
誰に相談したらいい?
不動産の管理会社となると様々なご相談が日々寄せられます。
設備の不良から隣人トラブルなどまで、本当に幅広い範囲だと思います。
私もこの仕事は長くなりましたが、それでも日々「こんなことが起きるとは」の連続です。
そんな刺激あふれる管理会社ですが
これは流石に管理会社の仕事か?
というようなご相談が寄せられることがあります。
今回は私が過去に経験したご相談の内、特に変わったものを3つご紹介しようと思います。
とはいえ、現在お住まいのことであれば、大体は一旦管理会社に連絡していただければ大丈夫です。
隣の娘さんの帰りが遅い

これは随分昔、東京での経験でした。
とあるワンルーム系のマンションにお住まいの方からの電話でした。
「隣の大学生の女性の帰宅が段々と遅くなってる気がするので、注意してください」
最初聞いた時にはてっきり深夜の騒音かと思っておりました、その女性が深夜に帰ってきて生活音などがうるさいのかな?と
しかし、よくよく話を聞いてみるとそうではありませんでした。
その方の言い分としては
「若い女性の帰りが遅いというのはけしからん」
「隣の女性が大学生というのはお引越しの挨拶で知っている」
隣に住む女性は進学の為に地方から出てきた方だそうです。
そしてお引越しのご挨拶に親御さんと来ていただいたことで、責任感を持ってしまったようで
「親御さんが心配するだろうから管理会社が注意しろ」とのことでした。
これについては、管理会社は親でも親戚でもありませんし、騒音などの苦情でない限りは生活やライフスタイルは本来自由です。
私は「生活音やマンションのルールを破っていない限りは帰宅が遅いというのは、管理会社として申し上げることは出来ない」と申し上げると
「管理会社なのだから、親御さんからお預かりしたお嬢さんを責任持って管理しないんですか?」とご立腹のようでした。
もちろん、この物件は女性限定や帰宅時間に関する取り決めなどもありません。いわゆる普通の賃貸マンションです。
設備や住環境に関することであれば対応は出来るのですが、生活の管理は範囲外です。
ご本人は混じりっけなしの善意なんですがね。
こういった経験からも私は「一人暮らしの時のお引越しご挨拶は程ほどに」と思っております。
結局はご説明して理解をしていただきましたが、変わった正義感でしたね。
私のところだけ新聞が届かない

次は微笑ましいお話です。
ある日のことお電話が
「私のところだけ新聞が届かないんですが、投函物抜き取りとかありますか?」
おや、深刻な相談です。もしそうなら窃盗などの警察にも頼らなければなりません。
まずは聞き取りです。
私「新聞はいつごろから届かないんですか?」
入居者さん「最初から届かないんです」
私「ちなみにどちらの新聞ですか?南日本新聞とかですか?」
入居者さん「分からないです」
私「?」
この辺で変だなと思い、詳細を聞いてみたところ
新聞を契約していない ということが判明しました。
どういうことかというと
引っ越してきて朝ポストを見ると、ほぼ全戸新聞が入っている
↓
そうか、このマンションは入居者全員新聞が届くんだ!
↓
自分のところに新聞が入っていない
↓
誰かが新聞を抜き取っているのではないか?
