(6ページ目)いい投資物件を買いたいなら「単にいい人」であることも武器である

お金がある=優遇される では必ずしもない

当社は収益物件の管理に特化しております。

その為、投資家と呼ばれる方とのお付き合いも必然的に多くなります。

他にも大家の会などに参加することも好きですから、そんな時にこんなことを聞かれることがあります。

「いい物件を中々紹介してもらえないのは、私がまだまだ資産的に弱いからですかね?」

「やっぱりお金をたくさん持っている人に良い話はいくんですかね?」と

これについては

半分その通りだし、半分違う

と思っています。

半分その通りと思う理由としては

時間の制約のある話(売主がよほど急いでいる事情)や、良い話だが金融機関の融資は難しそうな案件の場合はその通りでしょう。

こういった場合は現状の資産がある方が有利になることは、想像に難くないと思います。

ではもう半分の「違う」と思う理由としては

「誰に売っても変わらない収益だから」ということです。

もうちょっと丁寧に説明します。

この場合良い物件を紹介してもらいたい。ということですから不動産売買の話です。

不動産売買における不動産業者の主な収益は「仲介手数料」です。

基本的にはこの「仲介手数料」を得ようとして、各不動産業者は日夜頑張って情報収集に励んでいます。

ここで考えていただきたいことがあります。

仲介手数料というのは「上限」が決められています。

法律により、売買価格の「〇%+〇万円+消費税」となっています。

つまり

資産のある人に売ろうが、資産のない人に売ろうが収益は変わらない ということですね。

資産のある人に売ったら2倍などの報酬があるなどであれば勝負のしようはありませんが、それは法律違反になるのです。

つまり、不動産業者としては本来「誰に売ったっていいんです」

「資産家は性格が悪い」という幻想

じゃあ誰に売ってもいいってことは私でもいいじゃないか?と思われることでしょう。

それでも資産家と呼ばれる方が有利な側面があるのです。

誤解を恐れずに言えば

資産家と呼ばれる人たちはかなりの割合で「いい人」であるのです

皆さんがイメージする「資産家」というのは

  • 資産を持ってるから「偉そう」
  • 人をお金で動かしている
  • お金を盾に買い叩いている
  • 人間の価値は「お金」だと思っている

そんなイメージなどありませんでしょうか?

かくいう私も若い頃はそんな風に思っておりました・・・

それでもこれまでに職業柄、「資産家」と呼ばれるような方と何人もお会いしておりますが

正直、そんなイメージとはかけ離れた人が多いんです。

初対面でも腰が低く、我々との仕事でも小さなことでも感謝を伝えてくれたりします。

もちろん例外もあるのは言うまでもありませんが・・・・

それでも大多数はこんな感じです。

ひょっとしたらそれは表面上だけかもしれませんが、その擬態を見抜くのは困難でしょう。

擬態だとしても、相手側が好感を持っている以上、だれも不快な思いをしていないので問題はなさそうです。

資産も有って腰も低いとなればどうでしょうか?

そんな人に良い話がいくのは当然かもしれませんよね・・・

「それじゃあ勝ち目ないじゃん」と結論を出すのはまだ早いんです。

話はこれからです。

それでも「いい人」というだけで勝てる可能性がある

勝ち目がない・・・

そこで諦めてはいけません。

話はここからです。

資産の差を嘆いていては始まりません。

ここまで例に挙げた資産家の方たちも多くは「持たざる者」から始まっているのです。

そして資産家の多くが「いい人」もしくは「好感を持たれている」という現実があるのも事実。

ではなぜ資産家は「いい人」もしくは好感をもたれるようにするのか?というと

「いい人」であることを印象づけると「いいこと」が次から次に来るということを知っている

そしてこの「いい人」ですが

本当に「いい人」あるで必要はないのです

心の中には思うことがあってもいいのです。

事実、資産家である「いい人」ですが、油断できない方ばかりなのです。

データなどを提示すれば「根拠」をしっかりと精査しますし、情報の真贋も厳しく見ています。

そこはある意味では「疑っている」のです。鵜呑みにしている訳ではありません。

また資産家である人たちは必ずしも全ての案件に興味を持つかといえば別です。

そういった案件の時に「あなたに勧めたい」と思ってもらうのが必要です。

ここまで書いていて皆さんの心の声が聞こえそうです。

「要は不動産屋に媚びを売れってことか」「不動産屋の言うことをホイホイ聞けってことか」「不動産屋にへりくだれってことか」

「資産家にシッポを振る金持ちの犬が!」

全然違います

お金にあくどいと思われている不動産屋です。

そんな風に思われたのなら申し訳ありません。

でも今日私が言いたいのは、私も含めて「持たざる者が勝つ為には」という話です。

もちろん、不動産屋も収益は大事ですよ。

ですけれど

いい人との商売を望んでいるのは本当です。

普段はあまり評判の良くない業界であることも自覚しています。

表面だけ見れば高額に見える「仲介手数料」などを影で言われていることも分かっているのです。

だからこそ、感謝されたり、小さな仕事を労ってもらったりすると

上限のある仕事だからこそ

「どうせ売るならあの人に」と思うことも多いのです。

これは善人ぶっている訳でもなく

業者同士の交流や飲み会でも本当に話されています。

要は応援したくなる人であればいいのです。

そして一番大事なことはここです。

「いい人」と思われるのにお金はいらない

この勝負では資産家だろうが、持たざる者だろうが関係ないのです。

「いい人」と思われる為にお金を使ってプレゼントなどもいりませんし、ワイロみたいなものも必要ありません。

ただ不動産業者といえど一介の人間です。

相手の立場に立って「こんな振る舞いだと嬉しいだろうな」という付き合いをすればいいのです。

いい歳した人間でも褒めてもらえれば嬉しいですし、敬意を持って接して貰えれば嬉しいのです。

そこに損は無いのですから、取り組んでみてはいかがでしょうか。

今日はここまでですが、不動産業界というのは意外と「義理人情に厚い業界」だとも思っています。

どこかで「不動産屋をたらしこむ付き合い方」などを書いてみましょうかね・・・

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