
貸し止めを撲滅
さて、今回はロータスホームの得意な「リフォーム」についてご紹介してみましょう。
冒頭の写真は施工後の写真なので「ふーん」と思われるでしょう。
ちなみに施工前はこんな感じでした。
前の居住者がありがたいことに20年近く住んでいただきました。
しかし、その損傷は中々のものでした。
こういった傷みの多いお部屋は多額のリフォーム費用が掛かってしまいます。
普段から高い入居率を保っておけば修繕費用も捻出できますが、そうでなければ「貸し止め」といって入居者を募集することなく放置せざるを得ない状況にもなってしまいます。
「お金が溜まったらリフォームをしよう」と思っても1部屋を「貸し止め」にしてしまうと収支は悪化します。
全体が10室ある場合、今までは10部屋で稼働していたものが9部屋で収支を回さなければなりません。当然溜まるペースも遅くなります。
そしてこんなお部屋が後何部屋かあった場合、負のスパイラルに突入してしまいます。
その為、出来る限りこの「貸し止め」を作らないことが重要となるのです。
今回はオーナーさんへ何度かの打合せを行いました。もちろん取れる家賃との兼ね合いをしっかり計算し、「やるべきはやる、やらないことはやらない」とハッキリとしたリフォームにしました。










コンセプトは「10年以上何もしない」
今回は床の傷みや水周りの交換も多く見込まれておりました。
その為、オーナーさんと話して
「どうせ交換や張替えをする位なら古くなった間取りも変更して家賃を上げませんか?」というご提案にしました。
床の張替えや補強に大工さんが必要になる為、どうせなら間取りや機能性をUPしよう!とプランが固まっていきました。
昔ながらの大きな1Rで手前部分は通路になってしまい、ロスが大きかった為、脱衣所を作ることにしました。
今回の間取り変更はこうなりました。

元々キッチンのあった場所に脱衣所を作り、ベランダだった洗濯機を室内に入れることにしました。
またキッチンも交換する必要があった為、広いお部屋を活かしてカウンターキッチンの1Rタイプにすることにしました。
施行中の様子はこちら






完成後の様子








見事1万1千円の家賃UP
その結果、リフォーム中にお申込をいただき、同タイプのお部屋より1万1千円の家賃UPに成功しました。
原状回復に留めてしまったなら家賃UPは難しかったでしょう。
しかし、原状回復との差額は40万円程でしたので、そう考えるといい支出だったといえるのではないでしょうか?
しかも家賃はあがり、今後こちらのお部屋での修繕は壁紙を貼り換える程度のものになりました。
正に空室対策としても十分な結果でした。
やらなかったこと、コストカットのポイント
今回は大掛かりなリフォームになりました、ここで大事になるのは
「だからといってコストを掛けすぎない」
という点です。
賃貸物件のリフォームでは費用を掛けると家賃に反映できることと、掛けたからといって家賃には反映しない部分があります。
その為、以下のような点をやりませんでした。
- 床材をCFにした→フローリング等だと玄関の框を施工しなければならず、費用がかさむ為
- 脱衣所のドアを付けなかった→建具は高く、角度的にも見えない為
- キッチンは通常の公団タイプ→カウンターを造作している為、そこまでの意匠性はいらないと判断
- 各部部材は当社で購入し、日程に応じて搬入→業者にお願いするとコスト増になる為
- 工程表を作成し、同日で施工できるものを増やし、日程を削減→人工代の削減
- 壁の破壊をしない→出来る限り「付け足す」だけにする
- 塗装で済む箇所は塗装で行う→部材の交換よりは安価になる為
このように「やったらもっと良くなる」ことは分かってはいるのですが、家賃に反映しない箇所については極力カットしていきました。
入居者目線で「そこまでこだわっても違いが分からない」点は極力省いていいのです。
その代わりに水漏れが起こりそうな箇所などは後々のことを考えてしっかりと直しておく。などの方が大事です。
こういった視点は中々施工業者は持ち合わせておらず、コスト増の要因になってしまいます。
こういった細かい点を抜かないと「素晴らしいお部屋だが、収益性が悪い」という本末転倒の事態になってしまいます。
こういった視点こそ「工事の中で管理会社が見るべき部分」だと思います。
工務店や職人さんは「良い物」は作れますが「収益性」という観点はやはり苦手です、それは賃貸管理という仕事の視点が無い為仕方のないことです。
だからこそ管理会社は「決まるお部屋で収益性も確保」という難しいミッションに取り組まねばなりません。
いかがでしたでしょうか?今回は大掛かりなリフォームでしたが、費用は工務店に一括して発注する金額(見積り済)の5分の3程で済みました。
協力業者の皆さんの協力と管理会社の視点と少しのコツや労力でコストも削減できます。
「やること」「やらないこと」のさじ加減はしっかりと判断しましょう。
お問い合わせ
-

