親族は本来は味方のハズだが・・・
全国の不動産業界で働くみなさん、こんにちは。
今回は不動産に携わっている方なら一度は経験したことのある。
当事者(売主、買主、貸主、借主)の親族との対応について、そのメカニズムや対応の仕方について個人的な見解をお話してみようと思います。
みなさんは「カリフォルニアから来た娘 症候群」という言葉をご存じでしょうか?
詳しくはリンクなどから見てもらえればよいのですが、この言葉は医療業界にある言葉だそうです。
元の定義としては
医療現場では患者の終末期に過度な医療を避けるため、患者や身近な家族と医療チームが話し合い、最期の過ごし方を決める過程があるそうです。
辛い延命治療ではなく、穏やかな最期を目指すことを患者本人が希望し、医師や看護師と充分に協議して決定します。
しかし、遠方に住む家族(例:カリフォルニアから来た娘)が突然現れ、これまでの計画を覆し、延命治療を強く要求することがあります。また医師や看護師に対して面会を要求したり、治療方針への反対を示し、この現象は、患者の意志や身近な家族の同意を無視して、過剰な延命治療が行われる結果を招きます。
ほぉー、そんな現象があるんですね・・・・
ここまで読んでいただいた不動産業界の方も思うでしょう。
不動産業界にもあるじゃないか
そうなのです。このカリフォルニアから来た娘症候群は不動産業界では多く見られます。
事例 親族のいとこ
当社での事例を一つ挙げましょう
当社の管理物件で賃貸一戸建てをお預かりしておりました。
所有者さんは遠方におり、物件自体はかなりの築年数が経過しておりました。賃借人さんも住んでいただいています。
そんな中、所有者さんより連絡がありました。
「もうあの物件を手放したい」
この物件ですが、賃借人さんはいるものの、老朽化も激しく、これからの修繕などを考えれば無理からぬこと。
私は所有者さんと話しあいました。
肝心の物件はこんな状態でした。
- 道路の接道がない「再建築不可物件」、道路の持ち分は以前(先祖代々)の経緯から貰えなそう
- 雨漏りや排水不良による不備多数
- 修繕提案などもしてきたが、資金不足などにより修繕できず
- なんとか当社で応急処置を繰り返してきた
- 土地の値段もそこまで高価なエリアではない
所有者さんの意思としては、これから来る大きな修繕や固定資産税などの負担を免れたい。
十分これまでの収益もあったので、売値はさして期待していない。
これらを踏まえて出した結論は
「一般ユーザーへの販売では瑕疵や修繕費用を計算すると売りにくいので、不動産会社などに買ってもらおう」でした。
これは修繕の費用に大きな部分がありました。
この物件はDIY程度では解決できない瑕疵があり、一般のユーザーが修繕しようとすると多額の費用が掛かりすぎる為、修繕を生業とする業者に買ってもらい、再販の道or接道をクリアし、土地として整備する。
これがベストであろうと所有者さんと方針を固めました。
もちろん、万全の状態であれば一般ユーザーへ高く買ってもらうことが最善でしたが、状態や再建築不可となれば価値は多く見込めません。
業者が取り組む為には、売値は多少下げなければ利益が無く、やはり買い手はつきません。
その時に所有者さんから「社長のところで買ってもらうことはできませんか?」との申し出がありました。
私は計算して考えられる限りの高値を提示しました、もちろん当社も利益が出るギリギリのラインで
これまで管理をさせていただいた恩義もありますからね。
こちらからの提示金額は、所有者さんが思ったより高いものだったそうで、前向きに検討します。とのことでした
そこで現れるのです。
カリフォルニアから来た娘が・・・
ある日のこと、会社の電話が鳴りました。
A「お宅の社長と話したいんだが・・・」
私「私ですが、ご用件は?」
A「あの貸家だが、不当に買い叩いているじゃないか」
電話の主Aは所有者さんの従兄弟と名乗る人物でした。
曰く
- あの物件は先祖代々の土地である
- 近隣相場を見たが、到底聞いた値段と離れている
- 遠方に住んでいる人と思って嘗めているんだろう
- 自分も多少不動産を知っているが、価値は少なくとも5倍~6倍だ
突然の電話でしたが、私を詐欺師呼ばわりでした。
そもそも、まだ当社に売るという返事もないし、当社で買ってくれませんか?に対しての提示です。
しかも値段は相場でいえば 一般ユーザーが買うであろう場合の相場<提示金額 のハズです。
その後も「地方の不動産屋はボッタくる」「都市部なら考えられない」などの発言連続です。
私も当初は丁寧に根拠や相場などをご説明しておりました。
しかし、最後には
「そんな値段なら自分が買うよ、仲介手数料も払わなくて済むし」
との言葉でした。
そして電話をガチャ切りされました。
その後、所有者さんから連絡がありました。
所有者さん「すみません、ついつい不動産に詳しいという従兄弟と会ったので近況報告を話したところ、熱くなってしまいました」
とのこと
とはいえ、「熱くなってしまい、年上でもある従兄弟だけに、無下には出来ないんです」ということ
私としても絶対買い取りたいとは思ってもいませんし、なにより詐欺師呼ばわりされてまで協力も出来ません。
私はこれまでのご恩と感謝を所有者さんに告げ、この件から手を引くことにしました。
そして、しばしの月日が流れたある日のこと
所有者さんから連絡が来ました。
「内田さん、やっぱり助けてもらえませんか?」と
聞けばその従兄弟が下記のようなことをしたようです。
- 隣地の方へ直接連絡し、「道路持ち分をよこせ」と横柄な対応をして隣地と揉めた
- 現在住んでいる賃借人に「○○万円で買い取らないか?」と高値で持ち掛け、逆に賃借人から「これまでの不備をしっかり直せ」「直さないなら損害賠償する」と言われた
- 賃借人も出ていくと話している
あーあ・・・・・
こうなっては台無しです。
最早、揉め事のオンパレードになってしまいました。
これまで上記のようなことにならないように、丁寧に対応していたものが一瞬で崩れ去りました。
「一旦、考えさせてください」と伝え、電話を終えました。
うーん、どうしようかな・・・この事態になってしまっては・・・
思案しているとまた電話が鳴りました。取ると従兄弟Aでした。
A「所有者から話は聞いただろう」
私「伺いました、大変な状態だそうですね」
A「所有者も隣地も賃借人も全員、素人だから困る」
A「ついては、一旦自分(A)があの土地を買い受けるので、以前の提示額でそちらに買って欲しい」
私「は?」
つまりは、こういうことのようです。
最初に所有者さんから聞いた金額は安すぎるので、Aが所有者から買って再建築不可をどうにすれば儲かる
↓
隣地に話して道路持ち分を貰おうとする→失敗
↓
ならば、賃借人に売って儲けよう→失敗
↓
ならば買取業者に高くで売って(以下略)→失敗
↓
最終的に私の提示額より低く直接所有者から買って、私に提示額で買い取ってもらえば利益が出る
そんな馬鹿な!
