屋につき1回の収集で約1袋ずつ出す計算となってきます。


計算すると1回の収集で1袋45リットル×10世帯=450リットル 以上があれば良いという計算となります。


もちろん、各住民の生活スタイルなどで幅はありますが、目安で計算するとこのようになってきます。


容量に対しては多少余裕があればいいのですが、設置スペースも限られますので、サイズと勘案しましょう。


設置後のデメリット

市役所への事前協議なども済ませて、いざ設置となります。


しかし、前もって覚悟しておかねばならないことがあります。


「メンテナンス」と「清掃」「ゴミのマナー」「不法投棄」です。


メンテナンスについては、設置して期間が経過していくと劣化してきます。そこまで短いスパンではないのですが、構造や種類によって寿命も変わります。ちなみに物置タイプが一番故障のリスクがあります。


清掃については、ゴミを置く場所であることから、多少の汚れが出てきます。カラスや猫などの被害があった場合には片付けも必要となります。


もちろん、ご自身で行えばいいのですが、ゴミステーションの掃除は委託するにしても別途料金が掛かってしまいます。


ゴミのマナーですが、これもどんなに周知しても、やはりマナーを守らない方が一定数出てきてしまいます。もちろん、特定して注意をしたいところですが、分別がされていないからといってゴミを開けたりしてはいけません。プライバシーの問題で逆に訴えられるなどの恐れもあります。


昔は地域の住民が分別されていない人のゴミを開けて、本人に返したりなどの行為をしていたようですが、今では問題になってしまう恐れがあります。


マナーを守らない人が悪いので腑に落ちませんが、早まった行動を取ってはいけません。


最後に「不法投棄」です。


これは、ゴミステーションは本来入居者専用でありますが、近隣の住民が近いからなどの理由で周辺からゴミを捨てに来るのです。


しかも、そのような事をする人なので、分別のマナーも非常に悪いケースが多くあります。


住民さんのマナーが悪いかと思ったら外部からのゴミ捨てだったなどということは珍しくありません。


またゴミ捨場となっているため、家電などの本来捨てられない物を持ち込まれるケースもあり、こういった外部からの被害にあうリスクもあります。


ゴミの問題に警察は及び腰

トラブルのもとになりやすいゴミ問題。


放置されると美観をかえって損ねたり、異臭の原因ともなり物件の価値を落とすことも


しかも、不法投棄や分別の問題など明らかに落ち度があるにも関わらず、警察や市役所などの公的機関はあまり当てになりません。


敷地内であること、大きな事件性がないこと、プライバシーの問題などでどうしても警察や市役所が本腰になれないのです。

それでも敷地内ゴミ捨場の需要は高く、入居も安定しやすい

そんなリスクもあるゴミステーションや敷地内ゴミ置場ですが、それが故に入居者の需要は高いものです。


そして、入居の期間も長くなる傾向があります。要は住みやすさに繋がるのです。


清掃などのコストを見込んでおかねばなりませんが、入居者が住みやすい環境を作って長期入居を目指すにはおススメの設備であることは間違いありません。


次回はゴミステーション種類別のメリット デメリットやおススメなどもご紹介できればと思います。

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