管理会社あるある 冬編
この季節は夏よりも厳しいのです 管理会社あるある 今回は管理会社あるある冬編でございます。 管理会社で働くと季節に敏感になります。 それは四季を感じるという風情のあるものもあれば、冬ならではのトラブルというのもあります。 今回はいくつかご紹介していきましょう。 車を降りた途端襲ってくる尿意 いきなり汚くて申し訳ございません まずはこれからですね。 冬の寒い時期ですが、物件を周らなければいけません。 温かい車内で物件に着きます。 「さあ、室内チェックするぞ」と意気込みます。 しかし、寒暖差が容赦なくここで襲い掛かります。 今まで何とも思っていなかったのに、急に小がしたくなります。 もちろん、空室のお手洗いを使う訳にはいきません!既にハウスクリーニングをされています。 そして当社のハウスクリーニングではハウスクリーニング後に使用すると分かります。バレます。 もちろんスタッフ含めてそれも分かっているので、こうなったら解決策は一つ 「なるべく早く用事を終わらせる」 しかし、そういった時に限って 不備ヵ所が見つかるのです 必死に内股になり、懸命に作業を終わらせます。 そして、車に乗り込み、急いでトイレへ向かうぞ あれ? 車に乗った途端収まる尿意 そう、車に一旦乗ると収まってしまうのです。 「これならトイレに寄らずに次の物件も大丈夫そうだな」と思うのです。 そして油断させつつ次の物件へ到着 襲い来る第2波! 前回を凌ぐビッグウェーブ到来 物件周りに出かける前にはトイレに行っておきましょう。 底冷えする「空室」 空室の寒さは原因がある この季節の内見つまりご案内時に良く言われるのが 「この部屋寒くないですか?断熱効いてないんじゃないですか?」 というお言葉 確かにそういう物件ということもありますが、それ以上に原因があります。 人の住んでいる物件は少なからず熱を出している物があるから温かい ということです。 つまり、普通に生活していると冷蔵庫や家電類などが常時動いている訳です。 そうすると少なからず機械から熱を出しています。 空室は基本電源を落としてある為、熱を出す物がありません。 だから、普段の自分の家よりも格段に寒さを感じてしまうのです。 そして、管理会社スタッフは空室の確認などで部屋に上がると 足の裏などから体温を2度は奪われます 雪の予報で心配なのは通勤ではなく・・ 凍結ですよね 明日の天気予報を見よう 「今年一番の寒波到来、道路の凍結にご注意ください」 あぁ、明日水道管大丈夫かな? この思考回路になっているあなたは立派な管理スタッフです! そう、子どもは雪合戦を楽しみに、会社員なら「ワンチャン、会社休みにならないかな」と期待する世の中を尻目に管理会社が思うのは 「凍結はいい」 「破裂だけするな」 凍結はやむを得ませんが、凍結による破裂は被害甚大です。 一度などは4階の水道管が破裂し、マンションの外に盛大に水を噴射したことがあります。 キラキラと朝日に照らされていました! 季節外れの虹を見ながら 「こんなにキレイだと思えない虹は初めてだ」 と呟いたことを忘れません。 社内に帰った後の睡魔 睡魔、すいま、ごめんなさい、思いついただけです 寒い外回りを終え、社内に帰ると温かいオフィスのお出迎えです。 ホッと一息つき、さあ事務作業だ 温かいお茶を飲み・・・・ さあ、やるぞ・・・・・・・・・・・・・・ 明日までに管理報告書を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冬が終われば 管理会社にとっては冬というのは特別でもあります。 それは「お部屋探しの繁忙期」と呼ばれるシーズンが到来するのです。 新社会人や学生さん、転勤など新年度に向けて様々な人たちが出会いと別れを繰り返します。 とても良くしてくれた入居者さんとの別れを惜しみ、新たな入居者さんとの出会いを期待しながら迎えます。 こんな風な管理会社あるあるを書いておきながらですが、この時期は好きなのです。 特に希望や新生活のワクワクに携わる機会の多いこの季節、そのお手伝いの為ならこの程度の「あるある」は笑い話ですからね。
-

