(15ページ目)私の黒歴史 ~不動産業界での失敗や恥を公開~

恥の多い生涯を送って来ました。

さて、最近は真面目な内容のブログばかり書いてきてしまいました。

最近、このブログを見ていただくことが増えてきているようで、ありがとうございます。

当初は「誰も見ないだろう」と思っておりましたが、意外にも同業者さんを中心に色んな方にお声がけいただきます。

本当にありがたいことです。

しかし、たまにお声がけいただく方の中に、ふと思うことがあります。

「私のことを善人と思っているのかな?」と

ブログで書く内容ですから、真面目に考えているのは事実です。

そして嘘も書いてないつもりです。

しかし、ブログの内容が時に理想論だったり、「こうあるべき」となっている結果

読んでいただいた方が私のことを善人と勘違いしていないかな?という不安を抱くようになりました。

ここで正直にお話しましょう。

私は「善人」に「なりたい」人間です。

私は決して善人ではありませんし、良い人かと言われたら「NO」とハッキリ言えます。

利己的な部分や弱い部分、人として未熟な部分などたくさんあります。

しかし、いつか人間的に「善人」というものになりたいと憧れているだけの人間です。

そこで、実態と伴わないこの変な好感度らしきものを下げようと思いました。

私が不動産業に入ってから十数年となっており、今日この日も含めて失敗を続けております。

その経験の中でも、私の「黒歴史」を公開してみようと思います。

黒歴史というからには「恥ずかしい」失敗であり、後悔しているものを挙げてみようと思います。

しかも出来る限り恥ずかしくて、ダサいものを挙げてみようと思います。

真面目に仕事に励んでらっしゃる皆さんには何の薬にもなりませんが、笑ったり、「自分はこんなことしないようにしよう」と思っていただけるだけで大丈夫です。

気楽に読んでください。

但し、この記事をもとに、私と会った時にはいじらないでください。

顔真っ赤になるだけですから・・・・

宅建を取って調子に乗った時期

以前のブログで書いたことのある内容なのですが

宅建の試験に合格すると、とてつもない喜びにあふれます。

今まで宅建マウントを取られた先輩や「宅建持ってないんですね」というお客様からの心無い一言に傷ついた自分が報われるのです。

そんな私はある時に最大のダサいことをやってしまいます。

それは苦労して宅建に合格し、宅建士証を手にした翌年に起こしてしまうのです。

なんと・・・

他社さんで自分が賃貸物件を借りようとした時に、身分証として宅建士証を出しました

これはどういうことかと、一応説明します。

通常、お部屋を借りる時には当然ながら身分証が必要です。

普通は運転免許証やマイナンバーカード、保険証などの公的身分証を使うのが一般的です。

しかし、宅建に合格した直後の私は違いました。

その時丁度引っ越しを考えていた私は、他社さんの物件で気に入った物件を見つけて、内見した後に申し込みました。

そして同業者とはいえ、当然入居審査はありますから、担当の他社さん営業マンから「身分証を」と言われ

なんと

「今日持っている身分証が宅建士証しかないんですよ~」と

宅建士証を出しました。

私の脳内では

「えっ!!内田さん宅建士受かったんですね」という反応を期待していたのです。

しかし他社さんの営業マンは一言

「あっ、じゃあ帰ってから運転免許証をFAXしてください」

で終わりました。

ダサい、ダサすぎる

今となっては思い出す度に「きゃー」とむずがゆくなる行いです。

大体、今日持っている身分証が宅建士証だけのやつなんかいませんよね。

皆さんも宅建に受かった喜びでの「宅建ハイ」にはお気をつけください。

謎の業界用語「ドーマー」

これは先にネタバラシから先にいきましょう。

「ドーマー」とは写真のように屋根の上にある「屋根の上に突き出ている屋根付き窓」の名称です。

基本的には屋根近くのロフトなどの明り取りの為についています。

ある日、不動産営業新人の私は、先輩営業マンととあるアパートを見に行きました。

そこで先輩営業マンが

「ここの2階ドーマーあるね、かっこいいね」と言いました。

それを聞いた新人営業マンの私はなぜか

「へぇー、不動産屋って窓のことをドーマーって言うんだ」と勘違いしました。

寿司のことを「シースー」六本木のことを「ギロッポン」的なものだと勘違いしてしまったのです。

そして、不動産屋もそんな風にひっくり返して喋るのがカッコいいんだ!と更に思考は進みました。

そしてその日は来ました。

ある日、私は外壁塗装が終わったばかりのアパートの竣工検査への立ち会いを命じられました。

現地には塗装業者さん、大家さん、そしてこれから恥をかく新人ダメ不動産営業マンの私が揃いました。

