
違いは「不特定多数の来客があるか」
様々なサービスやネットの発達により、開業を志す方が多い昨今になりました。
最近特に多いのが「無人店舗」「もみほぐし」などのご要望を受けることが多くなりました。
皆さん店舗を探すのですが、テナントや事務所というのは絶対数の少なさと立地が関係するため、思い通りの物件は難しいものです。
今回はこの「店舗」と「事務所」の違いについて話していきます。
簡単にいえば
「不特定多数の方が出入りし、商売行為をする場所が店舗」
「決まった方しか出入りせず、直接商売行為をしない場所は事務所」
こうなります。
来客があるか否か、直接の商売行為があるか否かです。
例えば
「会員制のマッサージや固定客だけの美容室」
これは一見不特定多数ではないように見えますが、固定客とはいえ増えていく可能性もあります。
なおかつ、「その場所でサービスや売買が行われる」に該当するので「店舗」になります。
では「事務所」とはなにかですが、
あくまで商売行為に「付属する」事務を行う場所となります。
なので、OKな例としては
「ネットショップの注文を受け、その発送業務などを行う場所」などは「事務所」に扱われます。
直接の商売行為自体はネットであり、あくまでその事務を行う場所としての「事務所」という扱いです。
しかし、これも直接事務所で売買なども並行して行う場合は「店舗」となります。
若干のジャッジが難しい「店舗事務所」というのもある
このように「店舗」と「事務所」はハッキリと分かるのですが、「店舗事務所」という扱いの物件もあります。
これは
「店舗ほど多数の来客には向かないが、一応不特定多数を受け入れてもいいよ」程度の物です。
業種でいうと
・英会話教室・塾・不動産会社・資材メーカーの支店程度
イメージでいうと「商品が置いてなくても商売行為が出来る位のビジネス」
こんな感じです。
オフィスでもあり、商売行為も行う程度でしょう。
「店舗」「事務所」で貸し出す条件も違ってきますよ
一般的に「店舗」の場合、現況有姿(内見の状態)で貸されることがほとんどです。
これは「店舗」の場合、内装や設備などは事業者が自分でこだわりなどを持っていることがほとんどのため、オーナーが良かれと思って内装を手掛けても無駄になることも多い為です。
他方、「事務所」や「店舗事務所」は商品を見せるや接客にこだわるという必要が薄いため、内装もある程度オーナーがやっているケースが多いですね。
その為、開業に掛かるコストは店舗>店舗事務所>事務所となります。
今回は「店舗」と「事務所」の違いについてお話しました。
またテナントについては随時お話していきたいと思います。
