(18ページ目)蛍光灯、製造終わるってよ ~2027年に備えて~

蛍光灯の製造は2027年末まで

タイトルから冒頭画像まで、オマージュ満載で始まりましたが、中身は真剣にお話していきます。

今回は収益用不動産をお持ちのオーナーさん向けに、蛍光灯の製造が終了することの影響と、それに伴う準備や対策をご紹介してみようと思います。

そもそも、この蛍光灯の製造中止をご存じでしたでしょうか?

みなさんがお持ちの物件では蛍光灯は使われていませんか?

それより大前提として

なんで蛍光灯が製造中止になるんだ?

それはですね

2023 年スイス・ジュネーブにて「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」が開催され、蛍光ランプの製造と輸出入がその種類に応じ2026年末又は2027年末までに禁止することが合意されました。

蛍光灯に含まれる水銀を問題視するとともに、エネルギー消費の少ないLEDへの切り替え推進の両面が原因という訳です。

欧州を中心として主要各国では既に蛍光灯が段階的に縮小や生産の終了となっております。

日本も例外ではありません。

蛍光灯が無くなる?

おいおい、私の物件の共用灯は蛍光灯だよ、中止になったらどうすればいいんだ?

意外と多いと思います。

それは、アパートマンションの共用灯は今でこそLEDが当たり前になりましたが、少し前までは蛍光灯でしたからね。

また、器具そのものも安価ではなく、特にアパートマンションの共用部分の電灯については高所にあったりする為、壊れてもいない照明を交換することはあまりなかったことでしょう。

しかし、この2027年蛍光灯製造中止問題は待ってくれません。

そもそも、既に国内で蛍光灯を製造しているのは3社ほどです。

しかも製造中止が決まっている以上、これから多くの在庫を製造することは考えにくいものです。

そうすると考えられるのは

蛍光灯の価格高騰、在庫不足、最悪交換できない

ただでさえ物価高騰が叫ばれる昨今ですが、この蛍光灯、実は2023年から値上げをし続けており、その値上げ幅はなんと

約80%~90%

おぉー、品不足の前に既に蛍光灯そのものが高騰しています。

加えて2027年に製造中止となっていますが、このような電球型蛍光灯は

2026年に製造中止する物もあるのです。

パルックボールと呼ばれるような電球型の蛍光灯は既に生産を終了しているそうです。

ちなみに2027年が来たら蛍光灯が使えなくなるのか?

という問題については

特に使用は禁止されていませんし、在庫があればその販売も禁止はされていません。

しかし、当然今後生産は減少していくことでしょうし、蛍光灯の値段は上がっていくことでしょう。

このままでは蛍光灯一本交換して数千円という未来が見えてきました。

そもそも、終わりが見えている蛍光灯を今後も使用するメリットは将来的にはありません。

それではどのように対策をしていけばいいのでしょうか。

おススメは外壁塗装に併せて交換

対策はいうまでもなく

既存照明をLED照明へ変更すること

これは間違いありません。

また、交換時期が2027年に近づくにつれてLEDの品不足や工事の混雑が予想されます。

恐らくギリギリの時期に実施をしてしまうと、工事費なども高くつくことでしょう。

ただでさえ物価高騰が続く昨今、先延ばしするメリットはあまりありません。

それでは今すぐ交換するのがいいのか?

という問いには一つ提案があります。

もし、今後近いうちに外壁塗装などをすることはありませんか?と

共用部分の電灯は基本的に高い場所についています。

加えて、既存の電灯からの交換になると、今までの塗装がされていない部分などが露出する可能性があります。

そこで、もし外壁塗装などのメンテナンス時期が到来しているのであれば、足場を組む塗装工事と同時に行うと費用や外観の美観を一気に解決することが可能となります。

外壁の高い位置にある照明などは、高所作業の単価が追加になりますが、足場があれば簡単になります。

このように2027前にメンテナンス時期を勘案し、どうせならまとめることをおススメします。

そうすることで、器具の取り付け跡の美観の問題と器具の設置手間を削減することが可能になります。

あとは、よく聞かれるのですが

蛍光灯の器具で使えるLED電球への交換はダメか?という質問ですが

これについては

管球タイプのLEDはなぜか寿命が短い

と思っています。

やはり器具そのものがLED用に作っていないせいか、早い段階で切れてしまう印象があります。

出来れば器具と一体式になっている照明をおススメします。

管球タイプのLEDもまあまあのお値段がするため、すぐに切れてしまうともったいない。と思ってしまいます。

いずれにしても対策を

いかがでしたでしょうか?

オーナーさんでもまだ知らない方が多い2027年蛍光灯の製造終了。

あと3年あるといえど、足元では蛍光灯が高くなってきており、何本か交換した場合、LED器具代になってしまいます。

現在、蛍光灯を使用している物件のオーナーさんは計画的に進めて欲しいものです。

恐らく、駆け込み時になると器具不足や工事の予約も殺到することも予想できます。

計画的に対応することで無駄なコストにならないようにご注意ください。

この問題の為だけに外壁塗装をすることはおススメしませんが、それでもどうせ必要ならまとめてやってしまいましょう。

今現在外壁塗装を検討している方は余計に、照明もチェックしてみてはいかがでしょうか。

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