(12ページ目)大家の会に参加する時に注意すること

前回はメリット、今回は注意すべきこと

大家の会の負の側面

不動産投資を行う人や業者が立ち上げて、情報交換などを行う「大家の会」

前回は大家の会に所属するメリットをご紹介しました。

今回は前回に引き続き、「注意すること」編です。

「前回がメリットなら今回はデメリットでは?」と思われそうですが、前回も申し上げた通り、私は「良い大家の会なら参加するのは賛成」という立場ですからデメリットというのは本来あまり無いかなと思っています。

そこで今回は大家の会に参加するうえでの「注意点」をご紹介してみようと思います。

どんなに素晴らしいコミュニティでも自身の考えや使い方によっては為になるどころか、大きな痛手を負うことにも繋がってしまいます。

みなさんにとって実りの多いお付き合いになるように、不動産会社目線での注意点をご紹介してみようと思います。

ちなみに私も参加させてもらえる大家の会がありますが、そこではざっくばらんに最近のトレンドや融資の情勢など全国各地のオーナーさんから聞けたり、私も鹿児島の不動産情勢やトレンド、苦情の対応方法などを提供し、とても刺激になっています。

注意①あくまで一意見である

参考にするのはいいが、鵜呑みにしない方がいい

まずは一点目ですが、各大家の会というのはカラーというか特色があります。

例えば物件一つとっても「新築がベスト」「地方RCがいい」「ボロ戸建て投資がいい」とか、各大家の会によって不動産投資の方針やあるべき姿などに強いこだわりがあるケースもあります。

私は個人的には不動産投資には「絶対」は無いと思っています。

新築が勝る部分もあれば、築古が勝る部分もあるでしょう。

融資を使うのも良し、現金買いも良し。

不動産投資は個人が「どうなりたいか」と「何が得意、性に合ってるか」が重要で、その方針の中で「どうあるべきか」はあると思いますが、基本的には「この手法だけがベスト」は無いと思っています。

しかし、まだ実戦経験も少ない初期の段階では、規模の大きな大家さんなどが取っている方針などが「唯一でありベスト」という錯覚をしてしまうケースなどがあります。

もちろん上手くいけばいいのですが、その手法に自分自身の資産や考え方、リスクの取り方などご自身の投資方針に本当に合っているかを冷静に判断しましょう。

大家の会に参加することで「投資方針がブレる」という現象に注意しましょう

もちろん考えを改めることが「ブレる」という訳ではありませんが、本当に方針や考え方含めてご自身に合っているのかは冷静に判断した方が良いでしょう。

身の丈に合わない投資などでダメージを負ったとしても責任は自分自身しか取れないのです。

どんな意見も「あくまで一意見である」という点を念頭に置いて、自分自身の投資方針や達成したいことなどと冷静に取捨選択していきましょう。

注意②大家の会の目的が何か?

単にお金を失うことを避けましょう

大家の会というのは単なる名称です。

「〇〇塾」や「〇〇会」など活動の名称は様々ですが、その会の目的をしっかりと見定めましょう。

ちなみに大家の会のほとんどは無料か年会費や月額会費などがあったとしても1,000円~10,000円程度がほとんどです。

会費があるからダメとは一概にいえません。

会費を設けることでセミナーの講師を招いて積極的に勉強していくということもありますし、会費があることである程度の本気度や会員間の秩序を守るケースもあります。

ですから会費がある=ダメ とは思いませんが、それぞれの大家の会の理念や目的などは把握しておきましょう。

中には不動産業者と主催が結託して、売れ残り物件などを初心者や相場の分からない投資家に高値で売る場と化している大家の会などもあるようです。

他にも「月〇回の会合に連続で不参加の場合は退会処分とする」など細かなルールが設けてある場合もあります。

これは会員間の交流や活動に重きを置いている会なので、参加についてだけは厳しいなど各会によってカラーや特色があります。

自分自身が継続して参加できるような頻度や内容、予算なども把握して参加するようにしましょう。

お互いにとって「こんなハズでは」にならないように注意しておきましょう。

特に会の目的や参加のルール、費用については事前に把握しておきましょう。

注意③人付き合いに慣れよう

せっかくですからね、しかし疲れるのもダメですよ

注意3つ目は「人付き合い」です。

大家の会であれば食事をともにしたり、懇親会のような場面があることでしょう。

セミナーでは聞けない、個別の話や有益な情報などもこのタイミングであることがしばしばです。

当初は初対面がほとんどになりますが、この時にあまり尻込みし過ぎるのも考えものです。

セミナーなどを聞くだけで懇親会のような場は行かないというのは少しもったいない気がします。

もちろん人見知りなど人付き合いが得意不得意などあろうかと思いますが、勇気をもって話してみて損はないと思います。

せっかくの機会ですから積極的に色々な人と話してみるといいと思います。

特に大家の会に参加しているような方々であれば、初めましてで話しかけられることに抵抗のある人はほとんどいません。

また、ほとんどの会員の方は新しく入ってきた方と話すことや教えることが好きな方が多いものです。

他の記事にも書きましたが、賃貸経営の上手なオーナーさんというのはコミュニケーション能力が高いことが多く、初対面でも快く接してくれることがほとんどです。

私も先日大家の会に参加させていただきましたが、不動産業者であることを知った初対面のオーナーさんが「こっちにお宅のエリアに物件持っている人いたよ」と別の知り合いのオーナーさんを引き合わせてくれた程でした。

基本的に良い雰囲気の大家の会では、そのように和やかに初対面の人を歓迎することが多いようです。

その為、参加した大家の会では雰囲気をつかむ意味でも積極的に話しかけてみるといいと思います。

とはいえ、注意もあります。

例えば飲み会ばかりであなたにとって有益でないにも関わらず、回数が多いなどの場合は撤退もありかもしれません。

大家の会がストレスになるような人付き合いの仕方になっては本末転倒ですからね。

ちなみにこういった場所で活躍するのが

名刺

です。

不動産投資を始めたばかりや始めるつもりでも、個人的な名刺を作っておくと挨拶しやすいものです。

名刺交換という決まり事のような儀式に参加すると、そこから話が進んだりするものです。

そして時には思わぬ情報なども入ってくる可能性もあるのです。

まずは作ってみても良いと思います。

良い大家の会の見つけ方

これを探すのも大変なんですが

このように大家の会と一口にいっても目的や雰囲気など、素晴らしいコミュニティというのは中々見つけるのが難しいものです。

インターネットやSNSでは様々な大家の会が紹介されたりもしています。

もちろん、そういった場所で探し出せることもあるとは思いますが、おススメは

誰かの紹介

まずは自分が知れる範囲で聞いてみましょう。

例えばインターネットで知った大家の会に参加してみて、そこで出会った方などに聞いてみましょう。

大家の会は全部がウェルカムでもありません。

仲の良い、信頼できる人たち同士で集っており、表向きは新規を募集していない大家の会というのは多数あります。

しかし、誰かの紹介だったりすると「まずは来てみたら?」というお誘いがあったりもします。

そういったコミュニティは入るのは難しくても、内部は結構フランクに有益だったりもします。

もちろん、不動産投資は大家の会に入ったから上手くいくというものではありませんが、注意して自分に合うコミュニティが出来れば活力や知識の助けにもなることでしょう。

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