私はゆっくりと説明しました。
- あの金額はこれまでの管理の恩も含めての提示だった
- その後のAの行為で事態は悪化し、最早当時の価値より下がった
- 所有者さんとの取引ならまだしも、私を詐欺師呼ばわりする方と取引などは出来ない
としっかりとお断りしました。
その後もAから「じゃあどうするんだ?」とか「無責任な不動産業者だ」など言われましたが、丁重にお断りしました。
所有者さんからも謝罪を受けましたが、それでも「親戚づきあいもあり、従兄弟の介入を断れない」とのことでしたので、当社としてもこれ以上のお手伝いが出来ないことをお伝えし、最後にこれまでのご愛顧に感謝を申し上げて終了しました。
その後、詳細は追っていませんが、最後に聞いた話ですと、未だに空き家として残り続けているようです。
この事例では、途中までは所有者さんの目的と、少なからずの売った利益が残る予定でした。
しかし、Aの介入により収入源であった賃借人は出ていき、今まで好意的だった隣地との仲も悪くなる、結果資産価値は下落するのみとなってしまいました。
心配とお節介の境界

この事例では若干というより、かなりの悪意がありましたので、カリフォルニアから来た娘症候群と少し相違することもありました。
しかし、こういった事例は不動産会社では多いものです。
こんな場面でよく見かけます。
- 不要になった実家を売却する時
- 高齢の父母のお部屋探しが決まり、契約前に
- 収益物件を買う時
- 商売を始めようとしてテナントを借りる
こういった場面で、本人と充分協議し終えて、いよいよ物事が動きだすという段階で介入してきて、混乱を生じさせるのが「カリフォルニアから来た娘」です。
いずれも、娘(女性)に限らず息子(男性)や両親、親戚や近しい友達などのケースもありますので、「カリフォルニアから来た娘」と定義されていますが、男女の性別や年齢層に限る話ではありません。
事例として共通するのは
普段は疎遠にしている人が急に介入してくる
日頃から、各種の問題に寄り添いながら時間を共有している親族ではこういった混乱は起きません。
なにせ、当初から一緒に物事を理解し、順序立てて事態を把握していますから、本人の決断の経緯も知っていますし、本人の希望も当然知っている訳です。
この「カリフォルニアから来た娘」は日頃はこういった問題には関与していないにも関わらず、事態がいよいよ動く段階で急に発動するのです。
これは不動産業者だけが困る事態ではありません。
なにより本人や普段から親身になっている身近な親族が一番の困難な事態へ陥ることが最大のデメリットです。
今まで苦労して問題に対応してきた身近な親族や本人の努力、積み重ねを一気に崩壊させかねません。
また病院同様、親身になってくれていた周りの協力者たちを遠ざける可能性もあるのです。
なにせカリフォルニアから来た娘たちは
日頃から手(労力)やお金は出さないのに、たまに来たかと思えば口だけ出すのですから
そして、一生懸命近くでサポートしてきた人を飛び越えて、あるいはそのサポートしてきた人達にすら牙を剥きながら
私だけが、本人の味方で正しいことをしている。と妄信して各方面へ悪意をばら撒きます。
「カリフォルニアから来た娘」の被害は、医療関係者に限ったお話ではありません。
リフォーム業者、税理士、弁護士など相手はその時々で変わるのでしょうが、一定確率でいらっしゃるのです。
そしてカリフォルニアから来た娘たちは、期間が過ぎるとカリフォルニア(普段住んでいる場所)へ帰っていきます。
残されるのは
日頃から協力してくれていた業者と一生懸命サポートしていた身近な人の疲弊、場合によっては本人との断絶です。
一生懸命やっていたにも関わらず、ぽっと出の人から罵倒されたり、命令されたのではたまったものではありません。
そして、そのツケは本人に降りかかる。
もちろん、悪い業者や不誠実な人が一定いるのも事実ですから、まったく介入することを否定する訳ではありません。
カリフォルニアから来た娘はなぜ発動する?

ここまでカリフォルニアから来た娘の実害や被害想定は、ご理解いただけたと思います。
ここからは、その発動のメカニズムと対応についてご紹介できればと思います。
まず大切なことが、カリフォルニアから来た娘というのは
100%の善意であることがほとんどです
「離れて暮らす父母が騙されていないのか?」「不当な業者によって搾取されていないのか?」「もっと裕福な暮らしをしてほしい」「幸せになってほしい」
という真っすぐな動機がほとんどなのです。
また、対象となる人への愛情も人並みか、なんなら愛情の強さは「強い」とカリフォルニアから来た娘は思っています。
ただ、愛情も正義も暴走すると人を傷つける刃になってしまいます。
通説ではこの「カリフォルニアから来た娘」の原理というのは「罪悪感」と「パニック」が大きいと言われています。
普段は疎遠にしている負い目と、久々に会って事態が急展開(弱っている両親の姿など)への驚きに対しての反射行動と言われています。
日頃は実家のややこしい問題や、両親の介護など出来ない(やらない)こともあり、せめて口や頭脳だけでも力になりたい。と思われるということですね。
そういった「普段役に立てていない」という罪悪感は確かに原動力となっていると思います。
確かに医療業界を主にしたこの通説は理解できます。
不動産業界でもそうでしょう。
でも、私はこれに加えて、原因の一つにこれもあると思っています。
承認欲求
これはどういったことかというと、先ほどの「実家の売却」の例でいうと
年老いた両親のサポートをすることで
「一人前の大人になったな、○○がいてくれて良かった、ありがとう」
この言葉を聞きたいが為の一生懸命という方をよく見かけます。
要は歪んだ親孝行のようなものです。
大好きな両親や息子、娘、親族、友達に認められたい、頼りにされたいという欲求ですね。
また「カリフォルニアから来た娘」の特徴としては
自分のことを知識がある、賢いと思っている方が多いものです。
「私が言っていること、調べたことの方が正しい」と妄信してしまい、専門家や身近な人を否定しがちになってしまいます。
特によくあるケースとして
「私の知り合いの人に聞いた」
もちろん、しっかりとした業者や知り合いに聞いたかもしれませんが、聞かれた方も詳細や状況、ご本人さんの意向などの細かな部分は当然見えないものです。
また、相談するカリフォルニアから来た娘は「これっておかしいですよね?」というテンションでいけば、詳しいことが分からない人は
「まあ、そうかもね」と答える可能性があるのです、それを免罪符に「ほら、他の人はおかしいって言ってるよ」というケースも後を絶ちません。
本来、カリフォルニアから来た娘がすべきことは
当初から積極的にかかわり、手を貸し、一緒に専門家から説明を受け、本人の意向をもとに進める
という
面倒で地道な作業をしっかりとすることなのです。
書いててなんですが、それが出来る人はもはや「カリフォルニアから来た娘」ではありませんね。
不動産業者で出来る対応は?

