
減った退去時のトラブル
未だにちらほら聞く「退去時の管理会社や大家さんとの原状回復トラブル」これについておススメしたい方法をお伝えしましょう。
国土交通省による原状回復のガイドラインが一般的になってきた昨今、昔のように法外な退去費用を請求されることは大分少なくなったと思います。
一部、まだ不当な退去精算を行っている大家さんや管理会社を聞いたりもしますが、昔に比べるとかなり少数になってきたといえます。
とはいえ未だに「この傷は入居時から有った」「いや無かった」「私が付けた汚れや傷ではないのに請求された」というトラブルはあります。
最後に揉めてしまってはオーナー、入居者ともに嫌な気持ちになってしまいます。
出来ればお互いに気持ちよく終わりたいものです。
今回はそんな退去時にトラブルになりたくない!そんな皆さんに証拠の写真の撮り方をお伝えしたいと思います。
写真を残すのが一番

まず基本的には管理会社も証拠となる入居前写真などは撮影してあるケースがほとんどです。
管理会社によっては事前に不備や既存のキズなどを申告してもらう用紙などを配布するケースもあります。
当社でも原則として室内写真を撮影し、360度カメラで入居前の状態をデータで残してもいます。
しかし、管理会社のデータだけでは心もとないとも思えます。入居者さんが初めて見つけるキズなども少なくありません。
大体の場合、退去時の精算は管理会社を通じて行われることが多いと思います。
ですから、管理会社の立場として言うのは変な気もしますが
「管理会社や大家さんを信用しすぎない」
「疑いたくないからこそ証拠を自分でも残しておく」
これでいいと思います。
後になってお互いに
「絶対嘘ついているんじゃないか?」と疑いたくないですよね。
大家や管理会社も事前にチェックはしていると思います。
だからこそ「事前チェックで出てこなかったものは入居者さんがキズつけたのではないか?」と思ってしまいます。
そしていざ退去時に入居者さんが「これは最初から有った」と話しても
「いや、当初の段階ではなかった」という水掛け論になってしまうのです。
そうではなく、お互いに揉めない為に事前に証拠を残しておくのです。
「お互いに信じたいから証拠を残す」ということですね
秘訣は2枚「引きと寄り」
実際の写真の撮り方にいきましょう。
この残すべき写真ですが、写真を残す目的は
「ドコにナニが?」
がポイントです。
まずは悪い例を



う~ん、この写真では
ナニが?
は達成できています、それぞれ①壁のシミ②柱のキズ③CFの跡など 何を伝えたいかは大丈夫です。
しかし
ドコに?
が達成できていません。
この写真だけでは部屋のどの位置にあるものなのか?が分かりませんね。
良い例、ふせんを活用しよう
では良い例をご紹介しましょう。
ポイントは2つです。
①撮影したい箇所に「日付を書いたふせんを張る」
②部屋の位置が分かる「全体」と「拡大」の2枚で撮影する
まずは①の壁のシミです。


こうすることで
「ドコにナニが?」が解決します。
同様に②の柱のキズを撮ってみましょう


最後に家具跡ですね


今回はマスキングテープで代用してしまいましたが、本来は日付を書いた目立つ色のふせんを使うともっといいと思います。
なぜ日付を書くのか?については撮影日を写真一枚で説明したいからです。
画像には撮影日時などが記録されていますが、データで送る必要があります。
そして、これはデータでもふせんでもそうですが、多少改ざんしようと思えばどちらも出来てしまいます。
しかし、このように撮影したデータや紙を管理会社や大家さんに入居後に提出すれば確実でしょう。
必ずしも提出する必要はない
管理会社やオーナーによっては「送らなくてもいい」と言われるケースもあろうかと思います。
それは「こちらでも把握しているし、その程度では請求しない」という意思かもしれません。
しかし、このご時世オーナーが変わることもあれば、管理会社が変わる可能性もあります。
そんな場合に上手く引継ぎが行われるかは、他力本願となってしまいます。
その為、提出するか否かに関わらず、撮影しておくことをおススメします。
何だか人を疑ったり、証拠を残さないといけない世の中になったのかな?と思うか、人を疑いたくないから残しておくのか?
どちらにしてもやっておいて損はありませんよ。
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管理会社の言霊(口に出してはいけない)
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気を付けよう「ジョイントマット」の使い方 ~退去時に請求されないように~
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