一通り、現地を確認して、遠目からアパートを眺めている時に

私は思いました。

使うならココだ!と

そして

「この物件のドーマーは南向きで日当たりも良さそうですよね」と

この物件には正規の意味の「ドーマー」はありません。あるのは通常の「窓」だけです。

私はその瞬間に、人生で初めて肉眼でハッキリと見ました

大家さんと職人さんの頭の上に浮かぶ❔マークを

その顔を見た私は瞬時に察しました。

これは違う!と

なぜかその一言に触れない職人さんと大家さん、聞こえていないかのようでした、時が飛んだのかと思いました。

私はその後、事務所に帰ってパソコンでYahooに聞きました。

ドーマー 意味

と

一人で足をジタバタさせていたのだけを覚えています。

みなさんも知ったかぶりはやめましょう。

馬鹿の山頂で釈迦に説法

引用元 https://www.recurrent.co.jp/career/dunningkruger-effect/ リカレントさん

みなさんはダニングクルーガー効果という言葉をご存じでしょうか?

詳しくはググってほしいのですが、簡単にいえば

物事をちょっと知ったやつが調子に乗って過信すること

です。

図のように、物事をちょっとだけ知ると、まるで全てを悟ったかのように自信がついて調子に乗ってしまいます。

そして、学ぶにつれて奥深さを知り絶望します。そして学び続けることで本当の成長と自信を手に入れていく様を指しているようです。

私はこの馬鹿の山の頂(いただき)で正に失敗したことがあります。

不動産業界に入って一年ほど経ったとある日、先輩に連れられて今でいう「大家の会」に参加しました。

新人ダメ営業マンの私は誘われるがまま二次会へ行きました。

そこはスナックのような場所でしたが、二次会ということもあり、色んな人がざっくばらんに話していました。

私を連れてきた先輩も、仲の良い他社営業マンと別で飲んでいました。

すると一人になった私の隣に歳のころでいうと50歳~60歳くらいのオジさんが座りました。

おじさん(以下お)「はじめまして、お宅は不動産業者ですか?」

私「そうですけど、どちらさんですか?」

お「私はただの不動産好きのオヤジです」

この時点で私は「あぁー今日の会に参加した大家さん志望のおじさんかな」と思いました。

お「いやー、しかし不動産というのは奥が深いですよねー」

この一言で少し酔いも手伝った新人ダメ営業マンの私はスイッチが入りました。

私「そうですよ、不動産なんて簡単に考えちゃダメですよ」

その後もお酒という燃料を注ぎ込み続けたダメF1カーは止まりません。

私「不動産っていうのは・・・」

私「不動産を甘くみると・・・」

おじさんは「ほぉー、そうなんですね」とか「へぇー、そんな見方もあるんですねー」と相槌が上手いのです。

おじさんの相槌を追い風にして泥船はどんどん進んでいきました。

これから沈むとも知らずに・・・

そうこうしている内に宴もたけなわとなり、二次会は終了しました。

店の外に出るとおじさんが

「今日は楽しいお話を聞かせていただき、ありがとうございました」と挨拶をしてくれました。

私も

「不動産屋としておじさんの不動産知識に貢献できたな」という満足感でいっぱいでした。

その光景を見た先輩営業マンが近寄ってきました。

そしてさっきまで私が講釈を垂れていたおじさんを見かけると

「あぁー〇〇部長、いつもお世話になってます」と挨拶したのです。

そう、私が「不動産初心者のおじさん」と思っていたのは

近隣では知らない者はいない地場の大手不動産会社の部長さんでした。

そうです、私は

ダニングクルーガー効果の曲線でいうところの

馬鹿の山頂で釈迦に説法をかましていたのでした。

このことを期として、絶望の谷に落ちた私は、今も啓蒙の坂を爪を立てながら這い上がろうとしています。

うぬぼれ ダメ。ゼッタイ

顔真っ赤にしながら公開しようか悩んでいる

書いている間、座っている椅子でクルクル回りながら、貧乏ゆすりをしながら、恐らく真っ赤であろう顔

ここまで書いておいてなんですが

公開するのやめようかなーと思っています。

しかし、この文章をみなさんが読んでいるのであれば、踏ん切りがついたのでしょうね。

ちなみに他にもたくさんの失敗や恥が思い浮かんでもきています。

それを書く気力も体力も最早残っていません。

いつか気が向いたら残りも書いてみましょうかね。

これを公開してから、この記事でいじられたら書くのをやめます。

あぁー、あぁー、昔の自分はなんであんなことをしたんだろう・・・

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