
超人気者を目指して
賃貸物件を所有しているオーナーのみなさんへ今回のテーマは「反響の数と成約率の関係」についてお話していこうと思います。
まずは「反響」とはなんですか?というところですが、これは空室募集へのお問合せの数です。
インターネット上の広告(SUUMOやホームズなど)、業者間への空き情報、店頭でのチラシ広告などが主になるでしょうが、いずれにしても「この物件が良さそう」と思ったお客様の数だとします。
ここでは反響が多い=鳴る と表現しました。
同様に成約率というのは「お部屋が決まる早さと案内時の成約率」だと思っていただいて大丈夫です。
もちろん、この2つは関係性が高いものです。
募集して、たくさんのお客様が興味を示し(鳴り)、たくさんのお客様が取り合って、その上でご案内して成約になる(決まる)
これが最高の状態であることは間違いありません。
今回は賃貸物件を4つのタイプに分類して、それぞれに必要な課題や陥りがちな状態を解説したいと思います。
これを目指そう「超人気者」

ジャニーズ乃木坂大谷翔平羽生結弦状態です。向かう所敵なしの「超人気者」物件
反響はかなり多く、決まる
ここまで辿り着くには並々ならぬ努力もあったことでしょう。おめでとうございます。
空室が出ようとも恐くはありませんね。
課題も正直ありません。家賃も上げられるなら上げてみた方が良いかもしれません。
しかし、「超人気者」が家賃UPの時に唯一気を付けなければいけないのは
人気者の壁です。
要は「このラインだからこそ輝いていた」ラインギリギリまで行くか行かないか?という決断です。
ボクシングで例えるならミドル級の絶対王者がヘビー級に階級を上げてしまうと輝かなくなってしまいます。
家賃を上げていく過程でいつかは「上のカテゴリー」と戦うことになります。そこまで行ってしまうと「超人気者」にはなりえない訳です。成約スピードも少しずつ落ちていく可能性もあります。
しかし、「超人気者」というのは市場から見ても実際「割安感(実際に家賃が安いかではありません)」がある訳です。
この割安感は保ちつつ、賃料UPにどこまで取り組むのか?これが唯一の課題でしょうか。
いずれにしてもオーナーとしては「贅沢な悩み」といえるでしょう。
飾り気はないが実力者「優等生」

派手な飾り気はないが、仕事を任せると着実にこなす「優等生」物件
反響こそ多くないものの、案内すれば決まる
その様はクラスにおける学級委員長であり、企業における総務部であり、サッカーにおける司令塔のような「見る人が見れば分かる」実力者です。
「超人気者」程ではないにしても空室期間も比較的短く、1年のほとんどの期間を満室で経営出来ていることでしょう。
当社でも一番多いパターンといえるでしょう。
賃貸経営が上手なオーナーさんだとこの「優等生」物件まで持って行けるため、オーナーのレベルも高く、入居者満足度も比較的高い傾向があります。
家賃も適正であることが多く、ご案内時も期待を裏切らない為、比較的スンナリと決まるお部屋です。
全てのパラメータが「適正」である為、反響こそ「超人気者」には及ばないものの、実力で成約を勝ち取ります。
ではそんな「優等生」物件ですが、課題は多くはありませんが、課題や注意点を挙げるとすれば
・管理会社、仲介業者とのコミュニケーションを円滑にしておこう
先ほども挙げた通り、「超人気者」ほどの反響数がある訳ではありません。ということは「しっかりとお客様に魅力が伝わるか?内見まで行きつくか」という点を重視しなければいけません。
その為、管理会社や客付けと呼ばれる仲介業者とのコミュニケーションは大事になってきます。
「案内されれば決まる物件」ですから、しっかりと「紹介の土台にのせておく」「営業マンに記憶してもらう」という作業も大事になってきます。
ちなみに記憶に残す方法としては不動産業者に「なにか相談があれば遠慮せず声かけてください、出来ることはやりますので」などと言っておくと良いと思います。
実際には無理な要望は無理ですし、そう答えて結構です。しかし、そういったオーナーさんの一言というのは不動産業者や営業マンは結構記憶に残っているものです。
不動産業者も流石に無茶な要求はしてこないでしょう。
しかし、ちょっとだけイレギュラーなお客様に対応してもらえるオーナーさんというのは客付けにおいて優先度は高くなるものです。
・「超人気者」へのランクアップのコツはチェックボックス
では、更に空室期間を短縮したい!家賃UPを狙いたいという場合はどうしたらいいのでしょう?