と思ってしまったそうです。
そこからは、とっても和やかに終わりました。
入居者さんも「今思えば何でそんな風に思ってしまったのか」とのことでした。
私もありますが、一度思い込んでしまうと簡単なことに気付けないということなんでしょうね。
最初の入口が「郵便物の抜き取り」と思って話を聞いておったので、私も真相に辿り着くのに時間が掛かりました。
とはいえ、何の実害もない微笑ましいエピソードですね。
別れた彼氏が来るのを阻止して欲しい

これはマンションの掃除をしている時に話しかけられたのですが
若い女性が駆け寄ってきました。
そして
「最近別れた彼氏が頻繁に家に訪ねてくるので、来ないように説得して欲しい」
とのことでした。
ストーカーかな?と思って聞いておりましたが、残念ながらストーカーに対応する権利も実行力も不動産管理会社にはありません。
建物もオートロックでもありませんから、玄関先まで来るのを拒む設備もありません。
来訪者を遠ざける為には敷地内に関係者以外の立ち入りを禁止している部分しか、管理会社には根拠はありません。
しかし、彼女の言い分としては
隠れて待っているか、玄関先で待っていて、元カレが来たら注意して欲しい
なんてこった・・・・
私は警察をおススメしました。
ストーカー事案であれば深刻化すると身の危険につながるし、不動産会社が対応できる範囲を超えていると
しかし彼女は「警察はいや」とのことでした。
ですが、権限もなければ警告する為に張り込みまでは到底できませんのでお断りしました。
その後も折に触れては心配ではいました。個人的には警察にしっかりと相談した方が良いと思っていたからです。
しかし、思わぬ形で結末を知ることになりました。
それは警察からの連絡でした。
私は悪い予感が当たったのかとドキドキしながら聞きました。すると警察官は
玄関先で男性が大声を出して喧嘩しているので来ました。こちらの住民さんの連絡先を知りませんか?とのことでした。
私は警察官に何が起こったのかを確認したところ
部屋に訪ねてきた男と元から部屋にいた男が喧嘩になった。とのことでした。
私は理解が出来ずにいたのですが、結論から言えば
別れた元カレというのは、彼女の浮気相手だったそうです。
浮気相手には彼氏がいることを伝えていなかったそうです。
しかし、いつかはバレてしまうことを恐れて彼女は浮気相手に別れを切り出したそうです。
突然連絡も取れなくなった彼女に真相を聞きたい浮気相手(自身は彼氏と思っている)と本当の彼氏が鉢合わせになってしまいました。
本当の彼氏は困惑したことでしょう。突然家に来た男が自分の彼女の「彼氏」であると主張したのですから
そして玄関先で口論になってしまい、近所の住民が警察へ電話した。とのことでした。
なるほど、だから警察を頼りたくなかったのか・・・・
そして一刻も早く対応しなければ、いつか鉢合わせになってしまうことを恐れていたのです。
だからこそ、張り込みまでして対応をお願いしたのでしょう。
だからといって管理会社を使って遠ざけようとするなんて・・・
管理会社は「人の管理はできない」
私は常々こう思っております。
我々は不動産の管理を通じて人の幸せに貢献が出来ると思っています。
しかし一方で不動産の管理は出来るものの、人の管理は出来ません。
問題が起きても裁判所や警察のように権力を行使できる力はありませんし、不動産会社が人の管理を出来る権限など持つべきではありません。
もちろん、問題が起きれば「説得」「注意」「公的機関への相談」などは出来ますが、本当の意味での実力行使は出来ません。
だからこそ、「説得」「注意」の技術は上げる必要がある。と思っております。
言い方ひとつで怒っている人を冷静にすることも出来ますし、無理難題を言ってくる人に説明することだって出来ます。
武器も権限もありませんが、そういった技術を強化することで問題を解決することは出来ます。
しかし、根底には「人の管理は出来ない」という事実は管理会社のスタッフは持っておいた方が良いと思っています。
それを根底に認めつつ、それでも問題を解決する。というスタンスでなければならないと思っています。
