
世は大論破ブーム
昨今、ひろゆきさんをはじめ、たくさんのメディアにて「論破」が行われております。
正論をぶつけ、相手をぐうの音も出ない状態にする。
勧善懲悪であり、関係のない他人でも見ているとスカッとするものです。
タイトルとは裏腹に個人的にひろゆきさんの動画だったり、ひろゆきさんの問題解決へのスタンスはとても好きです。
動画も楽しいので見たりします。
頭の回転も早く、感心してしまいます。
しかし、この論破ブームにより巷には「エセひろゆき」が大量発生している気がします。
ネコも杓子も論破する傾向があります。
今回は毎日をトラブル解決に費やしている管理会社、不動産業者の立場から「論破」と「正論」について語ってみたいと思います。
論破することで得することはあるのか?

ハッキリ言っておきます。
社会で論破することで得する(価値が出る)のはひろゆきぐらいです。
たまに弁護士は?とか聞かれますが、弁護士さんだって相手を論破してぐうの音も出させない状況というのはごく一部でしょう。
ほとんどは依頼人だったり、相手方との調整だったり、交渉がほとんどです。
当のひろゆきさんもメディア以外の仕事で論破ばかりしている訳でもないでしょう。
もっと言えば
正論をぶつけることには価値がない
とすら思っています。
そもそも正論が通じる世の中なら裁判所も警察もいらないんです
正論というのは「正論をぶつけられても怒らない人」にしか価値がないからです。
大抵の人は正論をぶつけられるとほぼ「怒り」が出ます。
正論であればあるほど怒ります。
では、これを社会の中で実践するとどうなるでしょうか?
嫌われたり怒られるだけで得しないんです
もっとハッキリ言いましょう。
正論をぶつけられて納得する人はいない
残念ですけどね
私も若い頃は「間違っていることは間違ってると言えばいい」と思っていました。
先輩や上司、お客さんに自分の「正論なるもの」をぶつけることもありました。
しかし、それで得られる結果というのは
「オレは言ってやったぞ」という幼稚な自己満足だけでした
結果、論破された側は怒り(表面には出さなくても)、私の得なるものは消えたり、失われたりしました。
結局、みんな「恥をかかされたり」「あなたは間違ってる」「お前はバカだ」と言われて
「なるほど、自分が間違っていた、教えてくれてありがとう」とはならないんですね。
みんな自分は頭がいいと思っており、自分には能力があると思っているのです。
その為、正論というのは相手にとって受け入れがたいものになってしまうのです。
相手の面子は保ってあげよう

社会の中であなたが達成したいことは何でしょう?
論破して相手をやっつけることでしょうか?
相手より賢いと思われることでしょうか?
そうではないですよね。
自分の思った通りに進むこと
ですよね。
相手を論破することで、相手が自分の思う通りに行動してくれるなら私は論破し続けます。
しかし、前にも書いた通りですが、反応は真逆です。
論破された側は不貞腐れ、怒り、私のいうことなど聞いても貰えないでしょう。
それどころか、敵対心を持ってしまえば損得すら度外視で向かってくることすらあるでしょう。
みなさんが望むのは血で血を洗う世界でしょうか?そうではなく、あなたの得だったり、スムーズに物事が進むことですよね。
相手の面子(メンツ)だけは保ってあげないといけません。
あなたが、相手と二度と関わり合いを持ちたくなければ論破してもいいでしょう。
しかし、お客さんや関係者、家族などの関係を継続したい場合は論破しても良い結果は起きないでしょう。
それではまとめに入りましょう。
一番は気づいてもらうこと

さて、みなさんはどうしたら気分よく決断が出来るでしょうか?
「お前はバカなんだから、俺の言うことを聞いていればいいんだ」と言われたらどうですか?
私なら「バカで結構だが、お前の言うことだけは聞かん」と言ってしまいそうです。
そう、人から言われたことでは動かないものです。
だからこそ、下手に出てみてはいかがでしょうか?
