
管理会社あるある
今回は管理会社あるある冬編でございます。
管理会社で働くと季節に敏感になります。
それは四季を感じるという風情のあるものもあれば、冬ならではのトラブルというのもあります。
今回はいくつかご紹介していきましょう。
車を降りた途端襲ってくる尿意

まずはこれからですね。
冬の寒い時期ですが、物件を周らなければいけません。
温かい車内で物件に着きます。
「さあ、室内チェックするぞ」と意気込みます。
しかし、寒暖差が容赦なくここで襲い掛かります。
今まで何とも思っていなかったのに、急に小がしたくなります。
もちろん、空室のお手洗いを使う訳にはいきません!既にハウスクリーニングをされています。
そして当社のハウスクリーニングではハウスクリーニング後に使用すると分かります。バレます。
もちろんスタッフ含めてそれも分かっているので、こうなったら解決策は一つ
「なるべく早く用事を終わらせる」
しかし、そういった時に限って
不備ヵ所が見つかるのです
必死に内股になり、懸命に作業を終わらせます。
そして、車に乗り込み、急いでトイレへ向かうぞ
あれ?
車に乗った途端収まる尿意
そう、車に一旦乗ると収まってしまうのです。
「これならトイレに寄らずに次の物件も大丈夫そうだな」と思うのです。
そして油断させつつ次の物件へ到着
襲い来る第2波!
前回を凌ぐビッグウェーブ到来
物件周りに出かける前にはトイレに行っておきましょう。
底冷えする「空室」

この季節の内見つまりご案内時に良く言われるのが
「この部屋寒くないですか?断熱効いてないんじゃないですか?」
というお言葉
確かにそういう物件ということもありますが、それ以上に原因があります。
人の住んでいる物件は少なからず熱を出している物があるから温かい
ということです。
つまり、普通に生活していると冷蔵庫や家電類などが常時動いている訳です。
そうすると少なからず機械から熱を出しています。
空室は基本電源を落としてある為、熱を出す物がありません。
だから、普段の自分の家よりも格段に寒さを感じてしまうのです。
そして、管理会社スタッフは空室の確認などで部屋に上がると
足の裏などから体温を2度は奪われます
雪の予報で心配なのは通勤ではなく・・

明日の天気予報を見よう
「今年一番の寒波到来、道路の凍結にご注意ください」
あぁ、明日水道管大丈夫かな?
この思考回路になっているあなたは立派な管理スタッフです!
そう、子どもは雪合戦を楽しみに、会社員なら「ワンチャン、会社休みにならないかな」と期待する世の中を尻目に管理会社が思うのは
「凍結はいい」
「破裂だけするな」
凍結はやむを得ませんが、凍結による破裂は被害甚大です。
一度などは4階の水道管が破裂し、マンションの外に盛大に水を噴射したことがあります。
キラキラと朝日に照らされていました!
季節外れの虹を見ながら
「こんなにキレイだと思えない虹は初めてだ」
と呟いたことを忘れません。
社内に帰った後の睡魔

寒い外回りを終え、社内に帰ると温かいオフィスのお出迎えです。
ホッと一息つき、さあ事務作業だ
温かいお茶を飲み・・・・
さあ、やるぞ・・・・・・・・・・・・・・
明日までに管理報告書を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
冬が終われば
管理会社にとっては冬というのは特別でもあります。
それは「お部屋探しの繁忙期」と呼ばれるシーズンが到来するのです。
新社会人や学生さん、転勤など新年度に向けて様々な人たちが出会いと別れを繰り返します。
とても良くしてくれた入居者さんとの別れを惜しみ、新たな入居者さんとの出会いを期待しながら迎えます。
こんな風な管理会社あるあるを書いておきながらですが、この時期は好きなのです。
特に希望や新生活のワクワクに携わる機会の多いこの季節、そのお手伝いの為ならこの程度の「あるある」は笑い話ですからね。
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ロフトにプラス1(ダウンライト)で見た目を変えよう ~ロフトの空室対策~