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「私はあの男と縁を切ったので」娘に言われた滞納者の再生への道①
切なさと希望の話です きっかけは新規物件の滞納 「私はあの男とは縁を切ったので、連絡もしないでください」 電話を切られてしまいました。 はぁ、参ったな・・・ 発端は当社に新規で管理の依頼のあった物件でした。 こちらの物件は築年数も30年を超え、10世帯あるアパートの内空室が7部屋もあるという状態でした。 しかも残り3部屋の内1部屋は6ヶ月以上の家賃を滞納している状態だったのです。 この惨状を憂いたオーナーさんが当社の噂を聞いて管理の依頼がありました。 その後、家賃設定やリフォームなどを実施し、空室はその後すぐに満室になったのですが、問題はこの滞納者でした。 年齢は65才男性で一人暮らし、古くからの入居者の為保証会社の加入は無し、電話や訪問をしてもなしのつぶて、全くの無視です。 当初の契約書に記載されている職場も既に退職し、噂では無職ではないかとのこと。 お名前はAさんとしましょうか。 前任の担当もとうとうギブアップということでした。 今回は最初から私自ら督促に向かうことにしました。 唯一の身内である娘さん そして冒頭の言葉です。 連帯保証人の娘さんに電話をしたところ開口一番言われました。 前管理会社も匙を投げたのが、唯一の連帯保証人である娘さんの存在でした。 とにかく連帯保証人になったのはいいが、お父さんの滞納やそれ以外の問題でも度々連絡が来ることで参ってしまったのです。 無理もありません、前の管理会社の頃から滞納について度々連絡をされ、請求され、なにかと責任を取らされ続けてきたのです。 そしてそれでも連帯保証人という重い役目に縛られ続けていました。 保証会社もナシ、連帯保証人は関わりたくない、本人は連絡も取れない、仕事もしているかも分からない ふーむ 私は再度娘さんに連絡して言いました。 「連帯保証人を外れる為に協力してくれませんか?」 「え?どういうことですか?」と娘さんはようやく聞く耳を持ってくれました。 娘さんは今までそんなことを言われたことが無かったのでしょう。 聞く耳を持っていただけました。 そして、娘さんと一緒にお父さんのアパートへ行く約束をすることが出来たのです。 この時私には解決への道筋が一本だけ見えていたのです。 しかし、その方法は蜘蛛の糸よりも細く、不確定要素しかありませんでした。 娘との久々の対面と罵倒 約束当日、私は副社長と2人で現地へ行きました。 そして警察の方にも来ていただきました。 なぜ警察を呼んだかというと、それなりの高齢であり、連絡も取れない。 そう、万一室内で倒れたり死亡している可能性もあったからです。 程なくして娘さんが来ました。 車から降りて自己紹介をすると隣に男性が一人立っていました。 旦那さんかな?と思いご挨拶をしたところ、娘さんの友人のような方で、私に会うなり 「管理会社も大変ですね、言っちゃなんですけどあの親父はクズですよ」とかなりの怒気をはらんだ言葉を発してきました。 恐らく今回立ち会うにあたって、信頼している人を連れてきたのでしょう。 そして普段娘さんからお父さんのこれまでの行動を聞いて同情し、憤っているのでしょう。 警察の方には事前に話しておりましたが、現地でも状況を伝えます。 そして警察の方が玄関先から声を掛けます。 「Aさーん、こんにちは〇〇警察の者です。開けてくれませんか?」 文言を少しずつ変えながら声を掛けますが返答がありません。 警察の方は 「返答がないので、鍵を開けましょうか」と言い 私は住戸の鍵を警察へ託しました。 鍵を差し込み警察の方がドアを開けます。 この瞬間だけは何度立ち会っても慣れないものです。 すると警察の方が言いました。 「あぁ、いらっしゃったんですね」 私も覗きこみます。そこには 玄関から見える居間にこちらに背を向けて座っているAさんがいました その状態で警察の方に呼ばれて振り向きました。 小太りで頭髪も薄くなり、下はジャージで上は肌着のような恰好のAさん そして流石に観念したのか、玄関の方へ少しずつ歩いてきます。 