相手が飲んでもらえるように材料を道に置いていくイメージです。
相手が自分でゴールに辿り着いたと思ったが、実は手のひらで転がしていた。という風に
あなたが自分のことを賢いと思うなら、導くことに使ってみてください
その方があなたの得にもなりますし、物事も上手く進みますし、何より気分も良いですよ。
私も日々たくさんの苦情や問題解決をしますが、論破することを捨ててからは物事は圧倒的に上手く進むようになりました。
理不尽なことで怒られたりすると論破したい欲求は出るのですが、グッと我慢して諭すように話すのです。
そうすると、不思議と穏やかになり、以降良好な関係になります。
これは物件を買う時にも表れます。
安く指値をしたいが為に物件のダメな部分を指摘する人は上手くいかないケースが多いものです、しかし人間性などが伝わり情の部分で値下げが通ったりもします。
論破ゲームはメディアで楽しむ程度にしてみてはいかがでしょうか?
え?それってあなたの感想じゃないの?
胸を張って言います
「私の個人的な感想なので気にしないでください」
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台風対応と霧島市最後の砦「A-Z」
隼人高専前の信号機 風でめくれてしまったのでしょうか? 点いてもいませんでした 台風対応と出来ること 現在、近年最大の勢力を保ったまま北上している台風14号ロータスホームも本日は臨時休業しております。しかし、近年稀に見る勢力とのことで昨夜から事務所で待機をしております。通常の台風であれば、当社の24時間コールセンターでの対応で大体は対応が出来るのですが、この勢力ですと流石に不安を覚え、昨夜から待機しておりました。今のところ、細かい被害などはありますが生命の危機などの深刻な被害というのはまだありません。対応中に町の様子を見るとどこもかしこも閉店で、頼みの綱のコンビニも臨時休業となってしまいました。 霧島市民の味方「A-Z」 「これは長期戦になるかもな・・・」と思い、ご飯を買いに行こうとするもどこも臨時休業そこで最後の頼みの綱 霧島市隼人町真孝にある24時間巨大ホームセンター「A-Z」(エーゼット)社名の由来が 生活必需品は「AからZまで」揃える開いてました。午後2時現在ではですが、中には同じように困った方たちで意外と多くの方がいらっしゃってました。 コンビニでは品切れの物も コンビニでは品切れになっていたカップ麺やパンなども棚にまだまだありました。さすがにいくつかの商品は無いようでしたが、何でも揃えるは伊達じゃありません。ちょっとした食料品を買い、しばしの休憩でした。 出来ること 夏の海水浴用に買ってあったラッシュガードが大活躍です。カッパを着ていても濡れるのであればと思い持ってきたが正解でした。色々と被害や不具合が出ておりますが、現状で出来ることがどうしても限られてしまうケースは歯がゆいものです。未然に防ぐように準備をしていても自然の脅威は凄まじいものです。みなさんも大きな災害の時には安全第一で避難先などの事前確認などをお願いします。 普段からの備え 近所のネコ達も当店1階に避難しておりました。これから本格的に上陸する台風14号少しでも被害が少ないことを祈るばかりです。自然の力の前では人間の力は無力かもしれません。しかし、普段からの備えでその被害を軽くすることはできるかもしれません。これからも安全第一を心がけて管理していこうとまた強く思わされました。
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「とくだラーメン」 隼人町真孝
店名については「ラーメン専門 とくだ」とも表記されることもあるようです さて、魅力あふれる霧島市姶良市のおススメスポットをご紹介します。まずは絶対ここからおススメとなります。 とくだラーメン 霧島市隼人町真孝856 私たちロータスホームから一番近い飲食店であり、霧島市で屈指の人気ラーメン屋さんです。歩いて1分の立地なので、お昼時にお世話になっております。 