どうせやるならプラス1してみましょう 味気ないロフト部分に 今回は久々にリフォームの話題を当社は以前からも触れておりますが、私とスタッフにハウスメーカーでのリフォーム経験があるため、リフォームについては少々自信がございます。通常のリフォーム屋さんが行うリフォームよりも安価にできる訳ですね。涙ぐましい努力もございますが(工事前に自ら資材を運んだりすることも・・)今回はロフトの下部分にダウンライトを埋め込む工事のご提案でございます。ロフトの下部分は通常左の写真のように照明を付けるのが一般的ではあります。 こんな感じになってしまいます。 その為、今回はこの部分をもっとスマートにしたい!と思いダウンライトを埋め込んでしまいました。 出来上がりがこちら あら素敵!スッキリしましたね ついでにキッチンも キッチンの照明はデザイン的にも制約が多い為、ダウンライトと相性がいいんです。 費用もそんなに掛かりません 費用的にもそんなに掛かりませんよ。しかもキッチンの照明というのは先ほども挙げた通り、制約が多いのです。 狭いキッチンだと吊り戸の開き戸と干渉する吊り下げ式だと圧迫感があるシーリングライトだとキッチンに似合わない などなど、ダウンライトと相性が良いのです。最近のダウンライトは縁も黒や金などカラーも選べるようになり、使いやすくなってきました。ちなみにダウンライトの数を「何個付ければいいの?」という疑問ですが、目安として 「畳数-2個」あると明るさは大体大丈夫ですよ! もちろん、選ぶダウンライトの特性により多少変わりますけど、概ねそのくらいと思っておけばいいでしょう。少し築年数が経過してきた時の対策の一つとしていかがでしょうか
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ネズミ捕り先生 ~俺みたいに捕まるな~ 国分新町 ガード下近くY字
一旦停止、超注意地点です。危ないですしね。 まずは場所から 今回もネズミ捕り先生~俺みたいに捕まるな~というタイトルで、霧島市の中でも警察による取り締まりの多い場所をご紹介いたします。特に霧島市に初めて住むという方へ霧島市の道路の要注意ポイントを啓発しようという目的で紹介します。今回は霧島市国分新町のガード下近くのY字交差点です。新町1丁目から国分清水方面への抜け道として使うことが多いのですが、新町方面から向かうとY字で一旦停止があるのです。そして、対向車線は一旦停止が無いため、ボーっとしてると「こちらも一旦停止しなくて良さそう」に見えてしまうのです。しかも、先には1台ずつしか離合できないガード下です。ここでスピードを増してはいけません。警察が見張るということは「危ないし、交通ルールを守らない人が多いポイント」ですからね。 一旦停止を見られている 向花方面から見た光景、この一旦停止です。ちなみに警察はこの左手後ろ側にいることが多いです。 合流地点になっているため、確かに停まらないと危険です。この右手に停まっています。 ちなみに一旦停止がある側の方が交通量が多いです。 一旦停止を過ぎると、このガード下、一台分の車幅しかありません。初心者注意です。 対向車は一旦停止がありません。しかも直線になっているので「まさかこちらだけ一旦停止とは」となりがちです。 ガード下側からの光景です。 右手側は一旦停止が無いので、一旦停止せずに合流するとどうなるか・・・ 国分住民にとっては常識だが こちらの場所は地元の方なら常識ともいえますが、写真でも書いた通りです ・対向車は一旦停止がない・見た目には直線になっている為、合流側が一旦停止と思ってしまいやすい この2点だと思います。たまに前方を走る車が停止せずに、合流しようとした車とぶつかりそうになるのを見たこともあります。みんなで注意しましょうね。
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警察から入居者のことを尋ねられたら?~捜査関係事項照会書と個人情報のバランス編~
まずは落ち着いて対応しましょう! 警察からの電話 犯罪?入居者が容疑者?そうとは限りません 「もしもし、○○署の○○課の○○ですが、○○マンション○○号室の方について教えて欲しいのですが」 嫌な電話です。それなりの管理戸数があると、一定の確率で警察からこのような電話が掛かってくることがあります。その場合に入居者の個人情報を開示して良いかどうか。これが争点となります。昨今、個人情報保護法などもあり、その取扱いに慎重にならなければなりません。この場合、どのように対応すればよいかをご説明したいと思います。 捜査の中で必要だから電話している まずこの電話は「現在捜査中の事件や事故について、入居者が関係している可能性がある」ということです。しかし、この段階では該当する方が容疑者かどうかは実は分かりません。警察の方に「この方が何かしたんですか?」