警察の方は 「無事そうですね、それではこれ以上のことは我々の管轄外になりますので、我々は失礼します」 お礼を伝えて、それではAさんと話しをしようかなと思った矢先 「あんたどんだけ迷惑掛ければ気が済むの」 と娘さんが第一声 続いて娘さんの友人も続きます 「お前、こんだけの人に迷惑かけてさっさと出てこいよ」 その後も2人から次々と叱責を受け続けます。 うな垂れて目線を玄関の土間に移しながら立ちすくむAさん 私は娘さんと友人を制して 「Aさん、今日は滞納の件と安否確認の為に参りました。初めましてロータスホームの内田です」 と間に割って入りました。 するとAさんは 「娘を連れてくることはないじゃないか」と小声で言ったのです。 私はこの時に 一つ目の賭けに勝った と思いました。 私はAさんの滞納解決への道を全て思案していました。 仕事もしていない、周りのコミュニティも属していない、家族も娘さんの他いない、高齢である そうなのです、彼には失う物がほとんど無かったのです。 滞納督促は以前の記事でも書きましたが、当の滞納者が「何を一番恐れているか?」が大事です。 この生活を失いたくない、これ以上のストレスは嫌だ、連帯保証人に知られたくない、仕事に支障が出るのは困る、滞納していることが世間にバレるのが恥ずかしい、など 人それぞれなのですが、私は過去の経験などからか、人と対峙すると「この人が何を恐れるのか?」を見つけるのが人より得意なのだと思います。 それが見つかれば後は簡単です。 その恐れる事態にならない方法、すなわち滞納の解決を本人と一緒に決めていくだけなのです。 ここでその「恐れる事態」で脅してはいけません。人間は恐れる事態で脅すと恐怖や絶望で前に進むことは出来なくなります。 あくまで「最悪の事態を私たちなら解決できる」という安心感もセットにしなければなりません。 脅したりで解消できるのなら、こんなに簡単なことはありません。しかし、脅すという行為では最初の何回かは支払うかもしれませんが、絶対に滞り始めます。 しかし、「これさえ達成すれば最悪の事態は来ないんだ」という安心感は強く、かえって回収率は大きくなるのです。 話を戻しましょう。 私はこの失うものがないAさんにとって唯一のアキレス腱が娘さんである可能性に賭けたのです。 嫌な奴だ、性根の悪い奴だと思われるでしょう。私もそう思います。 しかし、それだけ滞納の督促というのは厄介なのです。 払ってください はい、払いますで済むならどれだけいいか。 滞納というのは簡単には起こりません、その人の人生でかなりの問題を抱えているからこそ起こるのです。 その苦労や見たくないもの、聞きたくないものを大家さんの代わりに解決することが管理会社の役目なんだと思います。 長くなりますので、続きます。 https://lotushome.jp/blog/3839/
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賃貸でペットが死んだらどうする?埋葬?火葬?自分で?自治体が?それとも・・・
いつかは来る別れですが、最後まで責任ある行動を ペットの亡骸はどうしたらいい? 人間にとってペットというのはかけがえのない存在です。生活に癒しをくれたり、それ以上に家族の一員となることも珍しくはありません。 今回はそんなペットとの最後のお別れになる部分についてお話しようと思います。 ペットを飼うといつかは訪れる「ペットの死」 深い悲しみとこれまでの思い出に感謝を告げ、いよいよお別れです。 さあ あれ? ペットの遺体ってどうすればいいの? あなたが一戸建てに住んでおり、自分の庭を持っていれば埋葬するのもいいでしょう。 基本的には私有地であれば埋葬することは問題ありません。 しかし、賃貸物件などにお住まいの場合はどうしたらいいのでしょう? 自分の所有する土地以外に埋葬した場合、法律で罰せられますし、賃貸物件の敷地に埋葬は絶対ダメです ペット専用の葬祭場に依頼する 一番おススメです。きっとペットも喜ぶでしょう 専門のペット葬儀社にお願いする方法です。 