(4ページ目)独立や開業を志す人たちへの無責任なエール

今回は本当の雑談です

身の回りで相次ぐ独立話

先日、同じエリアの不動産屋で勤めていたAさんから電話がありました。

「内田さん、今度のお昼に行っていいですか?」

お久しぶりの電話でした。

彼は同じエリアの某大手不動産会社の店長経験者で私より少し年下でした。

その会社を退職後保険の営業マンに転身していたということは知っていました。

そして約束当日、Aさんが来店、隣には見覚えのある顔が

Bさんでした。

Bさんもまた別の大手不動産会社の支店長で、その後出世して本部付のようになったということを風の便りで聞いていました。

Bさんは私と同い年で地域の不動産屋の中で個人的に好きな人でした。

するとAさんが

「この度、独立することになりましたのでご挨拶に来ました」とのことでした。

そしてBさんは「私も不動産会社を退職して今はある社長に誘われて専務として工事業者に入りました」とのことでした。

正直AさんもBさんも大手不動産会社の系列店長でめちゃくちゃ優秀な人達でした。

特にBさんは出世街道まっしぐらで、いつかは役員なんかも目指すんだろうなーと思っていたので、意外でした。

Aさんは昔から人懐っこい性格でどうにも「好きにならずにはいられない」タイプの人でした。上役の人たちにも随分可愛がられる存在だったことを覚えています。

しかし、そんな出世街道まっしぐらの2人が敢えて厳しい「独立」や「小規模の会社」という選択肢を取ったのでしょう。

仕事=幸せ ではないからこそ

2人に共通していたのが、「楽しい仕事がしたい」ということでした。

Bさんは「出世して部下も増えたけど、本当に楽しかったのはクレーマーの所へ行って頭を下げて「あんたにもう任せるよ」って言われた瞬間だよね」と言ってました。

出世してからというもの、会議や指導や会社の内部体制の構築という分野になり、本来の不動産業の楽しみを失っていってしまったようです。

これは出世する場合は致し方ないことです。

もちろん、出世すればその分現場に出てキツイ仕事をしなくても済む。収入も増える。という特典もあるのでしょうが、Bさんはソコに楽しみを見いだせなかったようです。

Aさんはもっとストレートで「自分を試してみたい」というガムシャラな熱を感じました。

2人とも生活の安定や収入という面でいえば、前職で留まった方が短期的に見れば成功だったと思います。

しかし、私は最近こう思うのです。

仕事=幸せではなくなった世の中だからこそ、仕事=幸せにしたいんだろうな

この世の中、「働きすぎはダメだ」とか「ワークライフバランスが大事」「プライベートの為に仕事がある」となってきました。

もちろん、私もそう思います。「家族や友人などが一番大切で、それを犠牲にしての仕事はダメだ」と私も思います。

そんな世の中の変化も相まって、「仕事」というのは「幸せ」という形を作る「部品」から外されてしまったように思うのです。

時代の変化に逆行し、あえて「仕事」に挑戦する彼等の原動力は何なのか?

そんな世の中の風潮にあっても彼らは、人生の大半を費やす「仕事」の時間を「幸せ」な時間にしようとしているんじゃないかな?と私は思うのです。

これは「無限に働け」とか「昭和の働き方が優れている」とかではありません。ブラック労働なんてくそくらえだと思います。

しかし、「仕事に熱量を傾けることが可能なら人生はもっと楽しくなる」という点についてはご理解いただけるんじゃないでしょうか?

要は独立や開業、ベンチャーなどへの参加をする人というのは簡単にいえば

仕事は我慢してするものだ」という正論の言葉に対して贅沢にも「仕事の時間も楽しくありたい

という「わがままさん」なんですね。

とはいえ、私もその一人です。

2人にはこれから私でお願い出来るようなことがあればお付き合いをさせていただきたいです。という話と昔話をして楽しい時間を過ごしました。

無責任に勧める訳ではない

挑戦=素晴らしい という訳ではありません

ここまで書いておいてなんですが、だからといって

「人生チャレンジが必要だ」とか「誰でも一回は起業してみた方がいい」とは全く思いません。

なぜなら当たり前ですが

苦難も当然伴うから

私は起業する前に一時期塞ぎこんでしまうような心境になったことがあります。

起業する為に準備をすればするほど、恐怖が襲ってきたのです。

「失敗したらどうする?借金をたくさん抱えるぞ」「自分の決断で社員を路頭に迷わせるかも」「お前程度の実力で上手くいくなら皆上手くいく」「人を上手く動かすことができるのか?」「全てが上手くいかない気がする」などの考えが頭をぐるぐる

脳みそに冷や汗をかくような感覚でした。

そしていざスタートすると「分からない」「決断しなければいけない」「また失敗した」などの連続です。

思った通りに行くことの方が珍しい位です。

そんな時には思わず「会社員の方が良かったのかな?」とよぎることも多々あります。

それでも少しずつ少しずつ、前進なのか後退なのかも分からずに進んでいるだけです。

今幸せに暮らしているなら「あえて」その道を取る必要もないでしょうし、起業したり独立することが「偉い」訳でもありませんからね。

一生懸命に家族や自分の為に働くことは素晴らしいことですから。

そもそも決断したのは「わがままさん」な自分なのですから。少々の苦難は仕方ないと思います。

だからこそ無責任なエールを

私と面識のない全ての「チャレンジャー」にエールを

これを読んでいる方もそうでない方も、今正に挑戦しようと思っている方や既にチャレンジ真っ只中の方には

ただただ成功を祈っています

私はあなた方に何もしてあげられません。気の利いたアドバイスも、お金での支援も何もできません。

ですが、同じ時代にチャレンジしている同志として、遠くからあなたのチャレンジを心から応援しています。

それは起業に限らず、プレッシャーと戦いながらチャレンジしている全ての人へ

無責任な応援をしている人間がここにおります。

志半ばでダメになってしまうこともあるでしょう。

あるいは大成功して人が妬むようなこともあるでしょう。

そういった諸々も含めて応援しています。

私も浮き沈みの激しい不動産業という場所にいる為、いつまでやっていけるかも分かりません。

ですが、失敗したとしても

それはそれで仕方ない

と思っています。

所詮仕事です。命を懸けるほどのことではありません。

失敗したとしても私は笑ったり、人の失敗で気分が良くなるような下衆なまねはしません。

そのチャレンジをする為にどれ程のプレッシャーと戦ったのか少しは分かるつもりですから。

今日来てくれた2人はもちろん、これを読んでくれたあなたの成功を無責任にも

応援しています

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