この場合におススメしていることは
SUUMOやホームズなどのポータルサイトに反映するチェックボックスを増やす
一般ユーザーが見る不動産のポータルサイトというのはチェックボックスによって多数の物件から検索数を絞っていきます。
例えば☑バストイレ別 ☑独立洗面台 ☑追い焚き ☑浴室乾燥 などですね。
このチェックボックスの数を増やす項目を足してみると反響率がUPすることが多々あります。
もちろん、「優等生」ですから多額な費用を掛ける必要はありませんが、それでも室内物干しやTVインターホンなど費用対効果の高い設備などをリフォーム時に足すことで「超人気者」への仲間入りを果たすことが可能性が高くなります。
一度ご自身の物件をお客様目線で探すようにチェックボックスの数などを数えてみることをおススメします。
期待を裏切る?「お調子者」

パッと見では人当たりも良く、お誘いも多いのですが、深い付き合いが出来ない「お調子者」
反響は多いが案内しても決まらないor決まりづらい
ここからは「決まらない」ゾーンに入る為、当然ながら課題が多くなります。
この「お調子者」不思議ではないでしょうか?
インターネットなどの反響やお客様にも紹介して反響が多いのになぜ決まらないのか?またなぜ反響は多いのか?
決まらない原因のほとんどは
実際に見た時のガッカリ感
お調子者物件は図面や間取り、家賃など文字や写真での印象だけはすこぶる良いのです。
その為、図面映えもしますし、家賃も格安に感じるのです。その為反響数は多く、皆が飛びつきます。
しかし、現地に行くとお客さんの希望は打ち砕かれます。
想像したより古い設備、汚い共用部、外観の劣化、駐輪場の雑多な様子 など様々な原因によりお客さんは
「だから安かったんだー、やっぱりお得物件なんてないよねー」と納得し、「優等生」物件などに流れてしまうのです。
そして残される「お調子者」
特に「お調子者」になりやすいのは「リフォームしない代わりに家賃を下げる」という方針を取る物件です。
確かに多額のリフォームをするくらいなら家賃を下げる。というのは一つの策としてはあり得ます。
しかし、それで早く決まればもちろんいいのですが、決まらないとなると問題です。
お調子者の課題ですが
期待感は裏切らない程度にメンテナンスをする
図面や条件は市場の期待感を上回っている状態です。その為反響は大きいのですから
後はそれに釣られたお客様が見た時の印象を追いつかせましょう。
必ずしも新しい設備やリフォームを毎回する必要はありませんが、お客さんが「この家賃ならこの程度期待している」というラインまでのメンテナンスはしましょう。
また、内装だけでなく、敷地内の清掃や外壁塗装など外周りが足を引っ張っている可能性もあります。
清掃の回数を見直す、除草が出来ていないなら草刈りを依頼する などの印象UPも効果的です。
ゆくゆくはメンテナンスに見合った家賃に設定して「優等生」へランクアップしていきましょう。
そうすることでいつかくる売却時の売値も随分と違ってくるものです。
しかし、この「お調子者」も反響は多いので、決まる可能性も秘めているのです。
少しの意識で改善できますからね。
至急改善「劣等生」

見てももらえない、そして数少ない案内でも決まらない「劣等生」
反響も少ないし、決まらない
深刻です。
課題は山積みです。
これは家賃設定から物件のメンテナンスから問題点を上げればキリが有りません。
まさに「何のために不動産投資を始めたのか?」という負の連鎖を引き起こしてしまいます。
課題は一つや二つではないかもしれません。
基本的には「相場ズレ」を起こしている状態です。
家賃の見直しだけで済むのか、はたまたリフォームが必要なのか
早急に手を打ちましょう。
この時に特に注意して欲しいのが
決まらないからといって「広告料」の積み増しだけで入居付けしないように
不動産業者も報酬の為にやっていますから広告料をたくさん貰えるなら頑張ってくれるでしょう。
一瞬だけは
所詮身の丈に合わない家賃や設備のお部屋です。
間違いなく
入居期間は短くなります
無理して入居させられた入居者は「他に良い部屋あるよな」と思うのは当然です。仲介した業者も「報酬だけ貰えれば後のことは知ったこっちゃない」という状態になるでしょう。
そしてまた空室を埋める為に「広告料」をたくさん出す→入居短いのでお金はたまらない→短期で解約→空室
負のスパイラルです。
以前もお話ししましたが、広告料を多く出すなら自分の物件にお金を使って「物件の価値」を上げましょう。
不動産業者も意外と
苦労して報酬の多い物件<簡単に決まる物件
だと思っているハズです。
なぜなら価値の高い物件であればお客さんは勝手に来てくれて案内すれば決まるのですからね。
そして価値の高いお部屋なので入居期間も長くなることでしょう。
私も不動産業ですから報酬が多いのは嬉しいかもしれませんが、それではオーナーの賃貸経営は上手くいきません。
広告料は地域の相場に合わせる程度でいいのです。
広告料は並みだが、案内すればすぐに決まるのだから不動産業者も楽でしょ!という物件を作ってください。
まとめ
今回は4つの例えで「反響」と「成約率」の分類をしてみました。
みなさんの物件はどこに位置しているでしょうか?