お部屋にあるこれは何だ?スプリンクラーか?
たまに聞かれるんですよ お部屋の天井にあるコレは? 今回もお部屋探しで聞かれる設備をご紹介してみましょう。 写真にあるような物が天井に付いているとよく聞かれます 「あれってスプリンクラーですか?」と なんだか映画などで見るイメージが強いのでしょうか? 確かに似ていますが、これは違います。 正体は 火災報知器です 一般的な火災報知器といえばこちらをイメージするのではないでしょうか? おなじみ差動式報知器です こちらはお部屋にもよくついていますし、「THE火災報知器」って感じです。 ちなみにこのタイプは差動式というだけあって「急激に温度が上がったという温度差を感知して鳴ります」 対して冒頭の火災報知器は 定温式と呼ばれます こちらは定温式といって「一定の定められた温度に達した時に鳴ります」というタイプです。 なぜ違いがあるかといえば、その仕組みです。 例えば差動式の場合、火が着いたことによる温度差を検知します。ということはキッチンなど本物の火を使う所に設置すると「火事なのか料理なのか分からない」という事態を招きます。 その為、キッチンなど急激に温度上昇するような場所には定温式の方が向いているのです。 ちなみにスプリンクラーは こんな感じです。確かに形は似てますよね そしてスプリンクラーは設置の基準などがもっと厳しい場所に設置されます。 例えば窓のない倉庫や地下駐車場など、煙が逃げない場所などに設置されます。※もっと基準などあるのですが、ややこしいので割愛します。 要は煙が逃げないからこそ、水で消さないといけない場所に設置 という訳で賃貸物件ではあんまり見かけることはありません。 ちなみにここまでご紹介したタイプは全て火を検知するとマンション全体に鳴り響くタイプの火災報知器です。 一定基準以上の物件になると自動火災報知設備という形で全員に対してお知らせするタイプです。 まあ細かいことを言いましたが、よく聞かれる内容なので書いてみようかなと思いました。
-

空き巣や悪徳セールスのマーキングか?マーキング例と謎の文字「クシア」の正体
電気メーターに書いてあるこの謎の暗号らしき言葉の正体は? 空き巣や悪徳セールスが使う「マーキング」 このところ世間を騒がせている連続強盗事件など物騒なニュースが多いものです。 みなさんは「マーキング」と呼ばれる行為をご存じでしょうか? マーキングとは 空き巣や悪徳セールスなどが家の住人の属性などを暗号のようなもので知らせる行為です 画像例をあげてみましょう 右上にカタカナの「ア」と記載してあります 拡大してみましょう こちらはあくまで例です。 こんな風に一見すると目立たず、気にならない程度に書いたりすることが一般的です。 ちなみに暗号の種類は多岐にわたりますが例としてこんな感じだそうです。 マーキング例 W=女性M=男性S=シングル、一人暮らしF=ファミリーR=留守※R9-18 9時から18時まで留守がちなど◎=いける、既に契約済み〇=アポ取れそう×=見込みなし、面倒な人あ=赤ちゃんいるK=玄関越しで断られるB=住人がブラックリストヤ=ヤンキー、ヤ〇ザア=アルバイトSS=平日留守がちD=大学生ケ・ウル・ム=住人と揉めた、難しいなど これも一例です。中には同じ文言でも意味が違うものなどもあるそうです。 よく考えるものですね本当に マーキングされやすい箇所は そんなマーキングですが、どんな所にあるのでしょうか? 代表的なのは以下のような場所です。 ポスト 表札 電気メーターやガスメーター 給湯器 入口に近いところだと いずれも入口に近い場所で、かつ特定しやすい物が多いものです。 そして、案外気づかないものなのです。 そういえば自分の家の表札をマジマジと見ることはあまりないのです。 そして、賃貸物件になると特に 「元からあったのかな?」と思ってしまうのです。 今回の「クシア」の正体は? 以上を踏まえて今回の件を見ていきましょう メーターの下に「クシア」の文字 拡大図 先ほどの例で言えば「ア」はアルバイトです。「シ」はシングルでしょうか? しかし「ク」は?苦学生のクか? 実は配線の順番を示す文字 もうネタバレしましょう。 今回のクシアですが、マーキングではありません。 その正体はメーターに繋ぐ電気配線の色と順番を指しています。 細かいことは専門的になるので省きますが 左から「黒・白・赤」の頭文字を取って「ク・シ・ア」です。 つまり配線の順番を間違わないように書いた電気業者用の文字です。 分かりやすい画像はこちらです 右側3本は左から黒白赤の配線になってますよね? ですから賃貸物件の電気メーターを見るとたまに書いてあるものです。 今回はマーキングではありませんね。 もし本物のマーキングの対処法は? これは一択ですね。 速やかに消しましょう キズなどで付けられた場合は立派な器物損壊にもなりますので、警察に報告するなども手だとは思います。 防犯カメラなどが付いていない場合だと立証は難しいでしょうが、警察への報告でパトロールの巡回コースに入れてくれる場合もあります。 物騒な世の中になってしまいましたが、自分で出来る防犯は心がけておきたいものです。 今回はお問合せを受け、電話で説明したところご安心いただけましたが、いい教材だと思ったのでUPしてみました。
-