メニュー 写真はラーメン(大)「濃いめ」 です ラーメン (小) ¥510ラーメン (中) ¥670ラーメン (大) ¥770ラーメン (特大) ¥980チャーシュー麺 (中) ¥870チャーシュー麺 (大) ¥980チャーシュー麺 (特大) ¥1,180ご飯 (並) ¥100ご飯 (大) ¥160ご飯 (小) ¥50トッピング チャーシュー ¥320ビール ¥500焼酎 ¥160おみやげ 黒豚ラーメン ¥510 店内の配置図 せっかくの不動産屋のお店紹介ですから店内の大体の配置図を作ってみました。店内に入るとすぐ右に券売機がありますので、こちらでメニューから選んでチケットを店員さんに渡しましょう。右から正面には長テーブルが置いてあり、ご家族や仕事仲間との食事であればこちらがいいでしょう。カウンターは6席ほどですが、カウンターが満席の時は中央のテーブル席に一人ずつ座れますので、お一人様で来てる方も多いです。基本私もお昼に一人で行きますので、カウンターか真ん中のテーブル席がほとんどです。 ※配置図については食事をしながら見える範囲と記憶で作成していますので、精度は大体だと思ってください。 写真はラーメン(大)です。普通のラーメンでもチャーシューは比較的多く入っており、いつも私はラーメンを頼むことが多いです。味は鹿児島ラーメンの中でも醤油の風味が強くて好みです。そして個人的なおススメは「濃いめ」です。つい最近までは何も言わずにラーメンを食べていたのですが、先日うちのスタッフに「とくだラーメンの濃いめを頼むと世界変わりますよ」と言われましたので本日頼んでみました。 世界が変わった味変 濃いめの為、スープが赤みがかっています。普通は色がもう少し豚骨色に近づきます。 なんてこった・・・こりゃ旨い普通のラーメンももちろん大好きだったのですが、濃いめは個人的にパンチも強くなり、とても気に入りました。「濃いめ最高だったよー」とスタッフに報告したところ、「唐辛子入れました?」他にも味変あんの?テーブルにある赤い唐辛子のような調味料を入れると更に世界が変わるようです。また時折となりのお客様が「ネギ多め」とか「麺固め」など意外とバリエーション豊富なようです。人見知りが発動し、この日はチャレンジできませんでした。次回チャレンジいたします。 駐車場 駐車場はお店の前に2台~3台程度ですが、向かいに10台ほど停められる専用駐車場があります。 お店に行くときのおススメ ・昼時などは人気店だけあって混みます。お店の前で並んでいることも珍しくありませんが、配置図の通り中は意外と広い造りになっているため、待ち時間があっても、それほど長くはないと思います。・券売機は1万円札対応していません。しかし、お店の方に言えば快く両替してもらえます・うちのスタッフはテーブルに置いてある漬物を絶賛していました。確かにおいしい・当店スタッフ曰く「唐辛子は1杯程度から始めたほうが良い」そうです。2杯入れるとうちのスタッフは厳しかったそうです。 しかし、必ず1杯は入れて食べる程美味しいそうです。霧島市屈指の「とくだラーメン」ぜひご賞味ください。 お店の場所 周辺には隼人高専、仁心看護専門学校などもあり、本当に老若男女問わずお客様が来ています。ロータスホームにお立ち寄りのおひるごはんにも是非!
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「この子は小さく産まれましてね・・」~滞納した子供の親の涙~
賃貸管理に従事していると人間の喜怒哀楽に触れる機会が多くあります。人が大部分の時間を過ごす「家」そのため、我々は時として喜ばしいこと、怒り、悲しみ、楽しみを他の職業の方よりも近い距離で感じることがあります。時にそれは最上の喜びになり、「賃貸管理って素敵な仕事だな」と思えることもあれば、「知りたくなかったな」ということも正直あります。今回はその中で私が経験したことの中で特に印象深い件をお話していこうと思います。※このお話しはだいぶ前のお話であり、当時の会社に勤めていた頃のお話です。最近の法令や慣習などに当てはまらない表現や行動なども含まれます始まりは家賃の滞納でした。とあるマンションにお住まいのここではAさん(男性)とします。Aさんの住んでいる物件は当時勤めていた会社の管理物件で繁華街まで近いマンションでした。1ルームで広さは4.5畳程度ですが、近隣の物件と比較しても賃料が安く、他の入居者も単身ばかりで、多くは学生さんや新社会人の方が多く住むマンションでした。