賃貸不動産というのは投資の中でも「自分でコントロールしやすい」のが特徴です。
アメリカの株価を上げることや金の値段を変えたり、為替をコントロールすることは不可能に近いものです。(読むことは出来るかもしれませんが、変えられないですからね)
しかし、不動産投資というのはオーナーの考え方や方針次第で結果は大きく違ってきます。
そこが楽しい部分でもある訳ですね。
こういった分類を知る為には日頃から不動産業者とのコミュニケーションや市場調査などちょっとしたことで気づくことも出来ます。
参考になれば嬉しいです。
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引越し当日に「Amazon・楽天・メルカリ」の住所変更を最優先すべきこれだけの理由
新生活のスタート、おめでとうございます。 引越し当日というのは、一種のトランス状態です。 山積みになった段ボール、慣れない鍵の操作、挨拶回り。 やるべきことが多すぎて、脳のメモリーがパンパンになりますよね。 そんな中で、私が「お祝いムードをぶち壊してでも」皆さんに伝えたいことがあります。 それは、役所の手続きよりも、ライフラインの手続きよりも、ある意味で「今の時代、最も取り返しがつかないミス」についてです。 Amazonや楽天、メルカリといった「ネット通販の住所変更」です。 「そんなの、後でやればいいでしょ」 「届かなかったら配送業者が連絡くれるよ」 もし今、あなたがそう思っているなら、その甘い考えは今すぐ霧島連山の彼方へ投げ捨ててください。 管理会社の代表として、そして一人の通販ユーザーとして、あえて厳しい現実をお話しします。 「善意」では解決できない、誤配送の現実 引越し当日に新居で使うために、新しい家具や日用品をネットでポチる。 これは今の時代のスタンダードです。 でも、その発送先、本当に「今の家」になっていますか? 一番怖いのは、アプリに登録されている「デフォルトの配送先」が前の住所のままになっているケースです。 注文確定ボタンを押した瞬間、あなたの荷物は、あなたがもう住んでいない「過去の場所」へと旅立ちます。 ここで皆さんはこう思うはずです。 「管理会社に言えば、前の部屋を開けて取ってきてくれるよね?」 結論から言います。 無理です。 というか、できません。 なぜなら、あなたが退去した瞬間に、その部屋はもう「あなたの場所」ではないからです。 もし次の入居者が決まっていれば、それは他人の住居への不法侵入になります。 空室だったとしても、私たち管理会社が勝手に部屋を開けて荷物を回収し、それを転送する法的根拠はありません。 「ちょっとくらい融通利かせてよ」 そのお気持ちは痛いほど分かります。 でも、プロとして言わせてもらえば、その「ちょっとした融通」が、後で大きなトラブル……例えば紛失や破損の責任問題に発展したとき、誰もあなたを救えなくなるんです。 あとは、残念ながらどんなに一生懸命対応しても、荷物の回収率は決して高くないですよ・・・・ 最も恐ろしい「デジタルライフライン」の遮断 次に皆さんが頼るのは配送業者さんでしょう。 「住所を間違えたから、こっちに転送して!」 これも、最近は非常に厳しくなっています。 昨今の物流業界の負担増もあり、転送には追加料金がかかるのは当たり前。 さらに、代引きや特定の配送サービスでは転送自体が不可能なケースも増えています。 荷物が前の住人の手に渡ってしまったら? もしその方が「あ、前の人のだ」と親切に保管してくれればいいですが、中にはそのまま放置されたり、最悪の場合、勝手に開封されたりすることだってあり得ます。 「人としておかしいでしょ!」 そう叫びたくなる気持ちも分かりますが、きっかけを作ったのは、設定一つを怠った自分自身。 最近は皆さんクレジットカードによる事前決済の普及や「置き配」の普及により、ビックリする位簡単に配送されてしまいます。 昔の代引きや手渡しであれば、多少は誤配送は避けられるのですが、現在は多少の大きさの荷物であれば大抵不在でも届いてしまいます。 