管理会社が教える退去時に揉めない方法!~入居時の撮影テクニック編~
人を疑いたくないから「こそ」 減った退去時のトラブル 未だにちらほら聞く「退去時の管理会社や大家さんとの原状回復トラブル」これについておススメしたい方法をお伝えしましょう。国土交通省による原状回復のガイドラインが一般的になってきた昨今、昔のように法外な退去費用を請求されることは大分少なくなったと思います。一部、まだ不当な退去精算を行っている大家さんや管理会社を聞いたりもしますが、昔に比べるとかなり少数になってきたといえます。とはいえ未だに「この傷は入居時から有った」「いや無かった」「私が付けた汚れや傷ではないのに請求された」というトラブルはあります。 最後に揉めてしまってはオーナー、入居者ともに嫌な気持ちになってしまいます。 出来ればお互いに気持ちよく終わりたいものです。 今回はそんな退去時にトラブルになりたくない!そんな皆さんに証拠の写真の撮り方をお伝えしたいと思います。 写真を残すのが一番 客観的な証拠は写真が一番ですね まず基本的には管理会社も証拠となる入居前写真などは撮影してあるケースがほとんどです。管理会社によっては事前に不備や既存のキズなどを申告してもらう用紙などを配布するケースもあります。当社でも原則として室内写真を撮影し、360度カメラで入居前の状態をデータで残してもいます。しかし、管理会社のデータだけでは心もとないとも思えます。入居者さんが初めて見つけるキズなども少なくありません。大体の場合、退去時の精算は管理会社を通じて行われることが多いと思います。ですから、管理会社の立場として言うのは変な気もしますが 「管理会社や大家さんを信用しすぎない」 「疑いたくないからこそ証拠を自分でも残しておく」 これでいいと思います。 後になってお互いに 「絶対嘘ついているんじゃないか?」と疑いたくないですよね。 大家や管理会社も事前にチェックはしていると思います。だからこそ「事前チェックで出てこなかったものは入居者さんがキズつけたのではないか?」と思ってしまいます。そしていざ退去時に入居者さんが「これは最初から有った」と話しても 「いや、当初の段階ではなかった」という水掛け論になってしまうのです。そうではなく、お互いに揉めない為に事前に証拠を残しておくのです。 「お互いに信じたいから証拠を残す」ということですね 秘訣は2枚「引きと寄り」 実際の写真の撮り方にいきましょう。 この残すべき写真ですが、写真を残す目的は 「ドコにナニが?」 がポイントです。 まずは悪い例を ①壁のシミです ②柱の塗装剥がれですね ③CF(クッションフロア)の家具跡ですかね う~ん、この写真では ナニが? は達成できています、それぞれ①壁のシミ②柱のキズ③CFの跡など 何を伝えたいかは大丈夫です。しかし ドコに? が達成できていません。 この写真だけでは部屋のどの位置にあるものなのか?が分かりませんね。 良い例、ふせんを活用しよう では良い例をご紹介しましょう。 ポイントは2つです。 ①撮影したい箇所に「日付を書いたふせんを張る」 ②部屋の位置が分かる「全体」と「拡大」の2枚で撮影する まずは①の壁のシミです。 まずは全体を引きで、今回はふせんを忘れたのでマスキングテープで代用しています。右下に水色があります。 次に拡大図 こうすることで 「ドコにナニが?」が解決します。 同様に②の柱のキズを撮ってみましょう なるほど収納の横の柱ですね 日付とサイズ感も分かりやすくなります 最後に家具跡ですね 玄関入ってすぐの土間付近ですか よく分かります 今回はマスキングテープで代用してしまいましたが、本来は日付を書いた目立つ色のふせんを使うともっといいと思います。 なぜ日付を書くのか?については撮影日を写真一枚で説明したいからです。画像には撮影日時などが記録されていますが、データで送る必要があります。 そして、これはデータでもふせんでもそうですが、多少改ざんしようと思えばどちらも出来てしまいます。 しかし、このように撮影したデータや紙を管理会社や大家さんに入居後に提出すれば確実でしょう。 あくまで自衛の為です 管理会社やオーナーによっては「送らなくてもいい」と言われるケースもあろうかと思います。 それは「こちらでも把握しているし、その程度では請求しない」という意思かもしれません。 しかし、このご時世オーナーが変わることもあれば、管理会社が変わる可能性もあります。 そんな場合に上手く引継ぎが行われるかは、他力本願となってしまいます。 その為、提出するか否かに関わらず、撮影しておくことをおススメします。 何だか人を疑ったり、証拠を残さないといけない世の中になったのかな?と思うか、人を疑いたくないから残しておくのか? どちらにしてもやっておいて損はありませんよ。
-