このAさんが少しずつ滞納がかさんで来てしまい、ある日とうとう連絡が途絶えてしまいました。契約書で見るとAさんの経歴は以下のようでした。・年齢22歳(当時)・男性・仕事は派遣社員で某工場勤務・連帯保証人はお父さんで一般の会社員・残っている身分証の写真からは茶髪でいわゆるロン毛のような状態私は途中からこの件を引き継いだのですが、現地に行っても会えず、携帯は「お客様のご都合により~」で繋がることはありませんでした。やむなく勤務先へ連絡すると「1か月ほど前に退職している」とのことお部屋へ訪ねてみると、ガスが止められており、電気水道はつながっているようでした。インターホンは鳴るが返答はありませんでした。こうなってしまっては連帯保証人であるAさんのお父さんに頼る他なく、お父さんへ連絡をしました。数コールですぐにつながりました 「もしもしAさんのお父様でらっしゃいますか」その言葉を言い終わるか否かの前にお父さんから「うちの息子は今どこでなにをしているのですか?」と逆に質問をされました珍しいケースです。通常はたいてい「はい?不動産屋さん?何の用ですか?」といった反応になりますこれは何か事情があるのだろうと思い詳しくお話しを聞いてみることにしました。すると・一月前からお父さんの自宅にたくさんの督促状などが届くようになった・肝心の息子に連絡するがつながらない・今どこで何をしているか分からないとのことでした。そして一番衝撃的だったのが、「そもそもそのマンションに住んでいることも知らないし、連帯保証人になったつもりもない」とのことでした。要は本人が連帯保証人としてお父さんを書いたが、以前の管理会社が入居審査などを行わずにスルーしてしまった。なんてことだ・・・なんてことだ・・・確かに賃貸借契約書の字も本人と筆跡が酷似しているし、肝心の印鑑証明書もありませんでした。どんな審査をしてどうやってくぐり抜けてしまったのかは今となっては知りようもありません。とはいえ、お父さんからすれば息子の手掛かりを知る管理会社の私の協力が必要、私も最早手掛かりはお父さんのみという状況でしたので、一旦利害が一致しました。私は家賃が未納である旨を伝えましたが、お父さんは「私も十分な蓄えがなく、余裕がない」とのことでした。また、連帯保証人を承認している訳でもなかったため、一旦お父さんへのご請求は待つことにしました。しかしこのままではお互い前に進まないため、お父さんに住所を教えて、仕事終わりのお父さんとAさんのマンションで落ち合うことにしました。季節は確か11月頃でした、非常に寒い日でした。約束の7時になると鉄筋コンクリートのマンションは冷えきり、まるで建物自体が氷かのように寒さを私に伝えてきました。私は緊張していました。それは今まで集まった情報を組み合わせると最悪の事態も予想されたからです。そうしている内にお父さんが来ました。お父さんは当時でたしか50歳程でしたが、私の目にはもっと歳が上に、60半ばに見られるようでした。身長160cmくらいでかなり痩せていて、初対面でも心労により顔に生気がない様子が見て取れました。スーツはお世辞にもキレイとはいえず、ヨレヨレで元は紺だったのでしょうが、擦れて変色までしていました。頭髪も整髪料などつけず、少し薄くなった髪も歳を上に見させていたのかもしれません。長いベルトの肩掛けカバンを持っており、走ってきたのか、緊張からか息が上がっていました。簡単に挨拶を済ませると私は本題を切り出しました。「今日立ち合いのもとお部屋に入りませんか?」連絡が取れず、会社も辞め、ポストと実家にたくさんの督促状、周りの住民もしばらく見ていない。最悪の事態も予想される中で選択肢はもうこれ以外ありませんでした。まずはドアポストを開けることから始めます。私は嫌な能力なのですが、中からする匂いで「死臭」というものがある程度分かります。人が亡くなってすぐでは分かりませんがある程度たつと大体共通した匂いになります。今までの経験上も「このニオイ」というものがあります。この「ニオイ」ですが何とも形容しがたいですが、聞かれて答えるなら「味噌と醤油を混ぜて焦がして腐らせた」という感じでしょうか。ドアポストを開けて少し匂いを嗅いでみます。この時点で心臓はバクバクです。中からは異臭はしますが、少なくともそれではありませんでした。いよいよ合鍵で開錠します。扉を開けてまずは声を掛けますが返答はありません。