また、もう一つの懸念も あなたが住所変更を忘れて、何度も配送センターに「宛先不明」として荷物が戻ってしまった場合、通販サイト側ではこう思われる可能性があります。 「架空の住所に配送させるイタズラだ」 その結果行われるのが アカウントの停止です 最近のアカウントはSMS認証などで電話番号と紐づいているため、アカウントの停止はメールアドレス程度の変更では復旧出来ない可能性があるのです。 このご時世、通販アカウントを奪われるのは、ライフラインを一つ潰されるのと同義です。。 なんて恐いんでしょう。 面倒だけど住所変更は一気に 引越し当日にやるべき「ネット住所変更」の優先順位を整理しましょう。 「注文する前」にアプリを開く 引越しが決まったら、まずスマホに入っている全ての通販アプリの住所設定を「新住所」に更新してください。注文時ではなく、「今」です。 「注文履歴」を血眼でチェックする 注文した後に「あ!」と思ったら、発送準備に入る前にキャンセルするか、即座に配送先に連絡すること。数時間の遅れが命取りになります。 郵便局の「転送届」を過信しない 郵便局の転送サービスは強力ですが、Amazonなどの独自配送網には一切無効です。ここを勘違いしている方が意外と多い。 「引越しの挨拶」や「役所の手続き」は、忘れても誰かが教えてくれます。 でも、ネット通販の住所設定ミスを指摘してくれる人は誰もいません。 荷物が届かない。 問い合わせても「前の住所に配達完了しています」と言われる。 せっかくの新生活、その最初の一歩が「荷物の捜索」から始まるなんて、悲しすぎませんか。 たかが住所変更 されど住所変更。 このボタン一つを押すかどうかが、あなたの新生活の「トラブルを終わらせる」ための第一歩なんです。 新居での生活が、余計なイライラに邪魔されることなく、穏やかで楽しいものになることを心から願っています。 みなさんの新生活、応援しています!
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「捨てなさい」は禁句!空き家相談専門士が教える、実家の荷物が自然と片付く「魔法の言葉」
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実は最強の処世術?賃貸管理スタッフを経験すると身につく「特殊能力」3選
不動産屋と聞いて皆さんが真っ先に思い浮かべるのは、ビシッとスーツを着こなして、キラキラした新築マンションを案内する「営業マン」の姿かもしれません。 でも実は、不動産の世界にはもう一つの顔があります。 それが「賃貸管理」という仕事。 派手な広告や華やかな契約の裏側で、入居後のあらゆる「困りごと」を一手に引き受ける。 正直に言いましょう。 この仕事、みなさんには「クレーム処理係」と思われますが、めちゃくちゃ楽しいです。 特に飽き性な方にはピッタリで奥の深い仕事です。 ベテランになると、この特殊能力がゆえに替えの効かない人材になります。 ちなみに志望動機で面白いことに、バリバリの営業マンから「管理」に転向する人が意外と多いのをご存知でしょうか。 なぜなら、管理の仕事は自分でスケジュールをコントロールしやすく、一度コツを掴むと、これほど自分のペースで仕事ができる職種もないからです。 そして何より、この「管理」という荒波に揉まれると、日常生活でも無双できる「特殊能力」が身につきます。 今回は、私が現場で磨き上げた、プライベートでも使える最強の処世術をご紹介します。 ① 揉め事が「怖くなくなる」―落とし所の見極め術 賃貸管理の日常は、まさに「カオスの見本市」です。 「隣の足音がうるさい」「ゴミの出し方がなっちゃいない」「家賃が払えない」。 電話が鳴るたびに、誰かが怒っていたり、困っていたりします。 ここで大事なのは、教科書通りの「正論」を振りかざさないことです。 騒音問題で「契約書に静かにしろと書いてあります」なんて言ったところで、火に油を注ぐだけ。 お互いに言い分がある中で、10:0の解決なんてこの世には存在しない。 