(10ページ目)繁忙期を振り返ろう2025 ~前倒し化が顕著?変わる繁忙期?~

さあ繁忙期を振り返ろう

毎年恒例の繁忙期がひと段落したところで、2025年の動向をちょっと振り返ってみたいと思います。

今年の繁忙期も、退去・入居の数自体は例年通り。

おおよそ退去率も入居率も例年通りの良い水準で乗り切ることが出来ました。

大きく増えた・減ったという印象はなかったのですが、今年の印象は「動き始めが早かった」というのが現場の実感です。

特にピークは昨年末から2月にかけて

特に1月末から2月はバタバタでした。

いつもなら3月がバタバタの本番という印象ですが、今年は12月から動き出していたように思えます。

そして、3月下旬あたり以降は穏やかな状態でした。

もちろん、急な辞令などによる例年通りの動きはありつつも、数年前まであったような「最後のラストスパート」的な動きはありませんでした。

この動きは当社だけなのかな?とも思いましたが、仲の良い仲介会社に聞いても同様の回答があった為、一定その傾向があったのはも事実だと思います。

他社さんからの問い合わせも2月がピークで3月下旬は明らかに例年より少ないものでした。

本題はここからです。

この「前倒し化」

実はここ2、3年感じていました。

少しずつ前倒し化していると思います。

その原因はなんなのでしょうか?


引っ越し難民を避けている

これは当社のエリアだけでなく、全国的に引っ越しの「前倒し傾向」があると感じています。

企業の辞令発令も早まり、それに合わせて早めに物件探し・引っ越しを済ませる方が増えているようです。

これに加えて、引っ越し業界の「ある問題」も関係しているのでは…?

そう、引っ越し料金の高騰と人手不足問題です!

とくに3月は「値段が高い!」「予約が取れない!」という声があちこちから…。

最近ではネットやSNSでも、「引っ越すなら3月を避けて」なんて情報も流れてますね。

そして、この動き、肌感だけではないのです。

なぜなら

天下の国土交通省が異例の呼びかけを行っているのです。

それは

このように国土交通省自らが分散化を打ち出しているのです。

それは業界団体からの要請もあったのでしょう「需要が有っても人がいない」

国土交通省では以下の施策を打ち出しています。

〇経済団体等への要請_経済団体を通じて、民間企業の異動時期分散化の検討要請  

〇引っ越し時期の分散化の広報

このように、各企業に対しても異動時期を分散させるように働きかけているのです。

こうした事情を知ってか知らずか、3月の引っ越しを避ける動きが確実に広がっています。

よくよく考えてみれば、企業の異動時期をずらすのは理にかなっている行動なのです。

引越しコストが高い時期に多数の社員を動かすと、企業が負担せねばならないコストが増加してしまうのです。

SNSの発達や人件費の高騰を背景に、従来の繁忙期の形を変えようとしているのです。

今年もまた、引っ越しを取り巻く環境が少しずつ変化してきた繁忙期でした。

ロータスホームでは年末に打ち出した「春からキャンペーン」がこの世相にハマったのですが、来年も同様に通用するかは分かりません。

来年はどうなるのか…今のうちから世相を見ながら、対策を考えておこうと思います。

それでも、昨年よりも良い結果で終えることが出来てホッとしています。

やっぱり賃貸不動産における繫忙期は楽しいですからね。

2025年4月15日追記——————————————————————————————-

本日、某ポータルサイトのデータ担当者と話しました。

霧島市という範囲では、1月から2月に反響数が集中しており、1月~2月は例年よりも数がUPしていたとのこと。

また、3月の伸び率も前述通りの動きをしていたとのことでした。

引越しの前倒し化が反響数というデータからも一定証明されたということでしょう。

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