(2ページ目)猫除けに効くのは薬剤?トゲトゲ?それとも・・

私は猫好きなんですけどね・・・

猫が住み着くと

賃貸物件を管理していると各種の動物の被害も見逃せません。

コウモリが住み着くと外壁に天井に糞害が起こり、ハクビシンやアナグマなども同様です。

鳥が巣を作ればやはり糞や鳴き声、そして他にもノミやダニなどの発生で人に健康被害を及ぼすケースまであります。

そういった動物の中でも困った存在

それが猫です

猫は都会から田舎問わず、野良猫という形で地域に存在しております。

そして最大の問題点、それは

カワイイ

ということです。

その為、野良猫であることを知りながら、ついつい餌を与えてしまったり、可愛がってみたり、そういった方などの影響でアパートやマンションなどに猫が住み着いてしまうということがあります。

私も多分に漏れず、幼少期には実家で猫を飼っていた為、猫そのものは大好きです。

しかし、野良猫はあくまで野良猫

アパートやマンションに住み着いてしまうと、他の動物と同様、糞による害やノミやダニ、異臭などの原因となってしまいます。

野良犬については保健所などもすぐに対応してもらえますが、猫はほぼ無理でしょう。それだけ地域に溶け込んでいる存在なのです。

今回は可愛くも、被害としては甚大になりやすい野良猫対策について、おススメと共にご紹介したいと思っております。

各方法についてはメリットとデメリットがありますので、それぞれの立地などに合わせて選択してもらえるといいと思います。

薬剤

一番ポピュラーであります

まずは敷地に撒くタイプの薬剤です。

猫は基本的に「酸っぱい系」の匂いが苦手と言われています。

柑橘系やミント系などは苦手なようです。

そういった匂いを発する薬剤を散布することで、立ち寄らせないようにするという仕組みになっています。

基本的にはミントのようにスーッとした匂いがする物が多いと思います。

薬剤は顆粒タイプから液体、スプレーなど様々な物が発売されています。

メリットとしては

  • 比較的安価である
  • 散布も手軽に出来る

デメリットは

  • 広範囲をカバー出来ない
  • 匂いがする
  • 雨などにより効果が持続しづらい
  • 個体差により効かない

薬剤系はまず比較的値段が安価に対策が出来ます。

ホームセンターなどでも大体一瓶で1000円程度のものが多く、液体やスプレー、顆粒など様々な種類があります。

そして基本的には散布したりするだけなので、実施も簡単です。

反面、効果の持続力はどうしても望めません。

薬剤は匂いを元にしているので、効果は最初が一番強く、徐々に失われていきます。屋外であれば雨が掛かる場所だと少しづつ流れていきます。

また、薬剤の量を少量ずつ撒くと効果が薄れる為、広範囲をカバーしようと思うとかなりの量を散布しなければいけません。

おススメの使用法としては

  • 住み着き始めの初期段階
  • 寝床にしている場所など特定の範囲
  • 雨が掛からない場所

には適していると思います。

こういった場所が特定されていて、ここには居ついて欲しくないという場所にはおススメですが、敷地や広範囲をカバーするのは苦手といえるでしょう。

あとは使用する時にはケチケチせずに多めに撒くがコツです。

トゲトゲマット

プラスチック製はダメですね

お次はトゲトゲマットです。

トゲの付いたマットを敷き、猫が通ることを阻害するという商品です。

トゲトゲについて2種類あり、「プラスチック製」と「金属製」が主流です。

また、写真の通りですが、隙間が多いものや短いものは効果が薄くなってしまいます。

メリットとしては

  • 効果の持続力は長い

デメリットは

  • 施工の手間が掛かる
  • 広範囲の場合、コストがそれなりに掛かる
  • 美観を損ねる
  • 人も注意しなければならない

このように施工範囲が広いとコストは割高になり、敷き詰めたり、カットしたりという手間も必要になってきます。

他にもプラスチック製のトゲが短い物などは、猫は意に介さずに通ってしまいます。

お隣との敷地の境界などを覆うには幅長さともにかなりの量を設置しなければ、少々の幅程度なら飛び越えてしまいます。

こちらもおススメの使用法は

寝床や塀の上など確実な範囲を決めて部分的に設置する

流石にこのマットの上に寝たりすることはありません。

また塀の上など限られた通路に置くのは有効な手段となります。