そう割り切ることから始まります。 現場で揉まれ続けると、自然と「落とし所」が見えるようになります。 「相手はここまでなら譲歩するな」「ここを立てておけば、こっちは通せる」。 この嗅覚が身につくと、日常生活でトラブルに遭遇しても「はいはい、このパターンね」と冷静に対処できるようになります。 揉め事が「解決すべきパズル」に見えてくる。 こうなれば、もう怖いものはありません。 これは、私だけかもしれませんが、「怒鳴る人」への恐怖心が全く起こらなくなりました。 むしろ、怒鳴る人が現れた場合、その瞬間に「勝ったな」と思うようになりました。 ここまでは身に付ける必要はないですけどね。 ②最強の「おねだり上手」―相手の懐に入る対話術 管理スタッフの仕事は、実は「お願い」の連続です。 建物を直したいからオーナーさんに「お金を出してほしい」と頼み、マナーの悪い入居者さんに「ルールを守ってほしい」と促す。 どちらも、相手にとっては「お金が出ていく話」か「自由を制限される話」です。 まともにぶつかれば、当然「嫌だ」と言われます。 そこで必要なのが、相手の心理的な壁を溶かす技術。 「内田さんがそこまで言うなら、仕方ないなあ」 そう思ってもらうためには、日頃の信頼関係はもちろん、相手が「YES」と言いやすい空気を作る、ちょっとした言い回しやタイミングの工夫が不可欠です。 これはプライベートでも威力を発揮します。 お買い物一つ、学校の先生との話し合い、部活動の運営、ご近所づきあいなど私たちの生活は「交渉」だらけです。 相手を論破するのではなく、相手に「花を持たせながら」自分の要望を通す。 この「可愛げのある交渉術」は、人生を驚くほどスムーズにしてくれます。 でも・・・・うちの奥さんには通用しないことだけが不思議でなりません。 ③ 逆境で輝く「鋼のメンタル」―究極の客観視 最後に身につくのが、これです。 どんなピンチでも折れない、どころか、ちょっと楽しくなってくるくらいの「鋼のメンタル」です。 家賃滞納の督促に行って、無茶苦茶な理屈で逆ギレされる。 お気持ちは分かります。 私も昔は「なんでこんなに言われないといけないんだ」と、心をバッキバキに折られていました。 でも、ある時から気づいたんです。 「よくよく考えたら、トラブルのほとんどは自分が悪い訳ではないんだし」と。 以前もお話しした「程よい他責思考」をフル活用します。 トラブルが起きているのは「仕組み」や「状況」のせいで、私の人格が否定されているわけではない。 「お、今日もなかなかの難問が来たな」 そうやって問題を客観視し、絶望的な状況ですら冷静にいられるメンタル。 人生、生きていれば予想外の不幸やトラブルは必ず起きます。 そんな時、「まあ、死ぬわけじゃないし」「管理の現場に比べれば可愛いもんだ」と笑い飛ばせる。 この無敵感こそ、管理スタッフが手にする最大の報酬かもしれません。 人生に対する幸福感は増しますよ! 仕事は真剣に、だけども気楽に 賃貸管理というのは、とても楽しい仕事です。 最初はクレーム処理にストレスを感じるかもしれませんが、そのうち「人間とは?」みたいな感覚が身に付きます。 人間は一人一人個性があり、違う。とは言いますが、何千人、何万人と接していくとパターンが見えてきます。 そして、それに対応する「自分」というものが分かってきます。 あの人はこんな形でクレーム処理しているけど、自分には似合わないな!とグレードアップしていきます。 そうすると、賃貸管理の仕事というのはとても楽しくなってきます。 その副産物として、プライベートでも使える特殊能力が身に付きます。 ただし、悪用は厳禁ですよ。 肝が据わり、悪魔のような交渉術と鋼のメンタルを身に付けたビジネスマンが誕生するのですからね。
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方眼紙を信じろ!現場で迷わない「内田流・爆速間取り作成術