気が気でないのか、お父さんは私を押しのけ、明かりをつけて中へ入っていきました。 中はひどい有様でした。そこかしこに弁当のゴミやペットボトル、異臭の正体はこれだったのでしょう。炊飯器にはカビの生えたご飯がそのまま、雑誌や服なども雑多に置いてありました。私は一通り浴室やベランダなどを確認しますが、本人はいません。私はどうやら最悪の事態は回避できた、恐らく夜逃げだろうかと思って胸をなでおろしているとお父さんが部屋の真ん中で俯いています。私に背を向けて一点を見つめていました。何を見ているのかなと後ろから覗き込んだら床の上にあるマンガ雑誌にペンで「ごめんなさい」とだけ書いてある文字でした。誰に向けての何の「ごめんなさい」なのかは分かりません。ただ「ごめんなさい」としか書いてありません。しかも雑誌にペンでメモ書きのように書いてあります。手紙などでもありません。それを見つめているお父さんは背中越しでも肩を震わせて泣いているのが分かりました。私は何とも声を掛けることもできずに、しばらく部屋のあちこちを眺めていると唐突にお父さんが話し始めました。「この子は小さく産まれましてね、小さいころからなるべく強くなるようにと思って、、」そこまで話すと続きは話せなくなりました、ただ肩を震わせていました。しばらくして少し落ち着いたお父さんとはそこで別れました。翌日、こちらから催促していないにも関わらずお父さんから滞納分の家賃を支払うとの連絡がきました。その後も毎月の家賃をお父さん名義で振り込んできました。その後しばらくして、私がその会社を退職することになり、Aさん親子の結末を知ることはできませんでした。ブログを書くことになって今までの経験を思い出そうとしていたら久しぶりにこの件を思い出しました。あの時お父さんには何も声を掛けられませんでした。あの日は自宅に帰り、自分の息子をギューっと抱きしめたことを覚えています。
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あなたの風邪はどこから?「私はヒザから」雨漏り編
突然の連絡「なぜ2階から?」 さて、全国の管理会社同志の皆さん、台風シーズン真っ只中になりましたね。進路予測を見て、現地に置いてあるノボリ旗の撤去をいつにしようか? 台風後の損害チェックなど忙しい日々ですね。さて、タイトルにもある通り、今回のお話は「雨漏り」です。物件を管理していると必ず経験する雨漏り、漏水、嫌ですね。一度発生すると被害は甚大、お客様も流石にこれは我慢できません。一刻を争う事態です。今回の事例でも夜間対応のコールセンターより入電です。その日は台風ではなかったのですが、記録的な豪雨に見舞われた日でした。「○○マンションの2○○号室の方より天井から雨漏りしている」との連絡です。よし分かった、すぐ準備をして出かけよう!待てよ、そのマンションは3階建てです。連絡があったのは2階。この場合考えられるのは2つです。さてどちらか① 3階の人が不在で雨漏りが貫通してしまった② 雨漏りではなく、3階の水周りからの漏水細かく言えば雨漏りでも配管や外壁を通り貫通することはあるのですが、まあ現状この2パターンかと思っていました。とにかく現地へ向かいます。 いた!いました 現地へ到着し、ご連絡をいただいたお部屋に訪ねます。お詫びを申し上げお部屋へ入ります。クローゼットから水が漏れてきたとのこと、入居者さんが中の荷物を移動した後でしたが、水は床を濡らして上から見える範囲で次から次へと落ちています。急いで拭き上げます。そして尚も止まらない水。ここではまず応急処置が求められます。水が長時間床を濡らすと当たり前ですが、床材を腐らせてしまいます。私は雨漏り応急処置セットを取り出します。 押入れの天井です。次から次へと水が染みています 写真には中々写らないのですが、横の柱を伝って床を濡らしています 柱を伝い次々と床へ到達する水 この時点で、雨漏りが濃厚と思われました。というのも、このマンションでは鉄骨造であり、比較的上階から下階へは真っすぐ水が落ちる造りなので、水周りの漏水であればこの辺りには漏水することは考えにくいものでした。鉄筋コンクリート造などになると、水周り設備から漏れた水が床下コンクリートを伝い、別の場所へ漏れることもありますので、漏水=上のその場所とはならないことも多くあります。