ここからは「カリフォルニアから来た娘」の対応方法について、参考になればと思います。
こういってはなんですが、私個人でいえば
「カリフォルニアから来た娘」の対応は得意な方です。
というのも、この「カリフォルニアから来た娘」の前では
正論ほど意味がなく、正論ほど役に立たないものはありません
たまにカリフォルニアから来た娘相手にこれまでの経緯や、今の対応がいかにベストかを初手から説明する人もいますが、大体反発を受けて物別れに終わるケースが多数です。
それもそのはず、「カリフォルニアから来た娘」は反発を望んでいるのですから
反発をすればするほど「悪徳業者」であり、やましいことがあるはず!と思っているのです。
なぜなら、自分の方が賢いと思っていますから。
そして、その悪徳業者から救い出す自分こそヒーローなのです。
この時に今まで一緒に苦労してきたお客様(カリフォルニア父母)の援護射撃を期待しても無駄です。
一所懸命になってくれている娘が大暴れするのを、気まずそうな目で見ているだけで、咎めたり、営業マンの立場に立ってくれることはありません。
自分自身の希望があるのは分かっているが、それでも娘や息子が一所懸命やっている姿に何も言えません。
そりゃそうですよ。
ただでさえ、普段疎遠になっているのですから、せっかく帰ってきたタイミングで、娘や息子より「赤の他人を信じる」なんて口が裂けても言えません。
そんなことをしたら、せっかくの娘や息子と断絶してしまうかもしれない。という親心が発動するのです。
そんな親心くらいは汲んであげましょうよ。
では、関わる人はどうすればいいのか?
残念ながら
褒めて褒めて、味方につくまで我慢です
具体的には
- 口出ししてきたら「よくご存じですね」と褒め
- 親の前で「頼りになる娘さんや息子さんで安心ですね」と褒め
- 親がいない所で「〇〇さんが来てくれて私も心強いです」と褒め
- そうして、暴れる・疑念の目モードが収まってから今までの経緯の説明です
大体、プロとして仕事を真っ当にしていれば、「カリフォルニアから来た娘」が言いそうなことは既に検討済みか、採用しなかった案のはずです。
しかし、そこで素人扱いをせずに、先ほどの承認欲求を業者である私たちが満たしてあげるのです。
親御さんの前で「頼りになる娘さんでいいですねー」と褒めてあげるのです。
プロが親の前で褒めて貰えれば、「カリフォルニアから来た娘」も本望です。
但し、それでも「カリフォルニアから来た娘」の提案を鵜呑みにすることはあってはなりません。
大体「カリフォルニアから来た娘」の提案というのは理想論であり、現実的ではありません。
言いなりになってしまっては当事者の本当の利益は守れないことでしょう。
それでも猛攻が止まない場合は?
その時は潔く撤退をおススメします。
目先の利益欲しさに、「カリフォルニアから来た娘」の提案を飲み続けても出口は訪れないでしょう。
時間と労力、そしてプロとしてのプライドを削って、依頼者の本当の利益を損なうことを分かってする仕事はすべきではないと思います。
私自身、何度か誘惑に負けそうになり、お付き合いしてみようとしたことはありますが、ろくな目にはあいませんでした。
私たちに出来ることといえば、親思いの「カリフォルニアから来た娘」が親御さんのために「自分が来てよかった」という満足感を満たしてあげて、更に依頼者である「カリフォルニア父母」の利益をしっかりと守ってあげるという「二刀流」の実現です。
そうすることでカリフォルニア一家全員を幸せにする。
それが出来れば最善ですが、ことはそう簡単ではありません。
私自身の例でも、叶いませんでした・・・
みなさんはどのように対応しているのでしょうか?
ぜひお会いする機会があれば対応策を教えて欲しいものです。
そして「カリフォルニアから来た娘」の方々へ
あなたがすべきことは、今疎遠にしている方に寄り添って、日頃から話をしてあげることかもしれません。
肝心な時に娘や息子に頼りたいという親は、実は少数だと思います。
それよりも元気なあなたの近況を日頃から聞ければ、それが最大の親孝行かもしれませんよ。
お問い合わせ
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「私はあの男と縁を切ったので」娘に言われた滞納者の再生への道①
切なさと希望の話です きっかけは新規物件の滞納 「私はあの男とは縁を切ったので、連絡もしないでください」 電話を切られてしまいました。 はぁ、参ったな・・・ 発端は当社に新規で管理の依頼のあった物件でした。 こちらの物件は築年数も30年を超え、10世帯あるアパートの内空室が7部屋もあるという状態でした。 しかも残り3部屋の内1部屋は6ヶ月以上の家賃を滞納している状態だったのです。 この惨状を憂いたオーナーさんが当社の噂を聞いて管理の依頼がありました。 その後、家賃設定やリフォームなどを実施し、空室はその後すぐに満室になったのですが、問題はこの滞納者でした。 年齢は65才男性で一人暮らし、古くからの入居者の為保証会社の加入は無し、電話や訪問をしてもなしのつぶて、全くの無視です。 当初の契約書に記載されている職場も既に退職し、噂では無職ではないかとのこと。 お名前はAさんとしましょうか。 前任の担当もとうとうギブアップということでした。 今回は最初から私自ら督促に向かうことにしました。 唯一の身内である娘さん そして冒頭の言葉です。 連帯保証人の娘さんに電話をしたところ開口一番言われました。 前管理会社も匙を投げたのが、唯一の連帯保証人である娘さんの存在でした。 とにかく連帯保証人になったのはいいが、お父さんの滞納やそれ以外の問題でも度々連絡が来ることで参ってしまったのです。 無理もありません、前の管理会社の頃から滞納について度々連絡をされ、請求され、なにかと責任を取らされ続けてきたのです。 そしてそれでも連帯保証人という重い役目に縛られ続けていました。 保証会社もナシ、連帯保証人は関わりたくない、本人は連絡も取れない、仕事もしているかも分からない ふーむ 私は再度娘さんに連絡して言いました。 「連帯保証人を外れる為に協力してくれませんか?」 「え?どういうことですか?」と娘さんはようやく聞く耳を持ってくれました。 娘さんは今までそんなことを言われたことが無かったのでしょう。 聞く耳を持っていただけました。 そして、娘さんと一緒にお父さんのアパートへ行く約束をすることが出来たのです。 この時私には解決への道筋が一本だけ見えていたのです。 しかし、その方法は蜘蛛の糸よりも細く、不確定要素しかありませんでした。 娘との久々の対面と罵倒 約束当日、私は副社長と2人で現地へ行きました。 そして警察の方にも来ていただきました。 なぜ警察を呼んだかというと、それなりの高齢であり、連絡も取れない。 そう、万一室内で倒れたり死亡している可能性もあったからです。 程なくして娘さんが来ました。 車から降りて自己紹介をすると隣に男性が一人立っていました。 旦那さんかな?と思いご挨拶をしたところ、娘さんの友人のような方で、私に会うなり 「管理会社も大変ですね、言っちゃなんですけどあの親父はクズですよ」とかなりの怒気をはらんだ言葉を発してきました。 