最近の若いスタッフを見ていると、本当にスマホの使い方が上手い。 現場調査に行っても、アプリでパシャパシャやって、その場で綺麗な図面を作ってしまう。 便利な時代になったものです。 私が若い頃なんて、方眼紙と鉛筆で真っ黒になりながら書いていましたから。 今日は、そんな間取り図作成が苦手な若手営業マン向けに、間取り図作成のコツみたいなものをお話していきたいと思います。 賃貸物件は施工当時の図面なども残っていないことがほとんどです。 1Rなどは比較的簡単なんですが、昔の戸建てなどになると、本当に複雑な形になってたりします。 そんな皆さんへ少しヒントになれば幸いです。 ちなみに、私は元々、超絶間取り図が苦手でした。 だからこそ、お伝えするには適任だと思っています。 アプリで作った図面に潜む「違和感」の正体 まずはアプリで作った図面を見ると、私はいつも言いようのない違和感を覚えるんです。 なんというか、バランスがおかしい。 部屋の広さは合っているはずなのに、廊下が妙に窮屈だったり、ドアの位置が現実離れしていたりする。 本当はこんなバランスじゃないんだけどな。 そんなモヤモヤが残る図面は、お客様が見た時にも必ず「違和感」として伝わります。 アプリは嘘をつきませんが、空気感までは再現してくれません。 だからこそ、まずは理屈で「間取りの書き方」を覚えてほしいんです。 便利な道具を使うのは、自分の中に確固たる「定規」ができてからで遅くない。 最後には、私が少し古い戸建の写真と、実際に書いた図面を載せようと思います。 細かい間違いに関しては指摘してもらってもいいですが、お手柔らかにお願いします。 現場の理屈「910mm」と、自分の体という最強の定規 まず、賃貸の間取り図を書くときの大前提。 それは「910mm」という数字を体に叩き込むことです。 日本の家屋の多くは、この尺モジュールでできています。 もちろんハウスメーカーによっては違いもあるのですが、それは大した問題ではありません。 方眼紙の1マスを半分の455mm、2マスで910mmと捉えて書き進める。 そうすると、不思議なほど実物に近い感覚の図面が出来上がります。 ここで真面目な新人ほど、数センチ単位まで正確に測ろうとして図面をぐちゃぐちゃにしてしまう。 プロの現場図面で大事なのは、細かいミリ単位の数字じゃありません。 あえて細かい広さは捨てる勇気を持つこと。 910mmのグリッドに当てはめて整理していくことで、むしろ実際の間取りに近い、違和感のない図面になるんです。 というのも、壁の厚みや間取りの構成によっては、完璧に測れば測るほど、ズレていきます。 書き順にもコツがあります。 外枠から書くな。 これが鉄則です。 建物の外枠から書き始めると、最後につじつまが合わなくなって、玄関が異様に狭くなったりする。 一番のおすすめは、リビングなど「形のいいお部屋」から書き始めること。 最強は「和室」です。畳数がハッキリとしていて、本当に書きやすいですよ そこを基準にパズルのように繋げていくと、全体のバランスが狂いづらい。 そして、道具がない時の対処法。 メジャーを忘れたら「自分の体」を定規にします。 私の身長は182cmあります。 両手をバッと広げると、指先から指先までがちょうど1間、つまり約180cmにピッタリ合うんです。 正に間取り図を作成する為に生まれてきたような体ですね。 冗談はさておき、これは本当に便利です。 自分の体という一生変わらない定規を持っていれば、どんな現場でも瞬時に寸法が測れます。 みなさんも、180cmと90cmの測り方をご自身の体で見つけてみてください。 テクノロジーが完璧になるまでの我慢 手書きを推奨している私ですが、テクノロジーを否定しているわけじゃありません。 むしろ活用しまくるべきです。 現場から帰ってきて、あれ、コンセントどこだっけ。 窓の高さ、メモし忘れたな。 そんなことは日常茶飯事です。 写真は意外と死角が多いから、後で見返しても分からないことが多い。 だから、部屋単位で動画を回し、360度ぐるっと撮影しておくんです。 これをしておくだけで、事務所に戻ってからの作業効率が劇的に上がります。 