しかし、どうせ設置するなら金属製のトゲが長い物をおススメします。

スプリンクラー

範囲が限定ですが

お次はスプリンクラーです。

多くの商品では超音波や赤外線センサーが搭載されており、動きを感知すると水を発射するという仕組みになっています。

猫は水に濡れるのを嫌がります。

猫をお風呂に入れるのは至難の業ですし、猫の水嫌いを利用します。

メリットとしては

  • 水を掛ける為、追い払い効果は絶大
  • センサー式になっており、必要な時だけ稼働する

デメリットは

  • 人にも反応する
  • 方向が限定する
  • 設備自体もコストは高め
  • 水の補給経路
  • 設置場所の限定

やはり物理的に猫にアプローチするため、効果は絶大です。

一方こちらも範囲は限定せざるを得ないところがあります。

人や他の動きにも反応してしまうため、玄関周りや道路付近に設置をしてしまうと猫だけでなく、人に被害を及ぼす可能性があります。

また水を使うために外に水栓などを確保できている環境など、使える範囲は限られてきてしまいます。

おススメの使用法は

猫の侵入経路がハッキリしている、隣地との境界や通路に設置

超音波

効果は一番かも

最後は超音波です。

人間もそうですが、特定の音がずっと聞こえるというのはかなりのストレスです。

人間もモスキート音という高い周波数の音でキーンという音が鳴り続けると不快になり、その場から離れていきます。

猫も同様に苦手の音の帯域があり、その音を出し続ける機械を設置するという仕組みです。

商品の多くは小型で大体10cmから20cm程度の大きさです。

こちらもセンサー式になっており、猫や人などの動きを検知すると鳴りだす仕組みです。

メリットとしては

  • 広範囲をカバーできる
  • 効果は高め
  • 場所の特定をしなくて良い
  • 美観や人への影響が少ない

デメリットは

  • 1個単価は高め
  • 電池交換の必要
  • 人も聞こえる場合がある
  • 近隣の猫への影響

経験上、猫対策としては1番効果を得られた実感があります。

音については高い音が鳴るので、モスキート音と同様、猫だけでなく人によっては聞こえるということもあります。

しかし、そこまでの音量と周波数ではないので大体宅内に入ると聞こえない程度のものです。

また、電力は電池式とソーラー式がありますが、個人的には電池式の方がいいと思います。

なぜなら、肝心の猫が来る時にソーラー切れでは意味が無いですし、夜に猫が来るということも当然あるので、断然電池式をおススメします。

他の薬剤やスプリンクラー、トゲトゲのように美観を損ねたり、匂いなどの影響なども含めて住民への負担がほとんど無いこともおススメの一つです。

おススメの使用法は

通路に向けるよりは寄って欲しくない部分に向けて設置

結局、入って欲しくない場所、そして猫が来たい場所に向けて設置しておくことがベストです。

入口だけ我慢すればたどり着くことが可能になってしまうので、出来れば糞害で悩む場所や猫が居着く場所に向けて設置する方がいいでしょう。

不快な場所だと認識してくれたら、寄り付かなくなりますからね。

一番悪いのは無責任な人間

いかがでしたでしょうか、みなさんの猫被害に役立てば幸いです。

そもそもの話としては、居着いてしまう猫に罪はありません。

必死に生きる猫たちからすれば、餌を貰えるなら居着くのは当然のことです。

本来はしっかりと責任をもってペットを飼える方が飼ってあげることが一番であることは言うまでもありません。

しかし、無責任な一部の人間が餌付けなどをしてしまうとどうなるのか?

本来居てはいけない場所に行くことで、猫に迷惑する他者が猫に対して嫌な感情を持ってしまいます。

そうすると、本来猫が受けずに済んだ被害を猫自身に課すことになってしまうのです。

また野良猫問題で火がつけば、人や行政なども対応せざるを得ない事態になってしまいます。

一時の自分の感情だけで猫に餌をやる自己満足は、決して猫自身の為になりません。

私自身も猫は好きなだけに心苦しいものですが、自分が出来る範囲をしっかりと見極めて、可能であればペット可の場所でしっかりと責任ある飼育をしていただけたら本当に嬉しいです。

人と猫の共存は古来より続いています。

世の中の猫を可愛がる文化をこれからも継続する為にも、無責任な餌やりなどは止めましょう。

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