恐らく今回立ち会うにあたって、信頼している人を連れてきたのでしょう。 そして普段娘さんからお父さんのこれまでの行動を聞いて同情し、憤っているのでしょう。 警察の方には事前に話しておりましたが、現地でも状況を伝えます。 そして警察の方が玄関先から声を掛けます。 「Aさーん、こんにちは〇〇警察の者です。開けてくれませんか?」 文言を少しずつ変えながら声を掛けますが返答がありません。 警察の方は 「返答がないので、鍵を開けましょうか」と言い 私は住戸の鍵を警察へ託しました。 鍵を差し込み警察の方がドアを開けます。 この瞬間だけは何度立ち会っても慣れないものです。 すると警察の方が言いました。 「あぁ、いらっしゃったんですね」 私も覗きこみます。そこには 玄関から見える居間にこちらに背を向けて座っているAさんがいました その状態で警察の方に呼ばれて振り向きました。 小太りで頭髪も薄くなり、下はジャージで上は肌着のような恰好のAさん そして流石に観念したのか、玄関の方へ少しずつ歩いてきます。 警察の方は 「無事そうですね、それではこれ以上のことは我々の管轄外になりますので、我々は失礼します」 お礼を伝えて、それではAさんと話しをしようかなと思った矢先 「あんたどんだけ迷惑掛ければ気が済むの」 と娘さんが第一声 続いて娘さんの友人も続きます 「お前、こんだけの人に迷惑かけてさっさと出てこいよ」 その後も2人から次々と叱責を受け続けます。 うな垂れて目線を玄関の土間に移しながら立ちすくむAさん 私は娘さんと友人を制して 「Aさん、今日は滞納の件と安否確認の為に参りました。初めましてロータスホームの内田です」 と間に割って入りました。 するとAさんは 「娘を連れてくることはないじゃないか」と小声で言ったのです。 私はこの時に 一つ目の賭けに勝った と思いました。 私はAさんの滞納解決への道を全て思案していました。 仕事もしていない、周りのコミュニティも属していない、家族も娘さんの他いない、高齢である そうなのです、彼には失う物がほとんど無かったのです。 滞納督促は以前の記事でも書きましたが、当の滞納者が「何を一番恐れているか?」が大事です。 この生活を失いたくない、これ以上のストレスは嫌だ、連帯保証人に知られたくない、仕事に支障が出るのは困る、滞納していることが世間にバレるのが恥ずかしい、など 人それぞれなのですが、私は過去の経験などからか、人と対峙すると「この人が何を恐れるのか?」を見つけるのが人より得意なのだと思います。 それが見つかれば後は簡単です。 その恐れる事態にならない方法、すなわち滞納の解決を本人と一緒に決めていくだけなのです。 ここでその「恐れる事態」で脅してはいけません。人間は恐れる事態で脅すと恐怖や絶望で前に進むことは出来なくなります。 あくまで「最悪の事態を私たちなら解決できる」という安心感もセットにしなければなりません。 脅したりで解消できるのなら、こんなに簡単なことはありません。しかし、脅すという行為では最初の何回かは支払うかもしれませんが、絶対に滞り始めます。 しかし、「これさえ達成すれば最悪の事態は来ないんだ」という安心感は強く、かえって回収率は大きくなるのです。 話を戻しましょう。 私はこの失うものがないAさんにとって唯一のアキレス腱が娘さんである可能性に賭けたのです。 嫌な奴だ、性根の悪い奴だと思われるでしょう。私もそう思います。 しかし、それだけ滞納の督促というのは厄介なのです。 払ってください はい、払いますで済むならどれだけいいか。 滞納というのは簡単には起こりません、その人の人生でかなりの問題を抱えているからこそ起こるのです。 その苦労や見たくないもの、聞きたくないものを大家さんの代わりに解決することが管理会社の役目なんだと思います。 長くなりますので、続きます。 https://lotushome.jp/blog/3839/
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賃貸でペットが死んだらどうする?埋葬?火葬?自分で?自治体が?それとも・・・
いつかは来る別れですが、最後まで責任ある行動を ペットの亡骸はどうしたらいい? 人間にとってペットというのはかけがえのない存在です。生活に癒しをくれたり、それ以上に家族の一員となることも珍しくはありません。 今回はそんなペットとの最後のお別れになる部分についてお話しようと思います。 ペットを飼うといつかは訪れる「ペットの死」 深い悲しみとこれまでの思い出に感謝を告げ、いよいよお別れです。 さあ あれ? ペットの遺体ってどうすればいいの? あなたが一戸建てに住んでおり、自分の庭を持っていれば埋葬するのもいいでしょう。 基本的には私有地であれば埋葬することは問題ありません。 しかし、賃貸物件などにお住まいの場合はどうしたらいいのでしょう? 自分の所有する土地以外に埋葬した場合、法律で罰せられますし、賃貸物件の敷地に埋葬は絶対ダメです ペット専用の葬祭場に依頼する 一番おススメです。きっとペットも喜ぶでしょう 専門のペット葬儀社にお願いする方法です。 基本は火葬となります。 また、火葬の際は2パターンほどあるようです。 合同火葬=他の方のペットと一緒に火葬する、お骨はもらえずに業者さんの方で供養する 個別火葬=あなたのペットだけで火葬し、お骨も持ち帰れる 大体鹿児島県霧島市近郊の業者さんの相場としては小型犬や猫の合同火葬で15,000円~20,000円 個別火葬で+3000円ほどのようです。 お骨を手元に持ちたい、しっかりと供養をして欲しいなどの場合は最寄りの「ペット葬祭」などで検索すると良いでしょう。 しかし、やむを得ず費用面などで難しい場合もあるでしょう。 そういった場合でも近くの公園や山、川、海などに埋葬したり流したりしてはいけません。 法律上の扱いではペットの遺体というのは「一般廃棄物」という扱いになってしまいます。 つまり、私有地以外に埋葬すると「不法投棄」となってしまうのです。 では、そういった場合はどうしたらいいのでしょうか? 法律上は物であり「燃えるゴミ」にも出せる やむをえない場合は自治体でも対応してくれます みなさんにその発想があるかないかは別として、多くの自治体では ペットの遺体は燃えるゴミに出せるのです 我々の会社がある鹿児島県霧島市も例外ではありません。 その昔、私が東京で不動産業ホヤホヤのころ、入居者から「敷地内で野良猫が死んでるんだけど」と言われ、現地に行くと一匹の野良猫が死んでいました。 私も処理の仕方が分からずに市役所に電話したところ 「燃えるゴミの日に出してください」と普通に言われ、衝撃を受けました。 このように法律上はペットというのは物扱いとなっており、遺体も燃えるゴミとして出すことは可能ではあります。 但し、その場合でも以下のように配慮することをおススメします。 新聞紙や紙袋などで包み、ゴミ袋の外から見えにくいようにする これはせめてもの想いと他の方への配慮として行っていただきたいと思います。 ほとんどの自治体ではゴミ袋は透明や半透明となっていますから、多くの人が驚いたり不快な想いをするかもしれませんからね。 決まりではありませんが、マナーとしておススメします。 