と訪ねても「捜査中なので」と言って教えて貰えません。当然ですよね。一般人に捜査中の内容をペラペラしゃべるはずもありませんから。ただ、この段階では容疑者ではなく、単に容疑者の知り合いなどの可能性もあるのです。他には、本人は全く無実だが、親族が容疑者の場合などもあり、一概には言えません。その為、慌てて該当している方を容疑者扱いしたり、危険人物と思う必要はこの段階ではありません。ではどうやって対応すればいいのでしょうか? 自分を守る為に「捜査関係事項照会書」をもらおう 犯罪や事故を解決する為に協力しましょう 入居者の個人情報を他の機関や個人に開示することは基本的にはありませんし、してはいけません。例えば親族だという理由だけで「そこに住んでいるか」などの質問には答えられません。大体、親族であれば本人に聞けばいい訳ですから。勝手に開示してしまい、入居者がトラブルに巻き込まれてしまうことを避けねばなりません。とはいえ、警察の捜査には協力せねばなりません。犯罪や事故の捜査を行っていることは間違いありませんから。しかし、個人情報を開示したことで入居者から訴えられえたり、個人情報開示の責任追及を受けることも避けねばなりません。また、今電話してきている人が警察かどうかの確認もせねばなりません。警察になりすまして個人情報を取ろうとする個人や団体も非常に多くいますからね。よく「末尾の電話番号が0110だったら警察だよ」と断言する方もいますが、一般電話でも末尾0110はあります。何ならその思い込みを元に0110末尾の番号で詐欺などを働く輩もいるそうです。嘆かわしい ではどうすればいいのか? 自分自身(管理会社)を守るためにも警察から個人情報の提供要請があった場合は「捜査関係事項照会書」を警察に貰ってください。 大体、電話が掛かってきた段階で「照会書(ショウカイショ)をいただけませんか?」と話せば大丈夫です。警察も「じゃあ伺った時にお渡ししますね」とか「先にFAXで送っておきましょうか?」と言ってもらえます。警察としても開示した先が個人情報保護で問い詰められないように「証拠として欲しいんだな」というのは理解していますから。 ちなみに、気になる個人情報保護法ですが、ガイドラインでは開示する要件の一つがこのようになっています。 法令に基づく場合(法第16条第3項第1号関係)法令に基づく場合は、法第16条第1項又は第2項の適用を受けず、あらかじめ本人の同意を得ることなく、特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人情報を取り扱うことができる。事例1)警察の捜査関係事項照会に対応する場合(刑事訴訟法(昭和23年法律第131号)第197条第2項)個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編) このように個人情報保護法の運用ガイドラインでも捜査関係事項照会には応じてもよいことになっています。※一部弁護士さんの見解では、それでもプライバシー保護はするべきとの意見もありますが、実務では拒否することは特段ありません。 しかし、それでも当社が追加しているのは、プライバシー保護の観点で 「照会書に記載のない事項や入居者の生活ぶりなどは開示しないようにする」 この1点だけですね、照会書に記載されている事項はもちろん協力いたします。しかし、それ以上の例えば帰宅時間や生活態度、クレーム履歴などはこちらからは提供しないようにしています。これはせめてもの入居者のプライバシー保護と思っている点です。要は「聞かれた範囲以上のことで、管理会社として話さなくてもいいことは喋らない」そして、聞かれたことに嘘はついてはいけませんが、聞かれたこと以上のことを話す必要もない。位の心構えで良いと思います。 捜査関係事項照会書はこんな書類 捜査関係事項照会書の様式です。各県警によって多少変わるような気がします。 こんな書類で出してもらえますので、原本は保管しておきましょう。これがあれば、後は警察の求めに応じて関係書類を閲覧してもらいましょう。たまにコピーをいただけませんか?と言ってこられますが、当社ではご協力しています。ちなみに捜査関係事項照会書は強制ではありません、あくまで任意の協力という点も大事です。拒否したことで罰則などもありません。しかし、だからといって無闇に拒否するのも得策ではありません。本当に大事な情報で警察が必要とするもので拒否した場合、警察は捜索差押令状なるもので強制的に行うことも出来ます。