以前などは10階から漏れた水が配管を伝い、3階に漏水したこともありました。途中の階は全スルーで10階から3階へダイレクトにいきました。その時は配管図などを見て特定に至りましたが、大分レアケースでした。この時点で、急いで3階へ向かいます。しかし、不在であろうことは予測できました。一応インターホンを押すと、「はーーーい」という声と共にドアがあきました。「え?いるの?」ドアが開くと多分東南アジア系の青年!しかもこんな時になんですが、かなりのイケメン! ※画像はイメージです。本人の写真ではありませんが、何となくこんな感じの優しい雰囲気のイケメンです。そしてなんと家の中でカッパを来て笑顔で立ちすくんでいるのです私はあまりの光景に言葉が出ませんでした。とにかく事情を聞こう、しかし頭の中は目の前の光景が頭に入りません。「え?笑ってる?」 「なんで家の中でカッパ?」 「日本語通じる?」 「水が現在進行形で落ちてるのに?」色々なことが頭を駆け巡りますやっと出た言葉は「なんでなん?」やってしまいました。関西に縁もゆかりもないのに、変な関西弁になってしまいました。そう、もちろん会社を出る前に上階に連絡はしましたが、上階は法人契約だったため時間外で連絡が付かなかったのです。入居者の連絡先も電話がつながらず、しかしまさか入居者さんがいるとは さあ急げ、まずは止めよう そう、そうだったのです。法人契約で契約している会社で働いている青年です。言葉もまだカタコトで、日本でこのような状況になった時にどのように連絡をすれば良いのか分からなかったのでしょう。しかし、ここで私と入居者さんに救いの手がやってくるのです。彼は会社の上司に連絡をしてくれていました。そしてその会社はなんと「建設業」社長さん自らが到着し、あっという間に屋根へ上っていきます。傍らには自社の従業員を引き連れ、屋根へと向かっていきました。ちなみに屋根への階段などないマンションで曲芸のごとく上がっていきました。社長さんは大きなブルーシートを片手に屋根へ行き、応急処置を施してくれました。では後は私の出番です雨漏りは水の侵入口を止めてもしばらくは溜まった水が出続けます。そこで このようにブルーシートで「ジョウゴ」を作って残りの水を受けることにしました。ちなみにこの時はブルーシートとタッカーというホッチキスの大きな物を使い、下は洗濯バサミです。写真を消してしまいましたが、3階はもっとひどく天井にこのジョウゴを3ヵ所ほど作りました。そして、少しずつ収まっていく水を安堵の気持ちで見ていました。 あなたの風邪はどこから?「私はヒザから」 一旦収まってきたものの、3階は水浸しです。カッパを着て耐えるしかなかった彼に申し訳ない思いをさせてしまいました。せめて、しっかり拭こうと思い、ヒザをつき、びしょびしょに濡れた床から水を拭き取ってはバケツへ絞っていきます。この時点で私も頭から全身濡れていました。ヒザをつき、必死に床を拭く私に青年は「アリガト、タイヘンですね」と言ってくれました。家の中でカッパを着せてしまったことに対する怒りなど全くなく、こちらの労をいたわってくれる優しい青年でした。その後社長さんにお礼をし、2階の方も優しく労いの言葉をいただき現地を離れました。大変ではありましたが、解決した時の「ありがとう」はやっぱり最高のやりがいなのでしょう。ある種の達成感とともに帰路へつきました。帰ってから風邪はひきました
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お引越しの挨拶 いる?いらない?【2022年最新版】
お隣さんへのご挨拶、するしない? 皆はどうしてるの? さて、ご入居前に聞かれるこの質問今回は管理会社としての方針と、もし引っ越し挨拶をするならどのようにすればよいのか?挨拶の仕方から挨拶時の物、文面をお話しします。管理会社として見解を出す時が来ました。昔は引っ越してきたら両隣と上下階は挨拶にいくものだ!なにかあった時の為に挨拶にはいった方が良いというのが定説でした。我々ロータスホームでも最近お話しすることも多くなってきたこともあり、ある程度のラインをお出ししようと思います。結論からいきますと「引っ越し挨拶はしなくてOKです」その為、当社物件などお住まいになる場合などはお引越し挨拶はしなくても結構です。