ゴミ袋に入らない大型犬などは? これも回答しましょう。 確かに小型の動物であればゴミ袋に入るのですが、大型犬となるとそうはいきません。 この場合、自治体によっては有料で回収してくれるところもあるようですが、ほとんどの自治体では 清掃センター(ゴミ焼却場)に自分で持ち込む 各自治体で各所に粗大ごみなどを持ち込める施設がありますので、そちらに持ち込むのです。 ちなみに鹿児島県霧島市ではこちらですね 霧島市敷根清掃センターここから本文です。 敷根清掃センターは平成15年4月1日に供用開始し、国分地区、隼人地区、福山地区、霧島地区、溝辺地区の一般廃棄物を処理しています。処理できるごみ、できないごみは以下のとおりですが、詳しいことは搬入前にお問い合わせください。 … 但し、ここで最大の注意点があります。 「最後はご自身でゴミの中へ投げ入れていただく必要があります」 そうです、物として扱うからこそ引き受けてくれるのです。 最後は自分自身でゴミの中へ投げ入れねばなりません、職員の方も「中々厳しいとは思いますが、それが大丈夫なら」と話してくれました。 責任ある最後を迎えさせて欲しい 死生観などは様々ですから、法律や他の人に迷惑にならなければ自由ではあると思います。 いずれにしてもペットを飼うということは「ペットの死」についても考えておかねばなりません。 以前の記事でも書きましたが、我々人間は好きなところへ行き、好きなように生きる権利もあります。 しかし、ペットにとってはあなたしかいないのです。 あなたに癒しと共に生活のパートナーとして過ごしてくれるペットにもしっかりと責任ある最後を迎えさせて欲しいなと思います。
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管理会社あるある 冬編
この季節は夏よりも厳しいのです 管理会社あるある 今回は管理会社あるある冬編でございます。 管理会社で働くと季節に敏感になります。 それは四季を感じるという風情のあるものもあれば、冬ならではのトラブルというのもあります。 今回はいくつかご紹介していきましょう。 車を降りた途端襲ってくる尿意 いきなり汚くて申し訳ございません まずはこれからですね。 冬の寒い時期ですが、物件を周らなければいけません。 温かい車内で物件に着きます。 「さあ、室内チェックするぞ」と意気込みます。 しかし、寒暖差が容赦なくここで襲い掛かります。 今まで何とも思っていなかったのに、急に小がしたくなります。 もちろん、空室のお手洗いを使う訳にはいきません!既にハウスクリーニングをされています。 そして当社のハウスクリーニングではハウスクリーニング後に使用すると分かります。バレます。 もちろんスタッフ含めてそれも分かっているので、こうなったら解決策は一つ 「なるべく早く用事を終わらせる」 しかし、そういった時に限って 不備ヵ所が見つかるのです 必死に内股になり、懸命に作業を終わらせます。 そして、車に乗り込み、急いでトイレへ向かうぞ あれ? 車に乗った途端収まる尿意 そう、車に一旦乗ると収まってしまうのです。 「これならトイレに寄らずに次の物件も大丈夫そうだな」と思うのです。 そして油断させつつ次の物件へ到着 襲い来る第2波! 前回を凌ぐビッグウェーブ到来 物件周りに出かける前にはトイレに行っておきましょう。 底冷えする「空室」 空室の寒さは原因がある この季節の内見つまりご案内時に良く言われるのが 「この部屋寒くないですか?断熱効いてないんじゃないですか?」 というお言葉 確かにそういう物件ということもありますが、それ以上に原因があります。 人の住んでいる物件は少なからず熱を出している物があるから温かい ということです。 つまり、普通に生活していると冷蔵庫や家電類などが常時動いている訳です。 そうすると少なからず機械から熱を出しています。 空室は基本電源を落としてある為、熱を出す物がありません。 だから、普段の自分の家よりも格段に寒さを感じてしまうのです。 そして、管理会社スタッフは空室の確認などで部屋に上がると 足の裏などから体温を2度は奪われます 雪の予報で心配なのは通勤ではなく・・ 凍結ですよね 明日の天気予報を見よう 「今年一番の寒波到来、道路の凍結にご注意ください」 あぁ、明日水道管大丈夫かな? この思考回路になっているあなたは立派な管理スタッフです! そう、子どもは雪合戦を楽しみに、会社員なら「ワンチャン、会社休みにならないかな」と期待する世の中を尻目に管理会社が思うのは 「凍結はいい」 「破裂だけするな」 凍結はやむを得ませんが、凍結による破裂は被害甚大です。 一度などは4階の水道管が破裂し、マンションの外に盛大に水を噴射したことがあります。 キラキラと朝日に照らされていました! 季節外れの虹を見ながら 「こんなにキレイだと思えない虹は初めてだ」 と呟いたことを忘れません。 社内に帰った後の睡魔 睡魔、すいま、ごめんなさい、思いついただけです 寒い外回りを終え、社内に帰ると温かいオフィスのお出迎えです。 ホッと一息つき、さあ事務作業だ 温かいお茶を飲み・・・・ さあ、やるぞ・・・・・・・・・・・・・・ 明日までに管理報告書を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冬が終われば 管理会社にとっては冬というのは特別でもあります。 それは「お部屋探しの繁忙期」と呼ばれるシーズンが到来するのです。 新社会人や学生さん、転勤など新年度に向けて様々な人たちが出会いと別れを繰り返します。 とても良くしてくれた入居者さんとの別れを惜しみ、新たな入居者さんとの出会いを期待しながら迎えます。 こんな風な管理会社あるあるを書いておきながらですが、この時期は好きなのです。 特に希望や新生活のワクワクに携わる機会の多いこの季節、そのお手伝いの為ならこの程度の「あるある」は笑い話ですからね。
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お部屋にあるこれは何だ?スプリンクラーか?
たまに聞かれるんですよ お部屋の天井にあるコレは? 今回もお部屋探しで聞かれる設備をご紹介してみましょう。 写真にあるような物が天井に付いているとよく聞かれます 「あれってスプリンクラーですか?」と なんだか映画などで見るイメージが強いのでしょうか? 確かに似ていますが、これは違います。 正体は 火災報知器です 一般的な火災報知器といえばこちらをイメージするのではないでしょうか? おなじみ差動式報知器です こちらはお部屋にもよくついていますし、「THE火災報知器」って感じです。 ちなみにこのタイプは差動式というだけあって「急激に温度が上がったという温度差を感知して鳴ります」 対して冒頭の火災報知器は 定温式と呼ばれます こちらは定温式といって「一定の定められた温度に達した時に鳴ります」というタイプです。 なぜ違いがあるかといえば、その仕組みです。 例えば差動式の場合、火が着いたことによる温度差を検知します。ということはキッチンなど本物の火を使う所に設置すると「火事なのか料理なのか分からない」という事態を招きます。 その為、キッチンなど急激に温度上昇するような場所には定温式の方が向いているのです。 ちなみにスプリンクラーは こんな感じです。確かに形は似てますよね そしてスプリンクラーは設置の基準などがもっと厳しい場所に設置されます。 例えば窓のない倉庫や地下駐車場など、煙が逃げない場所などに設置されます。※もっと基準などあるのですが、ややこしいので割愛します。 要は煙が逃げないからこそ、水で消さないといけない場所に設置 という訳で賃貸物件ではあんまり見かけることはありません。 ちなみにここまでご紹介したタイプは全て火を検知するとマンション全体に鳴り響くタイプの火災報知器です。 一定基準以上の物件になると自動火災報知設備という形で全員に対してお知らせするタイプです。 まあ細かいことを言いましたが、よく聞かれる内容なので書いてみようかなと思いました。