基本は火葬となります。 また、火葬の際は2パターンほどあるようです。 合同火葬=他の方のペットと一緒に火葬する、お骨はもらえずに業者さんの方で供養する 個別火葬=あなたのペットだけで火葬し、お骨も持ち帰れる 大体鹿児島県霧島市近郊の業者さんの相場としては小型犬や猫の合同火葬で15,000円~20,000円 個別火葬で+3000円ほどのようです。 お骨を手元に持ちたい、しっかりと供養をして欲しいなどの場合は最寄りの「ペット葬祭」などで検索すると良いでしょう。 しかし、やむを得ず費用面などで難しい場合もあるでしょう。 そういった場合でも近くの公園や山、川、海などに埋葬したり流したりしてはいけません。 法律上の扱いではペットの遺体というのは「一般廃棄物」という扱いになってしまいます。 つまり、私有地以外に埋葬すると「不法投棄」となってしまうのです。 では、そういった場合はどうしたらいいのでしょうか? 法律上は物であり「燃えるゴミ」にも出せる やむをえない場合は自治体でも対応してくれます みなさんにその発想があるかないかは別として、多くの自治体では ペットの遺体は燃えるゴミに出せるのです 我々の会社がある鹿児島県霧島市も例外ではありません。 その昔、私が東京で不動産業ホヤホヤのころ、入居者から「敷地内で野良猫が死んでるんだけど」と言われ、現地に行くと一匹の野良猫が死んでいました。 私も処理の仕方が分からずに市役所に電話したところ 「燃えるゴミの日に出してください」と普通に言われ、衝撃を受けました。 このように法律上はペットというのは物扱いとなっており、遺体も燃えるゴミとして出すことは可能ではあります。 但し、その場合でも以下のように配慮することをおススメします。 新聞紙や紙袋などで包み、ゴミ袋の外から見えにくいようにする これはせめてもの想いと他の方への配慮として行っていただきたいと思います。 ほとんどの自治体ではゴミ袋は透明や半透明となっていますから、多くの人が驚いたり不快な想いをするかもしれませんからね。 決まりではありませんが、マナーとしておススメします。 ゴミ袋に入らない大型犬などは? これも回答しましょう。 確かに小型の動物であればゴミ袋に入るのですが、大型犬となるとそうはいきません。 この場合、自治体によっては有料で回収してくれるところもあるようですが、ほとんどの自治体では 清掃センター(ゴミ焼却場)に自分で持ち込む 各自治体で各所に粗大ごみなどを持ち込める施設がありますので、そちらに持ち込むのです。 ちなみに鹿児島県霧島市ではこちらですね 霧島市敷根清掃センターここから本文です。 敷根清掃センターは平成15年4月1日に供用開始し、国分地区、隼人地区、福山地区、霧島地区、溝辺地区の一般廃棄物を処理しています。処理できるごみ、できないごみは以下のとおりですが、詳しいことは搬入前にお問い合わせください。 … 但し、ここで最大の注意点があります。 「最後はご自身でゴミの中へ投げ入れていただく必要があります」 そうです、物として扱うからこそ引き受けてくれるのです。 最後は自分自身でゴミの中へ投げ入れねばなりません、職員の方も「中々厳しいとは思いますが、それが大丈夫なら」と話してくれました。 責任ある最後を迎えさせて欲しい 死生観などは様々ですから、法律や他の人に迷惑にならなければ自由ではあると思います。 いずれにしてもペットを飼うということは「ペットの死」についても考えておかねばなりません。 以前の記事でも書きましたが、我々人間は好きなところへ行き、好きなように生きる権利もあります。 しかし、ペットにとってはあなたしかいないのです。 あなたに癒しと共に生活のパートナーとして過ごしてくれるペットにもしっかりと責任ある最後を迎えさせて欲しいなと思います。
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管理会社あるある 冬編