管理会社としての方針はこのようにしています。もちろん、「するな」という訳ではありません。やはりご挨拶をしておきたいという方はしていただいて大丈夫です。「なんで?した方がいいんじゃないの?」という意見も分かります。・ご迷惑をお掛けした時に挨拶に行っておいた方が許してもらいやすい・自分に何かあった時の為に助けてもらえるかもしれないしかし、このご時世でご挨拶の弊害もあります。・女性の一人暮らしであることが分かる・お隣さんとの「近所づきあい」の感覚の違い・そもそも挨拶される側も望んでいない・防犯上の懸念特に最近はこの「近所づきあいの感覚のズレ」が大きいような気がします。「ご挨拶に行った先が変な人や怖い人でトラブルになる」 実はこのようなケースはほとんどありません。それよりも多いトラブルは「いい人過ぎて困ってしまう」このケースがの方が多いように思います。昔あったのですが、ある入居者Aさんがお隣のBさんにお引越しのご挨拶をしたところ、BさんはとてもAさんに好感をもちました。その後Aさんから管理会社へ連絡が来ました、その内容は「Bさんからおすそ分けや長時間の雑談などで困っている」とのことでした。聞けば、事あるごとにBさんからおすそ分けや、顔を合わせれば世間話などをしていたのだが、頻度が多くなってきてお返しをしたり、お話しをすることが大変になってきたとのことでした。お互いに良い人同士だったために、良くしてあげたいという気持ちがこの結果になってしまいました。ちなみにこの事例ではBさんが変わり者ということはありません。近隣とのトラブルなども一切なく、他の方とは会釈をする程度の方だったそうです。挨拶をきっかけにお互いの感覚のズレがお互いの重荷になってしまった悲しい事例です。では、ご挨拶は完全にしない方がよいか?と言われたら1つだけ例外があります「小さいお子さんがいて周りへの迷惑が気になる」という場合はご挨拶をしておいた方がよいでしょう。この場合は大体ファミリー向け物件になるため、お互いの感覚も近く、コントロールしづらいお子さんの騒音に対して事前にご説明したほうが良い結果になることが多いと思います。しかし、その場合でもおススメしているのは「会わずにご挨拶してください」これです。それではご挨拶をする場合のおススメのご挨拶の方法、贈り物、文面などについてお話していきます。1.ご挨拶の方法基本的にはお引越し当日、もしくは翌日までに両隣と上下階へ物とお手紙を添えてポスト、もしくはドアノブなどで会わずにご挨拶 特に新型コロナウイルスなどにより来訪者そのものに気を遣われる方も多いため、ご挨拶それ自体が不快感になる可能性もあります。 お手紙と粗品があれば「わざわざ来てくれたのだな」と思ってもらえます。 2.贈り物洗剤やタオルなど食品以外の物で金額は200円~700円程度の物特に多いのは・タオル(紙のし付き)・台所用洗剤 ・サランラップ ・フリーザーバッグなど生活必需品が多く、ネットで「引っ越し挨拶 粗品」とでも検索して出てくるもので十分です。ポストやドアノブでの受け渡しとなるため食品関係は避けた方が無難です。好みもありますからね。3.手紙の文面例文「〇月〇日に○○号室に越して参りました○○と申します。 このご時世ですので、ご挨拶をお手紙にて失礼いたします。 こちらには小さな子供が2人おり、何かとご迷惑をお掛けすることもあろうかと思います。 注意を促してご迷惑にならないよう努力いたします。 また、心ばかりではございますが、ご挨拶の品を入れておりますので、お使いいただければ幸いです これからお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。」お伝えするポイントとしては ・子供がいること ・こちらとしてもなるべく迷惑にならないよう注意していくこと これがあれば十分だと思います。一人暮らしで挨拶をしたいという場合でもこのようにお手紙と粗品でご挨拶すれば良いでしょう。あとは、集合住宅ですからお隣や上下階の方へ配慮しながら生活していけば、それが何よりのお気遣いになるのです。よく聞かれるお引越しの時のご挨拶。皆さんも他の方がしているか?不動産屋としてはどのように考えているか?当社としての立場をハッキリとお伝えしようと思いました。