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空き巣や悪徳セールスのマーキングか?マーキング例と謎の文字「クシア」の正体
電気メーターに書いてあるこの謎の暗号らしき言葉の正体は? 空き巣や悪徳セールスが使う「マーキング」 このところ世間を騒がせている連続強盗事件など物騒なニュースが多いものです。 みなさんは「マーキング」と呼ばれる行為をご存じでしょうか? マーキングとは 空き巣や悪徳セールスなどが家の住人の属性などを暗号のようなもので知らせる行為です 画像例をあげてみましょう 右上にカタカナの「ア」と記載してあります 拡大してみましょう こちらはあくまで例です。 こんな風に一見すると目立たず、気にならない程度に書いたりすることが一般的です。 ちなみに暗号の種類は多岐にわたりますが例としてこんな感じだそうです。 マーキング例 W=女性M=男性S=シングル、一人暮らしF=ファミリーR=留守※R9-18 9時から18時まで留守がちなど◎=いける、既に契約済み〇=アポ取れそう×=見込みなし、面倒な人あ=赤ちゃんいるK=玄関越しで断られるB=住人がブラックリストヤ=ヤンキー、ヤ〇ザア=アルバイトSS=平日留守がちD=大学生ケ・ウル・ム=住人と揉めた、難しいなど これも一例です。中には同じ文言でも意味が違うものなどもあるそうです。 よく考えるものですね本当に マーキングされやすい箇所は そんなマーキングですが、どんな所にあるのでしょうか? 代表的なのは以下のような場所です。 ポスト 表札 電気メーターやガスメーター 給湯器 入口に近いところだと いずれも入口に近い場所で、かつ特定しやすい物が多いものです。 そして、案外気づかないものなのです。 そういえば自分の家の表札をマジマジと見ることはあまりないのです。 そして、賃貸物件になると特に 「元からあったのかな?」と思ってしまうのです。 今回の「クシア」の正体は? 以上を踏まえて今回の件を見ていきましょう メーターの下に「クシア」の文字 拡大図 先ほどの例で言えば「ア」はアルバイトです。「シ」はシングルでしょうか? しかし「ク」は?苦学生のクか? 実は配線の順番を示す文字 もうネタバレしましょう。 今回のクシアですが、マーキングではありません。 その正体はメーターに繋ぐ電気配線の色と順番を指しています。 細かいことは専門的になるので省きますが 左から「黒・白・赤」の頭文字を取って「ク・シ・ア」です。 つまり配線の順番を間違わないように書いた電気業者用の文字です。 分かりやすい画像はこちらです 右側3本は左から黒白赤の配線になってますよね? ですから賃貸物件の電気メーターを見るとたまに書いてあるものです。 今回はマーキングではありませんね。 もし本物のマーキングの対処法は? これは一択ですね。 速やかに消しましょう キズなどで付けられた場合は立派な器物損壊にもなりますので、警察に報告するなども手だとは思います。 防犯カメラなどが付いていない場合だと立証は難しいでしょうが、警察への報告でパトロールの巡回コースに入れてくれる場合もあります。 物騒な世の中になってしまいましたが、自分で出来る防犯は心がけておきたいものです。 今回はお問合せを受け、電話で説明したところご安心いただけましたが、いい教材だと思ったのでUPしてみました。
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管理会社が教える退去時に揉めない方法!~入居時の撮影テクニック編~
人を疑いたくないから「こそ」 減った退去時のトラブル 未だにちらほら聞く「退去時の管理会社や大家さんとの原状回復トラブル」これについておススメしたい方法をお伝えしましょう。国土交通省による原状回復のガイドラインが一般的になってきた昨今、昔のように法外な退去費用を請求されることは大分少なくなったと思います。一部、まだ不当な退去精算を行っている大家さんや管理会社を聞いたりもしますが、昔に比べるとかなり少数になってきたといえます。とはいえ未だに「この傷は入居時から有った」「いや無かった」「私が付けた汚れや傷ではないのに請求された」というトラブルはあります。 最後に揉めてしまってはオーナー、入居者ともに嫌な気持ちになってしまいます。 出来ればお互いに気持ちよく終わりたいものです。 今回はそんな退去時にトラブルになりたくない!そんな皆さんに証拠の写真の撮り方をお伝えしたいと思います。 写真を残すのが一番 客観的な証拠は写真が一番ですね まず基本的には管理会社も証拠となる入居前写真などは撮影してあるケースがほとんどです。管理会社によっては事前に不備や既存のキズなどを申告してもらう用紙などを配布するケースもあります。当社でも原則として室内写真を撮影し、360度カメラで入居前の状態をデータで残してもいます。しかし、管理会社のデータだけでは心もとないとも思えます。入居者さんが初めて見つけるキズなども少なくありません。大体の場合、退去時の精算は管理会社を通じて行われることが多いと思います。ですから、管理会社の立場として言うのは変な気もしますが 「管理会社や大家さんを信用しすぎない」 「疑いたくないからこそ証拠を自分でも残しておく」 これでいいと思います。 後になってお互いに 「絶対嘘ついているんじゃないか?」と疑いたくないですよね。 大家や管理会社も事前にチェックはしていると思います。だからこそ「事前チェックで出てこなかったものは入居者さんがキズつけたのではないか?」と思ってしまいます。そしていざ退去時に入居者さんが「これは最初から有った」と話しても 「いや、当初の段階ではなかった」という水掛け論になってしまうのです。そうではなく、お互いに揉めない為に事前に証拠を残しておくのです。 「お互いに信じたいから証拠を残す」ということですね 秘訣は2枚「引きと寄り」 実際の写真の撮り方にいきましょう。 この残すべき写真ですが、写真を残す目的は 「ドコにナニが?」 がポイントです。 まずは悪い例を ①壁のシミです ②柱の塗装剥がれですね ③CF(クッションフロア)の家具跡ですかね う~ん、この写真では ナニが? は達成できています、それぞれ①壁のシミ②柱のキズ③CFの跡など 何を伝えたいかは大丈夫です。