
宅建合格!いいことばかりではない
宅建合格おめでとうございます。
晴れて宅建士となり、重要事項の説明も出来るようになりますね。
今回は宅建合格後にあなたにやってくる「あるある」をご紹介していきます。
宅建合格に水を差すようですが、いいことばかりでもないんですよね。
①宅建士証発行に結構お金が掛かる
まずはこれです。
宅建試験に合格すると、合格発表当日に自宅に「合格証書」という賞状が届きます。
これは、見事合格しましたよという栄光の証です。
そしてこれをもらったから重要事項の説明が出来るかというと、出来ません。
重要事項説明を行う為には「宅地建物取引士証」という免許証を発行せねばなりません。
宅建に合格した=宅建士 ではないのです。
宅建に必要な条文などの知識を備えており、かつ実務経験もしくはそれに準ずる講習を受けた人=宅建士ということです。
なので、合格後にこの免許証を発行しなければならないのですが、この費用がまあまあします。
まず、登録料として37,000円が掛かります。
それとは別に実務経験が2年未満の方は講習代として20,000円位掛かってきます。
他にも役所などで貰わないといけない証明書などが結構あり、トータルの費用としては中々のものになります。
各不動産会社でも、この宅建士証の発行手数料は個人負担の所が多いと思います。
なぜなら宅建士証は個人の物ですから、会社が負担したからといって拘束できる権利もありませんからね。
そして、この宅建士証が無ければ会社からの宅建への資格手当の対象とはなりません。業務で使えない状態の人に手当を支払うことはないでしょうからね。
しかし、資格手当はそれなりの額になると思いますので、すぐに元は取れるでしょう。
でも受験料と比較すると高く感じてしまいますので、準備はしておきましょう。
②重要事項説明を代わりに依頼される
正直、これが一番のデメリットかもしれません。
あなたの会社に宅建士がたくさんいればいいのですが、少ない場合は他の営業マンの重要事項説明を依頼されます。
もちろん、あなたも宅建を取るまでは重要事項説明を他の宅建士にお願いしていたかもしれません。
今度は自分の番と思い、快く引き受けてあげましょう。
宅建を持った状態で入社される方は、多少の覚悟が必要かもしれません。
また、この他の営業マンのお客様への重要事項説明なのですが、意外と気を遣います。
- 先輩営業マンからの「重要事項説明早く終われ」オーラ
- 他の営業マンが説明していないデメリットの説明
- 自分が担当でないため、物件がイメージしづらい
- ややこしい物件だと事前に調査や勉強が必要
- 自分の予定との調整
主だったものだとこんな感じです。
要は「お客様との関係や物件も知らない状態」で挑む重要事項説明は気を遣います。
あと、嫌な先輩になると「重説長くない?」とか、「あの言い回しやめて」などプレッシャーになることもあります。
自分で出来ないくせにと思ってしまいますが、中々言いづらいと思います。
ちなみに説明が上手だと、かえって先輩に目を付けられ可愛がってもらえ、たくさん頼られます。
慣れるとある程度オートマチックに喋れるようになっていきます。
自分の会社の書式や慣れた物件になると、一度も重要事項説明書を見ることなく出来るようにもなります。
③宅建士証の中途半端なデカさ
正直、一番これを制度として変更してもらいたい。
無事宅建士証をもらい、財布などの免許証スペースを入れようとします。すると
入らない
そう、この宅建士証ですが、微妙なサイズなのです。
宅建士証の記載部分は通常カードと同じなのですが、この宅建士証
縦が6cm 横が9.2cmあり通常のカードが縦5.4cm 横が8.5cm位でほんの少しだけ大きいんです。

なぜこんなことになるのかといえば、宅建士証の写真は持参していきます。
その写真を挟みこんでラミネート加工のようにしてあるのですが、写真のとおり、中の本体部分は通常のカードサイズの大きさなのですが、圧着部分ののりしろ部分が大きいのです。
その為、既存のカードケースには入らないサイズとなっているのです。
国土交通省よ!別料金でいいからちゃんとしたカードサイズにしてくれ
みんなで声を大にして言いましょう。
これのせいで宅建士証のしまいどころが分からない不動産屋は全国に8万人位いると思います。
ちなみに私は名刺ケースに入れていますが、社員証のケースに入れたりなど様々です。
本当に人気資格なのですから、これは改善してほしいものです。
④名刺にすぐ入れたくなるし、入れた方がいい
宅建士証をもらったら、名刺に記載したくなります。
名前の下などに保有資格を書いておく訳ですね
営業マンですから、まずはお客様に配る時に目に入る文字ですからね。
ちなみに余談ですが、不動産関係の資格というのは国家資格から民間資格まで本当に何十種類もあるものです。
その中でもよく分からない資格名が記載されている方もいます。
2級ホームアドバイザーとか〇〇検定〇級とか、あとはその会社独自の社内資格などもあります。
もちろん、それも良いのかもしれませんが、営業マンで宅建士ほどお客様に響くものはないと思います。
以前のあるあるで 宅建士=いい不動産屋 ではない。と書きました。もちろんそうなのですが、
お客様から見るとある種の安心感になるのも事実です。
なので、しっかりと記載してください。一番最初にこの資格でいいと思います。
お客様やオーナーさんでも名刺を見て「宅建持ってるんですね」と言われることも多少ありますから、認知度含めて記載した方が良いと思います。
但し、言われたからといって「不動産屋たるもの当たり前ですよー」みたいな変なオラつきは抑えておきましょう。