細かい数値はもちろん大事です。 でも、間取り図で一番罪なのは、お客様が実際にその部屋を見た時に、図面と全然違うじゃん、というガッカリ感を与えてしまうこと。 広さを盛るのは論外ですが、バランスが悪くて狭く見せてしまうのもプロとして失格です。 間取り図と、実際に見た時の景色に違和感がないこと。 それが一番の正解なんです。 便利なテクノロジーは、いつか完璧な図面を自動で生成してくれるようになるでしょう。 それまでは、少しだけ我慢して「自分の手」を動かしてみてください。 実際にできる人になってから使うテクノロジーは、みなさんの最強の武器になりますから。 最後に内田の間取り図作成がこちら こちらは少し古めの一軒家ですね。 こちらの間取り図を作成してみました。 全部の写真を載せる訳にはいきませんので、大体で雰囲気を見てもらえれば そして、そこの間取り図を作成する為の方眼紙がこちら なんとシンプルで雑な間取り図でしょう。 この方眼紙は現地で書いたままで修正などもしていません。 これを間取り図ソフトで作成すると この間取り図では真ん中の4.5畳の和室からスタートしました。 これを玄関から始めると、大変なんです。 実際に測ってみると1間(180cm)の単位ではないので 真ん中の玄関から入った、最初の正方形の和室から始めて、ドンドンと隣の部屋へ移動していくと、大外までたどり着きます。 そして、その大枠を見ると、外側の壁として一体となる訳ですね。 ちなみにキッチン横の脱衣所の部分は本当に狭く、ここだけは半マスを使いましたが、これは実際行くとシックリきます。 内田流のポイントは ・扉の開閉方向は必ず書いておく、特に片引きなどは→で書く ・障子や間仕切りは「何枚になっているか分かるように」 ・窓は端から端が分かればいい。窓の長さは細かく書かない。 ・忘れることが多いので、部屋単位で360°撮っておく ・特別広くない(狭くない)限り、廊下の幅、トイレの幅は2マス ね?そんな風に書けば、書き直しもいらない間取り図が出来上がるもんです。 亜流かもしれませんが、新人さんにはこの位でいいと思いますよ。 玄人のみなさん、間違いがあったとしても、優しく海のように広い心で いや、分譲マンションのエントランスのように広い心で勘弁してあげてください。 誰かの助けになればいいですね。
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元・賃貸営業マンが教える「お部屋探しの定説」に騙されない方法
私は元々は賃貸営業マンでした。 窓口に座っていると、ネットや雑誌で一生懸命「お部屋探しのコツ」を勉強してこられたお客様によくお会いしたものです。 「南向きの部屋がいいです」 「駅徒歩5分以内で探しています」 「やっぱり1月からの繁忙期に探すのが正解ですよね?」 その熱心なお気持ち、すごくよく分かります。 失敗したくないですもんね。 でも、皆さんが信じているその「定説」、現場のリアリズムで見ると、実は損をしていたり、逆にリスクを背負い込んでいたりすることが多々あります。 今日は、教科書通りの正論でお茶を濁すのではなく、私が現場で見てきた「お部屋探しの真実」を主観をまじえてお話してみようと思います。 定説は本当なんでしょうか? ① 定説:お部屋探しは「1月〜3月」が一番いい! よく言われる定説ですね。 物件数が一番動く時期ですから、確かに選択肢の多さで言えば正解です。 でも、その分ライバルも猛烈に多い。 ちょっと迷っている数時間の間に、決断の早い人にさらわれてしまうのがこの時期の怖さです。 逆に、閑散期と呼ばれる時期はどうでしょうか。 空室を抱えて焦った大家さんが、こっそり家賃を下げていたり、設備を新しくしてくれたりする可能性は、繁忙期よりずっと高いんです。 結論を言えば、どっちもどっちです。 ただ、「これだけは譲れない」という厳しい条件がある人ほど、選択肢が溢れる繁忙期に勝負をすべきでしょう。 逆に、時期にこだわりがなく、ライバルと競わずにじっくり良い条件を引き出したいなら、閑散期を狙うのもアリですよ。 ② 定説:日当たり重視!「南向き」こそが正義! 昔からの大原則ですよね。 日当たりは悪いよりは良い方がいい。 確かにその通りかもしれません。 でも、近年のこの異常な酷暑を思い出してください。 夏場の南向きの部屋は、もはや「灼熱のサウナ」です。 冷房代はかさみますし、大事な家具や本も日焼けで傷みます。 そもそも、あなたはお日様が出ている時間に、どれだけ家にいますか? 日中はお仕事で外に出ているなら、日当たりの良さはただの「気分の問題」に過ぎないかもしれませんよ。 そして、洗濯物はある程度の日当たりがあれば、乾いてしまいます。 もちろん、日光で目覚める感覚などはいいのかもしれませんが、でも遮光カーテンしているんじゃないですか? 日当たりは好みで決めればいいですが、これからの時代、夏の暑さをどう凌ぐかという視点も忘れないでくださいね。 その位、最近の夏は過酷になってきましたらからね。 ひょっとすると、これからは「北向きこそ正義」となるかも・・・・いや、流石にそれはないか。 ないですよね・・・・? ③ 定説:学生なら、とにかく「近い」が正解! 通学の便利さを考えれば、確かにアクセスが良いに越したことはありません。 しかし、駅に近すぎる、あるいは大学に近すぎる物件には、思わぬ落とし穴があります。 それは、あなたの部屋が「仲間のたまり場」になるリスクです。 便利が良すぎると、夜な夜な友人が集まってきて、気がつけば自分の勉強や睡眠の時間が削られてしまう。 断りきれずにストレスを溜める学生さんを、私は何人も見てきました。 自分のプライバシーを守りたいなら、あえて駅から少し離れた、静かな場所を選ぶ勇気も必要ですよ。 でも、遠すぎると全てが億劫になってしまうので、加減は大事ですからね。 ④ 定説:大通りに面した「うるさい場所」は避けるべし! 静かな環境を求めるのは、住まいの基本かもしれません。 わざわざウルさい場所を選ぶ人なんかいないと思うんです。 「誰だって静かな方がいいに決まってるだろ?流石にこれに異論はないんじゃないか!」 ほぅ、ではそれがご自身に向けられる刃になるとしてもですか? ここが現実の面白いところです。 確かに「静かな環境」は一見、皆が望むように思われます。 でも、その「静かな環境」をわざわざ選んで住む人たちは、往々にして「音に対して非常に敏感」な方が多いんです。 もし、あなたが夜中に洗濯機を回す生活リズムだったり、友達と夜中電話するのが好きなタイプならどうでしょう。 「静かな環境」を望む隣人たちが、それを許してくれますかね? そう、あなたが良いと思っている点は、きっと他の住人さんもそう思っています。 だからこそ、その規律を守れないあなたは異分子として、その物件で浮いてしまいます。 結果、ちょっとした音でクレームになり、かえって肩身の狭い思いをすることになるからです。 自分自身が、多少帰りが遅い、夜に洗濯機を回したり、掃除もしたい、夜型だ。 こんな自覚があるのであれば あえて賑やかな大通り沿いや、少しガヤガヤした場所を選ぶのも悪い選択肢ではないんですよ。 そういう所を選ぶ人は「そんなに音に敏感な訳ではない」、「少々の音には動じない人たち」が住んでいる可能性は高いのです。 その方が、気楽に、のびのびと暮らせることもありますよ。 大切なのは「スペック」ではなく、自分との相性 お部屋探しに「絶対の正解」はありません。 誰かにとっての100点が、あなたにとっての幸せとは限らないからです。 そもそも定説になっているスペックは、その全てが家賃に直結します。 全て良いスペックを取ろうとした結果、「自分には必要ない」のに、家賃が高くなってしまいます。 ネットの情報を鵜呑みにせず、自分の生活スタイルや本当の希望を客観的に見つめ直してみてください。 「何を諦め、何を大切にするか」 その整理がついた時、あなたにとって最高の「縁」がある物件が、ふと目の前に現れるはずです。 あと、今回の画像はすみませんでした・・・・完全に・・・自分の趣味でした・・・・ 次回は真面目にやります。