しかし ドコに? が達成できていません。 この写真だけでは部屋のどの位置にあるものなのか?が分かりませんね。 良い例、ふせんを活用しよう では良い例をご紹介しましょう。 ポイントは2つです。 ①撮影したい箇所に「日付を書いたふせんを張る」 ②部屋の位置が分かる「全体」と「拡大」の2枚で撮影する まずは①の壁のシミです。 まずは全体を引きで、今回はふせんを忘れたのでマスキングテープで代用しています。右下に水色があります。 次に拡大図 こうすることで 「ドコにナニが?」が解決します。 同様に②の柱のキズを撮ってみましょう なるほど収納の横の柱ですね 日付とサイズ感も分かりやすくなります 最後に家具跡ですね 玄関入ってすぐの土間付近ですか よく分かります 今回はマスキングテープで代用してしまいましたが、本来は日付を書いた目立つ色のふせんを使うともっといいと思います。 なぜ日付を書くのか?については撮影日を写真一枚で説明したいからです。画像には撮影日時などが記録されていますが、データで送る必要があります。 そして、これはデータでもふせんでもそうですが、多少改ざんしようと思えばどちらも出来てしまいます。 しかし、このように撮影したデータや紙を管理会社や大家さんに入居後に提出すれば確実でしょう。 あくまで自衛の為です 管理会社やオーナーによっては「送らなくてもいい」と言われるケースもあろうかと思います。 それは「こちらでも把握しているし、その程度では請求しない」という意思かもしれません。 しかし、このご時世オーナーが変わることもあれば、管理会社が変わる可能性もあります。 そんな場合に上手く引継ぎが行われるかは、他力本願となってしまいます。 その為、提出するか否かに関わらず、撮影しておくことをおススメします。 何だか人を疑ったり、証拠を残さないといけない世の中になったのかな?と思うか、人を疑いたくないから残しておくのか? どちらにしてもやっておいて損はありませんよ。
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管理会社のミス ~恥を忍んで公開しよう~
管理会社のミスを正直に告白しようと思います 素直にあやまろう とある日のこと、とある入居者さんより電話がありました。A号室の方としましょう。 「私の駐車区画に違法駐車があるんですけど」 よくあるんです、違法駐車。 時には入居者の来訪者や近所の住人など枚挙にいとまがありません。 このA号室さん、ご入居したばかりです。 空室が少しでもあると、「この駐車区画は今は空いているんだ」と思った人などが一時的に停めてしまったりということがあり、管理会社としてはよくあるトラブルではあります。 ご入居者さんに違法駐車と思しき車のナンバーなどを聞きます。 入居者さんのリストにはありません、こうなると特定はほぼ不可能です。 警察に対応をお願いすることもありますが、運が良ければ対応していただけますが、基本は私有地の違法駐車について警察も権限がなく、違反切符なども切れず、もちろんレッカー移動などはありません。 その為、こちらとして出来ることは一旦駐車場に空きがあればそちらをご紹介し、違法駐車と思われる車に違法駐車である旨を書いた紙などをワイパーに挟むような対応をせざるを得ません。 今回もそのように対応いたしました。 すると翌日 「私の車に違法駐車との紙があったのですが」 とB号室の入居者さんから電話がありました。 血の気が引きました システムに誤入力してしまった そう、新しいご入居者さんと既存の入居者さんに同じ区画を割り当ててしまったのです。 契約時に確認していたハズなのですが、システム入力にミスがあり、本来使用している区画を空きとしてしまったのです。 そこからはA号室の方にもB号室の方にも平謝りでした。 お互いに管理会社から割り振られた区画を使っただけなのに、違法駐車扱いを受けたのですから。 幸いなことに、当社のミスであることをお伝えするとA号室さんもB号室さんもご理解していただきました。 そして、区画もお互いに譲り合っていただき、それぞれの区画をご紹介して了承をいただけました。 それからA号室さんにもB号室さんにも当社のミスが原因であることを謝罪し、終わりました。 ともすれば入居者さん同士の関係にヒビを入れかねない事態だっただけに、ご理解を得られたことにホッとしましたが、管理会社としてはイージーすぎるミスなだけに反省しました。 社内では反省をもとに入力方法を見直し、再発防止に努めることにしました。 恥を忍んで公開しよう 私の始末書代わりです 今回のミスでは肝を冷やしました。 特に入居者さん同士のトラブルの火種を管理会社が作る可能性があっただけに反省しなければなりません。 しかし、それと同時に今後もミスが発覚した時には正直に謝ろうと思っております。 本来ミスは良くありませんが、それよりもミスを取り繕うようにはしたくありません。 今日より明日また良い管理ができるようにしていこうと思いました。 今回は恥を忍んでイージーすぎるミスを公開することにしました。 世の管理会社の皆さん、私たちの失敗を笑い、そして明日は我が身と思っていただけたらと思います。 ミスは案外簡単な作業の中にこそ隠れているものです。
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これなーんだ?床にある不思議な物の正体
テナントやマンションの床などにありますが、正体は? 正体は配管の「掃除口」 今回はお部屋にある不思議な物の正体をご紹介します。 写真にある金属のフタが床に張り付いているのを見かけたことのある人もいるでしょう。 しかし、大勢の方はこのフタの正体を知ることはありません。そして不動産屋に「これなんですか?」と聞いても知らない不動産屋も多いこのフタの正体ですが 配管が詰まった時などの為の「掃除口」です 万一、排水口が詰まった時に清掃用の器具などを差し込めるようになっています。特に配管の先で詰まっている時などはこの掃除口から器具や高圧洗浄を行うことで解消することがあります。 ちなみに大体はこんな感じになっています。 掃除口は基本的には排水口の先端あたりに位置しているのが一般的です。 そうでなければ詰まりを除去することが出来ませんからね。 ちなみに図面上ではCOと記載されることから業者さんの中にはそのまま「CO」と呼ぶ方もいます。 ちなみに開け方は? このように配管の詰まりの時に使うことと、専用の器具や設備が必要になっている為、入居者の皆さんが開けることはほぼありません。どうしても開けたいという方の為に開け方もお教えしましょう。 真ん中のフタはネジ式になっています。 フタ上部の2つの穴にドライバーやペンチなどを突っ込み、半時計回りに回すと回転します。 開いた状態はこちら こちらは会社の床にある掃除口です。水周りが無いので使っていません こんな感じで開きます。 「掃除口レンチ」で検索すると専用の商品も出てきますが、私はドライバーやペンチで開けてしまいますね。 今回はお部屋探しの案内時に「これなんですか?」と聞かれることが多い為、ご紹介しました。 ちなみにネジが緩んでいたりすると配管の匂いが漏れてきますので、やっぱり開けない方がいいですよ!