無闇に拒否して会社やオーナーの自宅に警察に令状を持って来させるのも不毛な行動ともいえます。 入居者の為になるのだから 基本的には協力しましょう 対応としては以上になります。ちなみに「任意だから協力する義務はない」との意見も分かります。しかし、該当する方が仮に容疑者だったなら。他の入居者の為にも罪を償っていただいた方がいいですよね。また、無実だとしても警察の捜査で必要なら協力すべきでしょう。なぜなら警察が動いている以上、「誰かが被害に遭っているのでしょうから」そして、無実なら早めに疑いも晴れた方がいいでしょうしね。いずれにしても、他の入居者にも当の本人の為にも管理会社としては出来る限り協力していいと思います。ちなみに事件の解決後に警察の方がお菓子を持ってきていただくことがあります。聞いたところ、事件解決にご協力いただいたお礼ですと渡すこともあるそうです。絶対ではないですが、その際はありがたくいただいております。ちなみに受け取ったことでの証言の強制、罰則や贈収賄的なこともありませんよ、あくまで協力のお礼だそうです。
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過去に受けた変なクレーム
今まで受けたクレームの中で変わったものを どうしたらいいものか・・・ 先日、ニュースサイトでこんなニュースを見ました 「テレビが故障してW杯が見られない」不要不急の110番通報が35万件 「1.3倍」に急増 警察への通報のうち、不要不急の110番通報がおととしに比べて1.3倍に急増しているとのこと。確かにテレビの故障を警察に言ってもどうしようもないと思うのですが、警察の方も大変ですね。今回は賃貸管理会社をしているうえで避けられないクレーム(正当な物も含めてですよ)その中でも私が過去に経験したことのある「変わったクレーム」をご紹介してみたいと思います。 TVコマーシャルで偉そうにするな 当社はTVコマーシャル出してません ある日のこと、会社に電話がありました。たまたま私が取ると開口一番 「お前のところの社長はTVコマーシャルで偉そうにしゃべりやがって」 とのこと 社長の私が知らない間に当社はTVコマーシャルを出していたのでしょうか?「当社は不動産会社ですが、お間違いではないですか?」と尋ねてみました。 「間違いない、社長が偉そうにコマーシャルなんか出る暇があったら仕事しろ」 そして電話を切られてしまいました。 多分どこかの不動産会社と勘違いしたのかと思いますし、その後も一度も連絡はないのですが、何と間違ったのでしょう?謎です 私だけ新聞が届いてない そのままですが、理解するのに時間が掛かりました。 これも電話でした 入居者「私だけ新聞が届いてないみたいなんですが・・」 これ自体はたまーに受けることがあるのです。主な原因としては①配達する側のミス ※管理会社では調べようがありませんが②郵便物の盗難(新聞泥棒)のどちらかなのですが今回は違いました。 そもそもこの方、新聞を契約していませんでした 住んでいるマンションの郵便受けのほとんどに新聞が入っていることから 「マンションに住んでいると貰えるんだ」と思ったそうです。書けば簡単なのですが、まさかの勘違いだけに辿り着くのは時間が掛かりました。全く悪意もなかったので実害もありませんでしたが、「そう思う方もいるんだな」と驚きました。 放射能が気になるので物件を「何かで」覆って欲しい これは東日本大震災発生後の東京にいるときのことでした。当時、原発の事故があり、周辺では放射能の値が高くなったニュースをご覧になった方からでした。「東京でも放射能の数値が高くなってきている」「ついては放射能から入居者を守るのも管理会社の役目だろう」「だから建物全体を覆って放射能対策をするべきだ」「何で覆うかは調べてほしい」当時は政府も含めて対策をしておりましたが、東京では避難などの措置も取られない状態でしたから、管理会社の我々もニュースや情報を取っている段階でした。そんな中で「放射能を防ぐ」という方法はいくつか紹介されていたものの、「覆う」のは不可能でした。しかし一向に納得はしてもらえずに「管理会社は安全を提供する義務がある」との一点でしばらくの間対応を迫られました。最終的には話して理解を得られましたが、当時は情報も錯綜する中、大変でしたね。 あのネコを譲って欲しい なぜ言えたんでしょう? これも変わったクレームというか要望というか分譲マンションの管理をしている時のことエントランスで管理員さんと話していた所、見知らぬ親子が話しかけてきました。