この季節は夏よりも厳しいのです 管理会社あるある 今回は管理会社あるある冬編でございます。 管理会社で働くと季節に敏感になります。 それは四季を感じるという風情のあるものもあれば、冬ならではのトラブルというのもあります。 今回はいくつかご紹介していきましょう。 車を降りた途端襲ってくる尿意 いきなり汚くて申し訳ございません まずはこれからですね。 冬の寒い時期ですが、物件を周らなければいけません。 温かい車内で物件に着きます。 「さあ、室内チェックするぞ」と意気込みます。 しかし、寒暖差が容赦なくここで襲い掛かります。 今まで何とも思っていなかったのに、急に小がしたくなります。 もちろん、空室のお手洗いを使う訳にはいきません!既にハウスクリーニングをされています。 そして当社のハウスクリーニングではハウスクリーニング後に使用すると分かります。バレます。 もちろんスタッフ含めてそれも分かっているので、こうなったら解決策は一つ 「なるべく早く用事を終わらせる」 しかし、そういった時に限って 不備ヵ所が見つかるのです 必死に内股になり、懸命に作業を終わらせます。 そして、車に乗り込み、急いでトイレへ向かうぞ あれ? 車に乗った途端収まる尿意 そう、車に一旦乗ると収まってしまうのです。 「これならトイレに寄らずに次の物件も大丈夫そうだな」と思うのです。 そして油断させつつ次の物件へ到着 襲い来る第2波! 前回を凌ぐビッグウェーブ到来 物件周りに出かける前にはトイレに行っておきましょう。 底冷えする「空室」 空室の寒さは原因がある この季節の内見つまりご案内時に良く言われるのが 「この部屋寒くないですか?断熱効いてないんじゃないですか?」 というお言葉 確かにそういう物件ということもありますが、それ以上に原因があります。 人の住んでいる物件は少なからず熱を出している物があるから温かい ということです。 つまり、普通に生活していると冷蔵庫や家電類などが常時動いている訳です。 そうすると少なからず機械から熱を出しています。 空室は基本電源を落としてある為、熱を出す物がありません。 だから、普段の自分の家よりも格段に寒さを感じてしまうのです。 そして、管理会社スタッフは空室の確認などで部屋に上がると 足の裏などから体温を2度は奪われます 雪の予報で心配なのは通勤ではなく・・ 凍結ですよね 明日の天気予報を見よう 「今年一番の寒波到来、道路の凍結にご注意ください」 あぁ、明日水道管大丈夫かな? この思考回路になっているあなたは立派な管理スタッフです! そう、子どもは雪合戦を楽しみに、会社員なら「ワンチャン、会社休みにならないかな」と期待する世の中を尻目に管理会社が思うのは 「凍結はいい」 「破裂だけするな」 凍結はやむを得ませんが、凍結による破裂は被害甚大です。 一度などは4階の水道管が破裂し、マンションの外に盛大に水を噴射したことがあります。 キラキラと朝日に照らされていました! 季節外れの虹を見ながら 「こんなにキレイだと思えない虹は初めてだ」 と呟いたことを忘れません。 社内に帰った後の睡魔 睡魔、すいま、ごめんなさい、思いついただけです 寒い外回りを終え、社内に帰ると温かいオフィスのお出迎えです。 ホッと一息つき、さあ事務作業だ 温かいお茶を飲み・・・・ さあ、やるぞ・・・・・・・・・・・・・・ 明日までに管理報告書を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冬が終われば 管理会社にとっては冬というのは特別でもあります。 それは「お部屋探しの繁忙期」と呼ばれるシーズンが到来するのです。 新社会人や学生さん、転勤など新年度に向けて様々な人たちが出会いと別れを繰り返します。 とても良くしてくれた入居者さんとの別れを惜しみ、新たな入居者さんとの出会いを期待しながら迎えます。 こんな風な管理会社あるあるを書いておきながらですが、この時期は好きなのです。 特に希望や新生活のワクワクに携わる機会の多いこの季節、そのお手伝いの為ならこの程度の「あるある」は笑い話ですからね。
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お部屋にあるこれは何だ?スプリンクラーか?