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配管凍結を防ぐ方法と凍結した時の対処
キーワードは5円玉 外気温が-3℃になると凍る 寒波襲来により凍結を注意する時期になりました。今回は凍結予防法と凍結した時の対策をお伝えしようと思います。 予防策編 まずは予防策です。一口に凍結と言っても2種類あります。 ①給湯器内の配管の凍結 ②水道本管の凍結 まずはこの内、給湯器の凍結防止についてご紹介しましょう。 ①給湯器の電源プラグを抜かない 給湯器には「凍結防止装置」なるものが付いています。その為、外気温が下がると凍結防止装置が作動し、機械自体の保温を行います。つまり、電気が通っていないと凍結してしまいますので、電源プラグは抜かないようにしましょう。 ②お湯の栓を開け、5円玉の穴程度の水を流す 次なる予防策は水を出し続けるという方法です。水は流れた状態ですと凍結しにくくなります、水たまりの水は氷りますが、川は中々凍らないのと理屈としては一緒です。その際に「どのくらいの量で流しておけばよいか?」ということですが、 直径4mmの水、つまりは5円玉の穴程度の水流です 注意点としては「リモコンが付いている場合は切、OFFにする」ということ位です。 古典的ですが、一番の対策です。 凍結したら? ここまで対策をしたとしても、寒波の度合いによっては凍結してしまうこともあります。その場合の対策になりますが、一番は 自然に溶けるまで待つ これが最善であることは間違いありません、よくあるトラブルとしては、朝水道を開けたまま出掛けてしまい、溶けた時に水が出しっ放しになってしまいます。また同様に「人肌程度のぬるま湯を水道管に巻いた布に垂らす」という方法もあるのですが、これは凍結している箇所が特定出来ている場合には有効となるのですが、宅外で凍っている場合などは難しいかもしれません。 また、凍結した場合、配管を破壊することもあります。 その場合は賃貸管理を行っている会社に連絡をしておきましょう。 凍結翌朝は多くの凍結が同時に発生しており、順次対応となりますが、復旧を早くする為にも速やかに管理会社へ報告しておきましょう。
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駄菓子キャンペーン追加!駄菓子人気ランキングと社長の最適解を
駄菓子キャンペーン継続につき補充 当社にご来店いただいたお客様全員にサービスしている駄菓子キャンペーンお部屋探しだけでなく、ご退去のお客様、設備の苦情などでお越しいただいたお客様、仲介してくれた同業者さん、皆様に 「昭和の価格で100円分の駄菓子プレゼントキャンペーン」を実施しています。 おかげさまで笑っていただき、子どもさんは喜んでいただき、大人は懐かしいとノスタルジックに浸ったりと毒にも薬にもならぬキャンペーンを展開しております。そんな中で在庫が少なくなってきましたので、新顔たちを補充しました。 ヤッターメン 10円全国的には有名なのですが、私は知りませんでした 鳥焼きさん太郎 10円大人気「太郎シリーズ」から鳥焼きと焼肉を追加 ヤングドーナツ 30円当社の女性スタッフからの受けNo1! ココアシガレット 30円味はまぁまぁ・・しかし子供のロマンでしたね。 コーラ味のラムネ 30円開けた瞬間中身がバーンのイメージです パチパチパニック 30円子供はこれを食べて耳元に来ます プチプチうらないチョコ 20円初恋をこれで占った方も多いのでは? そのまんまグレープ 30円私はハズレ味が好きでした。 スーパーBIGチョコ 50円今となってはお昼ご飯級のボリューム ヤンヤンつけぼー 100円セレブの駄菓子! ポリバルーン 30円私は作るの苦手です。小学生の時に好きな女の子が上手でした。 ちなみに第1弾の人気ランキングは 堂々1位 蒲焼さん太郎「太郎シリーズ」の総長です 第2位 よっちゃんイカ相変わらず強い 第3位 ポテトフライ フライドチキン味このシリーズ増やしましょうかね。 大方の予想を裏切り、蒲焼さん太郎がぶっちぎりの1位でした。男性、女性にも強く圧倒的でした。正直1位は「タラタラしてんじゃねーよ」かと思っていましたが、まさかの圏外、そして2位にはよっちゃんイカです。これは納得ですね、特に男性に人気でした。3位は私も大好きポテトフライシリーズがランクインしました。 みなさんの最適解は? これが私のスタメンです!甘さと辛さのバランス絶妙 今回追加した分で改めてスタッフにも挑戦してもらいました。あるスタッフはヤングドーナツを手に取り、ある女性スタッフは「ヤンヤンつけぼー」1個でフィニッシュ!「只者ではないな・・」と一目置きました。みなさんはどのような最適解を見せてくれるのでしょうか?最近はお部屋探しにお越しいただいた学生さんと親御さんが「昔はこれよく食べたんだよ」と言いながら親子で選んでいる姿に癒されております。当社にお越しいただいたら是非持って行ってくださいね。
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管理会社の言霊(口に出してはいけない)
なぜか引き寄せてしまう管理会社の言葉の力 管理会社あるある 引き寄せの法則とでも言うのでしょうか? 我々のように不動産の管理をしているとつい口に出してしまうのですが 「最近あの物件から電話来ないねー」とか「あの物件のポンプ、結構古くなってきたよね」など そうすると 電話は来るし、ポンプは壊れるんです 管理会社の方々なら分かると思うのですが、嫌な予感というのは当たってしまうのです。しかも口に出すと高確率で起こってしまうのです。設備関係は分からなくもないのです、定期的に見て直感で嫌な予感がする状態だと、経験上壊れるのは仕方ないのかなと思うのです。しかし、人の面は本当に不思議です。 「最近〇〇号室の人からの電話ないよねー」という話しをすると、不思議と掛かってくるのです。 その為、スタッフがそのようなことを言うと誰ともなく 「あぁ、言ってしまいましたね・・・」となります。 実は経験によるものじゃないか? 経験が予感になっているのでは? 私はこのような現象は経験で危機察知能力が高まった結果だと思っています。例えば設備面でいえばポンプなどは外観からは故障のタイミングなどは計りづらいのですが、細かいことをいえば音だったり、計器の数値などで大体予測がつきます。経験を積むと「そろそろ壊れるかも」とアンテナが警告を鳴らしているのです。同様に人の面も「頻度でいえば、そろそろ来てもおかしくないな」と気づくのです。私は常々、管理を行うスタッフは「ネガティブな面」が有った方がいい!と思っています。ちょっと心配性な位が丁度いいと思っています。心配性な方が「もし〇〇だったらどうしよう」と考えます。そして万一そのような事態が発生しても想定の範囲内であれば対応ができます。ですから、「最近○○ないよねー」は大事な指摘でもあるのかもしれません。 しかし、それでも誰かが言った時などは シッ!静かに! と思ってしまいます。
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気を付けよう「ジョイントマット」の使い方 ~退去時に請求されないように~
正しい使い方をしないとこんな風に床材を傷めてしまいます、注意しましょう ジョイントマットとは? これがジョイントマットです。お子さんがいるお宅などで使われることが多いです 今回はお住まいの使い方編です。タイトルにある通り「ジョイントマット」の使い方です。 このジョイントマットですが、画像にある通り、隣のマットと組み合わせて敷けること、感触も柔らかいことからお子様連れの家庭などで重宝されます。値段も手ごろで簡単に敷けることで便利な物です。しかし、使い方を誤ってしまうと床材を傷めてしまうのです。特に賃貸物件の場合、床を傷めたことで退去時に原状回復として請求されてしまう事態となってしまいますので、注意しましょう。 ジョイントマットは床を変色させる 冒頭の写真の拡大です、見事にジョイントマット(タイルマット)の跡が変色しています。 ジョイントマットが床を傷める原因としては マットの材質による色移り湿気が抜けず床材を傷める水分が中に入り込み、カビを発生させる湿気が抜けず木材をささくれのようにしてしまう ちなみに写真の場合、原因としては「敷きっぱなしによる長年の湿気によるもの」と推測されます。ジョイントマットは材質がポリエチレン製など、基本的には水を通しません。ということは湿気も同様にジョイントマットと床の間で抜け道がない状態が続いてしまいます。そうなると床材を内部からふやかした状態になり、カビやシミ、ささくれの原因となってしまいます。また、メーカーによっては「白い床には色移りする可能性があります」と注意喚起している商品もあります。特に床のワックスや製品そのものが色移りしやすい商品などもあります。 正しい使い方 正しく便利に使いましょう では、使う場合に対策として気を付けることですが 床との間に緩衝材を敷くこまめにジョイントマットの下を拭く適度にジョイントマットを上げて通気させる飲み物をこぼしてしまったら下地を拭いて乾燥させる このように「敷きっぱなしにしない」ことが大事になります。また、製品により色移りが心配な場合は下に養生材などを敷くのも手かもしれません。しかし、この場合でも定期的に上げて確認することは必要です。下手に新聞紙などを敷くと、新聞のインクなどがフローリングに移ってしまい逆効果になってしまいます。 一度敷いてしまうと上げづらいかもしれませんが、退去時にご請求が来るよりはマシです。私も子供が小さい頃には随分お世話になりましたので、みなさんも注意しながら便利に使ってください。