管理会社のミス ~恥を忍んで公開しよう~
管理会社のミスを正直に告白しようと思います 素直にあやまろう とある日のこと、とある入居者さんより電話がありました。A号室の方としましょう。 「私の駐車区画に違法駐車があるんですけど」 よくあるんです、違法駐車。 時には入居者の来訪者や近所の住人など枚挙にいとまがありません。 このA号室さん、ご入居したばかりです。 空室が少しでもあると、「この駐車区画は今は空いているんだ」と思った人などが一時的に停めてしまったりということがあり、管理会社としてはよくあるトラブルではあります。 ご入居者さんに違法駐車と思しき車のナンバーなどを聞きます。 入居者さんのリストにはありません、こうなると特定はほぼ不可能です。 警察に対応をお願いすることもありますが、運が良ければ対応していただけますが、基本は私有地の違法駐車について警察も権限がなく、違反切符なども切れず、もちろんレッカー移動などはありません。 その為、こちらとして出来ることは一旦駐車場に空きがあればそちらをご紹介し、違法駐車と思われる車に違法駐車である旨を書いた紙などをワイパーに挟むような対応をせざるを得ません。 今回もそのように対応いたしました。 すると翌日 「私の車に違法駐車との紙があったのですが」 とB号室の入居者さんから電話がありました。 血の気が引きました システムに誤入力してしまった そう、新しいご入居者さんと既存の入居者さんに同じ区画を割り当ててしまったのです。 契約時に確認していたハズなのですが、システム入力にミスがあり、本来使用している区画を空きとしてしまったのです。 そこからはA号室の方にもB号室の方にも平謝りでした。 お互いに管理会社から割り振られた区画を使っただけなのに、違法駐車扱いを受けたのですから。 幸いなことに、当社のミスであることをお伝えするとA号室さんもB号室さんもご理解していただきました。 そして、区画もお互いに譲り合っていただき、それぞれの区画をご紹介して了承をいただけました。 それからA号室さんにもB号室さんにも当社のミスが原因であることを謝罪し、終わりました。 ともすれば入居者さん同士の関係にヒビを入れかねない事態だっただけに、ご理解を得られたことにホッとしましたが、管理会社としてはイージーすぎるミスなだけに反省しました。 社内では反省をもとに入力方法を見直し、再発防止に努めることにしました。 恥を忍んで公開しよう 私の始末書代わりです 今回のミスでは肝を冷やしました。 特に入居者さん同士のトラブルの火種を管理会社が作る可能性があっただけに反省しなければなりません。 しかし、それと同時に今後もミスが発覚した時には正直に謝ろうと思っております。 本来ミスは良くありませんが、それよりもミスを取り繕うようにはしたくありません。 今日より明日また良い管理ができるようにしていこうと思いました。 今回は恥を忍んでイージーすぎるミスを公開することにしました。 世の管理会社の皆さん、私たちの失敗を笑い、そして明日は我が身と思っていただけたらと思います。 ミスは案外簡単な作業の中にこそ隠れているものです。





