
手軽なグレードアップ
空室対策の中でもコストがあまり掛からずに出来る手段の一つに温水洗浄便座(ウォシュレット)があります。
今回は「ウォシュレット」導入の効果と、お客様へのアピールの仕方をお話ししていきます。
ちなみに冒頭でもありましたが、ウォシュレットというのはTOTOの登録商標となっていますが、最早国民には温水洗浄便座という名前よりもウォシュレットが一般的になっているので、今回はウォシュレットでお話しをしていきます。
更に補足するとウォシュレットの語源は「Let’s Wash」を反対にしたものだそうです。
ウォシュレットの使用率は女性より男性 若年層より高年層
このウォシュレットですが、統計などを見ると設置している場合に約80%の方が使用するとのことでした。
また、戸建の統計ですと全体の約70%の世帯が付いている状況です。
それを踏まえるとかなり一般的な設備となっていることがお分かりになると思います。
そしてその使用する方の割合なのですが、男性は約85%で女性が73%と比較的男性の方が使用率が高いという状況です。
また、もう一つ特筆すべきデータとしては若年層より高年齢層になるにつれて使用率が上がっていくという点です。
大体、男性も女性も30台以上から使用率がさらに上がっていきます。
その為、男性向けのお部屋づくりではお客様へのアピールとしては特に効果が高いものとなります。
では若年層や女性に対しては響かないのか?そんなことはありません
では若者向けや女性に対しての訴求にはならないのか?というとそんなことはありません。
これは繁忙期と呼ばれる1月~3月に特に使うのですが、ウォシュレットのもう一つの特徴に目を向けましょう!
「便座が暖かい」
そうです、正式名称を「温水洗浄便座」なのです。
ウォシュレットを使わないという方でも、冬の便座の冷たさは嫌なのです。
それを営業マンやオーナーさんは直接お客様へ売りにするとこの設備の真価が発揮されるのです。
繁忙期と呼ばれる時期は真冬です。ご案内時もお部屋も寒いため、寒さに対する設備トークは響きやすいのです。
ですから学生をターゲットとする物件にも相性が良い設備となります。
導入コストはいかほどか?
そんなウォシュレットですが、導入コストはどんなものか?
それには今現在のトイレがどんな状況かによります。
一番大きく変わるのは「トイレにコンセントがあるか?」です。
トイレ内にコンセントの差込口がない場合は新たにコンセントを増設しなければなりません。
一部家庭用などで照明からコードを引っ張る方法もあるにはあるのですが、賃貸でお客様向けにするのであれば向きません。

もし既に電源があるのであれば、写真のように水をトイレのタンクとウォシュレットに分岐する水栓を取付けて、既存便座との入れ替えでOKです。
費用の目安ですが大体下記の通りです。
| ウォシュレット本体 | 15,000円~30,000円 |
| ウォシュレット取付(止水栓取替含む) | 10,000円~15,000円 |
| 電源増設 | 10,000円~15,000円 |
多少の条件などにより変動しますが、大体こんな感じです。
ウォシュレット本体については本当に様々です。
しかし、大きく分けると2つのタイプです。


個人的には便座一体型の方が故障リスクは少なめな気がします。
また費用的にも一体型の方が安価になっているので、交換時もハードルが低いと思います。
もう一つのおススメポイント ポータルサイト対策
もう一つのおススメポイントとしては各不動産ポータルサイトにチェックがあることです。
入居者がお部屋を探す時に使うSUUMOやホームズなどの各サイトに「温水洗浄便座」というのはチェック項目として反映しています。
なので、導入したを決めた時からサイト内でも優位に立てるのです。
結論
ここまでご覧いただき、空室対策として有効になるとの結論です。
しかし、お部屋に設備として導入する以上、故障時の対処も発生してきます。
エアコンやその他設備の故障と比べると、故障時に修理をするより交換の方が費用が安価になる場合がほとんどとなります。
一度止水栓やコンセントを作っていれば、物代と少しの工賃で済みますが、故障=交換と思っておいた方が良いと思います。
しかしながらウォシュレットが日本に普及した現在、これから新生活を始める学生さん達にとっては最早「当たり前にあった」存在となっています。
冬の寒さ対策という一面もありますので、ご参考に