50歳くらいの女性と小学校高学年くらいの男の子でした。 「さっき入っていった人の飼ってるネコを譲ってほしいから、あなた達からお願いしてくれない?」 なんですと?確かに先ほどマンションに住んでいる住人さんがネコを連れて帰ってきました。動物病院に行ってきたとのことで、先ほどまで私や管理員さんと雑談していましたから。面食らってしまいましたが私は返答します。「絶対ダメでしょうし、そもそも今飼ってらっしゃるネコですよ?」と、すると 「あのネコは高いネコだ!私たちの方が可愛がるから」と返答になってません。 子供の前でなんてことを言うんだ!当初は丁寧にお断りしておりましたが とりあえず言ってみないと分からないからあの人も手放したがってるかもしれないからあんた達も管理会社なんだから地域の役に立たないとこの子もネコを飼いたいし、子どもの願いだから などと全く聞きません。その為、最終的にはこれ以上言うのであれば警察などに相談せねばなりません。と伝えたところ 「ケチ」 と吐き捨てて帰っていきました。一応、その住人さんには顛末を話して今後注意をしてもらうことと、近くの交番の警察の方に報告しておきましたが、スゴイことを恥ずかしげもなく言う人がいるもんだと思いました。結局その後実害も無かったのですが、あんなことを言う人もいるんだなと勉強になりました。 社会の常識とは? 私も日頃から「自分の常識、社会の非常識」という言葉を思い出し、自分の振る舞いを気を付けようと心がけております。勘違いなどであれば、笑い話にもなるのでいいんですけどね。でも、一方で冒頭の警察の事例などは深刻かもしれませんよね。本当に大事な通報が不要不急の110番により埋もれたり、警察の業務量増加になってしまったら大変です。警察や消防に何でも言えばいいという訳ではないんですけどね・・・また、社会で仕事をしていると、どの仕事でも一定あるんでしょうね。社会の同志のみなさん、今日もお疲れ様です。
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涙の娘さん 困惑するお父さん 春のお部屋探しで何があった?
旅立ちの時期!でも親にとって子供はいつまでも「大事な子供」、そんな愛情の行方は? 涙の娘さんご来店!何があった? いつも社長の私のエピソードばかりなので、今回は当社営業スタッフ緒方のエピソードを とある繁忙期の当社。ある日、一組のご家族が来店してくださいました。お若い娘さんとご両親のご家族しかし、何となくご家族全体が暗い雰囲気。 申し訳なさそうに口火を切るお父さん 「昨日娘が申し込んだお部屋をキャンセルしたいのですが・・・」 そう、この前日娘さんは一人で当社にお部屋探しに来ていただきました。そこであるお部屋を気に入り、一旦申込をしていたのです。もちろん、未成年の娘さんですから正式なご契約はご両親の理解を得てからという状態でありました。その翌日に改めてご家族でお越しいただいたという訳ですね。当たり前ですが、正当なキャンセルですから当社としても異論はありません、キャンセルを受けないことなどありえませんので、これ自体は全然OKなのでしたが・・・お父さんの隣で無表情でいる娘さんキャンセルは全然大丈夫ですよ、もちろん正式な契約などもしていませんから。と説明し、事情を聞くことになりました。すると、この辺りで娘さんが 泣いているではありませんか そして、娘さんが泣いていることで困惑しているようなお父さん一体何があったのでしょう。 愛情が故に・・ キャンセルの理由は単純でした。 「娘には女子寮に入って欲しい」 ということでした。娘さんは進学の為、親元を離れて一人暮しをするため、昨日までの段階ではご両親の許可を得てお部屋探しをしていたのですが、その後ご家族での話し合いで「女子寮の方がいいのではないか?」との結論に至ったとのことでした。確かに、この女子寮は私たちもよく知っています。学校からも近く、女子寮のオーナーさんも私はお会いしておりますが、とても熱心な方で管理状態も素晴らしい寮です。例年、この女子寮に入る方はたくさん見ております。安心できる女子寮です。この決断に反対する理由など我々には全くありません。しかし、話し合ったにしてはご家族全体が暗く、娘さんは泣いているのです。なぜでしょう?そう 娘さんは一人暮しをしたいのです お父さんとしては、初めての一人暮らしが大変であること、大事な娘さんですから心配なのです。余談ですが、私にも娘がいます。まだ全然小さいのですが。