たまに聞かれるんですよ お部屋の天井にあるコレは? 今回もお部屋探しで聞かれる設備をご紹介してみましょう。 写真にあるような物が天井に付いているとよく聞かれます 「あれってスプリンクラーですか?」と なんだか映画などで見るイメージが強いのでしょうか? 確かに似ていますが、これは違います。 正体は 火災報知器です 一般的な火災報知器といえばこちらをイメージするのではないでしょうか? おなじみ差動式報知器です こちらはお部屋にもよくついていますし、「THE火災報知器」って感じです。 ちなみにこのタイプは差動式というだけあって「急激に温度が上がったという温度差を感知して鳴ります」 対して冒頭の火災報知器は 定温式と呼ばれます こちらは定温式といって「一定の定められた温度に達した時に鳴ります」というタイプです。 なぜ違いがあるかといえば、その仕組みです。 例えば差動式の場合、火が着いたことによる温度差を検知します。ということはキッチンなど本物の火を使う所に設置すると「火事なのか料理なのか分からない」という事態を招きます。 その為、キッチンなど急激に温度上昇するような場所には定温式の方が向いているのです。 ちなみにスプリンクラーは こんな感じです。確かに形は似てますよね そしてスプリンクラーは設置の基準などがもっと厳しい場所に設置されます。 例えば窓のない倉庫や地下駐車場など、煙が逃げない場所などに設置されます。※もっと基準などあるのですが、ややこしいので割愛します。 要は煙が逃げないからこそ、水で消さないといけない場所に設置 という訳で賃貸物件ではあんまり見かけることはありません。 ちなみにここまでご紹介したタイプは全て火を検知するとマンション全体に鳴り響くタイプの火災報知器です。 一定基準以上の物件になると自動火災報知設備という形で全員に対してお知らせするタイプです。 まあ細かいことを言いましたが、よく聞かれる内容なので書いてみようかなと思いました。
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空き巣や悪徳セールスのマーキングか?マーキング例と謎の文字「クシア」の正体
電気メーターに書いてあるこの謎の暗号らしき言葉の正体は? 空き巣や悪徳セールスが使う「マーキング」 このところ世間を騒がせている連続強盗事件など物騒なニュースが多いものです。 みなさんは「マーキング」と呼ばれる行為をご存じでしょうか? マーキングとは 空き巣や悪徳セールスなどが家の住人の属性などを暗号のようなもので知らせる行為です 画像例をあげてみましょう 右上にカタカナの「ア」と記載してあります 拡大してみましょう こちらはあくまで例です。 こんな風に一見すると目立たず、気にならない程度に書いたりすることが一般的です。 ちなみに暗号の種類は多岐にわたりますが例としてこんな感じだそうです。 マーキング例 W=女性M=男性S=シングル、一人暮らしF=ファミリーR=留守※R9-18 9時から18時まで留守がちなど◎=いける、既に契約済み〇=アポ取れそう×=見込みなし、面倒な人あ=赤ちゃんいるK=玄関越しで断られるB=住人がブラックリストヤ=ヤンキー、ヤ〇ザア=アルバイトSS=平日留守がちD=大学生ケ・ウル・ム=住人と揉めた、難しいなど これも一例です。中には同じ文言でも意味が違うものなどもあるそうです。 よく考えるものですね本当に マーキングされやすい箇所は そんなマーキングですが、どんな所にあるのでしょうか? 代表的なのは以下のような場所です。 ポスト 表札 電気メーターやガスメーター 給湯器 入口に近いところだと いずれも入口に近い場所で、かつ特定しやすい物が多いものです。 そして、案外気づかないものなのです。 そういえば自分の家の表札をマジマジと見ることはあまりないのです。 そして、賃貸物件になると特に 「元からあったのかな?」と思ってしまうのです。 今回の「クシア」の正体は? 以上を踏まえて今回の件を見ていきましょう メーターの下に「クシア」の文字 拡大図 先ほどの例で言えば「ア」はアルバイトです。「シ」はシングルでしょうか? しかし「ク」は?苦学生のクか? 実は配線の順番を示す文字 もうネタバレしましょう。 今回のクシアですが、マーキングではありません。 その正体はメーターに繋ぐ電気配線の色と順番を指しています。 細かいことは専門的になるので省きますが 左から「黒・白・赤」の頭文字を取って「ク・シ・ア」です。 つまり配線の順番を間違わないように書いた電気業者用の文字です。 分かりやすい画像はこちらです 右側3本は左から黒白赤の配線になってますよね? ですから賃貸物件の電気メーターを見るとたまに書いてあるものです。 今回はマーキングではありませんね。 もし本物のマーキングの対処法は? これは一択ですね。 速やかに消しましょう キズなどで付けられた場合は立派な器物損壊にもなりますので、警察に報告するなども手だとは思います。 防犯カメラなどが付いていない場合だと立証は難しいでしょうが、警察への報告でパトロールの巡回コースに入れてくれる場合もあります。 物騒な世の中になってしまいましたが、自分で出来る防犯は心がけておきたいものです。 今回はお問合せを受け、電話で説明したところご安心いただけましたが、いい教材だと思ったのでUPしてみました。