だからこそ お父さんの気持ちは痛いほど分かる もちろん、会社のことを考えれば娘さんには一人暮らしをして、当社でお部屋を決めていただきたいところです しかし、それではご家族は幸せになりません。当社スタッフ緒方も同様でした、この理由でのキャンセルを止めることは「良いこと」ではありません。しかし、同様に泣いている娘さんを見るのも忍びないそして我々の決断は 「どういう結末になるかは分からないが、プロの第3者としてご家族の合意を手伝う」 これに決めました。この段階で私も接客に入り、お父さんの想いと娘さんの想いを聞くことになりました。 お父さんは心配 お父さんとしては防犯面を特に心配していました。女性の一人暮しで何かあっては大変であること。とても良く分かります、私も娘を持つ父親の一人ですから 娘さんとしては、やはりそれなりに制限のある女子寮がどうしても受け入れ辛いとのこと。とても良く分かります。私も初めての一人暮しを楽しみにしていた時期、そして実際に楽しかった一人暮しを経験しています。 しかも、お父さんも娘を泣かせたくないという気持ちが痛いほど伝わってきます。娘さんもそれが分かっているだけに、文句を言ったりもしません。だからこそ見ていて胸が痛い状態でした。普段はとても仲の良い父娘なのでしょう。それも伝わってきました。お互いの気持ちが分かるが、お互いに中々譲れない点でした。どうしたものか・・・ そうしたところ、当社スタッフ緒方が口火を切ります。 お互いに想い合う父娘!結末は? 結論はどちらでも良かったのです。とにかく父娘がお互い納得できれば・・ 「学校からも近く、例年同じ進学の女性がたくさん住むマンションでも難しいですか?」 お父さんと娘さんの想いを聞いてあるマンションをご提案しました。 そのマンションは進学先からも近く、大通りだけを通って帰れるマンションでした。 しかも例年、娘さんの進学する学校の生徒が何名か住んでいるマンションでした。そこからはお父さんと娘さんへ双方にメリットデメリットを説明していきます。 学校からも近く、大通りを通って行けるので、夜道も安心であることこれまでに学生さんが何名も住んでいるが、トラブルなども無かったこと女性でも安心なセキュリティがあることしかし、それでも女子寮ほどのセキュリティは望めないこと女性の一人暮しで気を付けないといけないこと学校に近い物件で気を付けないといけないこと そう、学校に近いということは良いことでもあるのですが、全くデメリットが無い訳でもありません。 そういったメリットもデメリットも正直に話していきました。 お父さんも真剣に話を聞き、たくさん質問もしてくれました。「同じような年齢の子たちがどんな物件を選ぶのか?」「その物件で今まで何かトラブルがあったか?」「周りの環境はどんな感じか?」 お父さんも娘さんの意向を叶えたい気持ちがあったのでしょう、思いつく限りの質問をしてきました。質問には出来る限り正直に答えました、デメリットとなることも当然。お父さんの出した答えは 「物件を実際に見せてもらえませんか?」 お父さんの不安が少し和らいだのです。そこからは物件に実際に行き、周辺の環境やマンションの状態などをしっかりと見て貰いました。そして出した結論は、「この物件なら大丈夫な気がします」 そう言って娘さんの一人暮しを認めることにしたのです。 その日、内見からお店に帰ってきた時の娘さんとお父さんの顔を見た瞬間 お店で待っていた私もホッとしました。後日、契約で当社にお越しいただいたご家族あの日と打って変わって満面の笑顔でご来店いただきました。 春からの新生活を楽しみにしている娘さん、娘さんの晴れやかな顔を見て嬉しそうなお父さん。女子寮という結末でも一人暮しでもどちらでも私たちにとっては良かったのです。一番はご家族が全員納得してもらえれば 新生活を迎える学生さんへ 親御さんの想いも心に留めておいてくださいね いかがでしたでしょうか?今回はたまたまこのような結末になりましたが、親というのは多かれ少なかれ、子どもを送りだす時には心配があるものです。皆さんが一人では生きていけない赤ん坊の頃をいつまでも覚えています。皆さんはもう一人で生活できると思っているでしょうし、その能力があることも分かっています。しかし、それでも親は心配するのです。そして社会に旅立っていく姿を応援しているのです。だからこそ、そうやって送りだして貰ったことへの感謝と信じてもらったことの責任を少しだけでもいいので、心に留めておいて欲しいなと思います。そのうえで多いに一人暮らしを楽しんでください。





